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(「トリックテイキングゲーム」という単語に親しみがない方も大丈夫です。詳しく説明します。)<br>
(「トリックテイキングゲーム」という単語に親しみがない方も大丈夫です。詳しく説明します。)<br>


このゲームを4人で遊ぶ時は2対2のチーム戦で遊びます。<br>
このゲームを4人で遊ぶ時は2対2のチーム戦で遊びます。2,3人で遊ぶ時は個人戦となります。<br>
3人で遊ぶ時は個人戦となります。<br>


<b>4人で遊ぶ場合、ラウンドを勝利するためにはボス妖怪カードを4枚以上集めれば勝利です。<br>
<b>4人で遊ぶ場合、ラウンドを勝利するためにはボス妖怪カードを4枚以上集めれば勝利です。<br>
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===セットアップ===
===セットアップ===
本ゲームは3人から4人用です。ここでは4人用ルールを基本として説明します。<br>
ここでは4人用ルールを基本として説明します。<br>


2対2のチーム戦で遊びます。<br>
2対2のチーム戦で遊びます。<br>
チームが決まったら<b>チームメイトが向かい合わせになるように座ります。</b><br>
チームが決まったら<b>チームメイトが向かい合わせになるように座ります。</b><br>
(3人用はチーム戦ではなく各プレイヤーが個別に競い合います。)<br>
(2,3人用...チーム戦ではなく各プレイヤーが個別に競い合います。)<br>


49枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに12枚(3人用は16枚)配ります。<br>
49枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに12枚(3人用は16枚)配ります。<br>
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(3人用...手札から3枚選び、左隣のプレイヤーに渡します。)<br>
(3人用...手札から3枚選び、左隣のプレイヤーに渡します。)<br>


最初のリードプレイヤーを決めます。<br>
<b>最初のリードプレイヤー</b>を決めます。<br>


本ゲームの最初のラウンドの場合:〈A〉を配られたプレイヤーが最初のリードプレイヤーです。<br>
本ゲームの最初のラウンドの場合:〈A〉を配られたプレイヤーが最初のリードプレイヤーです。<br>
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===遊び方===
===遊び方===
本ゲームのラウンドは複数の「トリック」と呼ばれるターンで構成されます。<br>
トリックでは各プレイヤーが手札からカードを1枚選び、下記のルールに従って手札を場に出します。<br>
リードプレイヤーは手札から任意のカードを1枚プレイします。<br>
他のプレイヤーはリードプレイヤーが出したカードと同じスートのカードを手札から選び、プレイしなければいけません。<br>
同じスートのカードがない場合は任意のカードをプレイできます。<br>
各プレイヤーがカードを1枚プレイした後にトリックの勝者を決めます。
====トリックの勝者====
以下の順番でトリックの勝者を決めます。<br>
1)〈A〉のカードをプレイしたプレイヤーが勝者。<br>
2)トランプスートと同じスートのカードをプレイしたプレイヤーがいたら、そのスートの中で一番数字の高いカードをプレイしたプレイヤーが勝者。<br>
3)どちらもいない場合、リードプレイヤーと同じスートをプレイしたプレイヤーの中で一番数字の高いカードをプレイしたプレイヤーが勝者。<br>
4)全く同じカードの場合、先に出したプレイヤーが勝者。<br>
勝者がトリックを取ったら、ラウンド終了条件(後述)を満たしているか確認します。<br>
ラウンドが終了しなかった場合、次のトリックに進みます。トリックの勝者が次のトリックのリードプレイヤーになります。
===ラウンド終了条件===
トリックの勝者を決めた後に以下のいずれかの条件が整っていたらラウンドを終了します。<br>
条件1:どちらかのチームがボス妖怪カード(カード値が〈7〉のカード)を4枚以上獲得していたら。<br>
条件2:どちらかのチームが7トリック勝利していたら。<br>
条件3:プレイヤーの手札がなくなったら。
====ラウンドの勝者====
ラウンドの勝者は以下の順番で決定します。<br>
1)ボス妖怪カードを4枚以上獲得したチームがいたら、そのチームが勝者です。<br>
(3人用...ボス妖怪カードを3枚以上獲得したら、そのプレイヤーが勝者。)<br>
2)7トリック勝利したチームがいたら、<b>その相手チームが勝者です。</b><br>
(3人用...7トリック勝利したプレイヤーがいたら、その相手2人が勝者。)<br>
3)いずれも当てはまらない場合、最後にトリックを勝利したプレイヤーのチームが勝者です。
===得点計算===
ラウンドの勝者のみが次のルールに従って点数を得ます。<br>
ラウンド中に獲得したボス妖怪カードには0から2個の☆アイコンが描かれています。<br>
勝者は☆アイコン1個につき〈1点〉を獲得します。(3人用は★も数えます。)<br>
<b>ただしトランプスートのボス妖怪カードの得点は0点です。</b><br>
チームの合計得点が7点に達したらそのチームがゲームに勝利します。<br>
(3人用...いずれかのプレイヤーが7トリック勝利して終わった場合は、その他2人のプレイヤーが〈3点〉ずつ獲得します。それ以外の理由で終了した場合は、ラウンドの勝者がラウンド中に獲得したボス妖怪カードに描かれている★と☆アイコン1個につき〈1点〉を獲得します。<br>
いずれかのプレイヤーの合計得点が7点に達したらそのプレイヤーがゲームに勝利します。<br>
もし2人が同時に7点に達した場合は、最後のラウンドで7トリック勝ったプレイヤーの左隣のプレイヤーがゲームに勝利します)
{| class="wikitable"
|-
||<b>スート||<b>☆||<b>★
|-
|<b>緑(風)|| || 
|-
|<b>紫(地)|| ||★
|-
|<b>桃(色)||☆|| 
|-
|<b>黄(雷)||☆||★
|-
|<b>黒(闇)||☆||★
|-
|<b>赤(炎)||☆☆||★
|-
|<b>青(雪)||☆☆||★
|}
===二人用ヴァリアント===
以下の点が変更されます。あとは基本ルールと同じです。<br>
<b>・セットアップ</b><br>
各プレイヤーの前に、2段(上層と下層)からなる自分だけの【山】を作ります。<br>
【山】の下層に7枚を伏せて置き、その上層に6枚を互い違いになるように公開して置きます。<br>
手札に11枚、【山】と合わせて合計24枚ずつを各プレイヤーに配ります。<br>
余った1枚を公開して、切り札のスート決めに使用します。<br>
リードプレイヤーはランダムで決められます。<br>
<b>・プレイ前準備</b><br>
手札からボス妖怪以外のカードを1枚捨てます。このカードはこのラウンド中使用しません。<br>
【山】の上層にボス妖怪〈7〉が見えている場合、隣接する右下か左下の下層と入れ替えることができます。<br>
入れ替えを選択した場合、上層のボス妖怪を伏せて下層に移し、下層にあったカードを公開してボス妖怪があった場所と交換します。<br>
複数のボス妖怪が見えている場合、位の高い(風<雪)ボス妖怪のみを入れ替えます。<br>
入れ替える下層カードもボス妖怪だった場合、その上で入れ替えるか選択できます。<br>
<b>・プレイ</b><br>
手札か【山】の公開されているカードをプレイします。<br>
【山】の下層が覆われなくなったら公開します。<br>
【山】の公開カードもマストフォローの対象です。<br>
<b>・ラウンド終了</b><br>
【ボス妖怪を4体捕らえて勝利】か【トリックを13回取って敗北】します。<br>
ボス妖怪の点数は☆のみを参照します(4人戦と同じ)。<br>
トリックを13回取った場合、取らなかったプレイヤーが4点獲得します。<br>
<b>・ゲーム終了</b><br>
先に7点獲得したプレイヤーの勝利です。
===オプション:7体の求婚者===
4人戦専用の追加ルールです。<br>
各スートに2枚目のボス妖怪を追加します。<br>
計56枚のカードを配り切り(一人14枚)、自分から時計回りにカードを1枚ずつ渡します。<br>
一番最初に出したカードのスートが切り札スートになります。<br>
同ラウンド中に両方のボス妖怪を捕らえたチームがそのスートを【封印】します。<br>
封印はラウンド終了後も継続されます。<br>
点数制はありません。トリックを取り過ぎて敗北もありません。<br>
7種類のスートをすべて(ショートでは4種類)封印したチームが勝利します。

2023年10月3日 (火) 12:43時点における最新版

ストーリー

ここは封建時代の日出ずる国、妖怪などの魑魅魍魎が暗闇に紛れ人々に恐怖の種を蒔いていた頃。
妖怪たちは人々に直接な危害は与えなかったが、火災・洪水・落雷・疫病などの厄災を招くとして恐れられていた。

ある日陰陽師である貴方のもとへ妖怪の被害に悩まされている隣村から使いが助けを求めにやってきた。
五行思想と占星術の知識を駆使し妖怪たちの沈め方を発見したあなたは隣村に赴き妖怪の退治に邁進する。

数ヶ月後、無事に村を救うことができた貴方の元へ悲報が届く...

留守にしている間、故郷の村も妖怪の被害にあい廃れ始めていた。
そこで村長は仕方なく他所の陰陽師に助けを求めていたのだ。

貴方にとって他の陰陽師の助けを借りるなど侮辱であり、一刻も早く故郷に戻り村の民を助けなくてはいけない。
村の英雄として名を残すため、持てる知識を活用し妖怪を退治しろ。

概要

「妖怪セプテット」の目的は手札の妖怪たちを上手く扱い、ボス妖怪達を集めていくことです。
毎ターン、プレイヤーは手札から「トリックテイキングゲーム」のルールに従いカードを選び、場に出していきます。
(「トリックテイキングゲーム」という単語に親しみがない方も大丈夫です。詳しく説明します。)

このゲームを4人で遊ぶ時は2対2のチーム戦で遊びます。2,3人で遊ぶ時は個人戦となります。

4人で遊ぶ場合、ラウンドを勝利するためにはボス妖怪カードを4枚以上集めれば勝利です。
3人で遊ぶ場合、ボス妖怪カードを3枚以上集めれば勝利です。

ただしボス妖怪カードを規定数集める前に7回勝利してしまうと負けてしまいます!
ターンごとに勝ち負けを上手に使い分けましょう。

プレイヤー全員が手札からカードを順に1枚ずつ出した後にそのターンの勝者を決めます。
勝者は場に出ているカードを全て回収して、また次のターンを始めます。
そうして、ラウンド終了条件が満たされるまでカードを出し合います。

ラウンドに勝利すると既定の点数を得ることができ、ゲーム中で2点以上(上級者ルールでは7点以上)獲得できたらこのゲームに勝利します。
手札の妖怪たちを上手く扱い、より多くのボス妖怪カードを集めましょう。

カード詳細

カードは7色(7スート)あり、各色ごとに7枚あります(計49枚)。
スートごとにカード値の幅が異なります。

  A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
緑(風)            
紫(地)            
桃(色)            
黄(雷)            
黒(闇)            
赤(炎)            
青(雪)            

各スートの〈7〉は特別なカードで「ボス妖怪カード」と呼びます。
ボス妖怪カードはカード値の隣に得点アイコンがあります。得点アイコンは「上級者ルール」で使われます(詳細は後述)。

緑のスートには〈A〉の値を持つ特殊なカードがあり「スーパートランプカード」と呼びます。

その他のカードは特別な呼び名はなく、「妖怪カード」と呼びます。

セットアップ

ここでは4人用ルールを基本として説明します。

2対2のチーム戦で遊びます。
チームが決まったらチームメイトが向かい合わせになるように座ります。
(2,3人用...チーム戦ではなく各プレイヤーが個別に競い合います。)

49枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに12枚(3人用は16枚)配ります。
残った1枚を表向きに置きます。このカードが本ラウンドのトランプスート(切り札)を決めます。

各プレイヤーは手札から任意の3枚を選び、同時にチームメイトに渡します。
(3人用...手札から3枚選び、左隣のプレイヤーに渡します。)

最初のリードプレイヤーを決めます。

本ゲームの最初のラウンドの場合:〈A〉を配られたプレイヤーが最初のリードプレイヤーです。
もし、どのプレイヤーも〈A〉を持っていない場合は青の〈13〉を持っているプレイヤーが最初のリードプレイヤーです。
(注意:カードを見せたプレイヤーは見せたカードを最初の手番で使う必要はありません。手札に戻し、後で使っても構いません。)

2回目以降のラウンドの場合:前ラウンドで最後にトリックを取ったプレイヤーが本ラウンドの最初のリードプレイヤーです。

遊び方

本ゲームのラウンドは複数の「トリック」と呼ばれるターンで構成されます。
トリックでは各プレイヤーが手札からカードを1枚選び、下記のルールに従って手札を場に出します。

リードプレイヤーは手札から任意のカードを1枚プレイします。
他のプレイヤーはリードプレイヤーが出したカードと同じスートのカードを手札から選び、プレイしなければいけません。
同じスートのカードがない場合は任意のカードをプレイできます。
各プレイヤーがカードを1枚プレイした後にトリックの勝者を決めます。

トリックの勝者

以下の順番でトリックの勝者を決めます。
1)〈A〉のカードをプレイしたプレイヤーが勝者。
2)トランプスートと同じスートのカードをプレイしたプレイヤーがいたら、そのスートの中で一番数字の高いカードをプレイしたプレイヤーが勝者。
3)どちらもいない場合、リードプレイヤーと同じスートをプレイしたプレイヤーの中で一番数字の高いカードをプレイしたプレイヤーが勝者。
4)全く同じカードの場合、先に出したプレイヤーが勝者。

勝者がトリックを取ったら、ラウンド終了条件(後述)を満たしているか確認します。
ラウンドが終了しなかった場合、次のトリックに進みます。トリックの勝者が次のトリックのリードプレイヤーになります。

ラウンド終了条件

トリックの勝者を決めた後に以下のいずれかの条件が整っていたらラウンドを終了します。
条件1:どちらかのチームがボス妖怪カード(カード値が〈7〉のカード)を4枚以上獲得していたら。
条件2:どちらかのチームが7トリック勝利していたら。
条件3:プレイヤーの手札がなくなったら。

ラウンドの勝者

ラウンドの勝者は以下の順番で決定します。
1)ボス妖怪カードを4枚以上獲得したチームがいたら、そのチームが勝者です。
(3人用...ボス妖怪カードを3枚以上獲得したら、そのプレイヤーが勝者。)
2)7トリック勝利したチームがいたら、その相手チームが勝者です。
(3人用...7トリック勝利したプレイヤーがいたら、その相手2人が勝者。)
3)いずれも当てはまらない場合、最後にトリックを勝利したプレイヤーのチームが勝者です。

得点計算

ラウンドの勝者のみが次のルールに従って点数を得ます。

ラウンド中に獲得したボス妖怪カードには0から2個の☆アイコンが描かれています。
勝者は☆アイコン1個につき〈1点〉を獲得します。(3人用は★も数えます。)
ただしトランプスートのボス妖怪カードの得点は0点です。

チームの合計得点が7点に達したらそのチームがゲームに勝利します。
(3人用...いずれかのプレイヤーが7トリック勝利して終わった場合は、その他2人のプレイヤーが〈3点〉ずつ獲得します。それ以外の理由で終了した場合は、ラウンドの勝者がラウンド中に獲得したボス妖怪カードに描かれている★と☆アイコン1個につき〈1点〉を獲得します。
いずれかのプレイヤーの合計得点が7点に達したらそのプレイヤーがゲームに勝利します。
もし2人が同時に7点に達した場合は、最後のラウンドで7トリック勝ったプレイヤーの左隣のプレイヤーがゲームに勝利します)

スート
緑(風)    
紫(地)  
桃(色)  
黄(雷)
黒(闇)
赤(炎) ☆☆
青(雪) ☆☆

二人用ヴァリアント

以下の点が変更されます。あとは基本ルールと同じです。
・セットアップ
各プレイヤーの前に、2段(上層と下層)からなる自分だけの【山】を作ります。
【山】の下層に7枚を伏せて置き、その上層に6枚を互い違いになるように公開して置きます。
手札に11枚、【山】と合わせて合計24枚ずつを各プレイヤーに配ります。
余った1枚を公開して、切り札のスート決めに使用します。
リードプレイヤーはランダムで決められます。

・プレイ前準備
手札からボス妖怪以外のカードを1枚捨てます。このカードはこのラウンド中使用しません。
【山】の上層にボス妖怪〈7〉が見えている場合、隣接する右下か左下の下層と入れ替えることができます。
入れ替えを選択した場合、上層のボス妖怪を伏せて下層に移し、下層にあったカードを公開してボス妖怪があった場所と交換します。
複数のボス妖怪が見えている場合、位の高い(風<雪)ボス妖怪のみを入れ替えます。
入れ替える下層カードもボス妖怪だった場合、その上で入れ替えるか選択できます。

・プレイ
手札か【山】の公開されているカードをプレイします。
【山】の下層が覆われなくなったら公開します。
【山】の公開カードもマストフォローの対象です。

・ラウンド終了
【ボス妖怪を4体捕らえて勝利】か【トリックを13回取って敗北】します。
ボス妖怪の点数は☆のみを参照します(4人戦と同じ)。
トリックを13回取った場合、取らなかったプレイヤーが4点獲得します。

・ゲーム終了
先に7点獲得したプレイヤーの勝利です。

オプション:7体の求婚者

4人戦専用の追加ルールです。
各スートに2枚目のボス妖怪を追加します。
計56枚のカードを配り切り(一人14枚)、自分から時計回りにカードを1枚ずつ渡します。
一番最初に出したカードのスートが切り札スートになります。

同ラウンド中に両方のボス妖怪を捕らえたチームがそのスートを【封印】します。
封印はラウンド終了後も継続されます。
点数制はありません。トリックを取り過ぎて敗北もありません。
7種類のスートをすべて(ショートでは4種類)封印したチームが勝利します。