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Gamehelpfactum

提供:Board Game Arena
2022年10月2日 (日) 17:13時点におけるJo7 (トーク | 投稿記録)による版
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概要

ファクタムはボードゲーム上で自分の人生の実話を語り、それらを様々な筋書きを示すカードと結び付けます。
他のプレイヤーはこれらのカードを推測しようとします。

これは、プレイヤーが新しい視点からお互いを知ることができる4~12人プレイヤー向けのゲームです。

ルールの概要

プレイヤーに5枚のカードが配られます。
次に、名乗り出たストーリーテラーがこれまでの自分の人生で経験したことのあるストーリーを語り、それを手持ちのカードに関連付けます。

プレイヤーは2つのチームに分けられ、各ターンごとに異なるメンバーがチームに参加します。
一方のチームのプレイヤーは、ストーリーテラーが置いたカードを推測しようとしている別のチームのプレイヤーを混乱させようとして、話されたストーリーとできるだけ一致するようにカードを1枚置きます。

ルールの詳細

メインのゲームサイクルには6つのステージがあります。

1.ストーリーテリング

A.ストーリーテラーを名乗り出る
最初に(ボタンを押して)宣言したプレイヤーがストーリーテラーになります。
かつ、ストーリーテラーチームのキャプテンです。

B.チーム分け
ストーリーテラーが選ばれると、全プレイヤー(ストーリーテラーを含む)は2チームに分割されます。
プレイヤー人数が奇数の場合、ストーリーテラーチームが1人多くなります。

C.ストーリーテリング
ストーリーテラーチームのキャプテンはカードを選択し、みんなにストーリーを語ります。これは様々な方法で実行します。
(テキスト入力、BGAチャット、BGAゲームと並行して実行されるZoom / Discord / Skypeビデオチャットなど)
ストーリーを語り終えたら、ストーリーテラーは終了ボタンを押します。

2.ジャッジ

ジャッジは自動的に選ばれます。かつ、ジャッジチームのキャプテンです。
まずジャッジだけがストーリーテラーの選んだカードを見て、ストーリーからこのカードを推測するのはどちらのチーム(ストーリーテラーチームかジャッジチーム)が相応しいかを選択します。

ストーリーからこのカードを推測する事が...
容易いと思うなら、通常はジャッジチームが推測する事を、
困難であると思うなら、通常はストーリーテラーチームに推測させる事を選択します。

推測する側のチームを推測チーム、そうでないチームを(便宜上)カオスチームと呼びます。

3.カードの追加

カオスチームの全プレイヤーは、ストーリーを最も反映しているであろうと思われるカードを1枚選び、場のカードに追加します。

カオスチームの目標は、推測チームに(ストーリーテラーのカードではなく)自分のカードを選ばせることです。
したがって、ストーリーにできるだけ一致するカードを出すように努める必要があります。

場のカードが5枚未満(ストーリーテラーのカードを含む)の場合、山札からカードをランダムに追加します。

4.推測

場に出された全てのカードをシャッフルして、表向きでテーブルに並べます。

推測チームは、どのカードがストーリーテラーのカードであるかをそれぞれ決定します。

彼らは投票による多数決でストーリーテラーのカードを正しく推測しなければなりません。
ストーリーテラーとジャッジは黙秘しなければなりませんが、カオスチームのメンバーが何かを言って、推測チームを困惑させても構いません。

5.得点

推測チームのプレイヤーがストーリーテラーのカードを正しく推測した場合、推測チームの全員が1点を獲得します。
推測が間違っていた場合、カオスチームの全員が1点を獲得します。

あなたが勝利チームのキャプテン(ストーリーテラーかジャッジ)である場合、さらに1点を獲得します。
あなたが選んだカードが推測チームに選ばれた場合、さらに1点を獲得します。

  • 勝利チームのプレイヤー:+1点
  • 勝利チームのキャプテン:+1点
  • 推測チームが誤って選んだカードを出したプレイヤー:+1点
  • ストーリーがベストストーリーとして選ばれたストーリーテラー(次のセクションを参照):+3点

1ターンに最大で6点獲得できます。

6.ベストストーリーに投票する

2番目以降のストーリーが語られた後、ストーリーテラー以外の全員は「ベストストーリー」に投票します。
現在のストーリーのストーリーテラーも過去のベストストーリーのストーリーテラーも投票には参加しません。

評価するポイントはカードとストーリーが一致するかどうかより、ストーリー自体の品質を重視します。
2番目のストーリーは最初のストーリーと競合し、勝利したストーリーが3番目のストーリーと競合し、勝利したストーリーが4番目のストーリーと競合し...

多数決で選ばれたストーリーを語ったストーリーテラーは3点を獲得します。
最多票が同数の場合、前回のストーリーテラーが保持します(ただし追加の3点はありません)。

この3点は「奪取可能」です。
別のストーリーが選ばれた場合、新しいストーリーテラーは3点を獲得し、保持していたストーリーテラーからは3点が引かれます。

ターン終了

このターンで場に出したカードを全て捨てます。
各プレイヤーは自分の手札が5枚になるまで補充します。
山札が無くなった場合、捨て札をシャッフルして山札にします。

次のターンが始まり、新しいストーリーテラーが募られます。ただし、同じプレイヤーが2回続けてストーリーテラーになることはできません。
他のプレイヤーは大歓迎です。

ゲーム終了・勝利条件

最初に12点を獲得したプレイヤーが勝者です。

アドバイスとテクニック

適切なバランス:ストーリーテラーが出すカードと、語るストーリーのリンク(関係性)はあからさま過ぎてはいけません。
(もしそうしたならば、ジャッジチームがそれを容易に「推測」してしまいます)。
しかし、それはなかなか簡単ではありません。バランスには練習が伴います。

感情的な要約へのリンク:通常、ストーリーをカードの特定の詳細にリンクすることは悪い戦術です。
例えば、カードに猫が写っていて、ストーリーが猫に関するものであるか、猫について言及している場合です。
例外があるかもしれませんが、これは通常、対戦相手のチームがスコアを獲得することにつながります。
代わりに、ストーリーの「感情的な要約」とカードの「感情的な要約」の関係を見つけてみてください。
例えば、あなたのストーリーが運転免許証を取得する喜びについてだとしましょう。
悪い選択は車が書かれているカードでしょう。喜びの感覚について書かれているカードが良い選択でしょう。

キャプテンになるメリット:キャプテンは、ストーリーテラー(またはジャッジ)とチームメンバーとしての両方で点数を獲得できます。
可能な限りいつでも、最初にストーリーテラーとして名乗り出るようにしてください。
(ただしみんなで楽しむ気持ちを忘れずに。)

2枚の類似するカードの秘訣:キャプテンが追加の点数を獲得する方法として、いくつかの戦術があります。
ストーリーテラー:似たようなカードが2枚ある場合は、あまり目立たない(しかしまだ目立つ)カードをメインカードとして選択します。
ジャッジが「ジャッジチームが推測するのは容易い」と判断した場合、あなたは自分のストーリーに、2枚目の『より一致するカード』を追加し、ジャッジチームを誘導して2枚目のカードを選ばせるチャンスです。
ジャッジ:ストーリーテラーのカードよりも、よりストーリーに一致するカードを手札に持っている場合は、ストーリーテラーのチームに推測を任せ、そのカードを追加して、対戦チームがストーリーテラーのカードではなくあなたのカードを選択することに期待します。