This is a documentation for Board Game Arena: play board games online !
Gamehelptowerup
導入
ダウンタウンの開発が加速してきたとある街。あなたは高層ビルの建設を任された建設会社の社長です。
新しいビルが建ち、ボーナスが支払われ、すべてがうまくいけば大金を得ることができるでしょう!
しかし、都市計画には多くの要求がつきつけられています。
新しい建物を建てるときは、隣接するすべての建物の建設に出資しなければなりません。
さらに、市議会からの注文も厳しく、隣り合う2つの建物が同じ色であってはならないというのです!
このプロジェクトに取り組んでいるのはあなたの会社だけではないので、おそらく厳しい競争になるでしょう。
ライバルに勝つためには、慎重に建設計画を立て、日和見主義をためらわず、相手にできるだけ選択肢を残さないようにしましょう。
ゲームの目的
ゲーム終了時に最も裕福なプレイヤーになることです。
そのためには、適切な材料を集め、理想的な方法とタイミングで10個の屋根を設置する必要があります。
戦略
収入源は3通りあります。
・高い建物に屋根を設置すること
・都市計画の目標を早く達成すること
・建物のいちばん上に多くの屋根を設置すること
もちろん、それらが常に相乗効果を発揮するわけではありません。これら3つのベストバランスを見つけなければならないのです。
ゲームの準備(BGAでは自動)
1.メインボードをテーブル中央に広げます。2人プレイ時は、ボードを折りたたんで半面だけを使用します。
2.階層ブロック置き場:色ごとに分けてコンテナに入れ、ボードの横に置きます。
3.資材カード:すべてシャッフルして山札を作り、コンテナの左のスペースに置きます。
カードを3枚コンテナの上に並べて公開し、これを「マーケット」とします。
4.階層ブロック:初期配置として、3個を配置します。
配置するブロックの種類はマーケットに公開されているカードを参照します。
3枚のカードのいちばん下に描かれている色のブロックを、任意の建設現場に配置します。
表示されているブロックがマルチカラー(多色)である場合、任意の色のブロックを置いてください。
注意:同じ色のブロックを隣接させてはいけません。
5.個人ボードとコンポーネント:好きな色を選び、一式を自分の前に置きます。
・各重機マーカー:適切なレーン(下記参照)のスタート位置に配置します。
・個人ボードと同じ色の屋根(10個)、同じ色のコーンを受け取ります。
6.目標カード:初めてプレイする場合はSと描かれたカードを使用し、表向きで配置します。
ゲームに慣れてきたら、10枚のカードからランダムに3枚を選びましょう。
選ばなかったカードは使用しないので箱に戻しておきます。
7.ボーナスチップ:形と数字が一致する場所に配置します。
3人プレイの場合、各形状の3点チップは1枚ずつ配置し、4人プレイの場合、各形状の3点チップは2枚ずつ配置します。
8.初期資源:各色の階層ブロックをを1個ずつ受け取り、自分のボードの前に置きます。
9.これで準備完了です!もっとも高層階に住んでいるプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
ゲームの進め方
スタートプレイヤーから始まり、時計回りの順番で手番を行います。
手番では以下のAかBのアクションを実行します。
A.カードを1枚引く
B.1.新たなビルを建設する
2.屋根を置く
3.得点を記録する
追加手番の確認
カードを1枚引く
マーケットからカードを1枚選び、そこに描かれているアイテムを獲得します。
引いたカードはコンテナの右にあるスペースに捨てます。
その後、山札からカードを1枚引き、マーケットに補充します。
・階層ブロックが描かれている場合は、それと同じものをコンテナから獲得します。
・マルチカラーの階層ブロックが描かれている場合は、任意の色のブロックを獲得します。
・重機アイコンが描かれている場合は、該当する重機マーカーをアイコンの数だけ進めます。
注意:
<font color="crimson">手番終了時、手元には階層ブロックを10個までしか置いておくことができません。
11個以上ある場合は、任意の階層ブロックをコンテナに戻します。</font>
新たなビルを建設する
手持ちの階層ブロックを1つ取り出し、空いている建設現場に配置します。
その際、以下の2つのルールを守らなければなりません。
1.その建設場所は、少なくとも1つの他の建物に <font color="crimson">隣接して(=道路でつながって)いなければなりません。</font>
2.そのビルは、隣接するどのビルとも<font color="crimson">同じ色であってはなりません。 </font>
また、新たなビルを建設する時は、隣接する<font color="crimson">各ビルに</font>階層ブロックを追加しなければなりません。
・その際に使用する階層ブロックは、手持ちのブロックを使用します。
・その階層ブロックは、それを配置するビルと同じ色でなければなりません。
したがって、ひとつのビルに複数の色のブロックが混ざることはありません。
・隣接するビルに配置するブロックを持っていなければ、新たなビルを建設する ことはできません。
屋根を置く
その後、今、配置した階層ブロックの<font color="crimson">いずれかひとつ</font>の上に屋根をひとつだけ配置します。
配置するビルは、新たに建設したビルでも、それに隣接するビルでも、どちらでも構いません。
得点を記録する
最後に、今、屋根を乗せた建物と同じ色の重機マーカーを、そのビルの階数と同じ数だけ進めます。
追加手番
重機マーカーを移動させたら、すべての重機がボードの星の列に到達(または通過)したかどうかをチェックします。
もし到達(または通過)していれば、すぐに追加手番(カードを1枚取るか、新しいビルを建設する)を行うことができます。
目標達成
3枚の目標カードを達成することで、ボーナスチップを3枚まで集めることができます。
チップを獲得するには、指定された数のビルに、指定されたパターンで出資する必要があります。
目標を達成したら、カードの右隣にあるもっとも数字の大きなチップを受け取り、個人ボードの右側にある同じ形のスペースに置きます。
各プレイヤー、各目標につき1回のみ報酬を得ることができます。
ゲームの終了
以下のいずれかの条件を満たしたらゲームは終了します。
A. いずれかのプレイヤーが10個目の屋根を配置した場合
そのプレイヤーは通常通りに手番を終えたあと、すぐにすべてのビルの<font color="crimson">いちばん上</font>に置かれている自分の屋根の数を数えます。
その数に従って、個人ボードのいちばん下のマスに(5個であれば左から5マス目に)自分のコーンを置きます。
<font color="crimson">最大は7</font>であることに注意してください。
その後、他のプレイヤーも一度ずつ※手番を行います(追加手番を行うこともあります)。
それぞれ手番を終えたら、ビル上にある自分の屋根を数えてコーンマーカーを置きます。
※同じ手番数にするのではなく、他の全プレイヤーがもう一手番行います。
B. 階層ブロックが尽きて、カード通りのブロックが獲得できない場合
獲得できない色のブロックをマルチカラーのブロックとみなします。
そのプレイヤーは通常通りに手番を終えたあと、<font color="crimson">その次のプレイヤーから全員一手番ずつ</font>最終手番を行います。
各プレイヤー、最終手番を終えたらビルの上に置かれている自分の屋根を数えます。
つまり、終了条件を満たしたプレイヤーが最後に手番を行うことになります。
<font color="crimson">注意:</font>カードにマルチカラーのブロックが描かれていて任意のブロックを取る際に、尽きている色のブロックを選ぶことで終了条件を満たすことはできません。
最終得点
すべてのプレイヤーが手番を終えたら最終得点を集計します。
・各重機マーカーが到達した金額※を合計します。
・ボーナスチップで獲得した金額を合計します。
稼いだ額がもっとも大きいプレイヤーの勝利です。
同点の場合は、手持ちの階層ブロックが多く残っている方の勝利です。それでも同点の場合は勝利を分かち合います。
注意事項
手番アクション
・一手番に建設できる新しいビルは1棟だけであり、乗せられる屋根も1個だけです。
・同じビルに複数回出資することも可能です。
・新しいビルを建設する際、自分が設置した屋根の上にブロックを置くこともあります。
得点の記録
重機マーカーがレーンの右端まで到達したら、その色ではそれ以上の得点は増えません。
追加手番
・すべての重機マーカーが星の列に到達(通過)すると追加手番を行えます。
・一手番で2つの星マークに到達することもありますが、その場合でも得られる追加手番は一手番だけです。
ゲーム終了
最終手番に資材カードを引くことしかできず、それが自分にとっては役に立たないことであっても、それを行ってマーケットを補充しなければなりません。
戦術アドバイス
・自分の個人ボードをよく見て、どの場所に建設するのが有用なのかを検討しましょう。
・目標次第では、高いビルよりも低いビルを選んだ方が良い場合もあります。そうすることで、競合他社よりも早く目的を達成することができます。
・対戦相手の手持ちのブロックを注視していれば、相手が特定の場所に自分より先に建設できるかどうかを知ることができます。それによって行動の優先順位を決めるのも良いでしょう。
階層ブロックの不足
階層ブロックが尽きて資材カードに記載されているブロックを取れない場合があります。
その時は、その色のブロックについては任意の色のブロックを取ることができます。
ヴァリアントルール
これがゲームの終了条件になります。この場合、あなたを含めて全員が最後のアクションを行います。
・2~3人でプレイする際、初期配置ブロックを7個 にしてみましょう。
ゲームを少しタイトにすることができます(資材カードを追加で4枚引き、配置 した後、そのカードを山札に戻します)。
・4人でプレイする際、初期配置ブロックを5個に してみましょう。そうすると終盤が非常に厳しくなります。
最後に
ルールの作成はBGGのファンメイド和訳を大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます!