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各ラウンドの手番時の行動

ゲーム開始時、各プレイヤーに自分の色の10枚のカードと1影響点を配ります。
手札からランダムにカード3枚が除外され、開始時の手札は7枚になります。（除外カードは自分以外には非公開）
スタートプレイヤーとプレイ順はBGAによってランダムに決定されます。

各ラウンドは「配置フェイズ」と「解決フェイズ」を順に行います。
全6ラウンドを行いゲーム終了となります。

●配置フェイズ
スタートプレイヤーから順に、以下のいずれかにカード1枚を裏向きに配置します。

• カード列の左端か右端（場のカードが0枚の場合は中央）
• 自分の配置済カードがある場合、そのカードに重ねる

他のカードに重ねられたカードは「解決フェイズ」において対象になりません。（能力を使ったり、使われたり、影響点を置くことができません）
これをスタックと言い、スタックする枚数に制限はありません。
スタック時に影響点が下のカードに乗っていた場合、その影響点は下のカードに留まります。
全員が配置したら、解決フェイズに移ります。

●解決フェイズ
カード列の先頭（左）から順に、カードの所有者がアクションを行います。

A)カードが裏向きの場合
　a)カードを表向きにする・・・カードに乗っている影響点を獲得し、カード効果を必ず適用します。（影響点が乗っていなくても表にすることは可能です）
　b)カードを表向きにしない・・・サプライからカードに１影響点を乗せます。スタック状態の場合、一番上のカードにのみ影響点を乗せます。

B)カードが表向きの場合
カード効果を適用します。

効果の適用後、使い切りのカードは排除されます。排除されたカードは捨て札置き場に置かれ、内訳が公開されます。
アクションを行ったカードが排除され、そのカードがスタック中だった場合、その下のカードに対し次のアクションを行います。

ラウンド終了後、場のカードは終了時の状態のまま残し、スタートプレイヤーを移動します。

ゲーム終了

6ラウンド終了時、最も影響点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

• 場のカード上に残った状態の影響点は得点としてカウントされません。
  
• タイブレークの場合、該当プレイヤーの中で場に残った自分所有のカード枚数が最も多いプレイヤーが勝利します。
  

カード効果

• 裏向きのカードが排除された際、カードに乗っている影響点は獲得できません。
• スタックの下になっているカードは、能力による排除や移動の対象になりません。

・射手
先頭もしくは最後尾のカードを1枚排除し、1影響点を得る。
自分のカードしかない場合も排除しなければならない。その場合も影響点は得られる。

・兵士
隣接するカードを1枚排除し、1影響点を得る。
射手と同様、隣接カードが自分のカードしかない場合もそれを排除する。

・密偵
隣接するカードの所有者のどちらかから、1影響点を奪う。（カード上ではなく、プレイヤーから直接とる）
隣接カードが自分のカードしかない場合は何も得られない。

・世継ぎ
このカード以外に、世継ぎのカードが場になければ、2影響点を得る。
※裏向きであるか、スタックの下にある世継ぎカードは存在しないものとみなす。（転身者の説明も参照）

・暗殺
任意のカードを1枚排除し、1影響点を得る。その後、このカードを排除する（使い切り）。

・勅命
場のカード1枚を選び、任意の位置へ移動する。その後、このカードを排除する（使い切り）。
スタックされているカードについては、一番上のカードのみを対象にできる。
※別のプレイヤーのカードの上に、異なるプレイヤーのカードをスタックするよう移動することは出来ない。

・侯爵
1影響点を獲得する。左右に自分のカードが隣接していれば、スタック状態・表側・裏側に関わらず1枚ごとに追加で影響点を得る。

・転身者
隣接する表向きのカードの能力をコピーする。この効果でコピーするのは選択したカードの能力のみであり、効果を発動してもカード名は転身者のままである。
例えば、世継ぎの能力をコピーして場に世継ぎが1枚しかない場合、コピーした能力は有効となり2影響点が得られる。

・待ち伏せ
このカードが他プレイヤーの効果によって排除された場合、4影響点を得る。さらに、待ち伏せを排除しようとしたカードを排除する。
ただし、排除側カードによる影響点の獲得は通常通り発生する。
カードを自分で表向きにした場合はカード上の影響点を全て破棄し、代わりに1影響点を得る。その後、このカードを排除する（使い切り）。

・陰謀
カード上の影響点を2倍して獲得する。その後、このカードを排除する（使い切り）。