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Gamehelpsevenknightsbewitched
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英語の和訳(ベータ実装後削除します)
inspect=見る(探求する) recommend=推薦する deploy=公開する must=~してください another player's tile=他のプレイヤーのタイル
ストーリー
ここは遥か西方の国「ストリュート」
この国に駐在する「ストリュート騎士団・騎虎隊」は、『規律良く隊列を組むこと』で天下無双の活躍をみせた。
ストリュート騎士団に相対するは、様々な魔法を操る魔女「ミュルマミウス」
魔女ミュルマミウスは幻惑の魔法でストリュート騎士団に潜伏し、暗影の魔法で五感に制限をかけ、魅了の魔法で騎士を虜にして、寝返らせる術も持っていた。
ストリュート騎士団は魔女ミュルマミウスに惑わされることなく、隊列を整えて見事勝利を収めることができるのか!?
1.アインス「代々受け継がれしストリュート騎士団の名に懸けて、無敵の陣形でどんな悪鬼羅刹も返り討ちにしてみせる!みんな俺に続け!」
概要
ミュルマミウスの虜(洋題:Seven Knights Bewitched)は、騎士側と魔女側に分かれてお互いの目的を達成しようとする『非対称型・正体隠匿・協力ゲーム』です。
各プレイヤーには数字が書かれている「騎士タイル」か、数字の無い「魔女タイル」のいずれか1枚を配ります。
他のタイルを見る「探求フェイズ」と、他プレイヤーに質問する「質問フェイズ」をそれぞれ一巡ずつ行います。
その後の「推薦フェイズ」で『隊長』を一人決め、『隊長』が裏向きのままタイルを中央に並べます。
タイルを公開し、順番通りに並んでいれば騎士陣営の勝利。順番通り並んでいなければ魔女陣営の勝利です。
なお「探求フェイズ」で「魔女タイル」を見たプレイヤーは『ミュルマミウスの虜』となって、その瞬間から魔女陣営に寝返り魔女の勝利(隊列が揃わない)を目指します。
内容物
・騎士タイル7枚
・魔女タイル1枚
(騎士タイルと魔女タイルを合わせてタイルと呼びます。)
・スタートマーカー1個
・プレイヤーカード(両面仕様)24枚(8色×3枚)
・プレイヤーチップ16枚(8色×2枚)
・得点カード16枚(表0/2点・裏0/3点)
・3ラウンド得点カード8枚(表0/7点・裏0/7点)
プレイ中の注意点
魔女ミュルマミウスの魔法により、何らかの意図を持った一切の発言ができません。
騎士道精神にのっとり、誇り高きプレイを心掛けてください。
2.ドゥーエ「僕達が話せるのは質問フェイズの一問一答だけ。質問内容をメモってみんなで共有するのもひとつの方法だね。自分だけのメモを取ってもいいよ!」
ゲームの準備
3.トライ「基本ルールの方が本当の面白さに気が付けるかも…特別ルールは熟練者にお薦めなんだって…」
最近誘惑された(あるいは適当に決めた)プレイヤーがスタートマーカーを取ります。
そのプレイヤーは以後「スタピー」と呼ばれます。
4.チェティーレ「スタピーとは『何者よりも疾く先陣を切る者』という意味を持つ由緒正しき二つ名で有らせられます。」
人数によってルールが異なりますので、以下のどちらかを参照してください。
(4人プレイはどちらでも選択できます。)
初プレイは基本ルールをおすすめします。
基本ルール「疑心暗鬼」(4~8人)
すべてのプレイヤーは同じ色の以下のものを取ります。
・プレイヤーカード2枚(1枚は矢印を表にします)
・プレイヤーチップ2枚
用意したタイルをシャッフルして、各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配り、プレイヤーチップのうち1枚をタイルの穴に入れます。
(4,5人の場合、余った1枚のタイルはテーブル中央に伏せて置きます。)
配られたタイルは誰にも見られないように内容を確認して、再び伏せて自分の前に置きます。
3,4人用特別ルール「暗中模索」(3~4人)
すべてのプレイヤーは同じ色の以下のものを取ります。
・プレイヤーカード3枚(1枚は矢印を表にします)
・プレイヤーチップ2枚
「魔女タイル」を除いた、「騎士タイル」だけをシャッフルして、各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配り、プレイヤーチップのうち1枚をタイルの穴に入れます。
配られたタイルは誰にも見られないように内容を確認して、再び伏せて自分の前に置きます。
残りの「騎士タイル」に「魔女タイル」を加えて、シャッフルしてテーブル中央に3枚並べます。
残りは脇によけておきます。(3人の場合:2枚 4人の場合:1枚)
ゲームの流れ
1.探求フェイズ
・基本ルール「疑心暗鬼」(4~8人)の場合
スタピーから順に時計回りで、自分以外の伏せているタイルを1枚だけ見ます。
(4,5人の場合は中央のタイルも対象です。)
・3,4人用特別ルール「暗中模索」(3~4人)の場合(二巡行います。)
スタピーから順に時計回りで、一巡目は自分以外のプレイヤーの前に伏せているタイルを1枚だけ見ます。
二巡目は「テーブル中央に伏せているタイル」を1枚だけ見ます。
・どのタイルを見たか分かるように自分のプレイヤーカード(矢印)を見たタイルに向けて置きます。
この時、魔女ミュルマミウスを見たプレイヤーは『ただちにミュルマミウスの虜になります(魔女の仲間、すなわち魔女陣営になります)。』
全員がタイルを見終わったら、次のフェイズに移行します。
5.オウ「ん…複数人で1人のタイルを見ても構わぬが、慣れるまでは全員が異なるタイルを見た方が良かろう…」
2.質問フェイズ
スタピーから順に時計回りで、一度だけ任意のプレイヤーに、数字に関して「はい」か「いいえ」で回答できる質問を行います。
すでに知っている情報を広めるための質問はできません。
(自分が見て2だと知る相手に「あなたは2ですか?」、自分の2を知っている相手に「私は2ですか?」など)。
質問されたプレイヤーは正直に回答してください。
「魔女ミュルマミウス」と「ミュルマミウスの虜」は嘘をついても構いません!
全員が質問を終えたら、次のフェイズに移行します。
質問の例
あなたは3以上ですか?
あなたは(あなたが見た)◯◯さんより大きい数字ですか?
あなたは奇数ですか?
あなたは1ですか?
(あなたが見た)◯◯さんは1ですか?
NGな質問の例
(自分が見て2だと知る相手に)あなたは2ですか?
(自分を見て、2だと知っている相手に)私は2ですか?
3.推薦フェイズ
『隊長(隊列を並べる人)』を決めるために、手元にあるプレイヤーチップを、隊長にふさわしいと思うプレイヤーの前に「せ〜の!」で置きます。
自身を推薦しても構いません。
「魔女ミュルマミウス」は「ミュルマミウスの虜」を推薦できません。
「ミュルマミウスの虜」は「魔女ミュルマミウス」を推薦できません。
最多推薦獲得者が隊長となります。
最多同票の場合は『自身を推薦していない方』
それも同条件(全員が自身を推薦している、またはしていない)なら『スタピーから時計回りに数えて遠い方』が隊長となります。
4.号令フェイズ
隊長は「追加の質問」を、質問フェイズと同じルールで一回行います。
6.リュー「い…一矢…(ここで隊長が冴え渡る質問を魔女ミュルマミウスに投げ掛ければ、欺き返して魔女に一矢報いる事も可能ではないだろうか?)」
隊長は自身のタイルを公開します。
魔女ミュルマミウスだった場合は、魔女ミュルマミウスと虜の勝利!即座に清算フェイズへ移行します。
そうでなければ、隊長は他のタイルを伏せたまま、自身のタイルを含めて数字が左から昇順になるように並べます。
隊長が「魔女ミュルマミウスだ!」と思うタイルは隊列に加えませんが、ミュルマミウスの虜は隊列に加える必要があります。
隊長は他のプレイヤーと相談してはいけません。
「3,4人用特別ルール」「上級ルール」の場合は、魔女ミュルマミウスがいない場合があります。
魔女ミュルマミウスがいないと思う場合は、すべて隊列に加えます。
数字が欠けている場合もあります。
並べ終わったら、隊長がタイルを1枚ずつ公開します。
隊列が昇順に並んでいたらストリュート騎士団の勝利!
(ここで勝利するのは、魔女ミュルマミウスと虜以外を指します。)
そうでなければ魔女ミュルマミウスと虜の勝利!
5.清算フェイズ
すべてのプレイヤーが得点カードを受け取ります。
騎士勝利:2点 魔女勝利:3点 3ラウンド目:騎士・魔女ともに7点
3ラウンド行ったらゲーム終了です。
ゲーム終了
3ラウンド合計の得点が一番高いプレイヤー全員が最多得点獲得者です。
7.ジェット「とは申しはりましても、こちらの遊戯を心ゆくまで堪能され、有意義な時間を過ごしはった皆々様方が勝者やと、あちきは思いますえ?」
(オプション)上級ルール「前途多難」(4~7人まで)
全員が基本ルールを複数回プレイしてから遊ぶことを推奨します。
すべての騎士タイルと魔女タイルをシャッフルします。
各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配り、プレイヤーチップのうち1枚をタイルの穴に入れます。
(4,5人の場合、余ったタイルのうち1枚をテーブル中央に伏せて置きます。)
残りのタイルはこのラウンドでは使用しませんので、内容を見ないで脇によけておきます。
配られたタイルは誰にも見られないように内容を確認して、再び伏せて自分の前に置きます。
あとは基本ルールと同じです。
(オプション)協力ルール「一致団結」(4~7人まで)
・魔女タイルを入れないので簡単にプレイできます。導入におすすめ。
・嘘をつく必要がないので、みんなを心から信じたい人におすすめ。
その他は基本ルールと同じです。
FAQ
Q.何らかの意図を持った一切の発言ができません。とは具体的にはどういったことでしょうか?
A.自分のタイルや見たタイルの情報、「あの人は怪しい」など、ゲーム進行に関わる内容を話す、あるいは匂わせることです。それ以外は喋っても構いません。
Q.「ミュルマミウスの虜」を見たら虜になりますか?
A.なりません。(ゲームのシステム上、「ミュルマミウスの虜」になっているか否かはミュルマミウスと虜しか知り得ません。)
Q.メモを取ってもいいですか?
A.はい。質問内容をメモして共有してもいいですし、自分だけのメモを取ってもかまいません(自分だけのメモは共有しないでください)。
Q.隊長が虜だった場合はどうなりますか?
A.魔女陣営の勝利です。隊列に愛おしきミュルマミウス様を並べてもいいですし、虜であることを明かして精算フェイズに移行してもいいでしょう。
Q.2ドゥーエが「一問一答だけ」と言っているのに、なぜ隊長は追加の質問ができるのですか?
A.みんなからの信頼感で奮起した結果です。
Q.最適解を導いても100%の正答にたどり着かないのですが?
A.仕様です。最終的な決断は隊長に委ねられています。
Q.虜は必ず一人ですか?
A.0人や2人以上の場合もあります。
Q.魔女が欠けていて、隊列が昇順に並んでいない場合はどうなりますか?
A.すべてのプレイヤーが騎士0点を受け取ります。
Q.なぜ3ラウンドだけ7点ですか?
A.全員が最後まで諦めずに楽しめるように、との想いからです。
クレジット
ゲームデザイン:鴎乃汝那(@kamomeno_jo7)
イラスト:音島イテル(@nejima_iteru)
デベロップメント・テストプレイ・校正:HEY!
ロゴ:かどたとし