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この国に駐在する'''「ストリュート騎士団・騎虎隊」'''は'''『規律良く隊列を組むこと』'''で天下無双の活躍をみせた。<br> | この国に駐在する'''「ストリュート騎士団・騎虎隊」'''は'''『規律良く隊列を組むこと』'''で天下無双の活躍をみせた。<br> | ||
ストリュート騎士団に相対するは、様々な魔法を操る魔女<b>「ミュルマミウス」'' | ストリュート騎士団に相対するは、様々な魔法を操る魔女<b>「ミュルマミウス」'''<br> | ||
魔女ミュルマミウスは'''幻惑の魔法'''でストリュート騎士団に潜伏し、'''暗影の魔法'''で五感に制限をかけ、'''魅了の魔法'''で騎士を虜にして、寝返らせる術も持っていた。<br> | 魔女ミュルマミウスは'''幻惑の魔法'''でストリュート騎士団に潜伏し、'''暗影の魔法'''で五感に制限をかけ、'''魅了の魔法'''で騎士を虜にして、寝返らせる術も持っていた。<br> |
2024年2月28日 (水) 15:01時点における版
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英語の和訳(ベータ実装後削除します)
inspect=見る(探求する) recommend=推薦する deploy=公開する must=~してください another player's tile=他のプレイヤーのタイル Fall in!=整列! bewitched=虜になる
ストーリー
ここは遥か西方の国「ストリュート」
この国に駐在する「ストリュート騎士団・騎虎隊」は『規律良く隊列を組むこと』で天下無双の活躍をみせた。
ストリュート騎士団に相対するは、様々な魔法を操る魔女「ミュルマミウス」
魔女ミュルマミウスは幻惑の魔法でストリュート騎士団に潜伏し、暗影の魔法で五感に制限をかけ、魅了の魔法で騎士を虜にして、寝返らせる術も持っていた。
ストリュート騎士団は魔女ミュルマミウスに惑わされることなく、隊列を整えて見事勝利を収めることができるのか!?
1.アインス「代々受け継がれしストリュート騎士団の名に懸けて、無敵の陣形でどんな悪鬼羅刹も返り討ちにしてみせる!みんな俺に続け!」
概要
ミュルマミウスの虜(洋題:Seven Knights Bewitched)は、騎士側と魔女側に分かれてお互いの目的を達成しようとする『非対称型・正体隠匿・協力ゲーム』です。
各プレイヤーには数字が書かれている「騎士タイル」か、数字の無い「魔女タイル」のいずれか1枚を配ります。
他のタイルを見る「探求フェイズ」と、他プレイヤーに質問する「質問フェイズ」をそれぞれ一巡ずつ行います。
その後の「推薦フェイズ」で『隊長』を一人決め、『隊長』が裏向きのままタイルを中央に並べます。
タイルを公開し、順番通りに並んでいれば騎士陣営の勝利。順番通り並んでいなければ魔女陣営の勝利です。
なお「探求フェイズ」で「魔女タイル」を見たプレイヤーは『ミュルマミウスの虜』となって、その瞬間から魔女陣営に寝返り魔女の勝利(隊列が揃わない)を目指します。
内容物
・騎士タイル7枚
・魔女タイル1枚
・スタートマーカー1個
・プレイヤーカード(両面仕様)24枚(8色×3枚)
・プレイヤーチップ16枚(8色×2枚)
・得点カード16枚(表2点・裏3点)
・3ラウンド得点カード8枚(7点)
プレイ中の注意点
魔女ミュルマミウスの魔法により、何らかの意図を持った一切の発言ができません。
騎士道精神にのっとり、誇り高きプレイを心掛けてください。
2.ドゥーエ「僕達が話せるのは質問フェイズの一問一答だけ。質問内容をログに残してみんなで共有するのもひとつの方法だね。自分だけのメモを取ってもいいよ!」
ゲームの準備
3.トライ「基本ルールの方が本当の面白さに気が付けるかも…特別ルールは熟練者にお薦めなんだって…」
最近誘惑された(あるいは適当に決めた)プレイヤーがスタートマーカーを取り、そのプレイヤーは以後「スタピー」と呼ばれます。
4.チェティーレ「スタピーとは『何者よりも疾く先陣を切る者』という意味を持つ由緒正しき二つ名で有らせられます。」
基本ルール「疑心暗鬼」(4~8人)
(人数-1枚)の騎士タイルと魔女タイルをシャッフルして1枚ずつ配ります。
(4,5人の場合は人数分の騎士タイルと魔女タイルを使用し、余った1枚は裏向きに伏せて置きます。)
BGAでは自分のタイルだけが見える状態です。
(オプション)特別ルール「暗中模索」(3~4人)
「騎士タイル」だけをシャッフルして1枚ずつ配ります。
BGAでは自分のタイルだけが見える状態です。
残りの「騎士タイル」に「魔女タイル」を加えて、シャッフルしてテーブル中央に3枚並べます。
残りは使用しません(3人の場合2枚:4人の場合1枚)
ゲームの流れ
1.探求フェイズ
【操作】見る対象をクリック
・基本ルール「疑心暗鬼」(4~8人)の場合
スタピーから順に時計回りで、自分以外の伏せているタイルを1枚だけ見ます。
(4,5人の場合は余ったタイルも対象です。)
・特別ルール「暗中模索」(3~4人)の場合(二巡行います。)
スタピーから順に時計回りで、一巡目は自分以外のプレイヤーの前に伏せているタイルを1枚だけ見ます。
二巡目は「伏せているタイル」を1枚だけ見ます。
・どのタイルを見たか分かるように自分のプレイヤーカード(矢印)を見たタイルに向けて置きます。
この時、魔女ミュルマミウスを見たプレイヤーは『ただちにミュルマミウスの虜になります(魔女の仲間、すなわち魔女陣営になります)。』
5.オウ「ん…複数人で1人のタイルを見ても構わぬが、慣れるまでは全員が異なるタイルを見た方が良かろう…」
2.質問フェイズ
【操作】質問する相手をクリック→聞きたい対象のタイルをクリック→どの数字が該当するか選択して質問する
スタピーから順に一度だけ、任意のプレイヤーに「はい」か「いいえ」で回答できる質問を行います。
すでに知っている情報を広めるための質問はできません。
(自分が見て2だと知る相手に「あなたは2ですか?」など)。
質問されたプレイヤーは正直に回答しなければなりませんが、「魔女ミュルマミウス」と「ミュルマミウスの虜」は嘘をついても構いません!
質問の例
あなたは1,2,4のどれかですか?
あなたは1ですか?
(あなたが見た)◯◯さんのタイルは1ですか?
NGな質問の例
(自分が見て2だと知る相手に)あなたは2ですか?
3.推薦フェイズ
【操作】隊長にふさわしい人をクリック
『隊長(隊列を並べる人)』を決めるために、隊長にふさわしいと思うプレイヤーを選択します。
自身を推薦しても構いません。
「魔女ミュルマミウス」は「ミュルマミウスの虜」を推薦できません。
「ミュルマミウスの虜」は「魔女ミュルマミウス」を推薦できません。
最多推薦獲得者が隊長となります。
最多同票の場合は『自身を推薦していない方』
それも同条件(全員が自身を推薦している、またはしていない)なら『スタピーから時計回りに数えて遠い方』が隊長となります。
4.号令フェイズ
【操作(質問)】質問する相手をクリック→聞きたい対象のタイルをクリック→どの数字が該当するか選択して質問する
【操作(号令)】動かしたいタイルをクリック→置きたい場所をクリック
隊長は「追加の質問」を、質問フェイズと同じルールで一回行います。
6.リュー「い…一矢…(ここで隊長が冴え渡る質問を魔女ミュルマミウスに投げ掛ければ、欺き返して魔女に一矢報いる事も可能ではないだろうか?)」
隊長は自身のタイルを公開します。
魔女ミュルマミウスだった場合は、魔女ミュルマミウスと虜の勝利!
そうでなければ、隊長は他のタイルを伏せたまま、自身のタイルを含めて数字が左から昇順になるように並べます。
隊長が「魔女ミュルマミウスだ!」と思うタイルは隊列に加えませんが、ミュルマミウスの虜は隊列に加える必要があります。
隊長は他のプレイヤーと相談してはいけません。
「特別ルール」「上級ルール」の場合は、魔女ミュルマミウスがいない場合があります。
魔女ミュルマミウスがいないと思う場合は、すべて隊列に加えます。
数字が欠けている場合もあります。
並べ終わったら1枚ずつ公開します。
隊列が昇順に並んでいたらストリュート騎士団の勝利!
そうでなければ魔女ミュルマミウスと虜の勝利!
5.清算フェイズ
すべてのプレイヤーが得点を受け取ります。
騎士勝利:2点 魔女勝利:3点 3ラウンド目:騎士・魔女ともに7点
3ラウンド行ったらゲーム終了です。
ゲーム終了
3ラウンド合計の得点が一番高いプレイヤー全員が最多得点獲得者です。
7.ジェット「とは申しはりましても、こちらの遊戯を心ゆくまで堪能され、有意義な時間を過ごしはった皆々様方が勝者やと、あちきは思いますえ?」
(オプション)上級ルール「前途多難」(4~7人まで)
全員が基本ルールを複数回プレイしてから遊ぶことを推奨します。
すべての騎士タイルと魔女タイルをシャッフルします。
各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配り、プレイヤーチップのうち1枚をタイルの穴に入れます。
(4,5人の場合、余ったタイルのうち1枚をテーブル中央に伏せて置きます。)
残りのタイルはこのラウンドでは使用しませんので、内容を見ないで脇によけておきます。
配られたタイルは誰にも見られないように内容を確認して、再び伏せて自分の前に置きます。
あとは基本ルールと同じです。
(オプション)協力ルール「一致団結」(4~7人まで)
・魔女タイルを入れないので簡単にプレイできます。導入におすすめ。
・嘘をつく必要がないので、みんなを心から信じたい人におすすめ。
・回答は自動で処理されます。その他は基本ルールと同じです。
FAQ
Q.何らかの意図を持った一切の発言ができません。とは具体的にはどういったことでしょうか?
A.自分のタイルや見たタイルの情報、「あの人は怪しい」など、ゲーム進行に関わる内容を話す、あるいは匂わせることです。それ以外は喋っても構いません。
Q.「ミュルマミウスの虜」を見たら虜になりますか?
A.なりません。(ゲームのシステム上、「ミュルマミウスの虜」になっているか否かはミュルマミウスと虜しか知り得ません。)
Q.メモを取ってもいいですか?
A.はい。質問内容をメモして共有してもいいですし、自分だけのメモを取ってもかまいません。
Q.隊長が虜だった場合はどうなりますか?
A.魔女陣営の勝利です。
Q.ドゥーエが「一問一答だけ」と言っているのに、なぜ隊長は追加の質問ができるのですか?
A.みんなからの信頼感で奮起した結果です。
Q.最適解を導いても100%の正答にたどり着かないのですが?
A.仕様です。最終的な決断は隊長に委ねられています。
Q.虜は必ず一人ですか?
A.0人や2人以上の場合もあります。
Q.魔女が欠けていて、隊列が昇順に並んでいない場合はどうなりますか?
A.すべてのプレイヤーが騎士0点を受け取ります。
Q.なぜ3ラウンドだけ7点ですか?
A.全員が最後まで諦めずに楽しめるように、との想いからです。
クレジット
BGA開発:ションマオ
ゲームデザイン:鴎乃汝那(@kamomeno_jo7)
イラスト:音島イテル(@nejima_iteru)
デベロップメント・テストプレイ・校正:HEY!