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概要
1人6枚ずつカードを配り、1枚はスタートプレイヤー決めに、残り5枚でトリックテイキングをする。
これを3回(3ラウンド)実施し、最も点数の高いプレイヤーの勝利(特殊勝利あり)
==概要==
==概要==
TriATriはマストフォローのトリックテイキングゲーム。
TriATriはマストフォローのトリックテイキングゲーム。
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これを3回(3ラウンド)実施し、最も点数の高いプレイヤーの勝利(特殊勝利あり)。
これを3回(3ラウンド)実施し、最も点数の高いプレイヤーの勝利(特殊勝利あり)。
==内訳==
==内訳==
{| class="wikitable"
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'''・倍増'''
'''・倍増'''


カードの強さは、その色に関わらず、常に数字の大きいプレイヤーが勝利する。
カードの強さは、その色に関わらず、常に数値の大きいプレイヤーが勝利する。
 
属性は3すくみとなっていて、前のプレイヤーが出したカードにより、自身のカードの数値が2倍になる。


前のカードが火なら水が、水なら木が、木なら火が有利なカードとなる。
属性は3すくみとなっていて、前のプレイヤーが出したカードにより、自身のカードの数値が2倍になる。[[ファイル:Image.png|サムネイル]]前のカードが火なら水が、水なら木が、木なら火が有利なカードとなる。


なお、自身のカードが【2】の場合に限り、2倍ではなく4倍となる。
なお、自身のカードが【2】の場合に限り、2倍ではなく4倍となる。
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'''・入れ替わり'''
'''・入れ替わり'''


右のカード(偽カード)は例外的に、いつでも出せるカードである。
==ピック==
 
エネルギー列にある6つのエネルギーから1つを選んで、自分のエネルギー貯蔵リングに入れます。
既に場に出ているカードのうち、(倍増の効果も加味したうえで)最も数値の大きいプレイヤーのカードと交換する。
 
スタートプレイヤー決め、又はスタートプレイヤーがこれを出した場合は、無色の【0】として扱う。
 
==スタートプレイヤー決め==
全員が手札から1枚のカードを同時に出し、最も数字の大きいカードを出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。
 
この時、最も数字の大きいプレイヤーが複数人いた場合は、以下のように処理する。
 
 
'''・最も数字の大きいプレイヤーが2人の場合'''
 
属性の相性を判断して、強い側がスタートプレイヤーとなる。
 
 
'''・最も数字の大きいプレイヤーが3人の場合(4人戦)'''
 
別の数字カードを出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。
 
 
'''・最も数字の大きいプレイヤーが3人の場合(3人戦)'''
 
全てのカードを戻して、配りなおす。
 
 
'''・imitation(偽)カードを出したプレイヤーが2人の場合(2人戦)'''
 
全てのカードを戻して、配りなおす。
==トリック==
'''・宝石の選択'''
 
スタートプレイヤーはトリックの勝者がもらえる宝石を、共通在庫または自分の手元から1つ選択する。
 
 
'''・カードのプレイ'''
 
スタートプレイヤーから順番に、カードを1枚出す。
 
この際、対象の宝石の色のカードを持っている場合、そのカードを出す。
 
持っていない場合は好きな色のカードを出す。


貯蔵リングに入るエネルギーには上限があります。
なお偽カードについては、色の縛りに関わらずに出すことができる。


上限はプレイヤーダッシュボードのアップグレードエリアに表示されています。


ゲーム開始時は各プレイヤーは5個まで貯蔵できますが、ギズモによってその数は増加します。
'''・宝石の獲得'''


貯蔵リングには自分のエネルギー貯蔵量を超える量のエネルギーを入れることはできません。
全員のプレイヤーがカードを出し終えた後、最も数値の大きいプレイヤー(後述)は宝石を獲得する。


上限に達した場合はそれ以上エネルギーを取ることはできず、既存のエネルギーと交換することもできません。


重要:アビリティの中にはランダムなエネルギーを1つ引けるものがあります。
'''・勝敗の判定'''


これはピックアクションではないので、他のアクションを引き起こすことはありません。
属性の考慮を含めて、最も数値の大きいカードを出したプレイヤーが勝利する。


==ビルド==
なお最も数値の大きいカードを出したプレイヤーが2人いた場合、その2枚の属性相性が有利なカードを出したプレイヤーが勝利する。(例1)
表向きのギズモカードを1枚、場またはアーカイブから選びます。


このとき、自分のエネルギー貯蔵リングから、そのカードの色とコストに合った数、エネルギーを消費します。
最も数値の大きいカードを出したプレイヤーの属性が同じ、または3色あった場合は、カードを後に出したプレイヤーが勝利する。(例2,3)


場からギズモを1枚作ったら、すぐに山札の上から新しいギズモを1枚補充します。


補充が終わったら、構築アクションは終了です。


ギズモはプレイヤーダッシュボードの下の、ギズモの種類に応じた場所に置かれます。
(4人戦での例)


==コンバーター==
(例1) 赤3⇒青6(12扱い)⇒緑6(12扱い)⇒青5    :青と緑では緑が有利であるため、緑6のプレイヤーの勝利
ビルドアクションを行う際に、アクティブなギズモを使って、手持ちのエネルギーを必要なエネルギーに変換できます。


コンバーターは、ビルドしたコンバーターギズモを選択することで使用できます。
(例2) 赤4⇒青2(8扱い)⇒赤3⇒青4(8扱い)      :青2と青4は同色のため、後から出した青4のプレイヤーの勝利


==リサーチ==
(例3) 赤6⇒青2(8扱い)⇒緑4(8扱い)⇒赤2(8扱い):青2、緑4、赤2で3色あるため、後から出した赤2のプレイヤーの勝利
裏向きのレベル別山札を選び、リサーチ量に等しい枚数のカードを引きます。


一度に複数の山札からカードを引くことはできません。
==ラウンド==
1ラウンドはすべての手札を使い終わった5トリック終了時に終了する。


ゲーム開始時は各プレイヤーはリサーチ量3ですが、ギズモによってリサーチ量が増加します。
現在保持している宝石はそのままに、すべてのカードを混ぜて6枚ずつ配りなおし、次のラウンドに入る。


選択したレベルデッキのカードがリサーチ量より少ない場合、その枚数だけ引きます。
計3ラウンドが終了したら得点計算をするが、特殊な状況となった場合は【ただちに】ゲームが終了する。


カードを引いたら、その中から1枚を選び、(エネルギーに余裕があれば)構築するか、 (アーカイブに空きがあれば)ファイルするか、パスします。
==ゲーム終了(End of game)==
ゲーム終了条件は3つあり、以下のように処理する。


残りのカードは対応するレベルデッキの一番下に、好きな順番で戻します。
'''・いずれかのプレイヤーが赤、青、緑3色の宝石を、それぞれ2セット集めた場合'''


注:研究アクション中に行うファイルや構築のアクションも、アクティブなギズモの発動にカウントされます(以下の「ギズモの効果の発動」を参照)。
ただちにそのプレイヤーの勝利となる(BGAでは100点と表示) ※2位以下の順位は通常の得点計算により決定する


==ギズモの発動==
このゲームは4つのアクションの内1つを行うことが基本です。


しかし、核心と勝利の鍵はギズモの効果を発動して多くのコンボを生むことです。
'''・共通在庫からいずれか1色の宝石がすべてなくなった場合'''


ダッシュボードの下に配置するギズモには特定の行動によって発動する効果があります。
そのトリックを最後まで実施し、その後ただちに得点計算をする


アクションを実行すると、発動できるギズモはハイライトで表示されます。


発動できるギズモは、好きな順番で効果を発動することができます。


ただし、各ギズモは1ターンに1度しか使用できません。
'''・上記2つの条件を満たさず、3ラウンドが終了した場合'''


注:ギズモの効果は、それが構築されたのと同じターンに使用することができます。
得点計算をする


しかし、それを構築したのと同じアクションで誘発させることはできません。
==得点計算==
最終的に、持っている宝石の種類と数によって以下の順序で計算する。
[[ファイル:Image2.png|サムネイル|得点計算]]


==連鎖反応==
発明王の秘訣は、連鎖反応を引き起こすようにギズモを組み立てることです。


あるギズモの効果で他のギズモが発動されることがあります。
'''・3色セットの宝石'''


発動されるギズモの数に制限はありませんが、各ギズモは1ターンに1度しか使用できません。
1セットにつき【1点】


ギズモを発動する順番は自由です。


そのターンで構築したギズモが連鎖反応の後半に発動されることもあります。
'''・2色セットの宝石'''


アクションと効果の最適な実行順序を見つけることで、より大きな成果を得られるでしょう。
1セットにつき【-2点】


==ゲームの終了==
・プレイヤーが4枚目のレベル3ギズモを構築したとき。


・合計16枚目のギズモ(スタート時のギズモを含む)を構築したとき。
'''・残った宝石'''


その後、先手プレイヤーの右隣のプレイヤーが手番を終えるまでプレイを続けます。
1つにつき、【共通在庫に残っているその色の宝石の数】分の点数


つまり、すべてのプレイヤーの手番が同じ数になるまで、ゲームを続けます。


ゲーム終了のトリガーとなったプレイヤーが、先手プレイヤーの右隣のプレイヤーであれば、そのプレイヤーが手番を終えた時点でゲームは終了します。


最も多くの勝利ポイントを獲得したプレイヤーが勝利となります。
の合計点によって決定する。


同点の場合は、アクティブギズモエリアにあるギズモの数が多い方が勝ちです(アーカイブにあるギズモは含まれません)。


それでも同点の場合は、自分のエネルギー貯蔵リングに残っているエネルギーが多い方が勝ちます。
なお同じ点数の場合は、持っている宝石の数が多いプレイヤーが勝者となる。


それでも同点の場合は、最初のプレイヤーから時計回りに最も遠い同点プレイヤーの勝ちとなります。
※上のセットから順に計算し、各セットは重複しません。

2023年3月2日 (木) 14:00時点における最新版

概要

TriATriはマストフォローのトリックテイキングゲーム。

6枚のカードのうち、1枚はスタートプレイヤー決めに、残り5枚でトリックテイキングをする。

これを3回(3ラウンド)実施し、最も点数の高いプレイヤーの勝利(特殊勝利あり)。

内訳

火・水・木のカード 偽カード 使用しないカード
2人 各色2~6(15枚) 2枚 5枚
3人 各色2~7(18枚) 1枚 1枚
4人 各色2~8(21枚) 3枚 0枚

宝石:各色6個(赤(火)、青(水)、緑(木))

倍増、入れ替わり

・倍増

カードの強さは、その色に関わらず、常に数値の大きいプレイヤーが勝利する。

属性は3すくみとなっていて、前のプレイヤーが出したカードにより、自身のカードの数値が2倍になる。

Image.png

前のカードが火なら水が、水なら木が、木なら火が有利なカードとなる。

なお、自身のカードが【2】の場合に限り、2倍ではなく4倍となる。


・入れ替わり

右のカード(偽カード)は例外的に、いつでも出せるカードである。

既に場に出ているカードのうち、(倍増の効果も加味したうえで)最も数値の大きいプレイヤーのカードと交換する。

スタートプレイヤー決め、又はスタートプレイヤーがこれを出した場合は、無色の【0】として扱う。

スタートプレイヤー決め

全員が手札から1枚のカードを同時に出し、最も数字の大きいカードを出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。

この時、最も数字の大きいプレイヤーが複数人いた場合は、以下のように処理する。


・最も数字の大きいプレイヤーが2人の場合

属性の相性を判断して、強い側がスタートプレイヤーとなる。


・最も数字の大きいプレイヤーが3人の場合(4人戦)

別の数字カードを出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。


・最も数字の大きいプレイヤーが3人の場合(3人戦)

全てのカードを戻して、配りなおす。


・imitation(偽)カードを出したプレイヤーが2人の場合(2人戦)

全てのカードを戻して、配りなおす。

トリック

・宝石の選択

スタートプレイヤーはトリックの勝者がもらえる宝石を、共通在庫または自分の手元から1つ選択する。


・カードのプレイ

スタートプレイヤーから順番に、カードを1枚出す。

この際、対象の宝石の色のカードを持っている場合、そのカードを出す。

持っていない場合は好きな色のカードを出す。

なお偽カードについては、色の縛りに関わらずに出すことができる。


・宝石の獲得

全員のプレイヤーがカードを出し終えた後、最も数値の大きいプレイヤー(後述)は宝石を獲得する。


・勝敗の判定

属性の考慮を含めて、最も数値の大きいカードを出したプレイヤーが勝利する。

なお最も数値の大きいカードを出したプレイヤーが2人いた場合、その2枚の属性相性が有利なカードを出したプレイヤーが勝利する。(例1)

最も数値の大きいカードを出したプレイヤーの属性が同じ、または3色あった場合は、カードを後に出したプレイヤーが勝利する。(例2,3)


(4人戦での例)

(例1) 赤3⇒青6(12扱い)⇒緑6(12扱い)⇒青5    :青と緑では緑が有利であるため、緑6のプレイヤーの勝利

(例2) 赤4⇒青2(8扱い)⇒赤3⇒青4(8扱い)     :青2と青4は同色のため、後から出した青4のプレイヤーの勝利

(例3) 赤6⇒青2(8扱い)⇒緑4(8扱い)⇒赤2(8扱い):青2、緑4、赤2で3色あるため、後から出した赤2のプレイヤーの勝利

ラウンド

1ラウンドはすべての手札を使い終わった5トリック終了時に終了する。

現在保持している宝石はそのままに、すべてのカードを混ぜて6枚ずつ配りなおし、次のラウンドに入る。

計3ラウンドが終了したら得点計算をするが、特殊な状況となった場合は【ただちに】ゲームが終了する。

ゲーム終了(End of game)

ゲーム終了条件は3つあり、以下のように処理する。

・いずれかのプレイヤーが赤、青、緑3色の宝石を、それぞれ2セット集めた場合

ただちにそのプレイヤーの勝利となる(BGAでは100点と表示) ※2位以下の順位は通常の得点計算により決定する


・共通在庫からいずれか1色の宝石がすべてなくなった場合

そのトリックを最後まで実施し、その後ただちに得点計算をする


・上記2つの条件を満たさず、3ラウンドが終了した場合

得点計算をする

得点計算

最終的に、持っている宝石の種類と数によって以下の順序で計算する。

得点計算


・3色セットの宝石

1セットにつき【1点】


・2色セットの宝石

1セットにつき【-2点】


・残った宝石

1つにつき、【共通在庫に残っているその色の宝石の数】分の点数


の合計点によって決定する。


なお同じ点数の場合は、持っている宝石の数が多いプレイヤーが勝者となる。

※上のセットから順に計算し、各セットは重複しません。