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==ゲームの流れと目的==
== ゲームの目的 ==
「1号線で行こう!」は2つのフェーズに分かれます。<br>
『1号線で行こう!』は、2つのフェイズからなるゲームです。
フェーズ1では線路タイルを置いて路線を完成させることを目指します。<br>
 
フェーズ2ではダイスを振って路面電車を進め、路線の完走を目指します。<br>
最初に、線路タイルを使用して路面電車が通るルートを作り、その後作ったルートの上をダイスを振って路面電車に走らせます。
最初に完走したプレイヤーの勝利です。
 
*'''路面電車は前進しかできません'''。緩やかなカーブは曲がれますが直角や鋭角に曲がることはできません。
最初に自分の路線カードに示されたルートを完走したプレイヤーが勝利します。
前進だけで路線カードのすべての停留所を通り、もう一方のターミナル駅までたどり着くルートを作ってください。
 
闇雲に線路を繋がず、効率よく通行できるルートを構築しましょう!


==ゲームの準備==
==ゲームの準備==
各プレイヤーに線路タイル5枚(直線3枚とカーブ2枚)と路線カードを配ります。<br>
各プレイヤーに以下を配る:
路線カードには自分の始点と終点となるターミナル駅の番号と、目的の停留所が示されています。<br>
 
*自分の手元にある線路タイルと路線カードは伏せられており、他のプレイヤーからは見えません。
・線路タイル5枚(直線3枚、カーブ2枚)
 
・路線カード (いわゆる目標カード)
 
 路線カードには、メインボードの端にある「始点駅」と「終点駅」の数字と、「経由する停留所」のアルファベットが記されている。
 
 路線カードは伏せて、他のプレイヤーには見えないようにする。
==ゲームの流れ==
※ゲームはフェイズ1・フェイズ2に分かれていますが、フェイズ同士が深い関連を持つため、フェイズ2まで通して読むことを推奨します
 
=== フェイズ1: ルートを作る ===
手番では、線路タイルを2枚まで以下の方法で配置する。
 
・空きマスに'''新しく置く'''
 
・既に置かれているタイルと'''交換する'''
 
手番終了後、手元の線路タイルが5枚未満なら、5枚になるよう補充する。
 
'''フェイズ1の注意点'''
 
・タイルは回転して置くことができる。
 
・この手番で置くタイルも、既存のタイルも、いずれも線路をつなげる必要はない。
 
・交換する場合、既に置かれていた線路がなくなるような置き方はできない。
交換の例:「|」タイルは「+」や「T」と交換できるが、「ノ」や「ナ」と交換できない。
・線路が行き止まりになる(壁や停留所、駅に直接つなぐような)置き方はできない。
 
・緑色のタイルは交換できない。
 
・タイルは自分の手元か、または後述する'''フェイズ2に移行したプレイヤーの手元'''から選ぶ。
 
'''停留所の設置'''
 
建物の上下左右いずれかに初めて隣接してタイルを置いたとき、そのタイルに停留所を置く。
 
===フェイズ2: 路面電車を進める===
路線カードに記されたルート(始点〜経由する停留所〜終点)が線路タイルでつながった時、フェイズ2に移行できる。
 
フェイズ2を始めるときは、手元の線路タイルと路線カードを公開し、始点にするターミナル駅を選んで路面電車を配置する。
 
手番では、最初に3個のダイスを振り、そのうち1つを選んで出目の効果を実行する。
 
その後、残りのダイスを1個減らして再び振る(最大3回まで行える)。
 
'''ダイスの出目と効果'''
 
緑信号(1または2): 緑信号の数だけ電車を前進させる。2マス進む場合でも、路線カードにある停留所では一度停車する。
 
H: 次の停留所またはターミナル駅まで進む。
 
赤信号: 電車は進めない。
 
道具(×2面): 故障のため、路面電車は最寄りの停留所かターミナル駅まで戻す。その後、その手番は終了する。
 
'''フェイズ2の注意点'''


==フェーズ1==
・フェイズ2に移行したプレイヤーは、フェイズ1に戻ることはできない。
線路タイルを2枚まで置けます。<br>
空いている場所に新しく置くか、既に置かれているタイルと交換して置くことができます。<br>
*置くタイルは自分の手元か、フェーズ2に移行した他のプレイヤーの手元から選びます。
*タイルは好きな向きに回転させて置けます。
*置く際に既存の線路とつなげる必要はありませんが、行き止まりとなる線路ができるような置き方はできません。
*交換では上記に加え、既に置かれていた線路を無くすような置き方はできません。
*: 緑色のタイルはそれを交換できるタイルがないことを示しています。
*: 交換されたタイルはプレイヤーの手元に戻ります。


建物の上下左右のいずれかに初めて隣接してタイルを置いたら、そのタイルに停留所を置きます。
・'''路面電車は前方向にしか進むことができない。'''また、'''直角に曲がって進むことはできない。'''


路線カードの条件を満たすルートが完成していればフェーズ2に移行できます。<br>
''' '''線路がつながっているように見えるのにフェイズ2に進めない場合、ルートのどこかに前方向の進行だけでは通れない線路がある。
フェーズ2に移行したら路線カードと線路タイルを公開し、始点にするターミナル駅を選んで自分の路面電車を配置します。
*一度フェーズ2に移行するとフェーズ1には戻れません。


手番終了時に手元の線路タイルを5枚になるまで補充します。
・停留所を経由するには、停留所があった建物の側面を走行するのはなく、停留所が置かれた路線タイルに路面電車を停止する必要がある。


==フェーズ2==
・停留所は目標カードの順番に経由する必要は無い。
最初にダイスを3つ振り、出た目を1つ選んで実行します。<br>
==勝利条件==
その後、ダイスを1個減らして再び振り実行するか、パスするか選択します。<br>
自分の路面電車が、自分の路線カードに記されたすべての停留所に一度停車した後、始点にした駅の反対側にある同じ番号のターミナル駅に到達できたら勝利となる。
これを繰り返し、パスするか振るダイスがなくなると手番が終わります。


;ダイス目の意味
勝者が決まった時点で、ゲームは直ちに終了する。
*緑信号(1または2) - 路面電車を緑信号の数だけ進めます。2つ進む場合でも目的の停留所では一度停車しなければいけません。
*H - 路面電車を次の停留所かターミナル駅まで進めます。
*赤信号 - 何もしません。
*道具(×2面) - (故障のため)路面電車を最寄りの停留所かターミナル駅まで戻します。その後、手番が終わります。

2025年10月10日 (金) 07:13時点における最新版

ゲームの目的

『1号線で行こう!』は、2つのフェイズからなるゲームです。

最初に、線路タイルを使用して路面電車が通るルートを作り、その後作ったルートの上をダイスを振って路面電車に走らせます。

最初に自分の路線カードに示されたルートを完走したプレイヤーが勝利します。

闇雲に線路を繋がず、効率よく通行できるルートを構築しましょう!

ゲームの準備

各プレイヤーに以下を配る:

・線路タイル5枚(直線3枚、カーブ2枚)

・路線カード (いわゆる目標カード)

 路線カードには、メインボードの端にある「始点駅」と「終点駅」の数字と、「経由する停留所」のアルファベットが記されている。

 路線カードは伏せて、他のプレイヤーには見えないようにする。

ゲームの流れ

※ゲームはフェイズ1・フェイズ2に分かれていますが、フェイズ同士が深い関連を持つため、フェイズ2まで通して読むことを推奨します

フェイズ1: ルートを作る

手番では、線路タイルを2枚まで以下の方法で配置する。

・空きマスに新しく置く

・既に置かれているタイルと交換する

手番終了後、手元の線路タイルが5枚未満なら、5枚になるよう補充する。

フェイズ1の注意点

・タイルは回転して置くことができる。

・この手番で置くタイルも、既存のタイルも、いずれも線路をつなげる必要はない。

・交換する場合、既に置かれていた線路がなくなるような置き方はできない。

交換の例:「|」タイルは「+」や「T」と交換できるが、「ノ」や「ナ」と交換できない。

・線路が行き止まりになる(壁や停留所、駅に直接つなぐような)置き方はできない。

・緑色のタイルは交換できない。

・タイルは自分の手元か、または後述するフェイズ2に移行したプレイヤーの手元から選ぶ。

停留所の設置

建物の上下左右いずれかに初めて隣接してタイルを置いたとき、そのタイルに停留所を置く。

フェイズ2: 路面電車を進める

路線カードに記されたルート(始点〜経由する停留所〜終点)が線路タイルでつながった時、フェイズ2に移行できる。

フェイズ2を始めるときは、手元の線路タイルと路線カードを公開し、始点にするターミナル駅を選んで路面電車を配置する。

手番では、最初に3個のダイスを振り、そのうち1つを選んで出目の効果を実行する。

その後、残りのダイスを1個減らして再び振る(最大3回まで行える)。

ダイスの出目と効果

緑信号(1または2): 緑信号の数だけ電車を前進させる。2マス進む場合でも、路線カードにある停留所では一度停車する。

H: 次の停留所またはターミナル駅まで進む。

赤信号: 電車は進めない。

道具(×2面): 故障のため、路面電車は最寄りの停留所かターミナル駅まで戻す。その後、その手番は終了する。

フェイズ2の注意点

・フェイズ2に移行したプレイヤーは、フェイズ1に戻ることはできない。

路面電車は前方向にしか進むことができない。また、直角に曲がって進むことはできない。

 線路がつながっているように見えるのにフェイズ2に進めない場合、ルートのどこかに前方向の進行だけでは通れない線路がある。

・停留所を経由するには、停留所があった建物の側面を走行するのはなく、停留所が置かれた路線タイルに路面電車を停止する必要がある。

・停留所は目標カードの順番に経由する必要は無い。

勝利条件

自分の路面電車が、自分の路線カードに記されたすべての停留所に一度停車した後、始点にした駅の反対側にある同じ番号のターミナル駅に到達できたら勝利となる。

勝者が決まった時点で、ゲームは直ちに終了する。