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提供:Board Game Arena
2025年7月11日 (金) 14:06時点におけるLeyba039 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎補足と注意事項)
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ゲームの準備(BGAでは自動)

1.マップボードをテーブルの中央に置きます。

2.大きな城トークンをすべて裏向きにシャッフルし、マップボード上の円形スペース1つずつに1枚ずつ配置します。

 その後、すべてのトークンを表向きにします。

3.戦術カードをシャッフルし、プレイ人数に応じて表向きでマップボードの隣に並べます。

 2人:3枚、3人:4枚、4人:5枚

これが「ディスプレイ」となります。残りのカードは箱に戻し、このゲームでは使用しません。

4.小さな城トークン、剣チップ、援軍ミープルをマップボードの隣に置きます。

 2人プレイの場合、剣が3本・4本の剣チップと小さな城トークンはすべて取り除きます。

 3人プレイの場合、剣が4本の剣チップは取り除きます。

 これらはこのゲームでは使用しません。

5.プレイヤーカラーを選び、その色の大名ミープルと兵士ミープルを受け取ります(これが自分のストックです)。

 残りの大名・兵士ミープルは箱に戻します。

6.最後にお城を訪れた人(またはランダムで選んだ人)がスタートプレイヤーになります。

ゲームの流れ

I. 配置フェイズ

スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。

自分の手番では「兵士の配置」または「戦術カードの使用」のいずれかを行います。

1. 兵士の配置

1.サイコロ3つすべてを振ります。手番中に1度だけ全サイコロを振り直すことができます。

2.サイコロを2個と1個の2グループに分けます。

3.2個グループの合計と同じ数字が書かれた大きな城トークンのあるエリアに兵士ミープルを配置します。

 首里城の場合は、島の周囲に配置できます。

4.残り1個のサイコロの目によって配置する兵士の数が決まります

 1または2:1体、3または4:2体、5または6:3体

 ミープルが足りない場合は、残っている兵士ミープルをすべて配置します。

※兵士ミープルは自分のもの・他人のものがいるエリアにも配置できます。

※サイコロを振った後に途中で配置をやめて戦術カードを使うことはできません。

※サイコロを振った後に戦術カードを使うことはできません。

2. 戦術カードの使用

戦術カードはゲーム中1回だけ使えます。

1.ディスプレイから任意の戦術カードを選び、自分の前に置いてカードの効果を即座に適用します。

 効果を実行できない場合はそのカードを選べません。

例:

 - 自分の兵士ミープルがすべて海に囲まれたエリアにいる場合、「山越え(カード#7)」は使えません。

※誰かがすべての兵士ミープルをマップボードに配置し終えたら、戦術カードはもう使えません。

 残りのプレイヤーは兵士の配置のみ行います。

2. 自分の兵士ミープルをすべて配置し終えたら、剣チップの中で最も剣の多いものを1つ取ります。

 その後、このフェイズ中は手番を飛ばします。

3. 全員が兵士ミープルをすべて配置し終えたら、次のフェイズ(戦争フェイズ)へ進みます。

II. 戦争フェイズ

兵士ミープルがいるすべてのエリアで、以下の1~3の手順で戦争を解決します。

大きな城トークンの数字が小さいエリアから順に解決してください。

兵士ミープルがいないエリアは、大きな城トークンを脇に置き、そのエリアからは誰も城トークンを獲得できません。

1. 勝者の決定

各プレイヤーの兵士ミープルと援軍ミープルの合計を数えます(援軍ミープルは最初のエリア解決後に入手します)。

この合計がそのプレイヤーのパワーとなります。

パワーが最も高いプレイヤーが勝者、2番目が準優勝者です。

同点の場合は、より大きい剣チップを持つプレイヤーが勝者となります。

2. 城トークンの獲得

勝者はそのエリアの大きな城トークンを獲得し、自分の前に置きます。

3人・4人プレイの場合、2位はそのエリアの大きな城トークンの半分(切り捨て)の価値の小さな城トークンを獲得します。

そのエリアに兵士ミープルが1人しかいない場合、そのプレイヤーのみ大きな城トークンを獲得し、小さな城トークンは誰も獲得しません。

3. 援軍の配置

大きな城トークンを獲得したプレイヤーは、援軍ミープルを配置します。

戦争に勝ったプレイヤーは、自分の兵士ミープルがいる隣接エリア(まだ大きな城トークンが残っているエリア)に援軍ミープルを配置します。

3人・4人プレイ:各エリアに2体、2人プレイ:各エリアに1体

援軍ミープルが足りなくなった場合は、すでに戦争が解決済みのエリアから回収して使います。


すべてのエリアで1~3を終えたら、戦争フェイズは終了です。

ゲーム終了

獲得した城トークンの数字を合計し、最も合計が高いプレイヤーが勝者です。

同点の場合は、より大きい剣チップを持つプレイヤーが勝者となります。

補足と注意事項

・サイコロは手番中に1回だけ全て振り直せます。

・誰かがストックの兵士ミープルをすべて配置した時点で、以降は戦術カードは誰も使えません。

・カードに「2体」など指定がある場合は、必ずその数を移動させなければなりません。

・戦争に勝った場合、3人・4人プレイなら2体、2人プレイなら1体の援軍ミープルを配置できます。

上級ルール

このルールでは大名ミープルと大名カードを追加します。

1.「ゲームの準備」の変更点

1.通常の準備の後、各プレイヤーは兵士ミープル2体を箱に戻し、代わりに自分の色の大名ミープル1体を受け取ります。

 上級ゲームでは各プレイヤーは兵士ミープル16体+大名1体となります。

2.大名カードをシャッフルし、2/3/4人プレイなら3/4/5枚をマップボードの横に表向きで並べます。

 残りのカードは箱に戻します。

3.スタートプレイヤーの右隣から反時計回りに1枚ずつ大名カードを選び、自分の前に裏向きで置きます。

 残ったカードは箱に戻します。

2.「ゲームの流れ」の変更点

配置フェイズで、以下の3つのいずれかを行います:

・兵士ミープルの配置

・戦術カードの使用

・大名カードの使用(新アクション)

  大名カードは1ゲームにつき1回だけ使用できます。使用時は表向きにして即座に効果を適用します。

  大名ミープルは配置フェイズでは通常の兵士1体と同じ扱いですが、戦争フェイズでは兵士2体分のパワーとなります。

  大名ミープルをいつ配置するかは自由です。

  兵士の配置時、配置可能な兵士ミープルのうち1体を大名ミープルに置き換えて配置できます。

  ストックの兵士・大名がなくなったら、以降は戦術・大名カードは誰も使えません。

  ※戦術カードや大名カードで「兵士ミープル」と書かれている場合、大名ミープルは対象外です。

  ※大名カードは1ゲームにつき1回だけ使用できます。使用時は表向きにして即座に効果を適用します。

  

すべての兵士・大名を配置し終えたら、最も剣の多い剣トークンを1つ取ります。その後、このフェイズ中は手番を飛ばします。

大名カードの効果

大名 効果 注意点
上杉謙信 自分の大名がいるエリアから、最大3体まで自分の兵士を陸続きの隣接エリアに移動できる 全部または一部を同じエリアに移動も可
武田信玄 自分の大名がいるエリアから、同じ相手の兵士最大3体を隣接エリアに移動できる 1人の相手のみ対象
織田信長 自分の大名を隣接エリアに移動し、同じエリアから兵士1体を同行させられる 同行兵士は同じエリアから同じエリアへ移動すること
毛利元就 自分の大名がいるエリアに隣接するエリアに、ストックから最大3体まで兵士を配置できる 1エリアに2体まで
長宗我部元親 自分の大名がいるエリアから、最大3体まで自分のユニット(兵士・大名)を海でつながった隣接エリアに移動できる 大名・兵士どちらかだけでも可

同じエリアにまとめても分けてもOK

大友宗麟 自分の大名に隣接する最大2エリアで、相手の兵士1体ずつを自分のストックの兵士と入れ替える 複数の相手に対しても可

1エリアにつき1体まで

歴史・地名解説

大名・武将

上杉謙信(うえすぎ けんしん)

 越後国(現在の新潟県)の戦国大名。軍略の天才として名高く、特に「川中島の戦い」での武田信玄との死闘が有名です。

武田信玄(たけだ しんげん)

 甲斐国(現在の山梨県)の大名。戦国時代を代表する名将で、領国経営にも優れ、「風林火山」の旗印で知られます。

織田信長(おだ のぶなが)

 尾張国(現在の愛知県)の大名。戦国時代の覇者で「天下布武」を掲げ、中央集権的な体制を目指しました。本能寺の変で没。

毛利元就(もうり もとなり)

 中国地方の大名。三人の息子とともに中国地方を制覇し、「三本の矢」の逸話でも知られます。

長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)

 土佐国(現在の高知県)の大名。四国統一を成し遂げた武将で、織田信長から「家を離れぬ蝙蝠(こうもり)」と揶揄された逸話も。

大友宗麟(おおとも そうりん)

 豊後国(現在の大分県)のキリシタン大名。洗礼名フランシスコ。キリスト教王国の建設を目指しましたが、島津氏に敗れました。

城・地名

徳山館(とくやまたて)

 蠣崎氏(のちの松前氏)の居城。道南十二館の一つで、アイヌとの交流もあったとされます。

米沢城(よねざわじょう)

 伊達氏の居城として知られ、江戸時代には上杉氏の本拠地となりました。

春日山城(かすがやまじょう)

 上杉氏の本拠地。日本五大山城の一つで、戦国時代の名城です。内戦後に廃城。

小田原城(おだわらじょう)

 北条氏の居城。豊臣秀吉の攻撃まで、上杉謙信や武田信玄の攻撃にも耐え抜きました。

躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)

 武田氏の本拠。堅固な城ではなく、「人を城とせよ」という方針で知られます。

清洲城(きよすじょう)

 織田信長の居城。本能寺の変後の「清洲会議」が行われた場所です。

京(きょう)

 天皇の都。応仁の乱で荒廃しましたが、豊臣秀吉や市民の力で復興しました。

吉田郡山城(よしだこおりやまじょう)

 毛利氏の本拠地。尼子氏の大軍を撃退したことで有名です。

岡豊城(おこうじょう)

 長宗我部氏の居城。元親が四国統一の拠点とした山城です。

臼杵城(うすきじょう)

 大友宗麟が築いた城。周辺には多くのキリスト教施設がありました。

首里城(しゅりじょう)

 琉球王国の王城。中国風の建築様式が特徴で、世界遺産にも登録されています。