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Gamehelpparks

提供:Board Game Arena
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※元の初版のルールに加筆形式で書き込んだため、用語などが混在している場合があります。※ブラウザのフォント設定などで新しくなった部分が、枠線で囲われて表示されている場合があります。

ゲームの準備

パークカード:

 国立公園のイラストが描かれており、ゲーム終了時に獲得できるポイント(勝利点)と訪問に必要なコストが示されています。
 パークデッキの上から3枚引き、共通のゲームボード上部に公開します。


ギアカード:

 所持することでリソースの入手にボーナスが得られたり、特殊なアクションが行えるようになる装備です。
 ギアデッキの上から3枚引き、共通のゲームボード下部に公開します。


水筒トークン:

 シーズン毎に1度のみ、水トークンを置くことで何らかのメリットを得るカードです。
 各プレイヤーに、水筒デッキからランダムに1枚ずつカードを配ります。
 配られた水筒は自分の水筒ボードに表向きで置きます。


パッシュンカード:
: パッションカードに書かれた条件を満たしたらすぐに、ゲーム終了時に示された条件でボーナスを得るか、それ以降のゲームで適用する永続効果かのどちらかを選択します。パッションカードは伏せられて保持して、条件達成で公開します。
 各プレイヤーに2枚ずつ配ります。各プレイヤーはそのうちの1枚を自分のボードに置き、残りの1枚を裏向きに捨てます。


シーズンカード:

 そのシーズンにおける"全体に影響を与える効果"と、シーズン中の"天気模様"が書かれています。
 シーズンカードを1枚引き、共通のゲームボード左側に公開します。


トークンバンク:

 リソースとして利用される5種のトークン(森・山・太陽・水・野生動物)をトークンバンクに置きます。
 それぞれのトークンは個数が分かるように置かれています。


プレイヤーカラー:

 各プレイヤーは同じ色のハイカーを2人ずつ受け取り、"旅の始まり"タイルに置きます。
 各プレイヤーは同じ色の"キャンプファイヤー"トークンを受け取り、火が灯っている面を表にして手元に置きます。
 ファーストプレイヤーをランダムに決め、"ファーストハイカー"マーカーを渡します。
 ラストプレイヤーとなるプレイヤーは、"カメラ"トークンを受け取ります。


旅路のセットアップ:

 旅ボード上に、このシーズンにかけてハイカーが進むことになる旅路を作ります。


・一番左側に"旅の始まり"タイルを配置します。
・特別名所タイルからランダムな1枚を引き、基本名所タイルとシャッフルして名所デッキとします。
・名所デッキを全て、"旅の始まり"タイルの右側に1枚ずつ並べます。
・"旅の終わり"タイルを最後の名所タイルの右側に配置します。
:・ダイスを振り、示された場所にシャッターバグを置きます。各プレイヤー水筒を2つ引いてそのうち1枚を獲得し指定の場所に置きます。

ゲームの流れ

ゲームは3シーズン(ラウンド)で構成されています。

すべてのハイカーが旅の終わりタイルに到達するとラウンドが終了し、シーズンが変わります。

【シーズン開始時の処理】
シーズンカードに即時発動する効果が書かれている場合、その処理を行います。
また、シーズンカード右下に記された天気模様を確認し、名所タイルの上にトークンを配置します。
1番目の名所タイルには配置せず、2番目の名所タイルから順番に、記された天気模様の通りにトークンを1つ配置していきます。
天気模様が足りない時は最初から繰り返し、旅の終わりタイルの1つ手前のタイルに置くまで続けます。
(例:天気模様が「水・太陽」なら、「始まり・無し・水・太陽・水・太陽・水・終わり」と置きます)

【シーズン中の行動】
システムとしては「東海道/ヘブン&エール/グレンモア」と同じようなムーブフォアードアンドアクション型です。
ファーストハイカーマーカーを持つプレイヤーが最初の手番を行います。
手番中、プレイヤーは自分のハイカーのどちらかを選択し、そのハイカーより右側にある任意の名所タイル(あるいは旅の終わり)まで移動させます。
ハイカーが新しい名所に到着したら、プレイヤーはその名所のアクションを実行します。
その後、時計回り順で次のプレイヤーに手番が移ります。
シーズンが終了する条件が満たされるまで、手番を順番に実行していきます。

・アクションで消費したトークンはトークンバンクに戻します。
・通常は、既にハイカーがいる名所に移動することができません(たとえ自分のハイカーであっても)。
 ただし表向きのキャンプファイヤートークンを裏向きにすることで移動することができます。
・天気模様によってトークンが置いてある名所に移動した場合、通常のアクション実行前にそのトークンを獲得します。
・ストックが枯渇している場合、そのトークンを獲得するアクションは実行することができません。
・コスト不足やストック枯渇などの要因で移動先の名所でアクションすることができない場合、その名所に移動することはできません。
・各プレイヤーはターン終了時、トークンを12個までしか所持できません。ターン終了時にトークンが12個以上になった場合、12個になるまでサプライに戻さなければなりません。

◆各タイルのアクション効果

森:森トークンを1つ得る。
山:山トークンを1つ得る。
谷:太陽トークンを2つ得る。
海:水トークンを2つ得る。
野生動物:任意のトークンを1つ消費し、野生動物トークンを得る。

景勝地:水筒を1つ得る。または資源を1つ消費し、写真タイルを枚得る。
展望台:パークを予約するか訪問する。
スニーカー:ギアを1つ購入する。
ダイス:ダイスを1回降って出た目の効果を得る。(森トークン1つ/山トークン1つ/太陽トークン2つ/水トークン2つ/水筒1つ/任意のトークンを1つ消費し、野生動物トークンを得る)


◆アイコンで表される効果
野生動物トークン:これらのトークンは12個すべて異なる形・大きさをしていますが、効果に違いはありません。
 野生動物トークンは、パークを訪問したり写真を撮ったりするとき、他のトークンの代わりとして使用できます。
 ただし、水筒のコスト支払いやギアの購入には使用できません。
トークンシンボル:カードイラスト中、正方形の中に数字が記されている場合はコストを表し、その数だけ(任意の)トークンを消費しなければならないことを示します。

アクションの詳細

水筒:水筒を獲得する場合、表面になっている3つか山札から1枚引いて獲得します。獲得したものは自分の水筒の置き場(2×3の6個まで配置  可能)の任意の場所に置きます。水筒は随時補充されます。
自分の手番中に水トークンを得たとき、それを2つまたは1つの示された置き場に置くことでその両方の水筒の効果を発動できます。
水筒カードの効果を発動させる場合、獲得した水トークンを自分の手元ではなく水筒カードの上に置き、そのカードに記された効果を発動してください。
注意:水筒カードの上に置けるのは、その手番中に獲得した水トークンだけです。また、2つの水筒の間には1つしか水は置けません。また水の置かれた横に後から獲得した水筒を置いてもその水の効果での置いた水筒の効果は発動しません。
また、手番中に水トークンを複数得た場合、任意の数を水筒の水置き場の上に置くことができます。
水筒の上に置かれた水トークンはシーズンの終わりまでカード上に残り続け、別のアクションのために使用することはできません。

上限の6個を超えて水筒は獲得できません。

写真とシャッターバグバッジ:写真タイルを得るには、写真を撮れるマスを訪れ、任意のトークンを1つサプライに戻さなければなりません。写真タイルは1つにつき1ポイントとなります。
また、テントウムシアイコンのシャッターバグバッジがいるマスにはじめて訪れたプレイヤーはシャッターバグバッジを得ます。その後、そのマスを訪れたら、現在シャッターバグバッジを持っているプレイヤーから奪います。
シャッターバグバッジを持っていると1枚目の写真を撮ったあと、同じようにトークンを1つ消費して2枚目の写真を撮ることができます。


パークの予約か訪問:

【Park】のマスで行います。
予約はゲームボード上で表になっている3枚のパークから1枚選ぶか、パークデッキから1枚引き予約します。予約したパークは、自分の手元に横向きにして置いておきます。
縦向きになっているパークとは区別しておいてください。ボード上のスロットからパークを予約した場合、パークデッキから1枚公開して空いているスロットに置きます。今後「パークの訪問」を行うとき、ゲームボード上で表になっている3枚のパークだけではなく、自分が予約したパークにも訪問することができます。

訪問は示されたトークンを払い場に出ているものか予約したものから訪れることができ、即時効果・勝利点もそれぞれ異なり、(初版ルールとは異なり)可能な限りいくつでも訪問が可能です。


ギアの購入:ギアは、あなたの旅の助けになります。名所を訪れた時により高い効果が得られるようになったり、特定のパークカードを訪問しやすくなったりします。
ボード上にある3つのギアのうち1つを選択し、記されたコストに等しい太陽トークンを消費することでそのギアを獲得できます。ギアカードは即座に補充されます。
または太陽トークン2つを消費して、ギアカードデッキの一番上のカードを獲得します。
すべてのギアは、ゲーム中永続的に有効な効果を持っています。また、いくつかのギアは購入した瞬間にだけ発動する即時効果を持ちます。獲得したギアは、手元に表向きで置いてください。


キャンプファイヤー:キャンプファイヤートークンを裏返すことで、既に他のハイカーがいる名所に移動できます。
キャンプファイヤートークンが既に裏の場合、他のハイカーがいる名所に移動することはできません。

(初版ルールとは異なり)自分のハイカーのいずれかが旅の終わりタイルに到達しても表側にはせず、シーズンの終わりに表側に戻すことができます。

旅路の終了

ハイカーが旅の終わりタイルに到達したとき、裏向きのキャンプファイヤートークンを表に戻します。
更に、以下の3つのエリアのうち1つにハイカーを移動させ、その効果を得ます。

●パークの予約か訪問:
パークの予約か訪問を行えます。
このエリアに最初にハイカーを移動させたプレイヤーは、ファーストハイカーマーカーを獲得できます。2番目以降にこのエリアを訪れたプレイヤーはファーストハイカーマーカーを獲得できません。
ファーストハイカーマーカーは、ゲーム終了時に1ポイントをもたらします。


●写真を撮る:
通常ルールで写真を撮ることができます。
このエリアを訪れたプレイヤーは野生動物トークンを1つ得ます。


●ギアの購入:
ギアの購入を行えます。
このエリアを訪れたプレイヤーは太陽トークンを1つ得ます。


シーズンの終了

ハイカーが2人とも旅の終わりタイルに到達したプレイヤーには、もうそのシーズン中手番は回ってきません。

旅路に残っているハイカーが最後の1人、もしくは同一プレイヤーによる2人になったとき、そのハイカーのプレイヤーはハイカーを旅路の終わりタイルに移動させなければなりません。同一プレイヤーによる2人のハイカーの場合、それぞれのハイカーについてターンを実行します。

これによって、シーズンが終了します。このルールにより、他のプレイヤーが旅路に留まり続けるのを戦略的に制限できます。

・水筒カードの上にある水トークンをサプライに戻します。
・全てのハイカーを旅の始まりタイルに戻します。
・場所を回収し新しくランダムに並べます。天気を引いてトークンを追加します。

・ダイスを振り、示された場所にシャッターバグを置きます。
・現在のシーズンカードを処理します。条件で指定されたものは少なくとも1つ持っていなければ効果は適用されません。

・ファーストハイカーマーカーを持つプレイヤーから、新しいシーズンが始まります。

ゲームの終了と得点計算

3番目のシーズンが終了した後、ゲームが終了します。
以下の方法で得点計算します。
・ゲーム中の得点
・訪問したパークの合計点
・パッションカードのゲーム終了時のボーナス得点

・写真1枚で1点。さらに、3・4・5人プレイでは一番多く写真を持っているプレイヤーにボーナスで4点、2位は2点。2人プレイでは1位に3点。

・ファーストハイカーマーカーを持つプレイヤーは1点。

上記の得点を合計し最もポイントが多いプレイヤーが勝者です。同点の場合には、最も多くの国立公園を訪問した該当プレイヤーが勝利します。

キャンプ場モードオプション

キャンプ場を4つゲーム開始時に公開する。またランダムにテントトークンをサイトのいずれかに置く。 テントトークンがあるマスに移動した場合、キャンプ場の効果のうち1つを使うかを選択できる。もしくはキャンプ場を訪れず通常通りのサイトの効果を得る。
キャンプ場を訪れる場合は、カードに乗っているリソーストークンは獲得できませんし、既存の効果を得ることもできません。
キャンプ場を訪れる際は、テントトークンをキャンプ場に移動させます。すでにテントトークンのあるキャンプ場は選択できません。新しいラウンドが始まるときこれらのトークンとキャンプ場を取り除き、新たなキャンプ場を3つ公開します。