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ゲームの目的
『ナナトリドリ』は、手札の数字カードを早く出し切ることを競うゲームです。同じカードを一度にたくさん出すほど強くなりますが、それにはそのカードが「手札で隣り合っている」必要があります。
このゲームは手札を並び替えられません。場に出されたカードをうまく回収して、手札をそろえましょう。ワイワイ遊べる3~6人用の基本ルールと発展ルール、かけひき重視で遊べる2人用のデュエルルールがあります。
【基本ルール】
各プレイヤーは2匹のペンギンを所持します。
各ラウンドで最後まで手札を出し切れなかった1人は、ペンギンを1匹失います。
ペンギンがいなくなった人が出たら、ゲームは終了します。
【発展ルール】
ラウンドが終わるたびに、以下の得点計算を行います。
●最初に手札を全て出し切ったプレイヤー:4点獲得
●最後まで手札を出し切れなかったプレイヤー:得点を獲得できない
●それ以外のプレイヤー:2点獲得
誰かが合計10点以上になったらゲームは終了し、得点が最も多い人が優勝です。
同点の場合は勝利を分かち合います。
内容物
数字カード:63枚(1~7が各9枚)
ゲームの準備
手札を8枚ずつ配ります。残りは全て山札にします。
ランダムにスタートプレイヤー(最初にカードを出す人)を1人決めます。
ゲームの流れ
自分の番では、「A:カードを出す」か「B:パス」のどちらかを行います。ゲームはスタートプレイヤーの「カードを出す」から始まり、手札が0枚になった人から「上がり」となって勝ち抜けしていきます。
最後の1人にならないよう、いち早く全ての手札を出し切りましょう。
【A:カードを出す】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼A1 手札から数字カードをオモテ向きで場に出します。
●場にカードがないときは、好きなカードを出せる。
●手札で「隣合っている同じカード」は、何枚でもまとめて出せる。
●直前に出されたカードより、強いカードの組み合わせしか出せない。
●数字が大きいほど強い(1<7)。
●数字にかかわらず、枚数が多いほど強い(7が3枚<1が4枚)。
▼A2 直前に場に出ていたカードを自分の手札に加えるか、捨てるかを選びます。
手札に加えるなら、
それらのカードをひとまとめにして、自分の手札の好きな位置に差し込みます。
捨てるなら、
それらのカードを捨て札置き場に移します。
【B:パス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カードが出せない、または出したくないときはパスをします。
山札から1枚引き、それを自分の手札に加えるか、捨てるかを選びます。
【手番の移行】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「A:カードを出す」か「B:パス」のどちらかを行ったら、次の人の番になります。
※1回パスをしてもラウンドから降りたことにはなりません。次の自分の番は回ってきます。
※山札が0枚になったら、それ以降のパスではカードを引かずに次の人の番になります。
【全員がパスをしたら】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分がカードを出し、全員がパスをして再び自分の番がきたなら、場のカードを全て捨てます。その後、その人(上がったなら次の人)が新しいスタートプレイヤーとなり、好きなカードを出してゲームを続けます。
ゲーム終了
手札を出し切って0枚になった人は「上がり」となり、ゲームから勝ち抜けします。
ゲームに残っている人が最後の1人になったら、ゲームの終了です。
【基本ルール】
最後の1人は、ペンギンを1匹失います。
ペンギンがいなくなった人が出たら、その人は「ぽんこつガイド」となって負けです。その人以外の全員が優勝です。
【発展ルール】
以下の得点計算を行います。
●最初に勝ち抜けしたプレイヤー:4点獲得
●最後まで残ってしまったプレイヤー:得点を獲得できない
●それ以外のプレイヤー:2点獲得
誰かが合計10点以上になったらゲームは終了し、得点が最も多い人が優勝です。
同点の場合は勝利を分かち合います。
2人用 デュエルルール
基本ルールと同様に手札を出し切るか、相手にパスをさせて「脱落」させると勝利です。基本ルールと異なる部分を以下に記載します。
ゲームの準備
●最初に配られる手札が8枚ではなく11枚に増えます。
●各自は別途2枚の数字カードを受け取り、自分の手前に置きます。
●それ以外の数字カードは使いません。
パスと脱落
●パスをしたときは、山札からカードを引くかわりに、自分の手前に置いてあるカードのうち1枚を自分の手札に加えるか、捨てるかを選びます。
●パスをしたときに、自分の手前に置いたカードが2枚ともないなら、その人は脱落し、ゲームに負けます。つまりデュエルルールは2回までしかパスできません。
特殊なカードの出し方
●「A:カードを出す」のとき、それと同じ数字で自分の手前に置いてあるカードを、まとめて出せます。パスできる回数は減りますが、今回のカードが強くなる、ハイリスクハイリターンな戦法です。
●自分の手前のカードが2枚とも同じなら、2枚くっつけてもOKです。自分の手前のカード「だけ」では出せません。
●手前のカードは手札ではないので、残っていても上がれます。