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ゲームの流れ

手番では収集・作製・拡張から選んで実行。またフリーアクションとして、宝物カードを好きなだけプレイ・売却可能。
コインマークの3か4は売却を選択でその数字ぶんのコインを獲得。
また右下に2コインマークがあるカードは売却時2コイン獲得。

収集

同じ種類の資源3個までを取る」、もしくは「異なる種類の資源2個までを取る」のどちらかを実行。
取った資源は自身の保管エリアに置きます。ストックに無い資源を取ることはできません。
ただし、「宝石(緑)」は自身の宝石工房が無ければ取ることはできません。また、「魔法(紫)」は自身の魔法研究室が無ければ取ることができません。
資源を獲得したことで、保管エリアにある資源数が保管上限を超えた場合、即座に保管上限に収まるまで資源を選んで捨てなければなりません。

作製

場のクエストカード1枚を選びます。
クエストカードには1種類もしくは2種類のアイテムとその作製コストとなる資源が示されていますが、これらのうち1つ、もしくは2つ両方のコストを支払ってアイテムを作製します。そして、コストを支払ったアイテムの価値に等しいコインをストックから獲得します。
2種類のアイテムが書かれているカードを選び、そのうちの片方のアイテムを作製した場合、そのアイテムが作製済みであることを示すために自身のギルド紋章トークンがアイテムのイラスト上に置かれます。
ギルド紋章トークンは各プレイヤー2つしかないので、もし2つとも場に出ている場合戻ってくるまで2つあるうちの1つを未完遂のまま残すという作製はできなくなります。
完遂する作製は可能です。

クエストカードに描かれているアイテムがすべて作製されたら、そのクエストは完遂されたことになります。
◎クエストカードのすべてのアイテムを1人のプレイヤーが作製していた場合
このプレイヤーはクエストカードに示されている宝物カードを引きます。そして、このクエストカードを取って、自身のプレイヤーボードの左隣に表向きで置きます。
◎クエストカードのアイテムが2名のプレイヤーによって作製されていた場合
このクエストカードに最初にギルド紋章トークンを置いたプレイヤー(最初にアイテムを作製したプレイヤー)がクエストカードを取り、このプレイヤーのプレイヤーボードの左隣に表向きで置かれます。
このクエストカードに最後にギルド紋章トークンを置いたプレイヤー(最後にアイテムを作製したプレイヤー)が宝物カードを引いて内容を確認した後、そのうち1枚を取ります。残りの1枚は最初にギルド紋章トークンを置いたプレイヤーに渡します。
クエストが完遂されたらギルド紋章トークンは元のプレイヤーの手元に戻ります。最後に、空いたスペースにクエストカードが補充されます。

拡張

このアクションでは「部屋1つの建築」、「専門家1人の雇用」アクションを任意の順序でどちらか1つ、もしくは両方を実行します。

●部屋1つの建築
部屋タイル1つを選び(特別室タイルの場合はどちらの面を使用するかも選び)、その建築コストを支払います。
そして、自身のプレイヤーボードに付け加えます。部屋タイルを付け加える際は、同じ向きで、上下左右のどれか1辺が他のタイルに接するようにしなければなりません。
自身のプレイヤーボードに十分なスペースが無いならこのアクションを実行することはできません。
なお、「同名の部屋タイルを2枚以上建築することはできない」という制限があります。
プレイヤーボードに描かれているボーナスマーク上に部屋タイルを置いた時、ストックからコインか資源を獲得します。
マスタールームを選択することもできます。マスタールームはゲーム終了時に得点をもたらします。
※BGAでは「マスタールームを表示・隠す」をクリックして切り替えます。
※BGAでは特別室の寝室⇔厨房、大ホール⇔兵舎をクリックで切り替えられます。

●専門家1人の雇用
専門家カード1枚を選び、雇用コストとしてコインを支払います。
そして、自身のプレイヤーボードの特別室タイル上、もしくはギルドの外側にある4スペースの空いているいずれか1スペースに置きます。
これらの空きスペースが無い場合にはこのアクションは実行できません。
専門家カードのコストを支払う際、そのコストを満額支払った場合にのみ、選んだ専門家カードの右側にあるすべての専門家カードに1コインが置かれます。
コインが置かれた専門家カードを雇う際には、置かれたコイン分だけコストが低くなります。これによってコストが0になった専門家カードはゲームから取り除かれます。
専門家カード列に空きが出たら、詰めるようにして残りのカードを右にスライドさせた後、空いたスペースに新たな専門家カードが補充されます。

宝物カードの手札上限

宝物カードは手札として6枚まで持つことができます。
6枚を超える場合、即座に宝物カードを売却して6枚まで減らさなければなりません。
図書館タイルや専門家カードの効果によってこの手札上限枚数は増えます。
※宝物カードは基本的に黄色はコイン、青は資源、赤は勝利点寄りの効果が出やすくなっています。

王の葬儀

Ⅰのクエストカードから「王の葬儀」カードが引かれたら、競りを行います。
各プレイヤーは王の彫像タイルに対して入札する金額を秘密裏に選択します。
その後、すべてのプレイヤーが同時にこれを公開します。
最高値を付けたプレイヤーがその金額分のコインを支払い、自身のプレイヤーボードのギルドに付け加えます(部屋タイルのように)。
「王の葬儀」カードは4名声点となります。
他のプレイヤーはコインの支払いを行いません。
最高値を付けたプレイヤーが複数の場合、誰もコインを支払うことなく、また、王の彫像タイルは獲得されません。
最後に、空いたスペースにクエストカードを補充します。

評議会への貢物

Ⅱのクエストカードから「評議会への貢ぎ物」カードが引かれたらゲームは終了に向かいます。
各プレイヤーは1回ずつ追加の手番を行います(評議会への貢ぎ物カードを引いたプレイヤーも含む)。
各プレイヤーは、最後の追加手番を消費して、評議会への献上をすることができます(つまり、最後の追加手番で通常のアクションを実行する代わりに評議会への献上アクションを行える)。
これを行う場合には、自身のギルド紋章トークンを評議会への貢ぎ物カードに置きます。
ゲーム終了時のコインや資源数によって追加の名声点を獲得できます。
ただし、自身のギルド紋章トークンが2つとも別のクエストカードに置かれている場合には、これを実行することができません。

ゲーム終了と得点計算

「評議会への貢ぎ物」カードが引かれた後、各プレイヤーが1回ずつ手番を行ったら(もしくは評議会への献上を行ったら)ゲームは終了します。
各プレイヤーは自身のギルド紋章トークンが置かれているすべてのクエストカードを取り、自身のプレイヤーボードの左隣に置きます(ただし、これらのクエストカードによって宝物カードを取ることはありません)。そして、得点計算が以下の通りに行われます。
・護符
手札にある護符によって、カードに示されている数字分の名声点(2または3点)を得ます。最も多くの護符カードを持つすべてのプレイヤーは追加の3名声点を得ます。
・遺物
手札にある異なる種類の遺物カード1枚ずつのセットによって、次のように名声点を得ます。
セットに含まれる種類数1/2/3/4/5/6で2/5/9/13/17/22名声点。
複数の遺物カードセットから名声点を獲得できますが、1つの遺物カードを複数のセットに組み込むことはできません。
・クエストカード
獲得したクエストカード1枚につき1名声点を得ます。
・専門家カード
獲得した専門家カードに示されている数字分の名声点を得ます。
・部屋タイル
部屋タイルに示されている数字分の名声点を得ます。
星マークが描かれている部屋タイル(マスタールーム)は記されている条件に応じて名声点を得ます。
マスタールームは獲得したクエストカードの英雄アイコンを参照する場合が多くあります。
特別室タイルからはそこに専門家カードが置かれている場合にのみ名声点を得ます(もしくは貴族の荷物トークン)。
・献上品
最後の追加手番を実行しないで評議会への献上を行った場合、名声点2に加え、ゲーム終了時に持っている3コインごとに1名声点、資源2個ごとに1名声点を追加で得ます(端数切捨て)。

これらの名声点を合計し、最も名声点の高いプレイヤーが勝者です。
タイブレークの場合は最も多くのコインを持っているプレイヤーが勝者です。

※補足
宝物カードの山札が尽きたら、その種類の宝物カードの捨て札山にある巻物カードをゲームから取り除きます。その後、捨て札がリシャッフルされ、新たな山札となります。宝物カードの捨て札はいつでも確認できます。非常に稀なことですが、捨て札山も宝物カードが無い場合にはその種類の宝物カードを引くことはできません。他の任意の色の宝物カードを代わりに引きます。

マスタールーム貯蔵庫:評議会への献上で得点計算に使用した資源もこのタイルの得点計算に使用できます。
マスタールーム金庫室:このタイルによる得点計算で使用したコインを評議会への献上による得点計算の対象にはなりません。