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「Gamehelpnoah」の版間の差分

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(バリアントと動物の性能について追記)
(ルールの修正、書式の再設定)
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=使用する物=
==使用する物==
:動物カード(47枚):動物が描かれたカード。種族/重量/性別/ノアの移動方向/ペナルティポイント/特殊能力などが記載されています。
:動物カード(47枚):動物が描かれたカード。種族/重量/性別/ノアの移動方向/ペナルティポイント/特殊能力などが記載されています。
:渡し舟カード(8枚):箱舟に動物たちを運ぶための渡し舟。最大積載量(21)が記載されています。
:渡し舟カード(8枚):箱舟に動物たちを運ぶための渡し舟。最大積載量(21)が記載されています。
:ノアトークン(1個):現在の手番で、動物を乗り込ませる渡し舟を示すマーカーです。
:ノアトークン(1個):動物を乗り込ませる対象の渡し舟を示すマーカーです。
:スコアトークン(最大5個):ボードの得点トラックに置かれ、プレイヤーごとの現在のペナルティポイントを表します。
:スコアトークン(最大5個):ボードの得点トラックに置かれ、現在のペナルティポイントを表します。


=ゲームの目的=
==ゲームの目的==
各ラウンドごとに、ノアから託された全ての動物を渡し舟に乗せ、最も早く救出するのが目的です。<br>
各ラウンドごとに、ノアから託された全ての動物を渡し舟に乗せ、最も早く救出するのが目的です。<br>
全ての動物を配置できなかったプレイヤーはペナルティを受けてしまいます。<br>
全ての動物を配置できなかったプレイヤーはペナルティを受けてしまいます。<br>
3ラウンドプレイを行い、もっともペナルティポイントの少ないプレイヤーの勝利となります。<br>
3ラウンドプレイを行い、もっともペナルティポイントの少ないプレイヤーの勝利となります。<br>


=ゲームの準備=
==ゲームの準備==
プレイ人数に応じて、特定の動物カードをゲームから除外します。
プレイ人数に応じて、特定の動物カードをゲームから除外します。
:・2-3人:左下に4+,5+と書かれたカードを除外します
:・2-3人:左下に4+,5+と書かれたカードを除外します
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動物カードをシャッフルして山札を作ります。<br>
動物カードをシャッフルして山札を作ります。<br>
渡し舟カード5枚を円状に並べ、ノアトークンを渡し舟カードのいずれかの前に置きます。残りの渡し舟カード(3枚)は中央に置きます。<br>
渡し舟カード5枚を円状に並べ、ノアトークンを渡し舟カードのいずれかの前に置きます。残りの渡し舟カード(3枚)は中央に置きます。<br>
山札からランダムな動物カードを1枚ずつ、5枚の渡し舟カードに乗せます。<br>
山札からランダムな動物カードを1枚ずつ、場の渡し舟カードに乗せます。<br>
各プレイヤーに8枚ずつ動物カードを配ります。使用されなかった山札のカードは次以降のラウンドに使用されます。<br>
各プレイヤーに8枚ずつ動物カードを配ります。使用されなかった山札のカードは次以降のラウンドに使用されます。<br>


=ゲームの流れ=
==ゲームの流れ==
手番では、"動物カードのプレイ"と"ノアトークンの移動"を順番に行います(必須)。
手番では、"動物カードのプレイ"と"ノアトークンの移動"を順番に行います(必須)。
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==動物カードのプレイ==
===動物カードのプレイ===
ノアトークンが置かれている渡し舟に動物カードをプレイします。<br>
ノアトークンが置かれている渡し舟に動物カードをプレイします。<br>
動物カードをプレイする際、以下のルールを守らなくてはなりません。<br>
動物カードをプレイする際、以下のルールを守らなくてはなりません。<br>


'''ルール1:性別'''<br>
'''ルール1:性別'''<br>
渡し舟に乗せる際、どちらかのルールが守られる必要があります。<br>
渡し舟に乗せる際、どちらかのルールが守られる必要があります。<br>
:・同じ性別の動物(オス/メス)で統一する
:・同じ性別の動物(オス/メス)で統一する
:・異なる性別の動物を交互に乗せる
:・異なる性別の動物を交互に乗せる
つまり、2番目に乗せる動物によって適用されるルールが決定されます。<br>
すなわち2番目に乗せる動物によって、その渡し舟に適用されるルールが決定されます。<br>


'''ルール2:積載量'''<br>
'''ルール2:積載量'''<br>
渡し舟の積載量は21であり、合計重量が21より大きくなるように乗せることはできません。<br>
渡し舟の最大積載量は21であり、総重量が21より大きくなるよう乗せることはできません。<br>


両方のルールを守れない場合、プレイヤーは対象の渡し舟に乗っているフェリーを全て手札に加えます。<br>
両方のルールを守れない場合、プレイヤーは対象の渡し舟に乗っているフェリーを全て手札に加えます。<br>
その後、手札から動物カードを1枚プレイします。(手札に加えたばかりのカードをプレイすることも可能です)<br>
その後、手札から動物カードを1枚プレイします。(手札に加えたばかりのカードをプレイすることも可能です)<br>


==ノアトークンの移動==
===ノアトークンの移動===
プレイした動物カードの性別によって、ノアトークンの移動先を選びます。<br>
プレイした動物カードの性別によって、ノアトークンの移動先を選びます。<br>
:・オス:左右に隣接していない、渡し舟(2隻)のどちらか
:・オス:左右に隣接していない、渡し舟(2隻)のどちらか
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次のプレイヤーは、選ばれた渡し舟に動物をプレイすることになります。<br>
次のプレイヤーは、選ばれた渡し舟に動物をプレイすることになります。<br>


=追加のルール=
==追加のルール==
プレイ時に以下のルールに従うことで、より早く動物たちを乗せることができます。<br>
プレイ時に以下のルールに従うことで、より早く動物たちを乗せることができます。<br>
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'''21'''<br>
'''21'''<br>
渡し舟にちょうど21になるよう動物を乗せた場合、渡し舟は箱舟に向けて出発します。(乗っていた動物たちと共に、場から離れます)<br>
渡し舟に積載量が21になるよう動物を乗せた場合、渡し舟は箱舟に向けて出発し、乗っていた動物たちと共に場から離れます。<br>
渡し舟があった場所には、ボード中央から渡し舟を補充します。<br>
渡し舟があった場所には、ボード中央から渡し舟カードを補充します。<br>


特典として、手札から対戦相手にカードを渡すことが出来ます。<br>
出発させたプレイヤーは、特典として手札から対戦相手にカードを渡すことが出来ます。<br>
複数枚のカードを渡す場合、複数の対戦相手に分割しても構いません。<br>
:・1回目の出発:動物カード1枚
:・1回目の出発:動物カード1枚
:・2回目の出発:動物カード2枚
:・2回目の出発:動物カード2枚
:・3回目の出発:動物カード3枚
:・3回目の出発:動物カード3枚
:・4回目の出発:動物カード4枚
:・4回目の出発:動物カード4枚
複数のカードを渡す場合、複数の対戦相手に分割しても構いません。<br>
 
'''※渡し舟を出発させる前に、ノアトークンを移動させることを忘れずに!'''
'''※渡し舟を出発させる前に、ノアトークンを移動させることを忘れずに!'''
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=ゲーム/ラウンド終了=
==ゲーム/ラウンド終了==
どちらかの条件を満たすとラウンドは終了します。<br>
どちらかの条件を満たすとラウンドは終了します。<br>
:・いずれかのプレイヤーの手札が空になる
:・いずれかのプレイヤーの手札が空になる
:・渡し舟が出発し、ボード中央に渡し舟カードが残っていない
:・渡し舟が出発した際、ボード中央に渡し舟カードが残っていない


ラウンド終了時、各プレイヤーは手札のカードによるペナルティーポイントを受けます。<br>
ラウンド終了時、各プレイヤーは手札のカードによるペナルティーポイントを受けます。<br>
ペナルティーポイントはカードの'''涙マーク'''によって示されています。(ほとんどの場合、軽い動物ほど涙マークは多くなっています)<br>
ペナルティーポイントはカードの'''涙マーク'''によって示されています。(ほとんどの場合、軽い動物ほど涙マークは多くなっています)<br>
各手札と場に残った動物カードを集め、山札と一緒にシャッフルします。(箱舟に乗った動物カードはシャッフルされません)<br>
各手札と場に残った動物カードを集め、山札と一緒にシャッフルします。(※出発した箱舟カードと、箱舟に乗った動物カードは戻されません)<br>
次のラウンドは最もスコアが低い(ペナルティポイントの多い)プレイヤーから、次のラウンドを開始します。<br>
次のラウンドは最もスコアが低い(ペナルティポイントの多い)プレイヤーから、次のラウンドを開始します。<br>


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3ラウンド終了時点で、最もスコアの高い(ペナルティポイントの少ない)プレイヤーが勝利します。<br>
3ラウンド終了時点で、最もスコアの高い(ペナルティポイントの少ない)プレイヤーが勝利します。<br>


=特別な能力を持つ動物=
==特別な能力を持つ動物==
・カタツムリ<br>
・カタツムリ<br>
 雌雄同体であるため、性別を選んでプレイできます。(青いマークを上にするとオス、赤いマークの場合はメスになります)<br>
 雌雄同体であるため、性別を選んでプレイできます。(青いマークを上にするとオス、赤いマークの場合はメスになります)<br>
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 プレイした際、ノアトークンを動かしません。(次のプレイヤーは同じ渡し舟に動物を乗せることになります)<br>
 プレイした際、ノアトークンを動かしません。(次のプレイヤーは同じ渡し舟に動物を乗せることになります)<br>
・ライオン<br>
・ライオン<br>
 プレイした際、任意の対戦相手の手札から好きなカードを1枚取ります。その後、自分の手札から1枚渡します。(取った手札を返しても構いません)<br>
 プレイした際、任意の対戦相手の手札からランダムにカードを1枚取ります。その後、自分の手札から1枚渡します。(取った手札を返しても構いません)<br>
・キツツキ<br>
・キツツキ<br>
 プレイした渡し舟の最大積載量が13に低下します。(積載量が13を超えてしまう渡し舟にはプレイできません)<br>
 プレイした渡し舟の最大積載量が13に低下します。(積載量が13を超えてしまう渡し舟にはプレイできません)<br>
 キツツキが乗っている渡し舟は、積載量がちょうど13になった場合に出発します。出発による特典も通常通り得ることが出来ます。<br>
 キツツキが乗っている渡し舟は、積載量がちょうど13になった場合に出発します。出発による特典も通常通り得ることが出来ます。<br>


=バリアント=
==バリアント==
●ゲーム終了条件の変更<br>
●ゲーム終了条件の変更<br>
3ラウンド制ではなく、プレイヤーの1人が'''マイナス26点以下'''になったらゲーム終了となります。<br>
3ラウンド制ではなく、プレイヤーの1人が'''マイナス26点以下'''になったらゲーム終了となります。<br>

2022年6月22日 (水) 10:35時点における版

使用する物

動物カード(47枚):動物が描かれたカード。種族/重量/性別/ノアの移動方向/ペナルティポイント/特殊能力などが記載されています。
渡し舟カード(8枚):箱舟に動物たちを運ぶための渡し舟。最大積載量(21)が記載されています。
ノアトークン(1個):動物を乗り込ませる対象の渡し舟を示すマーカーです。
スコアトークン(最大5個):ボードの得点トラックに置かれ、現在のペナルティポイントを表します。

ゲームの目的

各ラウンドごとに、ノアから託された全ての動物を渡し舟に乗せ、最も早く救出するのが目的です。
全ての動物を配置できなかったプレイヤーはペナルティを受けてしまいます。
3ラウンドプレイを行い、もっともペナルティポイントの少ないプレイヤーの勝利となります。

ゲームの準備

プレイ人数に応じて、特定の動物カードをゲームから除外します。

・2-3人:左下に4+,5+と書かれたカードを除外します
・4人:左下に5+と書かれたカードを除外します
・5人:全ての動物カードを使用します

動物カードをシャッフルして山札を作ります。
渡し舟カード5枚を円状に並べ、ノアトークンを渡し舟カードのいずれかの前に置きます。残りの渡し舟カード(3枚)は中央に置きます。
山札からランダムな動物カードを1枚ずつ、場の渡し舟カードに乗せます。
各プレイヤーに8枚ずつ動物カードを配ります。使用されなかった山札のカードは次以降のラウンドに使用されます。

ゲームの流れ

手番では、"動物カードのプレイ"と"ノアトークンの移動"を順番に行います(必須)。

動物カードのプレイ

ノアトークンが置かれている渡し舟に動物カードをプレイします。
動物カードをプレイする際、以下のルールを守らなくてはなりません。

ルール1:性別
渡し舟に乗せる際、どちらかのルールが守られる必要があります。

・同じ性別の動物(オス/メス)で統一する
・異なる性別の動物を交互に乗せる

すなわち2番目に乗せる動物によって、その渡し舟に適用されるルールが決定されます。

ルール2:積載量
渡し舟の最大積載量は21であり、総重量が21より大きくなるよう乗せることはできません。

両方のルールを守れない場合、プレイヤーは対象の渡し舟に乗っているフェリーを全て手札に加えます。
その後、手札から動物カードを1枚プレイします。(手札に加えたばかりのカードをプレイすることも可能です)

ノアトークンの移動

プレイした動物カードの性別によって、ノアトークンの移動先を選びます。

・オス:左右に隣接していない、渡し舟(2隻)のどちらか
・メス:左右に隣接している、渡し舟(2隻)のどちらか

次のプレイヤーは、選ばれた渡し舟に動物をプレイすることになります。

追加のルール

プレイ時に以下のルールに従うことで、より早く動物たちを乗せることができます。

ペア
その渡し舟に最後に乗った動物と同じ種族をプレイした場合、ノアを移動させた後にもう1度プレイします(追加の手番)。
その追加手番においても、さらにペアによる追加手番を得ることが可能です。

21
渡し舟に積載量が21になるよう動物を乗せた場合、渡し舟は箱舟に向けて出発し、乗っていた動物たちと共に場から離れます。
渡し舟があった場所には、ボード中央から渡し舟カードを補充します。

出発させたプレイヤーは、特典として手札から対戦相手にカードを渡すことが出来ます。
複数枚のカードを渡す場合、複数の対戦相手に分割しても構いません。

・1回目の出発:動物カード1枚
・2回目の出発:動物カード2枚
・3回目の出発:動物カード3枚
・4回目の出発:動物カード4枚

※渡し舟を出発させる前に、ノアトークンを移動させることを忘れずに!

ゲーム/ラウンド終了

どちらかの条件を満たすとラウンドは終了します。

・いずれかのプレイヤーの手札が空になる
・渡し舟が出発した際、ボード中央に渡し舟カードが残っていない

ラウンド終了時、各プレイヤーは手札のカードによるペナルティーポイントを受けます。
ペナルティーポイントはカードの涙マークによって示されています。(ほとんどの場合、軽い動物ほど涙マークは多くなっています)
各手札と場に残った動物カードを集め、山札と一緒にシャッフルします。(※出発した箱舟カードと、箱舟に乗った動物カードは戻されません)
次のラウンドは最もスコアが低い(ペナルティポイントの多い)プレイヤーから、次のラウンドを開始します。

ゲームは3ラウンドで終了します。
3ラウンド終了時点で、最もスコアの高い(ペナルティポイントの少ない)プレイヤーが勝利します。

特別な能力を持つ動物

・カタツムリ
 雌雄同体であるため、性別を選んでプレイできます。(青いマークを上にするとオス、赤いマークの場合はメスになります)
 ただし、その渡し舟の性別ルールは守ってプレイする必要があります。
・キリン
 プレイした際、任意の対戦相手の手札を見ることが出来ます。
・ロバ
 プレイした際、ノアトークンを動かしません。(次のプレイヤーは同じ渡し舟に動物を乗せることになります)
・ライオン
 プレイした際、任意の対戦相手の手札からランダムにカードを1枚取ります。その後、自分の手札から1枚渡します。(取った手札を返しても構いません)
・キツツキ
 プレイした渡し舟の最大積載量が13に低下します。(積載量が13を超えてしまう渡し舟にはプレイできません)
 キツツキが乗っている渡し舟は、積載量がちょうど13になった場合に出発します。出発による特典も通常通り得ることが出来ます。

バリアント

●ゲーム終了条件の変更
3ラウンド制ではなく、プレイヤーの1人がマイナス26点以下になったらゲーム終了となります。

●カードの追加
・カエル
 その渡し舟が出発できる場合に限り、重量を1~5の値に変更してプレイすることが出来ます。
 出発できない場合は、重量は1としてプレイします。
 このカードを使用する場合はカタツムリがゲームから除外されます。
・ワニ
 能力1:ワニの涙
 プレイした際、ペナルティポイントを2点減らします。(ペナルティポイントがマイナスになることはありません)
 能力2:ワニの歯
 プレイした際、その渡し舟の最初に乗っていた動物が逃げ出します。任意の対戦相手を選び、その動物カードを手札に加えさせます。
 このカードを使用する場合は、ロバがゲームから除外されます。
・ルームメイト(渡し舟カード)
 この渡し舟には、性別を問わず、同じ動物を複数乗せることができません。