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==ゲームの準備==
==ゲームの準備==
以下のタイルを選び、発電ボードに表向きに配置する。残りは箱に戻す。<br>
【発電トラックに配置するタイル】<br>
・報酬タイル:ランダムに5枚選ぶ。※導入ルール:技術タイルマークのタイル以外の5枚を使う。<br>
・ボーナスタイル:ランダムに5枚選び、発電ボードのボーナスマスに表向きに配置する。※導入ルール:技術タイルマークのタイル以外の5枚を使う<br>
・目標タイル:ランダムに1枚選ぶ。<br>
 ラウンド毎のプレイヤーへの目標を示す。ラウンド終了時にタイル達成度に応じたボーナスを得る。(表向きで一番左にあるタイルが、そのラウンドの対象)<br>
以下のタイルを選び、管理ボードに配置する。国家契約タイルの残りは箱に戻す。<br>
・目的タイル:ランダムに1枚選び、発電ボードの右端に表向きに配置する。<br>
・国家契約タイル:ランダムに、プレイ人数より1枚少ない数だけ選ぶ。表向きに並べる。<br>
 ゲームを通したプレイヤーへの目標を示す。ゲーム終了時に条件達成に応じて勝利点が得られる。<br>
・個別契約タイル:裏面の種類別(3種類)に混ぜる。それぞれ、裏向きの山として置く。<br>
 
各山から2枚ずつ引き、表向きに並べて置く。<br>
【契約事務所ボードに配置するタイル】<br>
特許ボードのタイルを、以下のように配置する。※導入ルールでは不要<br>
・国家契約タイル:プレイ人数より1少ない枚数だけランダムに選び、表向きに並べて置く。<br>
・新技術タイルを、裏面の種類別(3種類)に混ぜる。それぞれ、裏向きの山として置く。<br>
・個別契約タイル:裏面の色別に混ぜ、裏向きの山として置く(緑・黄・赤の3種類)。<br>
「Ⅰ」の山から3枚を引き、所定マスに表向きに並べる。<br>
 個別契約タイルを各山から2枚ずつ引き、表向きに並べて置く。<br>
源流タイルをランダムに4個選ぶ。地図ボードにランダムに、表向きに置く。残りは箱に戻す。<br>
 
中立ダムを、以下のように準備する。<br>
【特許事務所ボードに配置するタイル】※導入ルールでは使用しない<br>
・準備タイルを、裏面の種類別(3種類)に混ぜる。各種類から、1枚を選ぶ。<br>
・上級技術タイルを裏面の種類別に混ぜ、裏向きの山として置く(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3種類)。<br>
・各タイルで指示された場所に、指示された高さの中立ダムと、示された数の水を配置する。<br>
 「Ⅰ」の山からタイル3枚を引き、表向きに並べる。<br>
・中立ダムは、一番下に中立ベースを置く。その上に中立延長壁を0~2個乗せ、指示の高さにする。<br>
 
【地図ボードに配置するコンポーネント】<br>
源流タイルをランダムに4個選び、地図ボードの最上部に表向きに置く。<br>
中立ダムを以下のように準備する。(BGAでの配置は自動)<br>
・準備タイルを裏面の種類別(3種類)に混ぜ、各種類から1枚ずつ引く。<br>
・各タイルで指示された場所に、指示された高さの中立ダムと示された数の水駒を配置する。<br>
・山岳にはレベル1、丘陵にはレベル2、平原にはレベル3の中立ダムが置かれる。<br>
<br>
<br>
会社ボードと役員ボード、初期契約を、各プレイヤーに割り当てる。以下いずれかの方法をとる。<br>
【企業ボードと重役タイル、初期契約タイルの選択】<br>
a)導入ルール:プレイ順を決める。プレイ順にしたがい、以下のように割り当てる。<br>
「企業ボードと重役タイル、初期契約タイル」を以下のいずれかの方法で、各プレイヤーに割り当てる。<br>
・1番:アメリカ(赤)+Wilhelm Adler +3:現金と発電<br>
a)'''導入ルール''':ランダムにプレイ順を決める。プレイ順にしたがって、以下のように割り当てる。<br>
・2番:ドイツ(黒)+Jill Mcdowell +3:現金と建造<br>
・1番:アメリカ(赤)+「Wilhelm Adler」 +「3:現金と発電」<br>
・3番:イタリア(緑)+Solomon P. Jordan+2:現金<br>
・2番:ドイツ(黒)+「Jill Mcdowell」 +「3:現金と建造」<br>
・4番:フランス(白)+Viktor Fiesler +4:現金と機械<br>
・3番:イタリア(緑)+「Solomon P. Jordan」+「2:現金」<br>
・順番トラック(電力ボード)に、プレイ順にしたがい、各色の順番コマを並べる。<br>
・4番:フランス(白)+「Viktor Fiesler」 +「4:現金と機械」<br>
b)通常ルール:以下手順にしたがう。<br>
発電トラックに、選んだ色の順番コマをプレイ順にしたがって置く。<br>
・個人ボード:プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。場の中央に置く。<br>
・役員ボード:プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。個人ボードとランダムに組み合わせて置く。<br>
・2~3人用で役員「Sekibo」を使うときは、追加の役員を置く。※詳細後述<br>
・初期契約:プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。場の中央に置く。<br>
・プレイ順を決める。プレイ順の逆順で、個人ボード(+役員)、初期契約を選んで取る。<br>
・選んだ色の順番コマを取り、順番トラック(電力ボード)に、プレイ順にしたがって置く。<br>
<br>
<br>
割り当てられた内容にしたがい、以下物品を受け取る。<br>
b)'''通常ルール''':ランダムにプレイ順を決める。<br>
・自色個人ボード+役員ボード+ホイール:手元に並べて置く。<br>
・企業ボード:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。<br>
・初期契約タイル:手元に置く。<br>
・重役タイル:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。ランダムに企業ボードと組み合わてセットにする。<br>
・自色建造物(ベース5個、延長壁5個、取水塔5個、発電所4個):個人ボードの各マスに置く。<br>
 ※2~3人用で重役「Sekibo」が選ばれた場合は、追加の重役タイルを置く。(詳細は後述)<br>
・自色技術タイル:「?」を除く4枚を手元に置く。※導入ルール:「?」も手元に置く。<br>
・初期契約タイル:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。<br>
・自色ワーカー:12個。手元に置く。<br>
・'''プレイ順の逆順'''に、「企業ボード&重役タイルのセット」と「初期契約タイル」を選んで取る。<br>
・現金(クレジット)・ショベル・ミキサー:重役ボードの各マス左上記載の数を、それぞれ置く。<br>
<br>
・建機(ショベル・ミキサー)は、大:5点、中:3点、小:1点を示す。
●プレイ順のオークション(オプション)<br>
4)各トラックに、以下のように自色コマを配置する。<br>
オークションは次のように行います。オークションを開始するプレイヤーは、占有したい場所に自分のマーカーを置きます。その後、時計回りに他のプレイヤーが自分のマーカーをマスの上に置きます。(各番手の列は、15VPまでベット可能)<br>
・発電トラック(電力ボード):スタート位置に、各色コマを重ねて置く。無地の面を表にする。<br>
いずれかのプレイヤーが、他のプレイヤーのマーカーが既にある番手列に自分のマーカーを置きたい場合、そのマーカーの右側のマスのいずれかに置く必要があります。<br>
・VPトラック(地図ボード):「10」マスに、各色コマを重ねて置く。無地の面を表にする。<br>
ターンがアクティブプレイヤーに戻ったとき、アクティブプレイヤーは自分のマーカーが番手列の一番右にあるかどうかを確認します。そうである場合、アクティブプレイヤーは自分のターンをスキップします。<br>
1)2・3人用では、以下のように、未使用の色のワーカー(ブロック用ワーカー)を置く。<br>
代わりに、別のプレイヤーのマーカーがその右側にある場合、そのプレイヤーは自分のマーカーを戻し、以前のルールに従って再度配置する必要があります。<br>
・2人用:「3+」「4」のアクションスペースすべて(左右とも)に置く。<br>
各プレイヤーのマーカーが各列の一番右のマーカーになると、オークションは終了します。<br>
・3人用:「4」のアクションスペースすべて(左右とも)に置く。<br>
最終番手になることを選択したプレイヤーから始めて1番手になることを選んだプレイヤーが最後になるような順(プレイ順の逆順)で、国家と重役の組み合わせ1組と契約タイル1枚の両方を選択していきます。<br>
各プレイヤーは自国のVPマーカーを取り、それを10の位置に置き、そのマーカーを動かすことで賭けたポイントを支払います。<br>
<br>
【初期資産の受け取り】<br>
・建造物コマ(ダム基礎5個、ダム上部5個、導管5個、発電所4個):企業ボードの該当するマスに置く。<br>
・初期技術タイル:「?」タイルを除いた、4種のタイルを受け取る。※導入ルール:「?」タイルも受け取る。<br>
・ワーカー:技術者コマ12個を個人サプライに受け取る。<br>
・初期資金/重機コマ:6クレジット、掘削機コマ6個、ミキサーコマ4個を個人サプライに受け取る。<br>
・エネルギーマーカー:発電トラックのスタート位置(ゼロ)に、各色のコマを重ねて置く。<br>
 
※2~3人プレイでは、アクションボードにおける一部のアクションスペースが使用できない(BGAでは使用できないアクションスペースは非表示となる)<br>
・2人用:「3+」「4」と記載されたアクションスペースが使用できない。<br>
・3人用:「4」と記載されたアクションスペースが使用できない。<br>


==遊び方==
==遊び方==
5ラウンドの終了後、勝利点(VP)の高い人が勝ち。<br>
5ラウンド終了後、勝利点(VP)のもっとも高いプレイヤーが勝利となる。<br>
各ラウンドは、<br>
各ラウンドは、以下の順に行われる。<br>
<br>
<br>
①収入<br>
①収入フェイズ<br>
1)各自、個人ボードの建物の空マス「!」マークの収入を得る。<br>
1)企業ボードにおいて開放済みの収入を得る。※収入を得るには、建築アクションを行って企業ボードにある(!マークが付いた)収入を解放する必要がある<br>
2)ラウンド1~4:各水源タイルに、タイルに示されたラウンド別の個数だけ水を置く。<br>
2)ラウンド1~4:源流タイルに示されたラウンド別の個数だけ、水駒を置く。<br>
 例:源流タイルの1つが「0-1-2-1」となっている場合、そのタイルには2ラウンド目と4ラウンド目の収入フェイズに水駒が1個づつ、3ラウンド目に水駒が2個置かれる。<br>
<br>
<br>
②アクション<br>
②アクションフェイズ<br>
1)順番トラックの順で、手番をとる。何周も繰り返す。<br>
1)手番順をもとに手番を行う。(BGAではユーザーリストや手番順ボードに手番順が表示される。※手番順ボードは設定で表示可能)<br>
2)手番では、以下を行う。<br>
2)以下のルールに従って、アクションを1回行う。<br>
・アクションスペースを1つ選ぶ。枠の数だけワーカーを置く。コストがあれば払う。<br>
・アクションスペースを1つ選び、枠の数だけワーカーを置く。追加コストが記載されていれば払う。<br>
・各アクションには左右にスペースがあり、必要ワーカー数やコストが異なる。<br>
・同じ効果のアクションでも、スペースによって必要ワーカー数やコストが異なる場合がある。<br>
・すでにワーカーがあるスペースには、置けない(銀行を除く)。<br>
・すでにワーカーがあるスペースには、ワーカーを置くことができない(銀行を除く)。<br>
・ワーカーを置いたら、必ずアクションを実行する。実行できないときは、置けない。<br>
・ワーカーを置いたら、必ずアクションを実行する。実行できないときは置けない。<br>
・ワーカーが尽きたら、パスをする。ワーカーが残っているときは、パスできない。<br>
・ワーカーが尽きたらパス(スキップ)をする。ワーカーが残っているときはパスできない。<br>
・アクションには以下がある。※詳細後述<br>
・実行できるアクションは以下の通り。※詳細は後述<br>
a)建設:自色の建物をボードに設置する。※個人ボード上。<br>
 a)建設:建物を地図ボードに設置し、建設ホイールを進める。※自分の企業ボード上部にあるアクションスペース<br>
b)発電:ダム・取水塔・発電所を使って、発電する。<br>
 b)発電:ダム/導管/発電所を使って、水力発電を行う。<br>
c)水源:水源に水を補充する。<br>
 c)水源:地図ボードの源流タイルに水を補充する。<br>
d)銀行:現金を得る。※すでにワーカーがあっても使用可能<br>
 d)銀行:クレジットを得る。※このアクションスペースのみ、他のワーカーがあっても使用可能<br>
e)工場:ホイールを進める。<br>
 e)工場:建設ホイールを進める。<br>
f)契約:契約タイルを得る。<br>
 f)契約:契約タイルを得る。<br>
g)建機:建機を買う。<br>
 g)建機:重機駒を購入する。<br>
f)特許:技術タイルを買う。※特許ボード上。導入ルールでは使用しない。<br>
 f)特許:上級技術タイルを購入する。※導入ルールでは使用しない<br>
3)パスをした人を除き、プレイ順にしたがって手番を回す。何周も繰り返す。<br>
3)パスをした人を除き、(全員パスするまで)プレイ順に従って手番を進める。<br>
4)全員がパスをしたら、水流フェイズに進む。<br>
4)全員がパスをしたら、次のフェイズに進む。<br>
<br>
<br>
③水流<br>
③水流フェイズ<br>
1)水源タイルにあるすべての水を、川に沿って1個ずつ流す。<br>
1)源流タイルにあるすべての水を、川に沿って(上から下に)流す。<br>
・ダム(ベースまたはベース+延長壁)では、満水量以下の数なら、そこで止まる。<br>
・盆地にダム(ダム基礎かダム基礎+ダム上部)が建築されている場合、満水でなければ水はそこで止まる。<br>
・ダムの満水量:ベースのみ/延長壁1個/延長壁2個=水1/2/3個まで。<br>
・ダム基礎のみの満水量は水1個であり、基礎にダム上部が1個追加されるごとに1ずつ満水量が増加する(ダム上部は最大2個)。<br>
・発電所は、そのまま通過する(なにも起きない)。<br>
・ダム以外の施設(導管・発電所)や川自体は水を留めることが出来ない。水流が発電所を通過する場合には何も起きない(発電しない)。<br>
・満水量を超えた分の水だけが、先に進む。ボードの外に出た水は、共通の山に戻す。<br>
・満水量を超えた分の水は下流に向かって進む。ダムが無い限り水が止まる事は無く、ボードの外に出た水は共通の山に戻す。<br>
<br>
<br>
④得点<br>
④得点フェイズ<br>
1)発電トラックの順位が、1/2位=6/2VPを得る。発電量ゼロでは得られない。<br>
1)発電トラックの順位によって勝利点を得る(1位:6VP/2位:2VP ※発電量ゼロではVPを得られない)。<br>
・1位が同点なら、同点の人で6VPを分ける。小数点以下は切り上げ。2位は0点。<br>
・1位が同点なら、同点の人で6VPを分ける。小数点以下は切り上げ。2位はゼロ点。<br>
・1位が1人で、2位が同点なら、同点の人全員が1VPを得る。<br>
・1位が1人で2位が同点なら、1位は6VP/2位タイの全員が1VPを得る。<br>
・VPは、VPトラックの自色コマで示す。100VPを超えたらコマを裏返し、2周目を回る。<br>
2)発電トラックの自色コマがあるマスか、もっとも近い通過済マスに記載されたクレジットを得る。<br>
2)発電トラックの自色コマのマス、または、もっとも近い通過済マス記載の現金を得る。<br>
・発電量ゼロのときは、示されたクレジットを得るとともに示されたVPを失う。<br>
・発電量ゼロのときは、示された現金を得るが、示されたVPを失う。<br>
3)「現ラウンド」のボーナスタイルからVPを得る。<br>
3)発電量に応じて、左端の報酬タイルから、以下のボーナスを得る。※条件一覧は後述<br>
発電トラックは「初期エリア&ボーナスタイルが置かれた5つのエリア」に分かれ、5枚のボーナスタイルは左から順番に「1-5ラウンド」に対応している。<br>
・発電量が5以下:ボーナスなし。<br>
自色コマを進めたエリアと、ボーナスタイルに描かれた条件をもとにVPを得る。※条件一覧は後述<br>
・発電量が6以上:対象タイルのエリア到達/未達によって、以下のボーナスを得る。<br>
 ・初期エリア(発電量が6未満):条件に関係なく、ボーナスなし。<br>
 ・対象エリア到達:ボーナスを満額得る。<br>
 ・対象エリアに到達/通過している:条件に従ってボーナスを得られる。<br>
 ・対象エリア未達:ボーナスから、到達に不足するエリア数×4VPを引く(最低ゼロ)。<br>
 ・対象エリアに未達:本来得られるボーナスから「到達に不足したエリア数×4VP」を引いた分得る(得られるボーナスはマイナスにならない)。<br>
4)左端の報酬タイルを外す。最後の報酬タイルを外したら、ゲーム終了に進む。<br>
4)現ラウンドのボーナスタイルをボードから外す。最後のボーナスタイルを外した後はゲーム終了に進む。<br>
<br>
<br>
⑤ラウンド終了<br>
⑤ラウンド終了<br>
1)順番トラックを、現ラウンドの発電量が少なかった順に更新する。<br>
1)次ラウンドの手番順を、'''現ラウンドの発電量が少なかった順'''に変更する。<br>
・同点のときは、現在と逆の順番にする。<br>
・同点のときは、現在と逆順に入れ替える。<br>
2)発電トラックのコマを、全員ゼロに戻す。<br>
2)発電トラックのコマを、初期エリアのゼロの位置に戻す。<br>
3)アクションスペースにある全員のワーカー(ブロック用を除く)を、手元に戻す。<br>
3)アクションスペースにあるワーカーを、各自の手元に戻す。<br>
4)特許ボードの表向き技術タイルをすべて除き、山から補充する。※導入ルールでは不要<br>
4)特許ボードで公開された上級技術タイルをすべて取り除き、山から補充する。※導入ルールでは不要<br>
・まず山Ⅰから補充する。山Ⅰが尽きたら、Ⅱ→Ⅲの順に使う。除いたタイルは箱に戻す。<br>
・まず山Ⅰから補充する。山Ⅰが尽きたら、Ⅱ→Ⅲの順に使う。除いたタイルは箱に戻す。<br>
6)収入フェイズに戻り、次ラウンドを行う。<br>
6)次ラウンドを開始し、収入フェイズを行う。<br>
の順に行われる。<br>
 
<br>
<br>
全5ラウンド終了後、現在の得点に以下の方法で得点を加算する。<br>
全5ラウンド終了後、現在の得点に以下の方法で得点を加算する。<br>
1)目標タイルの条件に対して、順位に応じたVPを得る。※条件一覧は後述<br>
1)目的タイルの条件に対して、順位に応じたVPを得る。※目的タイル一覧は後述<br>
・同点のときは、そのVPを対象者で分ける(端数切り上げ)。<br>
・同点のときは、そのVPを対象者で分ける(端数切り上げ)。<br>
2)手持ちの建機・現金の合計5個につき、1VPを得る。ホイール上の建機は数えない。<br>
2)手持ちの重機/クレジットを合計し、5個につき1VPを得る。ホイール上の建機は数えない。<br>
3)自色ダムにある水1個につき、1VPを得る。<br>
3)自色ダムにある水1個につき、1VPを得る。'''※ゲーム終了時得点計算前、上流に配置されている水はルールに従い流す。'''<br>
<br>
<br>
もっともVPの高い人が勝ち。同点の時は、最終ラウンドで発電量が多かった人が勝ち。<br>
もっともVPの高いプレイヤーの勝利。同点の時は、最終ラウンドで発電量が多かった人が勝ち。<br>


==アクション:建設==
==アクション:建設==
1)建物の種類と、建てる場所を選ぶ。種類に応じた技術タイルを用意する。<br>
1)自分の企業ボードにあるアクションスペースにワーカーを置き、「建物の種類」と「建てる場所」を選ぶ。<br>
・対応する技術タイルがない建物、建物コマが尽きた建物は、選べない。<br>
・以下の場合は実行できない。<br>
・ベース・取水塔・発電所は、対応する空マスに建設する。赤枠マスは、記載の現金も必要。<br>
 建物に対応した技術タイルが無い(ホイール内にある技術タイルは使用できない)<br>
・延長壁は、ベースの上に建設する。最大2個まで置ける。マスに記載の現金は不要。<br>
 企業ボードの建物コマが尽きている<br>
・同じ窪地(一組の貯水池)には、自色発電所、自色ベースは、それぞれ1個までしか置けない。<br>
 必要な重機コマが無い(ホイール内にある重機は使用できない)<br>
・建物や場所によって、必要な建機の種類・数が異なる(個人ボードに記載あり)。<br>
・ダム基礎/導管/発電所は、対応する空きマスに建設する。赤枠に囲まれたマスは追加クレジットが必要。<br>
・ベース:建設場所により、山/丘/平地=ショベル3/4/5台を要する。<br>
・ダム上部は自色のダム基礎の上に建設する。基礎上に最大2個まで置け、赤枠のマスに置いた場合でもクレジットは不要。<br>
・延長壁:建設場所により、山/丘/平地=ミキサー2/3/4台を要する。<br>
・同じ盆地(一組の貯水池)に、自色発電所/自色ダム基礎はそれぞれ1個までしか置けない。<br>
・取水塔:建設場所に記載されている発電能力の数字×2個のショベルを要する。<br>
・建物を建築する位置によって、必要な重機の種類/数が異なる。<br>
・発電所:自色の発電所1/2/3/4個目=ミキサー2/3/4/5台を要する。<br>
 ダム基礎:建設場所により、山/丘/平地=掘削機(茶色)5/4/3台を要する。<br>
2)ホイールの開放マスに、以下を置く。現金が必要なら、払う。<br>
 ダム上部:建設場所により、山/丘/平地=ミキサー(灰色)4/3/2台を要する。<br>
・技術タイル:建物の種類に対応するもの1個を置く。「?」は、いずれの建物にも使える。<br>
 導管:建設場所に記載されている発電能力の数字×2個の掘削機を要する。<br>
・建設機械:必要分を、タイルの内周側に置く。<br>
 発電所:自色の発電所1/2/3/4つ目=ミキサー2/3/4/5台を要する。<br>
・新技術タイルを使う時は、その特殊効果を得られる。※効果一覧は後述<br>
2)ホイールの開放マスに、以下のタイルとコマを置く。クレジットの支払がある場合は銀行に払う。<br>
3)ホイールを1区間分、時計回りに回す。<br>
・技術タイル:建物の種類に対応するもの1個を置く。「?」シンボルは、どの建物の建築にも使える。<br>
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻す(再使用できる)。<br>
・重機:必要な分のコマを、ホイールに置く(技術タイルの内側)。<br>
・開放マスに戻るまでは、ホイール上にある技術タイル・建機は、使用できない。<br>
 上級技術タイルを使用した場合、建築時に特殊効果が得られる。※効果一覧は後述<br>
4)個人ボードから対象の建物コマ1個を取り、建設先に置く。建物は左から右の順に使う。<br>
3)ホイールを1区間分、時計回りに回す。<br>
・個人ボードの建物を除いた空マスにボーナスが現れたら、即時それを得る。<br>
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻り、以降のアクションで再使用できる。<br>
・開放マスに戻るまでは、ホイール上にある技術タイル/重機コマは使用できない。<br>
4)企業ボードから対象の建物コマ1個を取り、建設先に置く。建物は左から右の順に使用する。<br>
・企業ボードから建物コマを取り除いたマスに(「!」マークの付いた)収入がある場合、即時にその報酬を得る。<br>
・また、以降のラウンドの収入フェイズに同じ内容の収入が得られるようになる。<br>


==アクション:発電==
==アクション:発電==
1)以下条件を満たすことを確認する。<br>
1)以下の条件を満たしていないと発電は行えない。<br>
・水が1個以上ある、自色ダムか中立ダムがあること。<br>
・水を1個以上保持した、自色ダムか中立ダムがある。<br>
・自色の発電所があること。<br>
・自色の発電所がある。<br>
・上のダムと発電所を直接つなぐパイプがあり、いずれかの色の取水塔が置かれていること。<br>
・上記のダムと発電所を直接つなぐパイプがあり、いずれかの色の導管が置かれている。<br>
2)対象のダムから、水をいくつでも取る。対象の取水塔を通り、対象の発電所に移動する。<br>
2)ダムに保持された中から、任意の数の水コマを取る。導管を通して発電所まで移動する。<br>
3)他プレイヤーの取水塔を使ったときは、以下を行う。<br>
3)他プレイヤーの導管を使うときは、以下を行う。<br>
・水1個につき、1クレジットを、取水塔の所有者に払う。払えないときは、発電アクションは使えない。<br>
・水1個につき、1クレジットを導管の所有者に払う。(払えない場合、発電アクションは行えない)<br>
・取水塔の所有者は、水1個につき、1VPを得る。<br>
・水1個につき、導管の所有者は1VPを得る。<br>
4)取水塔に記載された発電能力×使った水の数で、基礎発電量を求める。<br>
4)「導管に記載された発電能力×使った水の数」で、基礎発電量を求める。<br>
・アクションスペースや個人ボードに発電量の補正値があれば、その値を加減し、総発電量とする。<br>
・アクションスペースや企業ボードに発電量の補正値があれば、その値を加減し、総発電量とする。<br>
・総発電量が1に満たないときは、発電アクションは使えない。<br>
・総発電量が1に満たないときは、発電アクションは行えない。<br>
5)総発電量だけ、発電トラックの自色コマを進める。30を超えたらコマを裏返し、スタートに戻す。<br>
5)総発電量だけ、発電トラックの自色コマを進める。30を超えたらコマを裏返し、スタートに戻す。(数値や計算にはそのまま使用する)<br>
6)この手番で得た総発電量が、契約タイルの左側の数字以上なら、契約を1個まで達成できる。<br>
6)この手番で得た総発電量が契約タイルの左側の数字以上なら、契約を1個まで達成できる。<br>
・対象の契約は、手持ちの契約、または、管理ボードの国家契約のいずれか1個。<br>
・対象は「手持ちの契約」か「管理ボードの国家契約」のいずれか1個。<br>
・契約を充足したら、右半分のボーナスをその場で得る。タイルは裏返す(以降、使えない)。<br>
・契約を履行したら、契約タイルの右側に書かれたボーナスをその場で得る。履行済みのタイルは裏返しておく(再利用はできない)。<br>
・国家契約を充足したときは、そのタイルを手元に取り、タイルは裏返す(以降、使えない)。<br>
・国家契約を履行したときは、そのプレイヤーが手元に取りタイルを裏返す(再利用はできない)。<br>
7)使った水を、水流フェイズと同様に、止まるかボード外に出るまで移動する。<br>
7)発電に使用した水は、水流フェイズと同様にダムで止まるかボード外に出るまで移動する。<br>


==アクション:水源==
==アクション:水源==
イ)水2個を、水源タイルに置く。同じタイルに置いても、違うタイルでもよい。<br>
・2種類のアクションが存在し、動作が異なる。<br>
ロ)水1個を水源タイルに置く。さらに、その水を、水流フェイズと同様にして流す。<br>
1)水2個を源流タイルに置く。同じタイルに2個置いても、違うタイルに1個ずつでもよい。<br>
2)水1個を源流タイルに置く。その水を水流フェイズと同様にして流す。<br>


==アクション:銀行==
==アクション:銀行==
・このスペースだけは、すでにワーカーがいても、使うことができる。<br>
・このアクションのみ、すでにワーカーがいても使うことができる。<br>
1)この手番で置いたワーカーの数と同じ数だけ、現金(クレジット)を得る。<br>
1)この手番で置いたワーカーの数と同じ数だけ、クレジットを得る。<br>


==アクション:工場==
==アクション:工場==
1)コストがある場合は、払う。示された区画数だけ、ホイールを時計回りに回す。<br>
1)示された段階の分、ホイールを時計回りに回す。<br>
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻す(再使用できる)。<br>
・ホイールに乗っていて、開放マスの位置に戻ってきた技術タイル/重機駒は手元に戻す(次の手番以降、再使用できる)。<br>


==アクション:建機==
==アクション:建機==
1)示されたコストを払う。示された種類・数の建機を得る。<br>
1)示された種類/数の重機駒を得る。<br>
・購入は1セットだけ。例)2クレジット→ショベル1個では可、4クレジット→ショベル2個は不可。<br>
・1アクションで購入できるのは1セットだけ。<br>
例)2クレジットで掘削機1個を購入できるとき、4クレジット払って掘削機2個を購入することはできない<br>


==アクション:契約==
==アクション:契約==
1)コストがある場合は、払う。示された数だけ、表向きの個別契約タイルを取る。<br>
1)示された数だけ、表向きの個別契約タイルを取る。<br>
2)未達成の契約タイルは、3枚まで持てる。超過したら、いずれかを選んで捨てる。<br>
・未履行の契約タイルは3枚まで持てる。超過した場合は、任意のタイルを選んで捨てる。<br>
3)手番の最後に、管理ボードの空マスを山から補充する。<br>
※手番終了時、各色の山から契約タイルを2枚ずつになるまで補充する。<br>


==アクション:特許==
==アクション:特許==
※特許ボード上。導入ルールでは使用しない。<br>
1)アクションスペースに対応する技術タイルを得る。手番終了時にはタイルを補充しない。<br>
1)記載のコストを払う。スペースの右にある技術タイルを得る。補充はしない。<br>
※導入ルールでは使用しない。<br>
 
==個別能力:企業ボード==
・企業ボードの建物を建てることで、そのコマがあったマスに記載されたボーナスを得られる。<br>
 ダム基礎・ダム上部・導管:VP、クレジットなどの収入。<br>
 発電所:発電量の補正(常時有効。+1と+2があり、両方解放すれば+3となる)、個別能力の解放。<br>


==個別能力:個人ボード==
・3個目の発電所を作ると、企業ボードの個別能力が使用可能になる。<br>
・個人ボードの建物を建てると、そのマス記載のボーナスを得られる。以下がある。<br>
1)アメリカ(赤)<br>
・ダム・延長壁・取水塔:VP、現金(クレジット)などの収入。<br>
・ラウンド中いつでも、自然の水流により自色発電所を水1つが通過するたび、発電トラックを1進める。<br>
・発電所:発電補正(常時。+1と+2があり、両方解放すれば+3)、個別能力の解放。<br>
・発電アクションによる水の通過は対象外。<br>
・3個目の発電所を作ると、個人ボードの個別能力が使用可能になる。以下がある。<br>
2)ドイツ(黒)<br>
イ)アメリカ(赤)<br>
・発電アクションを実行した後、同じ手番で2回目の発電アクションを実行できる。<br>
・ラウンド中いつでも、自然水流により自色発電所を水が通過したら、発電トラックを1歩進める。<br>
・2回目の発電アクションについては、発電量の補正は適用されず「水駒の数×導管の生産値」のみになる。(アクションスペース/企業ボード/Viktorによる効果の対象外)。<br>
・発電による水の通過は、対象外。<br>
・契約履行については、1回目と2回目の発電量は別個に扱う(合算は不可。別々の契約履行は可能)。<br>
ロ)ドイツ(黒)<br>
3)イタリア(緑)<br>
・発電アクションを実行したら、もう1度発電アクションを実行できる。<br>
・発電アクションを終えた後(契約達成の機会を終えた後)、発電トラックを3進める。<br>
・追加の発電アクションについては、発電量の補正(スペース、個人ボード)は適用しない。<br>
・契約達成については、1回目・2回目の発電量は別個に扱う(合算不可。2回の契約達成は可)。<br>
ハ)イタリア(緑)<br>
・発電アクションを終えた後(契約達成の機会を終えた後)、発電トラックを3歩進める。<br>
・この追加発電量は、契約達成には使えない。<br>
・この追加発電量は、契約達成には使えない。<br>
ニ)フランス(白)<br>
4)フランス(白)<br>
・すべての契約について、達成に必要な発電量を3点減らせる。国家契約も対象。<br>
・すべての契約について、達成に必要な発電量を3点減らせる。国家契約も対象。<br>


==個別能力:役員==
==個別能力:重役タイル==
イ)Wilhelm Adler<br>
1)ウィルヘルム・アドラー(Wilhelm Adler)<br>
・ベースの建設に必要な建機が、場所によらずショベル3個になる。<br>
・ダム基礎の建設に必要な建機が、場所によらず掘削機3個になる。<br>
ロ)Graziano Del Monte<br>
2)グラツィアーノ・デル・モンテ(Graziano Del Monte)<br>
・延長壁2個のダムの満水量が、水4個になる。延長壁1個以下の満水量は通常どおり。<br>
・ダム上部2個のダムの満水量が、水4個になる。ダム上部1個以下の満水量は通常どおり。<br>
ハ)Viktor Fiesler<br>
3)ビクトル・フィーゼラー(Viktor Fiesler)<br>
・発電アクションで発電能力×水の数が3以下なら、基礎発電量が4になる。<br>
・発電アクションで「発電能力×水」の数が3以下の場合に、基礎発電量が4になる。<br>
・上の適用後、補正(スペース、個人ボード)を適用し、総発電量とする。<br>
・上の適用後、アクションスペースや企業ボードの補正を適用し、総発電量とする。<br>
ニ)Jill McDowell<br>
4)ジル・マクダウェル(Jill McDowell)<br>
・取水塔を、発電能力の数字×1個のミキサーでも建設できる。<br>
・導管の建設コストを「発電能力の数字×1個」のミキサーに置き換えて建設できる。<br>
・ショベルとミキサーと混合して使うことはできない。<br>
・掘削機とミキサーと混合して使うことはできない。<br>
ホ)Solomon P Jordan<br>
5)ソロモン・P. ジョーダン(Solomon P Jordan)<br>
・建設のとき、建機1個の代わりに現金3クレジットを使える。何個でも代替可。<br>
・建設アクションにおいて、重機1個の代わりに現金3クレジットを使える。何個でも代替可。<br>
ヘ)Anton Krylov<br>
6)アントン・クルイロフ(Anton Krylov)<br>
・役員Anton Krylovを選んだ人は、専用の技術タイル1個も取る。<br>
・重役Anton Krylovを選んだ人は、専用の技術タイル1個を取る。<br>
・この技術タイルは、ホイール上にある別の技術タイル(基本効果+特殊効果)をコピーする。<br>
・この技術タイルは、ホイール上にある別の技術タイル(基本効果+特殊効果)をコピーする。<br>
ト)Mahiri Sekibo<br>
7)マヒリ・セキボ(Mahiri Sekibo)<br>
・以下手順で、他の役員1人の能力をコピーして使える。<br>
・以下手順で、他の重役1人の能力をコピーして使える。<br>
1)役員ボードにワーカーを置く。これはアクションとして扱わない。<br>
a)重役ボードにワーカーを1つ置く。これはアクションとして扱わない。<br>
2)アクションスペースにワーカーを置く。対象役員の能力を使ってアクションできる。<br>
b)任意のアクションスペースにワーカーを置き、コピーした重役の能力を使ってアクションできる。<br>
3)現在の手番が終わったら、コピーした能力は無効になる。<br>
c)現在の手番が終わったら、コピーした能力は無効になる。<br>
・同ラウンドで役員ボードにワーカーを2回目に置くときは、現金コストが必要。<br>
・同ラウンドで重役ボードにワーカーを2回目に置くときは、クレジットコストが必要。<br>
・能力のコピーは、現在の手番中だけ有効。同じ手番には、コピーは1回まで可能。<br>
・能力のコピーは、現在の手番中だけ有効。同じ手番には、同じ能力のコピーは1回まで可能。<br>
・ゲームに登場していない役員の能力は、コピーできない。<br><br>
・ゲームに登場していない重役の能力は、コピーできない。<br>
・2/3人用:コピー対象専用の役員ボードを、以下のように用意することを推奨。<br>
<br>
・準備のとき、Sekiboと並べて、追加の役員ボードを置く。プレイヤー用と合わせ3~4枚とする。<br>
・2/3人用:コピー対象専用の重役ボードを、以下のように用意することを推奨。<br>
・ゲーム中、追加の役員ボードの能力もコピーできる。<br>
 準備のとき、Sekiboと並べて追加の重役ボードを置く。プレイヤー用と合わせ3~4枚とする。<br>
 ゲーム中、追加の重役ボードの能力もコピーできる。<br>
・Del Mondeをコピー時:専用の技術タイルは置かず、必要建機のみ置いてホイールを回す。<br>
・Del Mondeをコピー時:専用の技術タイルは置かず、必要建機のみ置いてホイールを回す。<br>
・Krylovをコピー時:本来の満水量を超えて貯まった水は、手番後も使われるまで消費されない。<br>
・Krylovをコピー時:本来の満水量を超えて貯まった水は、手番後も使われるまで消費されない。<br>


==新技術タイル==
==上級技術タイル==
・新技術タイルは、基本技術タイルと同様の基本効果に加えて、以下特殊効果を与える。<br>
・上級技術タイルは、基本技術タイルと同様の基本効果に加えて以下の特殊効果を持つ。<br>
※導入ルールでは使用しない。<br>
※導入ルールでは使用しない。<br>
a)ベース<br>
1)ダム基礎<br>
・Ⅰ:空の自色ダムすべてに、水1個を置く。<br>
・Ⅰ:空の自色ダムすべてに、水1個を置く。<br>
・Ⅱ:これまでに建てたベース(今回を含む)の数だけ、発電量を得る。契約充足にも使える。<br>
・Ⅱ:これまでに建てたダム基礎(今回を含む)の数だけ、発電量を得る。契約履行にも使える。<br>
・Ⅲ:ワーカーを置かずに実行できる。かつ、ホイールに置く建機が不要。<br>
・Ⅲ:ワーカーを置かずに実行できる。かつ、ホイールに置く重機が不要。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。<br>
ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。<br>
2)ダム上部<br>
b)延長壁<br>
・Ⅰ:これまで建てたダム上部(今回を含む)の数と同じ区間数だけ、ホイールを回転させる。<br>
・Ⅰ:これまで建てた延長壁(今回を含む)の数と同じ区間数だけ、ホイールを回転させる。<br>
・Ⅱ:今回建てたダム上部(今回を含む)のあるダムが、貯水最大量になるように水を追加する。<br>
・Ⅱ:今回建てた延長壁(今回を含む)のあるダムが、貯水最大量になるように、水を追加する。<br>
・Ⅲ:ダム上部を持つ自色ダム1個につき、3VPを得る。<br>
・Ⅲ:延長壁を持つ自色ダム1個につき、3VPを得る。<br>
3)導管<br>
c)取水塔<br>
・Ⅰ:今回建てた導管の発電能力の2倍の値だけ、現金を得る。<br>
・Ⅰ:今回建てた取水塔の発電能力の2倍の値だけ、現金を得る。<br>
・Ⅱ:今回の建築に掘削機6個以上が必要な場合、必要な掘削機を5個に減らせる。<br>
・Ⅱ:今回の建築にショベル6個以上が必要な場合、必要ショベルを5個に減らせる。<br>
・Ⅲ:今回建てた導管の発電能力の2倍の値だけ、発電量を得る。契約履行にも使える。<br>
・Ⅲ:今回建てた取水塔の発電能力の2倍の値だけ、発電量を得る。契約の充足にも使える。<br>
4)発電所<br>
d)発電所<br>
・Ⅰ:ワーカーを置かずに実行できる。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。<br>
・Ⅰ:ワーカーを置かずに実行できる。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。<br>
・Ⅱ:自色発電所いずれかを選び、発電アクションを実行できる。かつ、発電量ボーナス2点を得る。<br>
・Ⅱ:自色発電所いずれかを選び、発電アクションを実行できる。その際、発電に+2ボーナスを得る。<br>
・Ⅲ:これまで建てた発電所(今回を含む)1個につき、3VPを得る。<br>
・Ⅲ:これまで建てた発電所(今回を含む)1個につき、3VPを得る。<br>
d)ワイルド<br>
5)ワイルド<br>
・Ⅰ:赤枠マスの場所に建物を建てる場合、追加の現金コストが不要。<br>
・Ⅰ:赤枠マスの場所に建物を建てる場合、追加の現金コストが不要。アクションスペースの追加コストは必要。<br>
アクションスペースのコストは必要。<br>
・Ⅱ:掘削機の代わりにミキサーを、ミキサーの代わりに掘削機を使える。混合使用も可能。<br>
・Ⅱ:ショベルの代わりにミキサーを、ミキサーの代わりにショベルを使える。混合使用も可能。<br>
・Ⅲ:所有する上級技術タイル(ホイール上を含む)1個につき、3VPを得る。<br>
・Ⅲ:所有する新技術タイル(ホイール上を含む、基本タイルを除く)1個につき、3VPを得る。<br>


==報酬タイル==
==ボーナスタイルの条件一覧==
イ)達成した契約タイル1個につき、2VPを得る。<br>
・ラウンド終了時に発電トラックのマーカーと条件に応じて得られるVP。<br>
ロ)建てた自色発電所1個につき、5VPを得る。<br>
・発電トラックのマーカーが初期エリア(発電量が5点以下)にある場合は、条件に関わらず得られない。<br>
ハ)建てた自色ベース1個につき、4VPを得る。<br>
・発電トラックのマーカーがボーナスタイルに届かない場合、エリア毎に-4VP(マイナスにはならない)<br>
ニ)建てた自色取水塔1個につき、4VPを得る。<br>
1)達成した契約タイル1個につき、2VPを得る。<br>
ホ)建てた自色延長壁1個につき、4VPを得る。<br>
2)建てた自色発電所1個につき、5VPを得る。<br>
ヘ)所有する新技術タイル(ホイール上を含む、基本タイルを除く)1個につき、4VPを得る。<br>
3)建てた自色ダム基礎1個につき、4VPを得る。<br>
4)建てた自色導管1個につき、4VPを得る。<br>
5)建てた自色ダム上部1個につき、4VPを得る。<br>
6)所有する上級技術タイル(ホイール上を含む。基本技術タイルは除く)1個につき、4VPを得る。<br>


==目標タイル==
==目的タイルの条件一覧==
・条件に合致する建物数を数える。多い人ほど順位が上。1/2/3位=15/10/5VPを得る。<br>
・ゲーム終了時に、条件に合致する建物数/貯水池数を数える。多い人ほど順位が上。1/2/3位=15/10/5VPを得る。<br>
イ)赤枠マスに建てた自色ベースと自色発電所の総数。<br>
1)赤枠マスに建てた自色ダム基礎と自色発電所の総数。<br>
ロ)自色取水塔で自色発電所とつながる、自色ベースの総数。<br>
2)自色導管で自色発電所とつながる、自色ダム基礎の総数。<br>
ハ)自色建物の総数がもっとも多い地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。<br>
3)自色建物の総数がもっとも多い地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。<br>
ニ)自色建物の総数がもっとも少ない地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。<br>
4)自色建物の総数がもっとも少ない地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。<br>
ホ)自色の建物が1個以上ある貯水池の総数。<br>
5)自色の建物が1個以上ある盆地の総数。最大12。<br>
ヘ)自色の建物が3個以上ある貯水池の総数。<br>
6)自色の建物が3個以上ある盆地の総数。最大5。平原下段の発電所2つは対象外。<br>
【メインボードの盆地概念】<br>
・メインボードはカラフルな面を使います。ボードを縦長に見て、上方に源流(水源)が4つ。<br>
・そのすぐ下に盆地が4つあ、それぞれ貯水地とダム建設予定地(台形のシンボル)。さらに下方に貯水地とダムの予定地。ここまでが山岳地域でボードの左方に山岳のシンボルがあります。<br>
・そこから川を通って下方に盆地が3つあり、発電所建設予定地(屋根がギザギザになったシンボル)、再び貯水地とダムの予定地。ここまでが丘陵地域で、左方に丘陵のシンボルがあります。<br>
・そこから川を通って下方が平原地域の上段で盆地が3つあり、発電所の予定地とダムの予定地があります。<br>
・その下方が平原地域の下段で盆地が2つあり、発電所の予定地があります。<br>
 
==レーフワーテル計画拡張==
ゲームの準備として外注仕事タイルを表向きで3枚公開する。<br>
自分の色の私有建物駒5個を取り、拡張企業ボード上の対応するスペースに置く。<br>
<br>
アクションフェイズ中、プレイヤーは新たな3種類のアクションを実行することができるようになります。<br>
●外注仕事<br>
外注仕事には3つのアクションスペースがあり、それぞれ特定の外注仕事タイル1枚につながっています。<br>
外注仕事は契約に似ていますが、履行するためにエネルギーを生産する必要はなく、重機駒を支払う必要があります(ホイールのシステムのように戻ってきません)。<br>
外注仕事につながっているアクションスペースに技術者駒を2個置きます。そのタイルの左側に示されている重機駒を支払い、即座にそのタイルの右側に示されている利益を得ます。<br>
支払ったコストを全体サプライに戻し、その外注仕事タイルを取り裏向きでキープします。<br>
<br>
●私有建物(建設/発動)<br>
プレイヤーは新たな種類の建造物である私有建物を建設することができます。<br>
私有建物駒はマップ上には置かれず、追加管理ボード上の対応するアイコンがある建設スペース上に置かれます。<br>
私有建物駒を置いたとき、プレイヤーはそれにつながっている私有建物タイルを使用できるようになります。<br>
私有建物の建設に関するルールは基本ゲームの建造物の建設に関するルールと同じですが、以下の違いがあります。<br>
<br>
1.自分の企業ボードの建設アクションスペースに、必要な数の技術者駒を置きます。<br>
2.私有建物用の技術タイルを建設ホイールの開放区画に置きます。<br>
3.必要な数の重機駒を建設ホイールの開放区画に置きます。<br>
各私有建物の建設コストは、私有建物駒を置いたスペースにつながっている私有建物タイルの左上に示されています。<br>
4.建設ホイールを1セグメント分回転させます。<br>
5拡張企業ボードの左端から私有建物駒を1個取り、その私有建物タイルにつながっていて空いている建設スペースのうち1つに置きます。<br>
赤枠つきのアイコンがある建設スペースで建設した場合、追加で3クレジットを支払います。<br>
各プレイヤーは各私有建物タイルの横に私有建物駒を1個だけ置くことができます。<br>
<br>
私有建物の特殊アクションは、その私有建物を発動させている(つながっている建設スペースに私有建物駒を置いている)プレイヤーだけが実行することができます。<br>
アクションフェイズ中に自分の手番が来たとき、プレイヤーは自分が発動させている私有建物タイルのアクションスペースを使うことができます。<br>
その私有建物タイル上の空いているアクションスペースに必要な数の技術者駒を置き、関連するアクションを実行します。<br>
私有建物には常に、左側に安価な1つ、右側に高価な3つの計4つのアクションスペースがあります。あるラウンド中、ある私有建物タイルのアクションスペースに最初に技術者駒を置くプレイヤーは、左側のアクションスペース上に置きます。<br>
他のすべてのプレイヤーは右側のアクションスペースに技術者駒を置かなければなりません。すでに自分の技術者駒を置いている私有建物タイルに再び技術者駒を置くことはできません。<br>
各プレイヤーは各私有建物アクションを'''ラウンドごとに1回'''だけ実行することができます。最大5つまで建設できるので、5枚すべての私有建物タイルを発動させることができます。<br>
<br>
私有建物は収入をもたらしません。<br>
ゲーム終了時、各私有建物タイルを発動させているプレイヤーは、そのタイルの左下に示されているVPを得ます。<br>
<br>
得点計算フェイズとラウンドの終了フェイズは基本ゲームと同じようにプレイしますが、以下の処理を追加します。<br>
追加管理ボード上に外注仕事タイルが残っている場合、そのすべてを捨て札にして箱に戻します。<br>
山から新たな外注仕事タイルを3枚引き、対応するスペースに表向きで置きます。最初は“A”の山から引き、この山が尽きたら“B”の山から引き、最後に“C”の山から引きます。<br>
<br>
ゲーム終了時、自分が発動させている私有建物タイルからVPを得ます。<br>

2023年2月12日 (日) 04:34時点における版

ゲームの準備

【発電トラックに配置するタイル】
・ボーナスタイル:ランダムに5枚選び、発電ボードのボーナスマスに表向きに配置する。※導入ルール:技術タイルマークのタイル以外の5枚を使う
 ラウンド毎のプレイヤーへの目標を示す。ラウンド終了時にタイル達成度に応じたボーナスを得る。(表向きで一番左にあるタイルが、そのラウンドの対象)
・目的タイル:ランダムに1枚選び、発電ボードの右端に表向きに配置する。
 ゲームを通したプレイヤーへの目標を示す。ゲーム終了時に条件達成に応じて勝利点が得られる。

【契約事務所ボードに配置するタイル】
・国家契約タイル:プレイ人数より1少ない枚数だけランダムに選び、表向きに並べて置く。
・個別契約タイル:裏面の色別に混ぜ、裏向きの山として置く(緑・黄・赤の3種類)。
 個別契約タイルを各山から2枚ずつ引き、表向きに並べて置く。

【特許事務所ボードに配置するタイル】※導入ルールでは使用しない
・上級技術タイルを裏面の種類別に混ぜ、裏向きの山として置く(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3種類)。
 「Ⅰ」の山からタイル3枚を引き、表向きに並べる。

【地図ボードに配置するコンポーネント】
源流タイルをランダムに4個選び、地図ボードの最上部に表向きに置く。
中立ダムを以下のように準備する。(BGAでの配置は自動)
・準備タイルを裏面の種類別(3種類)に混ぜ、各種類から1枚ずつ引く。
・各タイルで指示された場所に、指示された高さの中立ダムと示された数の水駒を配置する。
・山岳にはレベル1、丘陵にはレベル2、平原にはレベル3の中立ダムが置かれる。

【企業ボードと重役タイル、初期契約タイルの選択】
「企業ボードと重役タイル、初期契約タイル」を以下のいずれかの方法で、各プレイヤーに割り当てる。
a)導入ルール:ランダムにプレイ順を決める。プレイ順にしたがって、以下のように割り当てる。
・1番:アメリカ(赤)+「Wilhelm Adler」 +「3:現金と発電」
・2番:ドイツ(黒)+「Jill Mcdowell」 +「3:現金と建造」
・3番:イタリア(緑)+「Solomon P. Jordan」+「2:現金」
・4番:フランス(白)+「Viktor Fiesler」 +「4:現金と機械」
発電トラックに、選んだ色の順番コマをプレイ順にしたがって置く。

b)通常ルール:ランダムにプレイ順を決める。
・企業ボード:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。
・重役タイル:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。ランダムに企業ボードと組み合わてセットにする。
 ※2~3人用で重役「Sekibo」が選ばれた場合は、追加の重役タイルを置く。(詳細は後述)
・初期契約タイル:プレイ人数と同じ数をランダムに選ぶ。
プレイ順の逆順に、「企業ボード&重役タイルのセット」と「初期契約タイル」を選んで取る。

●プレイ順のオークション(オプション)
オークションは次のように行います。オークションを開始するプレイヤーは、占有したい場所に自分のマーカーを置きます。その後、時計回りに他のプレイヤーが自分のマーカーをマスの上に置きます。(各番手の列は、15VPまでベット可能)
いずれかのプレイヤーが、他のプレイヤーのマーカーが既にある番手列に自分のマーカーを置きたい場合、そのマーカーの右側のマスのいずれかに置く必要があります。
ターンがアクティブプレイヤーに戻ったとき、アクティブプレイヤーは自分のマーカーが番手列の一番右にあるかどうかを確認します。そうである場合、アクティブプレイヤーは自分のターンをスキップします。
代わりに、別のプレイヤーのマーカーがその右側にある場合、そのプレイヤーは自分のマーカーを戻し、以前のルールに従って再度配置する必要があります。
各プレイヤーのマーカーが各列の一番右のマーカーになると、オークションは終了します。
最終番手になることを選択したプレイヤーから始めて1番手になることを選んだプレイヤーが最後になるような順(プレイ順の逆順)で、国家と重役の組み合わせ1組と契約タイル1枚の両方を選択していきます。
各プレイヤーは自国のVPマーカーを取り、それを10の位置に置き、そのマーカーを動かすことで賭けたポイントを支払います。

【初期資産の受け取り】
・建造物コマ(ダム基礎5個、ダム上部5個、導管5個、発電所4個):企業ボードの該当するマスに置く。
・初期技術タイル:「?」タイルを除いた、4種のタイルを受け取る。※導入ルール:「?」タイルも受け取る。
・ワーカー:技術者コマ12個を個人サプライに受け取る。
・初期資金/重機コマ:6クレジット、掘削機コマ6個、ミキサーコマ4個を個人サプライに受け取る。
・エネルギーマーカー:発電トラックのスタート位置(ゼロ)に、各色のコマを重ねて置く。

※2~3人プレイでは、アクションボードにおける一部のアクションスペースが使用できない(BGAでは使用できないアクションスペースは非表示となる)
・2人用:「3+」「4」と記載されたアクションスペースが使用できない。
・3人用:「4」と記載されたアクションスペースが使用できない。

遊び方

5ラウンド終了後、勝利点(VP)のもっとも高いプレイヤーが勝利となる。
各ラウンドは、以下の順に行われる。

①収入フェイズ
1)企業ボードにおいて開放済みの収入を得る。※収入を得るには、建築アクションを行って企業ボードにある(!マークが付いた)収入を解放する必要がある
2)ラウンド1~4:源流タイルに示されたラウンド別の個数だけ、水駒を置く。
 例:源流タイルの1つが「0-1-2-1」となっている場合、そのタイルには2ラウンド目と4ラウンド目の収入フェイズに水駒が1個づつ、3ラウンド目に水駒が2個置かれる。

②アクションフェイズ
1)手番順をもとに手番を行う。(BGAではユーザーリストや手番順ボードに手番順が表示される。※手番順ボードは設定で表示可能)
2)以下のルールに従って、アクションを1回行う。
・アクションスペースを1つ選び、枠の数だけワーカーを置く。追加コストが記載されていれば払う。
・同じ効果のアクションでも、スペースによって必要ワーカー数やコストが異なる場合がある。
・すでにワーカーがあるスペースには、ワーカーを置くことができない(銀行を除く)。
・ワーカーを置いたら、必ずアクションを実行する。実行できないときは置けない。
・ワーカーが尽きたらパス(スキップ)をする。ワーカーが残っているときはパスできない。
・実行できるアクションは以下の通り。※詳細は後述
 a)建設:建物を地図ボードに設置し、建設ホイールを進める。※自分の企業ボード上部にあるアクションスペース
 b)発電:ダム/導管/発電所を使って、水力発電を行う。
 c)水源:地図ボードの源流タイルに水を補充する。
 d)銀行:クレジットを得る。※このアクションスペースのみ、他のワーカーがあっても使用可能
 e)工場:建設ホイールを進める。
 f)契約:契約タイルを得る。
 g)建機:重機駒を購入する。
 f)特許:上級技術タイルを購入する。※導入ルールでは使用しない
3)パスをした人を除き、(全員パスするまで)プレイ順に従って手番を進める。
4)全員がパスをしたら、次のフェイズに進む。

③水流フェイズ
1)源流タイルにあるすべての水を、川に沿って(上から下に)流す。
・盆地にダム(ダム基礎かダム基礎+ダム上部)が建築されている場合、満水でなければ水はそこで止まる。
・ダム基礎のみの満水量は水1個であり、基礎にダム上部が1個追加されるごとに1ずつ満水量が増加する(ダム上部は最大2個)。
・ダム以外の施設(導管・発電所)や川自体は水を留めることが出来ない。水流が発電所を通過する場合には何も起きない(発電しない)。
・満水量を超えた分の水は下流に向かって進む。ダムが無い限り水が止まる事は無く、ボードの外に出た水は共通の山に戻す。

④得点フェイズ
1)発電トラックの順位によって勝利点を得る(1位:6VP/2位:2VP ※発電量ゼロではVPを得られない)。
・1位が同点なら、同点の人で6VPを分ける。小数点以下は切り上げ。2位はゼロ点。
・1位が1人で2位が同点なら、1位は6VP/2位タイの全員が1VPを得る。
2)発電トラックの自色コマがあるマスか、もっとも近い通過済マスに記載されたクレジットを得る。
・発電量ゼロのときは、示されたクレジットを得るとともに示されたVPを失う。
3)「現ラウンド」のボーナスタイルからVPを得る。
発電トラックは「初期エリア&ボーナスタイルが置かれた5つのエリア」に分かれ、5枚のボーナスタイルは左から順番に「1-5ラウンド」に対応している。
自色コマを進めたエリアと、ボーナスタイルに描かれた条件をもとにVPを得る。※条件一覧は後述
 ・初期エリア(発電量が6未満):条件に関係なく、ボーナスなし。
 ・対象エリアに到達/通過している:条件に従ってボーナスを得られる。
 ・対象エリアに未達:本来得られるボーナスから「到達に不足したエリア数×4VP」を引いた分得る(得られるボーナスはマイナスにならない)。
4)現ラウンドのボーナスタイルをボードから外す。最後のボーナスタイルを外した後はゲーム終了に進む。

⑤ラウンド終了
1)次ラウンドの手番順を、現ラウンドの発電量が少なかった順に変更する。
・同点のときは、現在と逆順に入れ替える。
2)発電トラックのコマを、初期エリアのゼロの位置に戻す。
3)アクションスペースにあるワーカーを、各自の手元に戻す。
4)特許ボードで公開された上級技術タイルをすべて取り除き、山から補充する。※導入ルールでは不要
・まず山Ⅰから補充する。山Ⅰが尽きたら、Ⅱ→Ⅲの順に使う。除いたタイルは箱に戻す。
6)次ラウンドを開始し、収入フェイズを行う。


全5ラウンド終了後、現在の得点に以下の方法で得点を加算する。
1)目的タイルの条件に対して、順位に応じたVPを得る。※目的タイル一覧は後述
・同点のときは、そのVPを対象者で分ける(端数切り上げ)。
2)手持ちの重機/クレジットを合計し、5個につき1VPを得る。ホイール上の建機は数えない。
3)自色ダムにある水1個につき、1VPを得る。※ゲーム終了時得点計算前、上流に配置されている水はルールに従い流す。

もっともVPの高いプレイヤーの勝利。同点の時は、最終ラウンドで発電量が多かった人が勝ち。

アクション:建設

1)自分の企業ボードにあるアクションスペースにワーカーを置き、「建物の種類」と「建てる場所」を選ぶ。
・以下の場合は実行できない。
 建物に対応した技術タイルが無い(ホイール内にある技術タイルは使用できない)
 企業ボードの建物コマが尽きている
 必要な重機コマが無い(ホイール内にある重機は使用できない)
・ダム基礎/導管/発電所は、対応する空きマスに建設する。赤枠に囲まれたマスは追加クレジットが必要。
・ダム上部は自色のダム基礎の上に建設する。基礎上に最大2個まで置け、赤枠のマスに置いた場合でもクレジットは不要。
・同じ盆地(一組の貯水池)に、自色発電所/自色ダム基礎はそれぞれ1個までしか置けない。
・建物を建築する位置によって、必要な重機の種類/数が異なる。
 ダム基礎:建設場所により、山/丘/平地=掘削機(茶色)5/4/3台を要する。
 ダム上部:建設場所により、山/丘/平地=ミキサー(灰色)4/3/2台を要する。
 導管:建設場所に記載されている発電能力の数字×2個の掘削機を要する。
 発電所:自色の発電所1/2/3/4つ目=ミキサー2/3/4/5台を要する。
2)ホイールの開放マスに、以下のタイルとコマを置く。クレジットの支払がある場合は銀行に払う。
・技術タイル:建物の種類に対応するもの1個を置く。「?」シンボルは、どの建物の建築にも使える。
・重機:必要な分のコマを、ホイールに置く(技術タイルの内側)。
 上級技術タイルを使用した場合、建築時に特殊効果が得られる。※効果一覧は後述
3)ホイールを1区間分、時計回りに回す。
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻り、以降のアクションで再使用できる。
・開放マスに戻るまでは、ホイール上にある技術タイル/重機コマは使用できない。
4)企業ボードから対象の建物コマ1個を取り、建設先に置く。建物は左から右の順に使用する。
・企業ボードから建物コマを取り除いたマスに(「!」マークの付いた)収入がある場合、即時にその報酬を得る。
・また、以降のラウンドの収入フェイズに同じ内容の収入が得られるようになる。

アクション:発電

1)以下の条件を満たしていないと発電は行えない。
・水を1個以上保持した、自色ダムか中立ダムがある。
・自色の発電所がある。
・上記のダムと発電所を直接つなぐパイプがあり、いずれかの色の導管が置かれている。
2)ダムに保持された中から、任意の数の水コマを取る。導管を通して発電所まで移動する。
3)他プレイヤーの導管を使うときは、以下を行う。
・水1個につき、1クレジットを導管の所有者に払う。(払えない場合、発電アクションは行えない)
・水1個につき、導管の所有者は1VPを得る。
4)「導管に記載された発電能力×使った水の数」で、基礎発電量を求める。
・アクションスペースや企業ボードに発電量の補正値があれば、その値を加減し、総発電量とする。
・総発電量が1に満たないときは、発電アクションは行えない。
5)総発電量だけ、発電トラックの自色コマを進める。30を超えたらコマを裏返し、スタートに戻す。(数値や計算にはそのまま使用する)
6)この手番で得た総発電量が契約タイルの左側の数字以上なら、契約を1個まで達成できる。
・対象は「手持ちの契約」か「管理ボードの国家契約」のいずれか1個。
・契約を履行したら、契約タイルの右側に書かれたボーナスをその場で得る。履行済みのタイルは裏返しておく(再利用はできない)。
・国家契約を履行したときは、そのプレイヤーが手元に取りタイルを裏返す(再利用はできない)。
7)発電に使用した水は、水流フェイズと同様にダムで止まるかボード外に出るまで移動する。

アクション:水源

・2種類のアクションが存在し、動作が異なる。
1)水2個を源流タイルに置く。同じタイルに2個置いても、違うタイルに1個ずつでもよい。
2)水1個を源流タイルに置く。その水を水流フェイズと同様にして流す。

アクション:銀行

・このアクションのみ、すでにワーカーがいても使うことができる。
1)この手番で置いたワーカーの数と同じ数だけ、クレジットを得る。

アクション:工場

1)示された段階の分、ホイールを時計回りに回す。
・ホイールに乗っていて、開放マスの位置に戻ってきた技術タイル/重機駒は手元に戻す(次の手番以降、再使用できる)。

アクション:建機

1)示された種類/数の重機駒を得る。
・1アクションで購入できるのは1セットだけ。
例)2クレジットで掘削機1個を購入できるとき、4クレジット払って掘削機2個を購入することはできない

アクション:契約

1)示された数だけ、表向きの個別契約タイルを取る。
・未履行の契約タイルは3枚まで持てる。超過した場合は、任意のタイルを選んで捨てる。
※手番終了時、各色の山から契約タイルを2枚ずつになるまで補充する。

アクション:特許

1)アクションスペースに対応する技術タイルを得る。手番終了時にはタイルを補充しない。
※導入ルールでは使用しない。

個別能力:企業ボード

・企業ボードの建物を建てることで、そのコマがあったマスに記載されたボーナスを得られる。
 ダム基礎・ダム上部・導管:VP、クレジットなどの収入。
 発電所:発電量の補正(常時有効。+1と+2があり、両方解放すれば+3となる)、個別能力の解放。

・3個目の発電所を作ると、企業ボードの個別能力が使用可能になる。
1)アメリカ(赤)
・ラウンド中いつでも、自然の水流により自色発電所を水1つが通過するたび、発電トラックを1進める。
・発電アクションによる水の通過は対象外。
2)ドイツ(黒)
・発電アクションを実行した後、同じ手番で2回目の発電アクションを実行できる。
・2回目の発電アクションについては、発電量の補正は適用されず「水駒の数×導管の生産値」のみになる。(アクションスペース/企業ボード/Viktorによる効果の対象外)。
・契約履行については、1回目と2回目の発電量は別個に扱う(合算は不可。別々の契約履行は可能)。
3)イタリア(緑)
・発電アクションを終えた後(契約達成の機会を終えた後)、発電トラックを3進める。
・この追加発電量は、契約達成には使えない。
4)フランス(白)
・すべての契約について、達成に必要な発電量を3点減らせる。国家契約も対象。

個別能力:重役タイル

1)ウィルヘルム・アドラー(Wilhelm Adler)
・ダム基礎の建設に必要な建機が、場所によらず掘削機3個になる。
2)グラツィアーノ・デル・モンテ(Graziano Del Monte)
・ダム上部2個のダムの満水量が、水4個になる。ダム上部1個以下の満水量は通常どおり。
3)ビクトル・フィーゼラー(Viktor Fiesler)
・発電アクションで「発電能力×水」の数が3以下の場合に、基礎発電量が4になる。
・上の適用後、アクションスペースや企業ボードの補正を適用し、総発電量とする。
4)ジル・マクダウェル(Jill McDowell)
・導管の建設コストを「発電能力の数字×1個」のミキサーに置き換えて建設できる。
・掘削機とミキサーと混合して使うことはできない。
5)ソロモン・P. ジョーダン(Solomon P Jordan)
・建設アクションにおいて、重機1個の代わりに現金3クレジットを使える。何個でも代替可。
6)アントン・クルイロフ(Anton Krylov)
・重役Anton Krylovを選んだ人は、専用の技術タイル1個を取る。
・この技術タイルは、ホイール上にある別の技術タイル(基本効果+特殊効果)をコピーする。
7)マヒリ・セキボ(Mahiri Sekibo)
・以下手順で、他の重役1人の能力をコピーして使える。
a)重役ボードにワーカーを1つ置く。これはアクションとして扱わない。
b)任意のアクションスペースにワーカーを置き、コピーした重役の能力を使ってアクションできる。
c)現在の手番が終わったら、コピーした能力は無効になる。
・同ラウンドで重役ボードにワーカーを2回目に置くときは、クレジットコストが必要。
・能力のコピーは、現在の手番中だけ有効。同じ手番には、同じ能力のコピーは1回まで可能。
・ゲームに登場していない重役の能力は、コピーできない。

・2/3人用:コピー対象専用の重役ボードを、以下のように用意することを推奨。
 準備のとき、Sekiboと並べて追加の重役ボードを置く。プレイヤー用と合わせ3~4枚とする。
 ゲーム中、追加の重役ボードの能力もコピーできる。
・Del Mondeをコピー時:専用の技術タイルは置かず、必要建機のみ置いてホイールを回す。
・Krylovをコピー時:本来の満水量を超えて貯まった水は、手番後も使われるまで消費されない。

上級技術タイル

・上級技術タイルは、基本技術タイルと同様の基本効果に加えて以下の特殊効果を持つ。
※導入ルールでは使用しない。
1)ダム基礎
・Ⅰ:空の自色ダムすべてに、水1個を置く。
・Ⅱ:これまでに建てたダム基礎(今回を含む)の数だけ、発電量を得る。契約履行にも使える。
・Ⅲ:ワーカーを置かずに実行できる。かつ、ホイールに置く重機が不要。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。
2)ダム上部
・Ⅰ:これまで建てたダム上部(今回を含む)の数と同じ区間数だけ、ホイールを回転させる。
・Ⅱ:今回建てたダム上部(今回を含む)のあるダムが、貯水最大量になるように水を追加する。
・Ⅲ:ダム上部を持つ自色ダム1個につき、3VPを得る。
3)導管
・Ⅰ:今回建てた導管の発電能力の2倍の値だけ、現金を得る。
・Ⅱ:今回の建築に掘削機6個以上が必要な場合、必要な掘削機を5個に減らせる。
・Ⅲ:今回建てた導管の発電能力の2倍の値だけ、発電量を得る。契約履行にも使える。
4)発電所
・Ⅰ:ワーカーを置かずに実行できる。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。
・Ⅱ:自色発電所いずれかを選び、発電アクションを実行できる。その際、発電に+2ボーナスを得る。
・Ⅲ:これまで建てた発電所(今回を含む)1個につき、3VPを得る。
5)ワイルド
・Ⅰ:赤枠マスの場所に建物を建てる場合、追加の現金コストが不要。アクションスペースの追加コストは必要。
・Ⅱ:掘削機の代わりにミキサーを、ミキサーの代わりに掘削機を使える。混合使用も可能。
・Ⅲ:所有する上級技術タイル(ホイール上を含む)1個につき、3VPを得る。

ボーナスタイルの条件一覧

・ラウンド終了時に発電トラックのマーカーと条件に応じて得られるVP。
・発電トラックのマーカーが初期エリア(発電量が5点以下)にある場合は、条件に関わらず得られない。
・発電トラックのマーカーがボーナスタイルに届かない場合、エリア毎に-4VP(マイナスにはならない)
1)達成した契約タイル1個につき、2VPを得る。
2)建てた自色発電所1個につき、5VPを得る。
3)建てた自色ダム基礎1個につき、4VPを得る。
4)建てた自色導管1個につき、4VPを得る。
5)建てた自色ダム上部1個につき、4VPを得る。
6)所有する上級技術タイル(ホイール上を含む。基本技術タイルは除く)1個につき、4VPを得る。

目的タイルの条件一覧

・ゲーム終了時に、条件に合致する建物数/貯水池数を数える。多い人ほど順位が上。1/2/3位=15/10/5VPを得る。
1)赤枠マスに建てた自色ダム基礎と自色発電所の総数。
2)自色導管で自色発電所とつながる、自色ダム基礎の総数。
3)自色建物の総数がもっとも多い地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。
4)自色建物の総数がもっとも少ない地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。
5)自色の建物が1個以上ある盆地の総数。最大12。
6)自色の建物が3個以上ある盆地の総数。最大5。平原下段の発電所2つは対象外。
【メインボードの盆地概念】
・メインボードはカラフルな面を使います。ボードを縦長に見て、上方に源流(水源)が4つ。
・そのすぐ下に盆地が4つあ、それぞれ貯水地とダム建設予定地(台形のシンボル)。さらに下方に貯水地とダムの予定地。ここまでが山岳地域でボードの左方に山岳のシンボルがあります。
・そこから川を通って下方に盆地が3つあり、発電所建設予定地(屋根がギザギザになったシンボル)、再び貯水地とダムの予定地。ここまでが丘陵地域で、左方に丘陵のシンボルがあります。
・そこから川を通って下方が平原地域の上段で盆地が3つあり、発電所の予定地とダムの予定地があります。
・その下方が平原地域の下段で盆地が2つあり、発電所の予定地があります。

レーフワーテル計画拡張

ゲームの準備として外注仕事タイルを表向きで3枚公開する。
自分の色の私有建物駒5個を取り、拡張企業ボード上の対応するスペースに置く。

アクションフェイズ中、プレイヤーは新たな3種類のアクションを実行することができるようになります。
●外注仕事
外注仕事には3つのアクションスペースがあり、それぞれ特定の外注仕事タイル1枚につながっています。
外注仕事は契約に似ていますが、履行するためにエネルギーを生産する必要はなく、重機駒を支払う必要があります(ホイールのシステムのように戻ってきません)。
外注仕事につながっているアクションスペースに技術者駒を2個置きます。そのタイルの左側に示されている重機駒を支払い、即座にそのタイルの右側に示されている利益を得ます。
支払ったコストを全体サプライに戻し、その外注仕事タイルを取り裏向きでキープします。

●私有建物(建設/発動)
プレイヤーは新たな種類の建造物である私有建物を建設することができます。
私有建物駒はマップ上には置かれず、追加管理ボード上の対応するアイコンがある建設スペース上に置かれます。
私有建物駒を置いたとき、プレイヤーはそれにつながっている私有建物タイルを使用できるようになります。
私有建物の建設に関するルールは基本ゲームの建造物の建設に関するルールと同じですが、以下の違いがあります。

1.自分の企業ボードの建設アクションスペースに、必要な数の技術者駒を置きます。
2.私有建物用の技術タイルを建設ホイールの開放区画に置きます。
3.必要な数の重機駒を建設ホイールの開放区画に置きます。
各私有建物の建設コストは、私有建物駒を置いたスペースにつながっている私有建物タイルの左上に示されています。
4.建設ホイールを1セグメント分回転させます。
5拡張企業ボードの左端から私有建物駒を1個取り、その私有建物タイルにつながっていて空いている建設スペースのうち1つに置きます。
赤枠つきのアイコンがある建設スペースで建設した場合、追加で3クレジットを支払います。
各プレイヤーは各私有建物タイルの横に私有建物駒を1個だけ置くことができます。

私有建物の特殊アクションは、その私有建物を発動させている(つながっている建設スペースに私有建物駒を置いている)プレイヤーだけが実行することができます。
アクションフェイズ中に自分の手番が来たとき、プレイヤーは自分が発動させている私有建物タイルのアクションスペースを使うことができます。
その私有建物タイル上の空いているアクションスペースに必要な数の技術者駒を置き、関連するアクションを実行します。
私有建物には常に、左側に安価な1つ、右側に高価な3つの計4つのアクションスペースがあります。あるラウンド中、ある私有建物タイルのアクションスペースに最初に技術者駒を置くプレイヤーは、左側のアクションスペース上に置きます。
他のすべてのプレイヤーは右側のアクションスペースに技術者駒を置かなければなりません。すでに自分の技術者駒を置いている私有建物タイルに再び技術者駒を置くことはできません。
各プレイヤーは各私有建物アクションをラウンドごとに1回だけ実行することができます。最大5つまで建設できるので、5枚すべての私有建物タイルを発動させることができます。

私有建物は収入をもたらしません。
ゲーム終了時、各私有建物タイルを発動させているプレイヤーは、そのタイルの左下に示されているVPを得ます。

得点計算フェイズとラウンドの終了フェイズは基本ゲームと同じようにプレイしますが、以下の処理を追加します。
追加管理ボード上に外注仕事タイルが残っている場合、そのすべてを捨て札にして箱に戻します。
山から新たな外注仕事タイルを3枚引き、対応するスペースに表向きで置きます。最初は“A”の山から引き、この山が尽きたら“B”の山から引き、最後に“C”の山から引きます。

ゲーム終了時、自分が発動させている私有建物タイルからVPを得ます。