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手番ですること
各プレイヤーは、ゲーム開始時に家(ネットワークマーカー)20個を持ちます。開始時の手札はありません。
手番になったプレイヤーは、以下の手順で行動します。
・フェイズ1:手札を1枚補充します。
・フェイズ2:手札から1枚プレイする。
・フェイズ3:プレイヤーが望むなら、自分が出しているルートを精算してネットワークマーカーを街に置きます。
このとき、条件を満たすなら馬車カード/得点タイルを得ます。
上記が基本処理となりますが、自分の手番中に一回だけ4人いるマイスターのうちの1人を呼び出すことで、基本よりも有利なことが行えます。
・郵政長官/フェイズ1/手札の補充を2回行う。
※手札が0枚の時は、必ずこの役職を呼び出さなければなりません。
・知事/フェイズ1(補充前)/6枚の場札をすべて流し、新たに山札から6枚を表にして場札とする。
・御者/フェイズ2/手札からのプレイを2回行う。
・整備士/フェイズ3/馬車カードの獲得条件が2枚少なくてすみます。
フェイズ1:手札を1枚補充
場札の中から欲しいカード、もしくは山札から1枚獲得します。
場札から補充したときは、直ちに山札から1枚めくって場札を6枚にします。
山札がなくなったときは、使用済みのカードをシャッフルして山札とします。
フェイズ2:手札から1枚プレイ
手札からカードを出し、カードを並べて自分のルートを作っていきます。
ルートはプレイヤーごとに個別に作ります。他プレイヤーのカードの並びに、自分の手札を付けるようなことはありません。
1枚目のカードは、どこの街のカードを出しても構いません。既に自分や他のプレイヤーの家(マーカー)が建っているところでも良いです。また、自分の家(マーカー)があるところから、かけ離れた街でも良いです。
既に1枚以上のカードを出しているときは、
1) 追加でカードを出し、ルートを延ばす
2) 既に出されているカードを全て破棄し、1枚目として出す
のいずれかを行います。
追加で出す(ルートを延ばす)カードは、次のルールに従っている必要があります。
a) 並んでいるカードの左端 もしくは 右端 のカードの街から、街道で繋がった隣の街でカードあること
b) 現在のルートに中に含まれていない街のカードであること
追加のカードは、左端に繋がったカードなら列の左端に、右端に繋がったカードなら列の右端に置きます。左/右端のどちらにも置ける場合はプレイヤーの望む方に置きす。 一度、置いたカードは並び替えが出来ませんので、先を見越して並べてください。
注:手札にルートを延ばせるカードが一枚もない場合は、既存のルートを破棄して1枚目として出すしかありません。ルートの精算はカードを出した後のフェーズでしか行えないので、ここで先に精算するのは不可です。
フェイズ3:ルートの精算
ルートが3枚以上になっていたらルートを精算することが出来ます。精算せずに次のラウンドでさらにルートを延ばすことを目指してもかまいません。
精算を行う場合は、以下の処理をします。
①馬車カードの獲得
②家(ネットワークマーカー)の配置
③得点タイルの獲得
④手札の枚数チェック → 手札破棄
①馬車カードの獲得
このゲームでは3・4・5・6・7の馬車カードがあります。
プレイヤーは最初の精算を行うと3の馬車カードを獲得します。2回目以降の精算で、獲得済みの馬車カードよりも長いルートで精算した時は次の馬車カードを獲得します。
馬車カードの獲得する数字は1つずつ上がっていきます。
3の馬車カードを獲得済みの時にルートの長さが5つで精算しても、獲得する馬車カードは4です。5ではありません。
既に4の馬車カードを獲得している状態で、長さ3のルートを精算したとします。このとき、通常であれば5の馬車カードは獲得できませんが、整備士を呼び出して精算したときは5の馬車カードの獲得となります。
(注:整備士は馬車カードの獲得の判定のときのみ恩恵を受けることが出来ます。得点タイルの獲得条件に対しては影響を及ぼしません)
獲得した馬車カードは、ゲーム終了時に数字分の得点が入ります。
②家(ネットワーク)の配置
精算したルート上に、家(ネットワークマーカー)を配置します。但し、精算したルート上の全ての街に置けるとは限りません。以下のいずれか一方のルールに沿ってマーカーを置く位置を選択します。
a)ルート上の同一エリアの内で、任意個のマーカーを置く
b)ルート上の複数のエリアで、各1個ずつのマーカーを置く
例えば、{白のエリア:3、水色のエリア:2、紫のエリア:1}のルートで精算した場合、
・白のエリアに3つマーカーを置く
・白、水色、紫のエリアに1つずつマーカーを置く
のいずれかを選ぶことができます。また、プレイヤーが望むなら置く数を一部減らすのは自由です。(1つも置かなくても良いです)
なお、既に自分のマーカーが置かれている街に、さらに自分のマーカーを置くことは出来ません。
③得点タイルの獲得
精算したルートの長さや、新たに家(ネットワークマーカー)の置かれた街によって、各得点タイルの獲得条件に達したかを確認し、条件を満たしているならばそのタイルを獲得します。
④手札の破棄
精算後、残っている手札の枚数が3枚を超えている場合は、3枚となるように手札を捨てます。捨てるカードはプレイヤーが選択します。
得点タイル
得点タイルは、画面の左上に5種類、マップ上に5種類の計10種類あります。
得点タイルは、それぞれに獲得条件が定められており、それを達成したしたプレイヤーが獲得します。
また、それぞれの得点タイルは1~4枚あり、複数枚あるタイルは達成が2番目以降でも点数を獲得することができます。但し、2番目以降に達成した場合、獲得する点数は1点ずつ下がっていきます。
●【2点】長さが5つのルートを清算すると獲得することができます。このタイルの獲得条件の判定では 整備士による減免はありません。(次、およびその次のタイルも同様)
このタイルは2枚あります。同じプレイヤーが2枚とも獲得してもかまいません。
●【3点】長さが6つのルートを清算すると獲得することができます。
このタイルは3枚あります。同じプレイヤーが複数枚獲得してもかまいません。このタイルが無くなった後で長さ6のルートを清算したとき、長さ5のタイルが残っているならば、それを獲得します。
●【4点】長さが7つ以上のルートを清算すると獲得することができます。
このタイルは4枚あります。同じプレイヤーが複数枚獲得してもかまいません。このタイルが無くなった後で長さ7以上のルートを清算したとき、これより短い長さ得点タイルが残っているならばそれを獲得します(より長い方)。
●【5点】《マップ2のみ》長さが8つ以上のルートを清算すると獲得することができます。
このタイルは4枚あります。同じプレイヤーが複数枚獲得してもかまいません。このタイルが無くなった後で長さ8以上のルートを清算したとき、これより短い長さ得点タイルが残っているならばそれを獲得します(より長い方)。
●【1点】最初にゲームの終了条件(7の馬車カードを獲得するか、手持ちの家(ネットワークマーカー)を全て使い切る)を達成したプレイヤーが獲得します。このタイルは1枚のみです。
ゲーム終了時、トップの点数が同点の場合はこのタイルを持っているプレイヤーがトップとなります。(トップがこのタイルを持っていない場合は、時計回りでこのタイルを持っているプレイヤーに近い方の勝ち)
●【6点】《マップ1》マップ上、9つに色分けされているエリアのうち、白のエリアを除いた8つエリア全てで少なくとも1つ以上の家(ネットワークマーカー)を置くと獲得します。
《マップ2》全てのエリアに少なくとも1つ以上の家(ネットワークマーカー)を置くと獲得します。Frankfurt, Hamburg, Bremen,Lübeckの4つの都市はエリアではなく、このタイル獲得には必要ありません。このタイルは4枚あります。
●【5点】白のエリアの8つの街全てに自分のマーカーを置くと獲得します。このタイルは4枚あります。
●【3点】紫のエリアの3つの街全てに自分のマーカーを置くと獲得します。このタイルは3枚あります。
●【4点】オレンジのエリアの2つ および 赤のエリアの2つの 計4つの街全てに自分のマーカーを置くと獲得します。このタイルは3枚あります。
●【3点】水色のエリアの2つ および 青のエリアの1つの 計3つの街全てに自分のマーカーを置くと獲得します。このタイルは3枚あります。
●【3点】黄緑のエリアの2つ および 濃緑のエリアの1つの 計3つの街全てに自分のマーカーを置くと獲得します。このタイルは3枚あります。