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提供:Board Game Arena
2024年7月12日 (金) 16:05時点におけるSarasa1a (トーク | 投稿記録)による版 (→‎アバンダンス拡張)
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ゲームの準備

島、気候、生態系の両面カードが1枚ずつ計3枚配られます。(上級ルールでは2枚ずつ6枚)
各プレイヤーは島、気候、生態系カードの中から使用する面を1つずつ選び、個人のプレイヤーボードの対応するスペースに表向きに配置します。
各プレイヤーは葉っぱトークン5枚(1色)を受け取り、そのうちの4枚をプレイヤーボードの中央の葉っぱのスペースに置き、5枚目を横に置いて、毎ターン自分の行動の選択を記録するために使用します。
各プレイヤーは自分の島カードに書かれた数の地球カードを引きます。
これらのカードを確認した後、プレイヤーは同時にどのカードを手札に残すか、どのカードを堆肥にするかを選びます。
プレイヤーは、自分の「島」カードに書かれた枚数だけ、手札から「堆肥化」しなければなりません。
堆肥を作るには、手札からカードを取り除き、裏向きにしてプレイヤーボードの堆肥アイコンの上に置くだけで、自分専用の堆肥が完成します。
各プレイヤーは自分の島カードに記載されている枚数の土トークンを取り、プレイヤーボードの中央のエリアに置きます(これが自分専用のリザーブとなります)。

ターンですること

手番には、プレイヤーボードの上部にある4つのアクションスペースから、任意の1つを選択します。
●植え付け(緑)
●堆肥化(赤)
●水撒き(青)
●成長(黄色)
各能力は後述しますが、アクティブプレイヤーの行ったアクションにより他プレイヤーもアクションを行うことができます。もちろん、アクティブプレイヤーの能力のほうが強いです。
その際、アクティブプレーヤートークンをそのアクションの上に置きます。
他のプレイヤーは、自分のアクションを覚えておくために、5枚目のリーフトークンを同じアクションスペースの上に置くことができます。
プレイヤーは、前のプレイヤーと同じアクションを選択することもできますし、前の手番と同じアクションを繰り返すこともできます。

プレイヤー1人が4x4のカードの場を完成させるまで、時計回りにアクティブプレイヤー・トークンを移動させながらプレイを続けます。

※全体を通してのルール:カードの能力がルールに反するものであった場合、そのカードが優先され、その能力を適用することができます(希望する場合)。

効果の発動

各アクションの終了時に、すべてのプレイヤーは自分の場とプレイヤーボード上にある、現在選択されているアクションの色(緑、赤、青、黄)に合った能力を起動することができます。
各カードの能力は1ターンに1回しか発動できず、場のカードはまず一番上段の横列を左の列から右へ、それを上の段から下へと順番に発動しなければなりません。
自分のボードの島・気候カードの能力もできますが、場のカード起動順効果の途中で起動することはできません。また、発動順は島・気候の順で行い、場の効果の前か後にまとめて発動します(島→場→気候のようにはできません)。
能力の中には、その効果を受ける前に余分なステップを必要とするものがあります。負の数(-X)を持つ能力を起動するためには、その効果を得るためにコストを全額支払わなければなりません。
※BGAでの処理は、上のバーの選択肢で、『場→ボード』か『ボード→場』を選び、ボードでは島・気候の順番で、場では前述のようにまず一番上段の横列を左の列から右へ、それを上の段から下への順で該当色の効果を発動するかしないかを選択していきます。

能力は、そのカードに合った行動をとった後に発動します(緑は緑、赤は赤...といった具合に発動します)。
また、青、黄、赤の3色で構成される多色能力も、青、黄、赤のアクションの後に発動します。
2色の能力を持つカードや多色の能力を持つカードは、得点の際にそれぞれの色としてカウントされます。
従って、あるプレイヤーが赤と黄色の能力を持つカードを持っていた場合、ある目標に対しては赤としてカウントし、別の目標に対しては黄色としてカウントすることを選択することができます。
黒色の能力は、プレイされると同時に自動的に即座に発動します。
茶色の能力は、ゲーム終了時の得点オプションや継続的なアドバンテージを追加するものです。
アクションの選択やエンジンの能力によって、黒や茶のアビリティがゲーム中に発動することはありませんが、能力の色としてカウントされます。
カードの起動を強制されることはなく、好きなだけ起動をスキップすることができます。
自分の島、気候、および場に植えられているカードだけが能力を発動でき、手札にあるカードは発動できません。
すべてのプレイヤーは同時進行で能力の発動処理を行います。

植え付け(緑)

●手番プレイヤーはカード左上の土のコストを支払うことで、1回に2枚まで自分の場にカードを手札からプレイすること(植え付ける)ができます。(植えることができるのは植物カードと地形カードのみです)
最初のカードを植えるときは、自分の場の中のどこに置いてもかまいません。
※BGAでの処理:BGAでは裏側配置後、一斉公開されるようになっていますが、これは同時進行での相手のアクションを参考にできないようにしているためです。
1枚目に植え付けたカードを効果を、2枚目のカード植え付け時に適用できます。例:1枚目で寒冷地コスト-1カードを植え付けた場合、2枚目のカードが寒冷地を持っていたら土コストが-1される。
・それ以降のカードは、既存のカードに隣接する8つのスペース(縦・横・斜め)のいずれかに配置しな ければなりません。
・また縦横4x4の制限を超えないように植え付ける必要があります。
ゲーム終了時に、植えた各カードの基本VP値(葉っぱアイコン)を得点化します。
次に、手番プレイヤーは4枚のカードを引き、1枚を選んでキープし、残りを中央の捨て山に裏向きに捨てます。この3枚のカードは、個人の堆肥には入れません。

○他のすべてのプレイヤーは、自分の手札から土のコストを支払って、自分の場にカードを1枚植えることができます。ルールは上記のものに従います。
また、カードを1枚引くことができます。

プレイヤーはカードを植える前にカードを引くことはできません。
最後に、すべてのプレイヤーは自分のプレイヤーボードと場にある緑の能力を活性化できます(効果の発動)。
プレイヤーボード上のカードは、場のカードの前でも後でも発動できますが、場のカードは左列から右列、上段から下段の順で発動する必要があります。

地球の山札がなくなったら、捨て山をシャッフルして新しい山札を作ります。他のプレイヤーの堆肥はシャッフルしないでください。

万が一、山札や捨て山にカードが残っていない場合、プレイヤーはもう山札を引くことはできません。

堆肥化(赤)

●手番プレイヤーは5個の土トークンを獲得し、自分のリザーブに置くことができます。
リザーブに置ける土トークンの数に制限はありません。
次に手番プレイヤーは、5個の土トークンを獲得し、その後山札からカードを2枚引き表を見ずに裏向きで自分の堆肥スペースに置きます。
ゲーム終了時には、カードの種類やVP値に関係なく、堆肥スペースにあるカード1枚につき1VPを獲得します。

○他のプレイヤーは、2個の土トークンを獲得するか、山札からカードを2枚引き表を見ずに裏向きで自分の堆肥スペースに置きます。

プレイヤーは、山札の代わりに捨て山からカードを堆肥スペースに置くこともできます。

最後に、すべてのプレイヤーは自分のプレイヤーボードと場にある赤と多色(赤・青・黄色の包含色)の能力を活性化できます(効果の発動)。

堆肥に入れるカードの枚数に制限はなく、一度堆肥に入れたら、プレイヤーはその山に目を通すことはできません。
万が一、山札や捨て札にカードが残っていない場合、プレイヤーはもう山札からカードを堆肥スペースに置くことができません。

水撒き(青)

●手番プレイヤーは、芽スペース(四角に葉っぱアイコン)が空いている限り、自分の場の植物カードの上に合計6個まで芽キューブを全体サプライから配置することができます。
芽キューブは芽スペースにのみ置くことができ、リザーブに保存することはできません。
芽キューブの数に制限はありません。
水撒きアクションで「芽」を獲得したときに、その「芽」を置くスペースがない場合、その「芽」は直ちに失われます。
また手番プレイヤーは、土トークン2つを獲得し、リザーブに置きます。

○他のプレイヤーは2つまでの「芽」を自分の芽スペースに置くか、土トークン2つを獲得することができます。

最後に、すべてのプレイヤーは自分のプレイヤーボードと場にある青と多色(赤・青・黄色の包含色)の能力を活性化できます(効果の発動)。

プレイヤーはいつでも、自分の場から芽キューブを取り除き土トークンに変換することができます。
芽キューブを土トークンに変換するには、自分の植物カードから芽キューブを3個取り除いて、サプライから土トークンを2つ取ってリザーブに置きます。
ただし、「水撒き」アクションで「芽」を獲得している間と、カードの能力が解決されている最中は実行できません。自分の場にない「芽」を変換することはできません。
この変換は何度でも繰り返すことができます。
ただし、逆の変換はできません。

ゲーム序盤では、「植え付け」アクションのために「芽」を「土」に変換することは有用です。
しかし、ゲーム後半になると、芽キューブは1つにつき1VPの価値があるので、あまり変換しないほうがいいかもしれません。

成長(黄色)

●手番プレイヤーは山札からカードを4枚引き、手札に加えることができます。手札の枚数に制限はありません。
山札が枯渇した場合は、捨て山をシャッフルして新しい山札を作ります。プレイヤーボードの「堆肥」はシャッフルしないでください。
万が一、山札や捨て札にカードが残っていない場合、、プレイヤーはもう山札からカードを引けません。
その後、手番プレイヤーは自分の植物の成長スペースに余裕がある場合、最大で合計2つの成長コマ(円形コマ)を配置することができます。
成長コマを取り出し、自分の場にある植物カードの上にの成長スペースに配置します。成長スペースには、最大で置ける成長コマの数(カード右側の○の下の茶色の丸の中の数字)が示されています。
各スペースの最後の成長コマを置く場合、「成長コマ」の代わりに「樹冠(円錐コマ・色はルールに関係ありません)」を置きます。
ゲーム終了時に、「成長コマ」は1つ1VPになりますが、完成され「樹冠」の置かれた植物カードは「成長コマ」数の代わりにカード右側の○の下の水アイコンの中の数字がVPになります。
成長スペースには、その最大成長数までしか成長コマを置くことができません。プレイヤーがすぐに配置できる数以上の成長コマを獲得した場合、余分なコマは捨てられます。

○他のプレイヤーは、カードを2枚引くか、自分の植物カード上に2つまで成長コマを配置することができます。

最後に、すべてのプレイヤーは自分のプレイヤーボードと場にある黄色(赤・青・黄色の包含色)と多色の能力を活性化できます(効果の発動)。

生態系カード(ゲーム開始時選択・配置カード)

この両面カードはゲーム終了時の得点ボーナスを与えるもので、各カードのテキストで説明されています。
標準的なゲームでは、3枚の生態系カードがプレイされます。
- ゲームの準備段階で、生物ボードに2枚(すべてのプレイヤーが得点できる)。
- ゲームの準備段階で、各プレイヤーボードに1枚(そのプレイヤーのみが得点可能)。

ボードの初心者面を使った場合(ゲームの最初の設定で選択可能)、生態系カードは使用しません。
これにより、プレイヤーは終盤の余分な得点オプションなしで、プレイの仕方を学ぶことに集中することができます。
生態系カードは「能力」を持たないので、どのプレイヤーも起動することはありません。

プレイヤーは、異なるカードやコンポーネントで複数回条件を満たせば、生態系カードを複数回得点することができます。
一度生態系の目標の得点に使用されたカードやコンポーネントは、同じ生態系の目標の得点に再び使用することはできません。

生物カード(ゲーム開始時配置カード)

この両面カードはゲーム中の得点目標となるもので、各カードのテキストで説明されています。
各ゲームでは準備段階で4枚の生物カードがランダムに共通の生物ボードに配置されます。
プレイヤーは生物カードに書かれている目標を達成時、即座に達成宣言することで、プレイヤーは自分のプレイヤーボードから葉っぱトークンを1つ取ってそのカード欄の他の葉っぱトークンの置かれていないVP段に上から詰めて置きます。
これによって、ゲーム終了時にその横の点数が入ります。上から、15/11/8/6/5。
同じターンに2人以上のプレイヤーが目標を達成した場合、葉っぱトークンは時計回りのターンで、アクティブなプレイヤーから順番に置かれます。
一度獲得した生物カードの目標は、たとえ同一ターンで条件を満たさなくなったとしても失うことはありません。

一部のカードにある%(xx%)は、そのカードが記載された条件を満たすことができるカードの割合を示しています。

ボードの初心者面を使った場合(ゲームの最初の設定で選択可能)、達成順に関わらず達成者は10VPを獲得します。

島カード(ゲーム開始時選択カード)

この両面カードは、プレイヤーにスタート時の資源(カード、堆肥、土トークン)の決定と、戦略に役立つ能力を与えます。
また、この両面カードは、基本VP(左の葉っぱアイコンの数字)・原産地(上のアイコン、晴天地・湿地・岩場・寒冷地の4種から1つ以上に所属)・能力の要素が付いています。
ゲーム開始時に、カードのどの面を使うかを選びます。一度選んだら、その面を表にしてプレイヤーボードに配置し、ゲーム中ずっとそのままで、入れ替えることはできません。

プレイヤーは、アイコンの横に表示されている枚数のカードを引きます。
このカードから、アイコンの横に表示されている枚数のカードを堆肥に置く必要があります。
堆肥はゲーム中の重要な資源であると同時に、ゲーム終了時のVPでもあります。
最後に、アイコンの横に表示されている数だけ土トークンを獲得します。

島と気候のカードは、場のカードを起動する前でも後でも起動することができ、 その時のターンに最適なものを選んで起動することができます。
ただし、1枚を場のカードの前に、もう1枚を場のカードの後に起動することはできません。
島や気候の能力を強制的に起動させる必要はありません。スキップすることもできます。

気候カード(ゲーム開始時選択カード)

この両面カードは、基本VP(左の葉っぱアイコンの数字)・原産地(上のアイコン、晴天地・湿地・岩場・寒冷地の4種から1つ以上に所属)・能力の要素が付いています。
ゲーム開始時に、カードのどの面を使うかを選びます。
一度選んだら、その面は表向きでプレイヤーボードに置かれ、ゲーム中ずっとそのままで、入れ替えることはできません。

島と気候のカードは生態系と生物の目標に数えることができ、その目標が何であるかによります。

なお、コストは全額支払わなければなりませんが、報酬は任意に(一部でも全額でも)回収することができます。

地球カード(山札のカード)

●植物カード(黄緑)
このゲームに収録されているカードの大半は地球カード(284/364)で、その内179枚が「植物」、65枚が「地形」、40枚が「現象」です。
ゲーム内の全てのカードをまとめてカードと呼びますが、「植物」カードだけは「植物」と呼びます。これは特に動物と生態系の目標で重要です。
「植物」を必要とする目標には、地形カード、現象カード、島カード、 気候カードは含まれません。
一方、「カード」を必要とする目標には、プレイヤーの場にあるすべてのカードと、島と気候のカードが含まれます。

このカードは、基本VP(左の葉っぱアイコンの数字)・原産地(上のアイコン、晴天地・湿地・岩場・寒冷地の4種のうち0~4つに所属)・土コスト(左上)・能力・成長マス(左の最大数と達成VP)・芽スペースの要素が付いているものがあります。
またこのカードはカード名の横のアイコンによって4種類に分けられます。
基本的には、木・キノコ・ハーブ・ブッシュに分けられますが、例外で4つのアイコンを持つものもあります。これらは生態系と同じく最終得点や効果の対象に使われます。

●地形カード(ベージュ)
このカードは、基本VP(左の葉っぱアイコンの数字)・原産地(上のアイコン、晴天地・湿地・岩場・寒冷地の4種から1つ以上に所属)・土コスト(左上)・能力の要素が付いています。
また、ゲーム終了時に得点になる要素か、ゲーム中常に有効になる茶色の効果も付いています。

●現象カード(白)
現象カード(雷アイコン)は他の地球カードと異なり、他のプレイヤーの手番でも、2つの能力 が発動している間でも、いつでもプレイすることができるカードです。
現象カードは、植え付けアクションを行わずにプレイできる唯一のカードです。
現象カードは場のカードの一部ではないので、場の16枚という制限にはカウントされません。

現象カードをプレイするときは、プレイヤーボード上の現象スペースに表向きで置きます。
ゲーム終了時に、プレイした現象カードは、その基本VPに応じて、VPを獲得することもあれば、失うこともあります(葉っぱアイコンでの±)。
一度プレイした現象は、戻したり、交換したり、起動したり、堆肥化したりすることはできません。

現象カードは、カードに明記されていない限り、生態系や生物の目標にカウントされることはありません。

ゲーム終了と得点計算

最初に自分の場に4x4の16枚を植え付けたプレイヤーがいれば、そのプレイヤーは7VPを獲得し、そのラウンドのラストプレイヤーまでターンを行いゲームが終了します。すべてのプレイヤーに同じ数の手番が回ることになります。
アクティブプレイヤーと他のプレイヤーが同じターンに16枚の場を完成させた場合、アクティブプレイヤーが7VPボーナスを獲得します。
アクティブプレイヤー以外の複数のプレイヤーが同じターンに16枚の場を完成させた場合、アクティブプレイヤーのより左隣りに座っている該当プレイヤー(BGAではプレイヤーパネルでアクティブプレイヤーの下方向のプレイヤー)が7VPボーナスを獲得します。

■得点計算
最終ラウンドが終了したら、プレイヤーは勝利ポイント(VP)を合計し、最も多くのVPを獲得したプレイヤーが勝者となります。
1. あなたの島・気候カード・場にあるすべてのカードの基本VP合計。手札、堆肥のカードは含まれません。
2. 現象スペースにある現象カードの基本VP合計。
3. 堆肥スペースにあるカード1枚につき1VP。
4. 場の「芽キューブ」1つにつき1VP。
5. 場の「成長コマ」1つにつき1VP。ただし、「樹冠」が置かれている場合は、「成長コマ」1つにつき1VPの代わりに、「樹冠」の完成VPを得点。
6. あなたの場にある、ゲーム終了時の得点ボーナスがある地形のVP。
7. あなたの個人ボードの生態系と、全体公開されている2つの生態系の達成された目標VP合計。
8. 生物ボードに置かれている葉っぱトークンの位置のVP合計。ボードの初心者面を使った場合(ゲームの最初の設定で選択可能)、達成順に関わらず達成者は10VPを獲得。
9. 最初に16枚を完成させたプレイヤーの7VPボーナス。

同点の場合、リザーブに残っている土トークンが多い方が勝利となります。
それでもまだ同点の場合は、手札が最も多い方。
次にボードの成長コマが多い方。
次に芽キューブが多い方。
最後に堆肥が多い方。

ソロモード

ソロモードではガイアという名のAIと対戦します。
プレイヤーボードのソロ用の面を使用し、難易度を選択します。
ビギナーとミディアムでは上側のアクションスペースを使用し、ハードとエキスパートでは下側のアクションスペースを使用します。
ビギナーとエキスパートの場合、カード下部に書かれている効果を適用します。

■プレイヤーのターン
通常のゲームと同様に、まずあなたがアクションを選択し、リソースの獲得、カード能力の起動を行います。
その後、「他のプレイヤー」としてのガイアのアクションを解決します。
ガイアが得る利益は選んだ難易度によって異なります。
・青アクション: ガイアのプレイヤーボード上に芽を獲得します。ゲーム終了時に芽1つにつき1VPを獲得します。
・黄アクション: ガイアのプレイヤーボード上の矢印に従って、成長スペースに成長コマを置いていきます。通常通り、最後のピースは樹冠を置きます。ゲーム終了時に成長コマ1つにつき1VPまたは樹冠の完成VPを獲得します。
・赤アクション: ガイアのプレイヤーボード上に土トークンを獲得し、土10につき堆肥5に変換されます。ゲーム終了時に堆肥1枚につき1VPを獲得します。
・緑アクション: ガイアのプレイヤーボード上にカードを表向きにして獲得します。ゲーム終了時に各カードの基本VPを獲得します。

■ガイアのターン
ガイアカードを1枚めくります。
まず、あなたがカード上部に書かれている効果を得ます(もしあれば)。
次に、ガイアが下部の効果を得ます。
ガイアの収入はあなたの行動によって変わるので、この解決順は重要です。
・黄アクション: 上部の効果と黄の能力からあなたが獲得したカード枚数と同じだけ、ガイアは成長を獲得します。 (イベントカードで獲得したカードはカウントしません。)
・赤アクション: 上部の効果と赤の能力からあなたが獲得した土の数と同じだけ、ガイアは土を獲得します。 (イベントカードで獲得した土はカウントしません。)
・生物目標達成カードがめくられた場合、ガイアの葉っぱトークンの1つを最も獲得VPの多い生物カードの隣に置きます。複数ある場合はプレイヤーが選択します。
・ビギナーまたはエキスパートモードの場合、カードのさらに下に書かれている効果も適用します。
・1回目に最後のガイアカードがめくられた場合、シャッフルしてデッキを作り直します。

■ゲーム終了 2回目にガイアカードのデッキが尽きたとき、またはあなたが4x4のタブローを完成させると終了です。
ゲームを終了させた方は7VPボーナスを獲得します。

ガイアの得点
・ガイアの獲得したカードの基本VP(マイナスのカードはプラスに変換して計算します)
・芽1つにつき1VP
・成長コマ1つにつき1VPまたは樹冠の完成VP
・堆肥1枚につき1VP
・生物ボードに置かれている葉っぱトークンの位置のVP合計
・地形カードまたは生態系カードからはVPを獲得しません

アバンダンス拡張

4x4の場に16枚のカードを配置した最初のプレイヤーは11VP(7VPの代わりに)のボーナスを獲得します。

6人までプレイ可能です。

この拡張ではプレイヤー間のやり取りに新しいレイヤーを追加します。
新しい現象と能力は、カードの所有者と対戦相手に影響を与える可能性があります。
一部のカードは、自分と対戦相手に同時に資源を付与したり、他のカードは、隣のプレイヤーのカードを参照します。
「ターンの終了時にプレイする」などのタイミングの制約がある新しいタイプの現象もあります。

ゲーム開始時に、種子トークンをスタンダード/アドバンスで各プレイヤー2/1個受け取ります。

●種子トークンと変換(フリーアクション)
・1葉っぱトークン→1種子トークン
・4芽キューブ→1種子トークン
種子トークンは中央のサプライに戻されますが、葉トークンはプレイから削除されます。
したがって、葉っぱトークンを種子トークンに変換すると、プレイヤーが生物の目標や4×4場の完了ボーナスを獲得するために使用できる数が少なくなります。
・1種子トークン→1発芽(後述)/2土トークン/2成長コマ/3芽キューブ/山札からの3堆肥/手札からの4堆肥

種子トークンは無限にあるものとします。

●発芽
発芽は、特定の得点目標を持つカードを見つけることができる強力な新しいアクションです。
種子トークンを1つサプライに戻し、以下の42個のカテゴリーから1つ宣言するだけです。
・土コストが3以下
・土コストが4以上
・基礎点が3以下
・基礎点が4以上
・基礎点が偶数
・基礎点が奇数
・芽スペースが3以下
・芽スペースが6
・晴天地を持つ
・湿地を持つ
・岩場を持つ
・寒冷地を持つ
・木
・ハーブ
・キノコ
・ブッシュ
・原産地が1以下
・原産地が2以上
・成長スペースのVPが4以下
・成長スペースのVPが5以上
・成長スペースの配置数上限が2以下
・成長スペースの配置数上限が4以上
・地形
・現象
・赤能力を持つ
・青能力を持つ
・黄色能力を持つ
・多色能力を持つ
・緑能力を持つ
・茶色能力を持つ
・黒能力を持つ
・2種類の能力を持つ
・方向支持がある
・アンダーライン(動物名)がある
・太字(地理用語)がある
・イタリック体(色名)がある
・能力に成長コマアイコンを持つ
・能力に芽キューブアイコンを持つ
・能力に土トークンアイコンを持つ
・能力に堆肥アイコン(手札・山札からどちらでも対象)を持つ
・能力にドローアイコンを持つ
・能力に:(コロン)を持つ
次に、山札を取り、一番下のカードが山札の一番上に表向きになるようにひっくり返します。
他のプレーヤーがこのカードを見ることができることを確認します。
一番上のカードから始めて、選択したカテゴリーに一致しているか各カードを 1 枚ずつ確認します。
そのカテゴリーに一致する最初のカードを獲得します。
確認された他のすべてのカードは、捨て札置き場に捨てます。
山札全体を検索しても目的に一致するカードが見つからない場合は、捨て札置き場を同じように検索します。
それでも一致するカテゴリーを持つカードが見つからない場合は、このアクションは完了していないとみなされ、種子トークンをサプライから戻します。
この種子トークンはすぐに使用できます。
山札がなくなった場合は、捨て札をシャッフルして新しい山札を作ります。
カテゴリーが発表されたら、変更することはできません。

●芽キューブの保管
新しいアバンダンスボードでは、芽キューブを獲得したが、自分の場の植物に十分な芽スペースがない場合、プレイヤーは芽キューブを保管できます。
対戦相手の現象や能力から獲得された芽キューブも、自分のアバンダンスボードに配置されます。
ここの芽キューブは、各ターンの終了時にのみ植物カードに移動できます。芽キューブは任意の期間保管できますが、ゲーム終了時にアバンダンスボードに残っている芽キューブの価値は 0VP です。