This is a documentation for Board Game Arena: play board games online !
Gamehelpwingspan
ゲームの概要
勝利条件
ゲーム終了時、もっとも多くの勝利点を獲得する。
勝利点は「鳥カードを場に出す」「卵を産卵する」「鳥カードの能力によって獲得する」など計6つの方法で稼ぐことができる。
ゲームの全体像
計4ラウンド。
- 第1R=8アクション
- 第2R=7アクション
- 第3R=6アクション
- 第4R=5アクション
プレイヤーが4つのアクションの内を1つ行うと、次のプレイヤーに手番が移る。
一般的には、1人計26アクション行うとゲームが終了する。
※ラウンド毎にアクションが減っていく法則については「ラウンドの終了」の項目で後述。
ゲームの準備
共通の場の準備
- 鳥カードをシャッフルして山札を作成する。その後、上から3枚を引いて表にし、カードトレイに置く。
- 餌箱型ダイスタワーを場に置き、5個のダイスを後ろから入れて振る。
- 目的ボードを「緑の面」「青の面」のどちらを使用するか決めて中央に置く。
- 目的タイルをランダムに選び、目的ボードに4枚配置する。
※目的タイルには両面があるが、裏表もランダムに選ぶ。
各プレイヤーごとの準備
各プレイヤーは下記のすべてを受け取る。
- 個人ボード1枚
- アクションコマ8個
- 鳥カード5枚
- 餌トークン5個(無脊椎動物、種子、魚、果実、げっ歯類を1個ずつ)
- ボーナスカード2枚
鳥カード5枚と餌トークン5個、合計「10」の中から、任意の鳥カードや餌トークンを選び、全部で「5」となるように手元に残す。選ばなかった鳥カードは捨札に、餌トークンは共通在庫に戻す。
(例:鳥カードを3枚残す場合、餌トークンは2個残す)
ボーナスカード2枚のうち1枚を選び、もう1枚を捨札とする。
親プレイヤーの決定
親プレイヤーを適当な方法で決め、親は親マーカーを受け取る。
これで、準備は完了となる。
ゲームの進行
各プレイヤーは自分の手番中に以下の4つのアクションのうち1つを選んで行う。いずれの場合もアクションコマ1個を必ず使用する。
①手札の鳥カードをプレイ
【①-1.鳥カードを配置する】
個人ボード上部のアクションスペースにアクションコマを置き、手札の鳥カードを、森林、草原、湿地のいずれかの生息地の最も左側で空いているマスに配置する。
鳥カードのプレイには、以下の条件がある。
- 鳥カードの左上に描かれている生息地にしかプレイできない。
- 鳥カードの左上に描かれている餌コストを支払わなければならない。
※対応する餌が手元にない場合、任意の餌2つを餌1つとして換算できる。 - 鳥カードを置くマスが、左から2~3マス目の場合は卵1個、4~5マス目の場合は卵2個を支払わなければならない。
※支払う卵は、プレイ済みの鳥カードの上に置かれている卵を使う(どの鳥からでもよい)。
【①-2.鳥カードの「プレイ時能力」を処理する】
プレイした鳥カードが「プレイ時」という能力を持っている場合、プレイ後、即座に効果を処理する。
②森林アクション-餌の獲得
【②-1.餌を獲得する】
個人ボードにある「餌の獲得」と書かれた行の最も左側の空いているマスに、アクションコマを1個配置する(例:森林に鳥カードが3枚プレイされている場合、その右隣の4マス目)。
そこに書かれているダイスの数だけ餌箱にある餌ダイズを取り、餌箱の外に移す。
そして、移したダイスの上面に描かれている絵と同じ餌トークンを共通在庫から受け取る。
なお、餌ダイスの面に2種類の餌が描かれている場合は、どちらかの餌トークンのみを獲得できる。
ダイスのふり直し
下記の場合、餌箱内の餌ダイスを振り直すことができる。
- 餌箱のダイスが残り1つの場合。
- 餌箱にダイスがない場合。
- 餌箱に残っているダイスの上面の絵がすべて同じ場合。
※5個とも同じ絵である場合、振り直せる。
獲得できる餌の数
- 1マス目・・・1個
- 2マス目・・・1個/手札の鳥カードを1枚捨て札にしつつ2個
- 3マス目・・・2個
- 4マス目・・・2個/手札の鳥カードを1枚捨て札にしつつ3個
- 5マス目・・・3個
- 6マス目・・・3個/手札の鳥カードを1枚捨て札にしつつ4個
【②-2.森林に置かれている鳥の「起動時」能力を発動させる】
アクションコマを左マスに移動させ、そこに置かれている鳥カードが「起動時」と書かれている能力を持っていたら、その効果を発動する。
これをすべてのマスにおいて右から左へ順番に行い、アクションコマが左端に達したら手番を終了する。
③草原アクション-産卵
【③-1.卵を配置する】
個人ボードの「産卵」と書かれた行の最も左の空いているマスにアクションコマを配置する。
そして、そこに書かれている卵の数だけ、個人ボードに配置してある鳥カードの上に卵トークンを置くことができる。
同じ鳥でも、複数の鳥に置いてもかまわない。
ただし、鳥カードに書かれている卵の配置数の上限を超えることはできない。
配置できる卵の数
- 1マス目・・・2個
- 2マス目・・・2個/手元の餌トークンを1つ共通在庫に戻しつつ3個
- 3マス目・・・3個
- 4マス目・・・3個/手元の餌トークンを1つ共通在庫に戻しつつ4個
- 5マス目・・・4個
- 6マス目・・・4個/手元の餌トークンを1つ共通在庫に戻しつつ5個
【③-2.草原に置かれている鳥の「起動時」能力を発動させる】
アクションコマを左マスに移動させ、そこに置かれている鳥カードが「起動時」と書かれている能力を持っていたら、その効果を発動する。
これをすべてのマスにおいて右から左へ順番に行い、アクションコマが左端に達したら手番を終了する。
④湿地アクション-鳥カードの獲得
【④-1.鳥カードを獲得する】
個人ボードの「鳥カードの獲得」と書かれた行の最も左側の空いているマスにアクションコマを配置する。
そして、そこに書かれているカードの数だけ、カードトレイでオープンになっている3枚の鳥カードか、山札の1番上から選んで引き、手札に加える。
山札から引く場合、引き直しはできない。
カードトレイからカードを獲得した場合は、手番終了時に再びカードトレイが3枚になるように補充する。
山札がなくなった場合は捨て札をシャッフルし新たな山札を作る。
獲得できる鳥カードの枚数
- 1マス目・・・1枚
- 2マス目・・・1枚/鳥カードの上に置かれている卵を1個捨てつつ2枚
- 3マス目・・・2枚
- 4マス目・・・2枚/鳥カードの上に置かれている卵を1個捨てつつ3枚
- 5マス目・・・3枚
- 6マス目・・・3枚/鳥カードの上に置かれている卵を1個捨てつつ4枚
【④-2.湿地に置かれている鳥の「起動時」能力を発動させる】
アクションコマを左マスに移動させ、そこに置かれている鳥カードが「起動時」と書かれている能力を持っていたら、その効果を発動する。
これをすべてのマスにおいて右から左へ順番に行い、アクションコマが左端に達したら手番を終了する。
ラウンドの終了
上記のアクションを各プレイヤーが繰り返し、手持ちのアクションコマが無くなるまでプレイする。手持ちのアクションコマが無くなったら、ラウンドが終了する。
ラウンド終了時の処理
- 自分のアクションコマを回収する。
- 目的ボードに置かれている「ラウンド終了時目的」の達成状況・順位付けを、0を含めアクションコマを置くことで結果をつける。
順位が高いほど多くの勝利点が得られる。
※この処理により、ラウンドが進むごとに使用できるアクションコマが減っていく。 - カードトレイの上の鳥カードすべてを捨て札にし、新たに3枚を置く。
- 親プレイヤーを左に回す。
4ラウンド目が終わるとゲームが終了する。
得点計算
- プレイした鳥カードに書いてある勝利点(羽根マークの左隣の数字)の合計
- ボーナスカードの条件を達成した場合の勝利点の合計
- 各ラウンドの終了時のアクションコマを置いた目的ボードの勝利点の合計
- 鳥カードの上にある卵トークンの数(1個1点)
- 鳥カードの上にある(蓄えた)餌トークンの数(1個1点)
- 鳥カードの下に差し込んだカードの枚数の合計(1枚1点)
上記を合計し最も得点が高いプレイヤーの勝利。
同点の場合、手元に残った餌トークンが多いプレイヤーの勝利。
補足:鳥カードの情報
勝利点
左上に羽根マークと共に描かれている0~9の数字。ゲーム終了時に勝利点として計算する。
餌コスト
左上に描かれている餌のマーク。プレイ時に支払う必要がある。
「無脊椎動物」「種子」「果実」「魚」「げっ歯類」に「ワイルド」を加えた6種類。「ワイルド」はどの餌でも支払うことができる。
「+」となっている場合はすべての餌トークンを支払う必要があるが、「/」となっている場合は、描かれている餌のうちどれか1つを支払えばよい。
巣のタイプ
「高台」「お椀型」「空洞」「地上」「ワイルド(星)」の5種類が存在する。
勝利点には直接関係しないが、ラウンド終了時目的やボーナスカードに関係し、勝利点につながることがある。
星型はワイルドであり、すべての巣の代わりと見なすことができる。
卵の上限
その鳥の上に置くことができる卵の個数の上限。
翼長
その鳥の翼を広げた長さ。
勝利点には直接関係しないが、鳥の能力やボーナスカードに関係し、勝利点につながることがある。
能力
「起動時」「プレイ時」「次の手番までに1回」「無能力」の4種類がある。
※拡張版では「ラウンド終了時」「ゲーム終了時」が追加されている。
1.起動時
その鳥が置かれている生息地のアクションが実行されるたびに、一番右端の鳥から順番に発動する。
2.プレイ時
その鳥をプレイした直後に発動する。発動するのはプレイ時の1回のみである。
3.次の手番までに1回
次の自分の手番が回ってくるまでの間に、他のプレイヤーが特定のアクションを行った際に1回だけ発動させることができる。