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提供:Board Game Arena
2022年4月23日 (土) 00:45時点におけるCorioli90 (トーク | 投稿記録)による版
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ゲームの準備

宇宙版『街コロ』システム。
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの各デッキから、シップカード各6枚(合計18枚)を場に表向きに並べる。
星域1~12に対応した12枚のコロニーカードを場に並べる。
各プレイヤーのコンソールに星域1~12の初期シップカードを置く。(初期シップの性能は全員同じ)

各プレイヤーは初期資金として5金を受け取る。
各プレイヤーはⅠの山札から1枚シップカードを引き、コストを支払ってコンソールの対応する星域に出す。
その星域に初期配置されていたシップカードは、星域に配備される。("カードの購入"にて説明)
シップカード右上の数字(星域)が高いプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。複数いる場合はランダムに決定される。
その後、手番によるボーナスを得る。
・1番手 なし
・2番手 1金
・3番手 2金
・4番手 1収入
・5番手 1収入

自分のターン

以下のフェーズを順番に実行する。
【1】ダイスロール
 ダイス2つを振る。
【2】ダイス割り当て
 振った結果に対し、"個々の出目"か"合計の出目"の星域を選択する。(例:出目が『4』と『3』の場合、『4と3』または『7』)
 該当する星域の青色の報酬を受け取る。(コイン:クレジット、惑星:収入量、ロケット:勝利点、テキスト:表記された内容)
 "個々の数値"で同じ目2つを選択した場合、報酬は2回分獲得できる。
【3】カードの購入(任意)
 シップカード1枚かコロニーカード1枚を購入することができる。
 コスト以上のクレジットを所持していても、購入を行った場合はクレジット全額を支払う。
 カードの購入を行わなかった場合、クレジットは持ち越される。
【4】ターン終了
 各レベルのシップカードが6枚になるまで、各山札から補充する。
 収入の値より所持クレジットが少ない場合、収入と等しくなるまでクレジットを獲得する。
 ※所持クレジットの方が多い場合、収入は得られない

他プレイヤーのターン

手番プレイヤーのダイスロール後、自分のターンと同じ様にダイス割り当てを行う。
選択した星域で、上下反転してコンソールの上部に配置された赤色の報酬を獲得する。複数ある場合はすべて獲得できる。
逆さまになっていない(青色の報酬が有効である)シップカードの赤色の報酬は獲得できない。
※該当星域の緑色の報酬は、自分の手番でも他プレイヤーの手番でも獲得することができる。

カードの購入

任意で行う。
1.カード左上に表示されたコスト以上の所持金を持っている必要があり、購入には所持金全額を支払う。つまり、このフェイズでカードを購入した場合、所持金は0になる。
2.購入したシップカードを、コンソールのカード右上に示された星域に配置する。
 その際、以前に配置されていたカードは上下反転して赤い報酬部分だけが見えるように同じ星域の後ろ側に置く。
 この状態を、シップカードが配備された状態と呼ぶ。
 ※全ての配備カードの赤い報酬が見えるように重ねて置く

コロニーカードを購入した場合も同じ処理を行い、即座に示された勝利点を獲得する。
コロニーカードが置かれた星域には以降カードを配置できず、その星域での青い報酬による報酬は得られなくなる。(赤い配備報酬は獲得可能)

チャージと活性化

シップカードにはチャージトークンを消費して発動する能力が存在し、同じカードの活性化スロットにトークンが置かれていなければ能力を使用できない。
スロットや能力の書かれた枠の色によって、トークンの獲得タイミングや能力の使用タイミングが異なる。
・「赤/青」のスロットは、「手番/非手番」時にダイス目が一致した場合にチャージトークンが置かれる。
・「赤/青/緑」の能力は、「手番/非手番/いつでも」にチャージトークンを消費することで効果を発動する。
チャージトークンを消費する能力はダイス目が一致していなくても使用できる。ただし、使用できるタイミングは能力によって異なる(ダイスロール前後など)

活性化スロットを複数持つ場合、その数だけチャージトークンを置くことが出来る。
スロットリンク(スロット間にあるマーク)がない場合、すべてのスロットを埋めなくても能力を活性化できる。
スロットリンクがある場合、能力を活性化するにはすべてのスロットを埋める必要がある。
プレイ人数によって必要なチャージ数が異なる場合がある(例:2人プレイの場合は○○、3人プレイでは○○○と書かれたスロットも埋める必要がある)
チャージトークンの置かれたカードが配備される場合、そのカードに配備報酬用のスロットが有る場合はチャージトークンが引き継がれる。

ゲーム終了

いずれかのプレイヤーの勝利点が40点以上になったら、全員が同じターン数をプレイしゲーム終了。
同点の場合、該当プレイヤーでもう1ラウンド行い、勝利点をより多く獲得したプレイヤーの勝利。それも同じなら勝負がつくまでこの追加ラウンドを繰り返す。

効果詳細

報酬や活性化によって得られる効果の説明。

●左右への矢印
自身の目の報酬に加え、指定された方向にある目の報酬を得る。
配備報酬 (赤色) に設置されている場合は、その目にある他の配備報酬を獲得した上で選択した矢印の方向の報酬を得られる。
隣の報酬も矢印だった場合は重ねて効果が発動するが、1つのダイスに対して同じ矢印カードの効果が複数回実行されることはない (無限ループの禁止)。
※編集時点では、無限ループだけでなく"一方向"にしか進むことが出来ない(折り返し等、進行方向の変更不可)

○両方向の矢印(「←/→」)
左右どちらか1方向を選ぶことができる。

●ダイス+右矢印
ダイスマークと矢印が書かれている場合、ダイスロール後に能力を使用できる。
出た目から得られる"自分の報酬"を別の星系に変更する。
この能力を活性化するときは、必ずダイスの合計値で割り当てを行なわなければならない。
例:『4と3』の目が出たときに、能力を使用する事で『7』の代わりに『8』の星系の報酬を得る。『4』や『3』だけを対象とすることはできない。

○ダイス+複数矢印(「→/→→」)
得られる報酬先を、どちらに変更するか選ぶことが出来る。(右に1つ、または2つ)

●カードの購入
自ターンで行う"通常の購入"とは異なり、能力で購入する場合はコスト分のみを支払って獲得する。
購入後、クレジットが残っているなら通常の購入も行える。

●カードの獲得
適切なレベルのシップカードをノーコストで獲得し配置する。その後通常通り購入もできる。

●星域入れ替え
星域同士を入れ替える(配備済のカードも含め全交換)。その後に配置するカードは通常通りの星域番号に配置される。

●ダイスリロール
自分のダイスロール後に能力を使用し、任意のダイスを振り直す。
振り直しの結果は全てのプレイヤーに影響し、この結果を参照して報酬の割り当てを行う。

●他の全プレイヤーは勝利点をn点失う
勝利点がマイナスになることはない。

●ダイス目指定
自分のダイスロール前に能力を使用し、ダイス1個の出目を指定できる。(ダイスロール後には能力を使用できない)
チャージトークンを2個消費した場合、両方の出目が選択できる。

●カード位置交換
このカードの位置をいずれかの星域スペースにあるカードと入れ替える。
交換する際、
このカードが星域スペースにあった場合、交換対象のカードは星域スペースに置かれる。
このカードが配備スペースにあった場合、交換対象のカードは配備される。

●勝利
勝利点に関係なく(他プレイヤーが40点以上あっても)即時勝利する。

●2X
ダイス目がn・mだった場合、能力を使用する事で以下のいずれかを受け取る。「n+mの値を2回」/「nを2回とmを1回」/「nを1回とmを2回」
ただし、報酬でこの能力自身をチャージすることはできない。

例:出目『2・5』の場合に能力を使用した場合、以下のどちらかを選ぶ
・通常の報酬『7』+ この能力による『7』を得る
・通常の報酬『2』『5』+ この能力による『2/5』のいずれかを得る

ヴァリアント

ゲーム開始時:光速バージョン
初期資金5金の代わりに、初期資金15と収入1を受け取る。
各プレイヤーは、シップカードを1枚購入する代わりに、
・シップカードを「レベルⅠの山札から4枚/レベルⅡの山札から2枚」引き、合計15クレジット以内で購入する
・星系への配置や配備を行い、購入されなかったカードは山札の下に置かれる
・残ったクレジットは以降のプレイに引き継がれる

一番多くクレジットを残したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。
同点の場合、購入したシップカードの星域が最大であるプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。(それも同点ならダイスで決定)
手番順によるボーナス("ゲームの準備"参照)を得て、ゲームを開始する。