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ゲームの準備
宇宙版『街コロ』システム。
場にⅠ・Ⅱ・Ⅲのデッキから各6枚、計18枚のシップカードを表向きに並べる。
また、星域1から12に対応したコロニーカードを各1枚ずつ並べる。
各プレイヤーは初期資金として5金受け取る。初期シップカードを1から12のスペースに配置する。
各プレイヤーはⅠの山札から1枚シップカードを引き、コストを支払って対応する星域に出す。
シップカード右上の数字(星域)が高いプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。複数いる場合はダイスで決定する。
その後以下のボーナスを得る。
・1番手 なし
・2番手 1金
・3番手 2金
・4番手 1収入
・5番手 1収入
自分のターン
以下のフェーズを順番に実行する。
【1】ダイスロール
ダイス2つを振る。
【2】ダイス割り当て
振った結果に対し、"個々の数値"か"合計の数値"の星域を選択する。(例:『4』と『3』の場合、『4と3』または『7』)
該当する星域の青のリソースを受け取る。(コインマーク:クレジット、惑星マーク:収入量、宇宙船マーク:勝利点 ※それ以外の報酬もあります)
該当星域の緑のリソースは自分の手番でも他プレイヤーの手番でも受け取ることができる。個々に同じ数字2つを選択した場合、2回獲得する。
【3】カードの購入(任意)
シップカード1枚かコロニーカード1枚を購入する。
所持クレジットよりコストが低い場合でも、所持金全額を支払う必要がある。
【4】ターン終了
ターン終了時に各レベルのシップカードが6枚になるまで補充する。
収入より所持クレジットが少ない場合、収入の分クレジットを獲得する。(多い場合は収入は得られない)
他プレイヤーのターン
手番プレイヤーのダイスロール後、自分のターンと同じ様に割り当てを選択し、星域の赤のリソース(逆さまに上に配置したものすべて)を獲得する。
逆さまになっていない(すなわち青のリソースが有効である)シップカードからは、赤のリソースは獲得できない。
該当星域の緑のリソースは、自分の手番でも他プレイヤーの手番でも獲得することができる。
カードの購入
任意で行う。
1.コスト(カード左上に表示)以上の所持金を持っている必要があり、購入には所持金全額を支払う。つまり、カードを購入した直後、所持金は0になる。
2.購入したカードを右上に表示された星域に配置する。
その際、すでに先に配置してあるカードは逆さまにして、赤い部分が見えるように同じ数字の位置に置く。
ゲーム全体を通じ、逆さまにした全てのカードの赤い部分が見えるように重ねる。
コロニーカードの場合、同じ処理を行い即座に示された得点を獲得する。
コロニーカードが置かれた星域には以降カードを配置できなくなり、その星域での青い部分による報酬は無くなる。(赤い部分での報酬は獲得可能)
チャージと活性化
いくつかのシップカードには、活性化スロットとチャージトークンを消費して発動する能力が存在する。
活性化スロットがあるカードの場合、報酬獲得の際まずそこにチャージトークンが置かれる。
・チャージトークンを消費することで効果を発動できる。
・赤・青のスロットは手番/非手番時にダイス目が一致した場合チャージトークンを置く。
・効果の赤・青・緑も上記と同じタイミングですが、ダイス目と一致していなくても能力が使用できる。
ダイスロール後チャージトークンを置き、即座に能力を使用できる。
複数スロットがある場合、チャージトークンを複数置くことが出来る。
スロットリンク(スロット間にあるマーク)がない場合、すべてのスロットを埋めなくても効果が使用できる。
スロットリンク(スロット間にあるマーク)がある場合、効果の使用にはすべてのスロットを埋める必要がある。
スロットリンクはプレイ人数によって必要なチャージ数が異なる場合がある(例:2人プレイの場合は○○、3人プレイでは○○○と書かれたスロットも埋める必要がある)
チャージトークンの置かれたカードがある星系に新しいカードが配置された場合、チャージトークンは失われず同カード上のスロットに引き継ぐ。
ゲーム終了
いずれかのプレイヤーが40点を超えたら、全員が同じターン数をプレイしてゲーム終了。
同点の場合、該当プレイヤーでもう1ラウンド行い、勝利点をより多く獲得したプレイヤーの勝利。それも同じなら勝負がつくまでこの追加の1ラウンドを繰り返す。
効果詳細
報酬や活性化によって得られる効果の説明。
●左右への矢印
指定された方向にある目の報酬を得る。
配備報酬 (赤色) に設置されている場合は、その目にある他の配備報酬を獲得した上で選択した矢印の方向の報酬を得られる。
隣の報酬も矢印だった場合は重ねて効果が発動するが、1つのダイスに対して同じ矢印カードの効果が 複数回実行されることはない (無限ループの禁止)。
○ダイス+矢印
ダイス2個と矢印が書かれている場合、必ずダイスの合計値で割り当てを行う場合にのみ使用できる。
例:3の目に「ダイス+矢印」の報酬がある場合、『4と3』で選んだ場合は効果が得られず、『3(1と2)』で選んだ場合に有効になる
○両方向の矢印
左右どちらか1方向を選ぶことができる。
●カード購入
自ターンで行う通常の購入とは異なり、コスト分のみを支払う。
クレジットが残っているなら通常の購入も行える。
●カードの獲得
適切なレベルのシップカードを獲得し配置する。その後通常通り購入もできる。
●セクター入れ替え
セクター同士を入れ替える(上に配備されたものも含め全交換)。その後は通常通りのセクター番号に配置される。
●ダイスリロール
全てのプレイヤーに影響しこの結果を参照して割り当てを行う。
●他の全プレイヤーは勝利点を4点失う
勝利点は0以下にはならない。
●ダイス指定
自分のダイスロール前に能力を使用し、ダイス1個の出目を選択できる。(ダイスロール後には能力を使用できない)
チャージトークンを2個消費した場合、出目が完全に選択できるのでダイスロールは行わない。
●カード位置交換
このカード位置をセクタースペースならセクタースペース、上部の配備スペースなら配備スペースのいずれかのカードと入れ替える。
●勝利
勝利点に関係なく(他プレイヤーが40点以上あっても)即時勝利する。
●2X
手番・非手番でダイス目がn・mだった場合、以下のいずれかを受け取る。n+mの値を2回、nを2回とmを1回、nを1回とmを2回。
ただし、これ自身をチャージすることはできない。
例:出目『2・5』の場合にこの能力を使用した場合、通常通りの報酬『2・5』または『7』を獲得し、『2/5/7』のいずれかを1回分得られる
ヴァリアント
ゲーム開始時:光速バージョン
初期資金5金の代わりに、初期資金15と収入1を受け取る。
シップカードを1枚購入する代わりに、レベルⅠの山札からシップカードを4枚/レベルⅡの山札からシップカードを2枚ずつひき、15クレジット以下になるよう購入する。
星系への配置や配備を行い、購入されなかったカードは山札の下に置かれる。
残ったクレジットは以降のプレイに引き継がれ、一番多くクレジットを残したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。
同点の場合、購入したシップカードの星域が最大であるプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。(それも同点ならダイスで決定)
手番順によるボーナス("ゲームの準備"参照)を得て、ゲームを開始する。