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ゲームの流れ

プレイ人数によって、それぞれのプレイヤーが担当するチームの数が変化します。

・2-3人プレイの場合：2チームを担当

・4-6人プレイの場合：1チームを担当

盤面には共通の"都市ボード"と、各プレイヤーがポーンを配置する"計画ボード"が存在します。
都市ボードの大きさはプレイ人数によって異なります。

【解体トークンの配置】（※2・4・5人プレイの場合）
ラストプレイヤーは解体トークンを受け取り、それを計画ボードにある建物または公園のタイルの1つに置きます。
解体トークンが置かれたタイルにはどのプレイヤーもポーンを配置することができません。

【ポーンの配置】
各プレイヤーは順番に、計画ボードからポーン未配置のタイルを選択してポーンを配置します。
これによりタイル配置順（次ラウンドのポーン配置順）・配置するタイル・配置先の制限の３つが決定します。

【ディスクの配置】
計画ボードの一番上にあるポーンの所有者から手番を開始し、次に2番目のポーンの所有者と続けてプレイします。
各プレイヤーはポーンを配置した「建物または公園」のタイルを取り、それを都市ボードに置いてその上に自分の色のディスクを置きます。

【タイル配置のルール】
都市ボードにタイルを配置するには、次のルールに従う必要があります。

・計画ボードの「上から1-3番目」のスペースには1つのシンボルが描かれています
　その位置にある建物または公園のタイルは、同じシンボルのある都市ボード上のスペースにのみ配置できます。
・計画ボードの「上から4-6番目」のスペースには2つのシンボルが描かれています
　その位置にある建物または公園のタイルは、2つのシンボルのいずれかと一致する都市ボードのスペースに配置できます。
・計画ボードの最後のスペースにはシンボルがありません（ワイルドスペース）
　その位置にある建物または公園のタイルは、都市ボードの任意のスペースに配置できます。

都市ボードの「シンボルがないスペース」は、計画ボードの「最後のスペースの建物」または「公園」のタイルでのみ埋めることができます。
次のラウンドではこの上から順番にターンを行うため、とても便利な「シンボルなし」を選ぶと、次のラウンドではラストプレイヤーになります。
プレイヤーがタイルを置くことができる場合は、必ずどこかに配置しなければいけません。
都市ボードにルールを従ってタイルを配置できない場合は、任意の空きスペースにタイルを配置できます。

ラウンドの終了と開始

ゲームは全5ラウンド（ターン）です。
各チームが最初の建物タイルを選択して配置した後、最初のラウンドは終了します。

以下の手順に従って新しいラウンドの準備をします。
1．計画ボードにある残ったタイルを破棄します。次に、計画ボードを裏返してシンボルを更新します。
2．バッグからランダムに7枚のタイルを引き、計画ボードに配置します。
3．このラウンドのラストプレイヤー（計画ボードでポーンが最も下にあるチーム）に追加ポイントトークンを与えます。
4．（2・4・5人プレイの場合）、ラストプレイヤーは解体トークンを受け取って配置します。

前ラウンドでのポーンの上からの順番が、新しいラウンドのポーン配置順となります。

ゲームの終了と得点計算

5ラウンド後（すべてのチームがすべてのカラーディスクを配置したとき）、Simplicityの街はようやく完成し、得点計算を行います。
各チームは、次の方法でポイントを獲得します。

◆リンク
同じ色の2つのディスクが隣接している場合、リンクが構成されます（斜めは対象外）。
ディスク間の各リンク1つにつき3ポイントを獲得します。
※ディスクが置かれている建物のタイルの種類は関係ありません。

◆近隣地域
各ディスクが配置されている近隣地域の範囲に応じて、スコアが付与されます。
同じタイプの隣接している建物タイル1つにつき1ポイントが基礎点となります（斜めは対象外）。
その地域に配置している「あなたのディスク数×基礎点」を獲得します。

◆公園
公園タイルは特殊なタイプのタイルです。
他のタイルとは異なり、このタイルに隣接する異なる建物タイルの種類に基づいて得点します。（斜めは対象外）
異なる建物「1/2/3/4種」で「1/4/9/16」ポイントとなります。
※公園のタイルは異なる建物としてカウントされません。

◆追加ポイントトークン
ゲーム中に獲得した追加ポイントトークンに対し、獲得チームに1ポイントが追加されます。

ポイントが最も多いプレイヤーがゲームの勝者になります。同点の場合、最終ターンのポーン位置が高い方が勝利です。
2-3人のゲームでは、担当する2チームにそれぞれ独立して得点を付け、低い方のチームの得点だけがプレイヤーの得点になります。