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==ゲームの概要==
==ゲームの概要==


プレイヤーは国家諜報機関の責任者です。<br>
プレイヤーは国家諜報機関の責任者です。<br />
任務を遂行するためにスパイを作戦地域(TDO)に送り込み、支給された装備を駆使して歩哨や他国のスパイを無力化したり、目標(AIM)を確保してください。<br>
任務を遂行するためにスパイを作戦地域(TDO)に送り込み、支給された装備を駆使して歩哨や他国のスパイを無力化したり、目標(AIM)を確保してください。<br />
無力化したり、確保する事で勝利点を集めます。<br>
無力化したり、確保する事で勝利点を集めます。<br />
ゲームは開始時に設定された数の目標(AIM)が確保されたら終わり、最も勝利点を集めたプレイヤーがゲームに勝利します。<br>
ゲームは開始時に設定された数の目標(AIM)が確保されたら終わり、最も勝利点を集めたプレイヤーがゲームに勝利します。<br />
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==ゲームの準備==
==ゲームの準備==


各プレイヤーはそれぞれレベル2、3、5のスパイと一つのスーパーサテライトトークンを持っています。<br>
各プレイヤーはそれぞれレベル2、3、5のスパイと一つのスーパーサテライトトークンを持っています。<br />
ファーストプレイヤーの左隣のプレイヤー(つまり最後のプレイヤー)は二重スパイトークンを取ります。<br>
ファーストプレイヤーの左隣のプレイヤー(つまり最後のプレイヤー)は二重スパイトークンを取ります。<br />
そして最後のプレイヤーから時計回りに衛星を1個ずつ置いていきます。<br>
そして最後のプレイヤーから時計回りに衛星を1個ずつ置いていきます。<br />
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==ゲームの進行==
==ゲームの進行==
ゲームはファーストプレイヤーから反時計回りにターンを行なっていきます。<br>
ゲームはファーストプレイヤーから反時計回りにターンを行なっていきます。<br />
ターンはフェーズ1(衛星の移動)→ フェーズ2(スポッティング)→ ターン終了と進め、最後のプレイヤーがターンが終了したあと国連平和フェーズを行ないます。<br>
ターンはフェーズ1(衛星の移動)→ フェーズ2(スポッティング)→ ターン終了と進め、最後のプレイヤーがターンが終了したあと国連平和フェーズを行ないます。<br />
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==監視衛星の配置==
===フェーズ1: 衛星の移動===


 監視衛星を配置すると、その行にあるカードに行動を起こすことができます。
プレイヤーはフェーズ1で以下のどちらかの方法で衛星を動かします。<br />
#自分の衛星2つを空いているスペースへ動かす。
#自分の衛星1つと他のプレイヤー、もしくは中立衛星を入れ替える。
必ずどちらかの方法で移動させなければなりません。<br />
※それぞれの列には3つまでしか衛星を配置する事はできません。<br />
※他のプレイヤーが衛星を3つ同じ列に並べている場合、その衛星と入れ替える事はできません。<br />
<br />


 監視衛星は1プレイヤーに3つ与えられ、配置フェーズで移動と入れ替えの2つの方法を取ることができます。
===フェーズ2: スポッティング===


   ・移動     自分の衛星を空いたスペースに移動することができます。2つ動かすことができます。
フェーズ2では衛星を使用して作戦地域(TDO)のマスを選択し、様々なアクションを行なえます。<br />
マスの選択は衛星つにつき1マス可能で、その列にある衛星の数によって選択できる範囲が変わります。<br />
#その列に衛星が1つだけの場合、列の1番左端のマスのみ選択できます。
#その列に衛星が2つある場合、列の1番左端と左から2番目のマスどちらかを選択できます。
#その列に衛星が3つある場合、左から3番目までのマスのどれかを選択できます。
#その列に自分の衛星が3つある場合、5マスすべてが選択可能範囲になります。
スーパーサテライトトークンを使うと使用された衛星は5マスすべてが選択可能範囲になります。<br />
スーパーサテライトトークンは各プレイヤーが1個ずつ持っており、使用するとなくなります。<br />
<br />


   ・入れ替え  敵陣営の衛星と自分の衛星の場所を入れ替えることができます。1つしか動かすことができません。
====マスの選択によるアクション====


  ※ 各行は3つまでしか衛星を配置することができません。
プレイヤーは選択したマスにあるカードに応じて以下のアクションを行なえます。<br />
*・歩哨を無力化する
*・敵国のスパイやダークエージェントを排除する
*・目標確保に挑戦する
*・装備カードを取る
*・スペシャルカードを使う
プレイヤーがスキップするか、歩哨、目標、スパイへの攻撃が失敗するとターン終了になります。<br />
<br />


  ※ 敵陣営が3つの衛星を全て同じ行に並べている時、入れ替えでその衛星を動かすことはできません。
====歩哨への攻撃====


歩哨に攻撃するためには自分のスパイを最低1人と攻撃する歩哨を選択する必要があります。<br />
'''攻撃の方法'''
・選択している自分のスパイのレベル数(二重スパイトークンを使ったスパイのレベルも追加されます)
・各種装備によるボーナス
・'''Nuclear deterrence'''による+2
上記のボーナスをダイスを4つ振って出た目の合計に足した数が攻撃力になり、攻撃力が歩哨の防御力以上になれば勝利します。
またダイスを振った時4つすべて同じ目が出た場合も勝利します。
プレイヤーが勝った場合歩哨をプレイヤーボードに取り、歩哨のレベル分の点を得ます。<br />
プレイヤーが負けた場合攻撃に参加した''不死身''を持っていない自分のスパイは負傷してプレイヤーボードに戻されます。そしてターンが終了になります。<br />
<br />


==スポッティング==
====敵スパイとダークエージェントへの攻撃====


 監視衛星が場のカードをスポッティングすることにより、カードを行動対象にすることができます。
敵スパイやダークエージェントへ攻撃するためには自分のスパイ最低1人と攻撃する敵スパイを選択する必要があります。
ただし自分の選択したスパイのレベル合計が攻撃する敵スパイのレベルを上回っていなければなりません。<br />
攻撃の方法は上記に書いたのと同じですが防御力が敵スパイの基礎防御力にダイスを1つ振って出た目を足した数になります。<br />
攻撃が成功した場合攻撃された敵スパイは作戦地域から取り除かれ持ち主のプレイヤーボードに戻されます。
ただし攻撃されたスパイの持ち主が'''防弾チョッキ'''を持っていた場合代わりに防弾チョッキを捨てます。<br />
ダークエージェントに攻撃して成功した場合プレイヤーはダークエージェントをプレイヤーボードに取り、5点を得ます。<br />
攻撃が失敗した場合参加した''不死身''を持っていない自分のスパイは負傷してプレイヤーボードに戻されます。そしてターンが終了になります。<br />
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 スポッティングは自陣営の監視衛星1つにつき1回可能で、全部で最大3回です。
====目標の確保====
 
 それぞれの行の監視衛星は同じ行のカードをスポッティング可能で、衛星の数によりスポッティング可能なエリアが変わります。
 
   ・列の一番右の監視衛星       左端の1枚のカードのみ
 
   ・列の右から2番目の監視衛星       左端から2枚目のカードまで
 
   ・列の右から3番目の監視衛星       左端から3枚目のカードまで
 
   ・行に3つ自陣営の監視衛星がある場合 5枚全てのカードから計3枚
 
 
 スーパーサテライトコインを使うと、監視範囲を広げることができます。
 
 スーパーサテライトコインはすでにおいてある自分のサテライトコインと置き換えることができ、
 
 置き換えた場合その列は左端から5枚全てのカードをスポッティング可能になります。
 
 スーパーサテライトコインは一度しか使えません。
 
==行動処理==
 
 スポッティングしたカードに応じて、以下の行動が可能です。
 
  ・ 自陣営エージェントの任務投入
 
  ・ 警備兵や敵対エージェントへの攻撃任務
 
  ・ 目標の獲得任務
 
  ・ スペシャルカードと装備の取得
 
 行動はスキップすることができます。また、任務に失敗した場合、強制的にターンは終了します。
 
 
===自陣営エージェントの任務投入===
 
 スポッティングで選択した自陣営のエージェントは任務に当たらせることができます。
 
 同時に選択していた警備兵・敵対エージェント・目標にそのエージェントを攻撃に向かわせます。
 
 複数の自陣営エージェントを選択していた場合は、合同で任務に当たらせることができます。
 
 ただし、目標を攻撃するには、目標の上下左右4箇所に警備兵や敵対エージェントがいない安全な状態である必要があります。
 
 
===警備兵や敵対エージェントへの攻撃任務===
 
 ダイスを振って警備兵や敵対エージェントを攻撃する強さを決めます。
 
 4つのダイスを振ってその値を合計し、更に任務中のエージェントのレベル値を加えた値が攻撃力になります。
 
 攻撃力が相手の防御力を上回っていたら、相手を無力化することができます。同点の場合も成功します。
 
 上回ることができなければ、攻撃は失敗しエージェントは傷を負います。
 
 ただし、不死身のエージェント(レベル1など)は傷を追うことはありません。
 
 ※ エージェントを攻撃対象に選ぶ場合は以下の条件があります。
 
  ・対象とするエージェントのレベルは任務に当たるエージェントのレベルの合計以下でなければならない。
 
  ・不死身のエージェントは攻撃対象にすることができない。
 
 
===目標の獲得任務===
 
 目標の獲得でも警備兵への攻撃と同じ攻撃力処理を行います
 
 攻撃力が相手の防御力を上回っていたら、目標を獲得することができます。
 
 目標の獲得では、失敗してもエージェントが傷を追うことはありません。


目標へ攻撃するには自分のスパイ最低一人と攻撃する目標を選択する必要があります。ただし攻撃する目標の四方に敵スパイや歩哨がいる場合攻撃できません。
攻撃の方法は上記に書いたのと同じですが攻撃力にボーナスとしてその目標に置かれている試行マーカーの数だけプラスされます。<br />
攻撃に成功した場合目標をプレイヤーボードに取り、最後に確保された目標のボーナスとして3点のチップを取った目標に置き、6点を得ます。<br />
攻撃に失敗した場合目標に試行マーカーを1個置き、ターンが終了になります。<br />
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===スペシャルカードと装備の取得===
===スペシャルカードと装備の取得===

2015年11月28日 (土) 12:23時点における版

ゲームの概要

プレイヤーは国家諜報機関の責任者です。
任務を遂行するためにスパイを作戦地域(TDO)に送り込み、支給された装備を駆使して歩哨や他国のスパイを無力化したり、目標(AIM)を確保してください。
無力化したり、確保する事で勝利点を集めます。
ゲームは開始時に設定された数の目標(AIM)が確保されたら終わり、最も勝利点を集めたプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲームの準備

各プレイヤーはそれぞれレベル2、3、5のスパイと一つのスーパーサテライトトークンを持っています。
ファーストプレイヤーの左隣のプレイヤー(つまり最後のプレイヤー)は二重スパイトークンを取ります。
そして最後のプレイヤーから時計回りに衛星を1個ずつ置いていきます。

ゲームの進行

ゲームはファーストプレイヤーから反時計回りにターンを行なっていきます。
ターンはフェーズ1(衛星の移動)→ フェーズ2(スポッティング)→ ターン終了と進め、最後のプレイヤーがターンが終了したあと国連平和フェーズを行ないます。

フェーズ1: 衛星の移動

プレイヤーはフェーズ1で以下のどちらかの方法で衛星を動かします。

  1. 自分の衛星2つを空いているスペースへ動かす。
  2. 自分の衛星1つと他のプレイヤー、もしくは中立衛星を入れ替える。

必ずどちらかの方法で移動させなければなりません。
※それぞれの列には3つまでしか衛星を配置する事はできません。
※他のプレイヤーが衛星を3つ同じ列に並べている場合、その衛星と入れ替える事はできません。

フェーズ2: スポッティング

フェーズ2では衛星を使用して作戦地域(TDO)のマスを選択し、様々なアクションを行なえます。
マスの選択は衛星つにつき1マス可能で、その列にある衛星の数によって選択できる範囲が変わります。

  1. その列に衛星が1つだけの場合、列の1番左端のマスのみ選択できます。
  2. その列に衛星が2つある場合、列の1番左端と左から2番目のマスどちらかを選択できます。
  3. その列に衛星が3つある場合、左から3番目までのマスのどれかを選択できます。
  4. その列に自分の衛星が3つある場合、5マスすべてが選択可能範囲になります。

スーパーサテライトトークンを使うと使用された衛星は5マスすべてが選択可能範囲になります。
スーパーサテライトトークンは各プレイヤーが1個ずつ持っており、使用するとなくなります。

マスの選択によるアクション

プレイヤーは選択したマスにあるカードに応じて以下のアクションを行なえます。

  • ・歩哨を無力化する
  • ・敵国のスパイやダークエージェントを排除する
  • ・目標確保に挑戦する
  • ・装備カードを取る
  • ・スペシャルカードを使う

プレイヤーがスキップするか、歩哨、目標、スパイへの攻撃が失敗するとターン終了になります。

歩哨への攻撃

歩哨に攻撃するためには自分のスパイを最低1人と攻撃する歩哨を選択する必要があります。

攻撃の方法
・選択している自分のスパイのレベル数(二重スパイトークンを使ったスパイのレベルも追加されます)
・各種装備によるボーナス
・Nuclear deterrenceによる+2
上記のボーナスをダイスを4つ振って出た目の合計に足した数が攻撃力になり、攻撃力が歩哨の防御力以上になれば勝利します。
またダイスを振った時4つすべて同じ目が出た場合も勝利します。

プレイヤーが勝った場合歩哨をプレイヤーボードに取り、歩哨のレベル分の点を得ます。
プレイヤーが負けた場合攻撃に参加した不死身を持っていない自分のスパイは負傷してプレイヤーボードに戻されます。そしてターンが終了になります。

敵スパイとダークエージェントへの攻撃

敵スパイやダークエージェントへ攻撃するためには自分のスパイ最低1人と攻撃する敵スパイを選択する必要があります。 ただし自分の選択したスパイのレベル合計が攻撃する敵スパイのレベルを上回っていなければなりません。
攻撃の方法は上記に書いたのと同じですが防御力が敵スパイの基礎防御力にダイスを1つ振って出た目を足した数になります。
攻撃が成功した場合攻撃された敵スパイは作戦地域から取り除かれ持ち主のプレイヤーボードに戻されます。 ただし攻撃されたスパイの持ち主が防弾チョッキを持っていた場合代わりに防弾チョッキを捨てます。
ダークエージェントに攻撃して成功した場合プレイヤーはダークエージェントをプレイヤーボードに取り、5点を得ます。
攻撃が失敗した場合参加した不死身を持っていない自分のスパイは負傷してプレイヤーボードに戻されます。そしてターンが終了になります。

目標の確保

目標へ攻撃するには自分のスパイ最低一人と攻撃する目標を選択する必要があります。ただし攻撃する目標の四方に敵スパイや歩哨がいる場合攻撃できません。 攻撃の方法は上記に書いたのと同じですが攻撃力にボーナスとしてその目標に置かれている試行マーカーの数だけプラスされます。
攻撃に成功した場合目標をプレイヤーボードに取り、最後に確保された目標のボーナスとして3点のチップを取った目標に置き、6点を得ます。
攻撃に失敗した場合目標に試行マーカーを1個置き、ターンが終了になります。

スペシャルカードと装備の取得

 スペシャルカードと装備はスポッティング後に効果を発動させることができます。

 計算処理は必要ありません。

 スペシャルカードはスポッティング後に効果を発動させ、カードを自陣営のボードには加えません。

 装備はスポッティング後にすぐに使用することができます。使わない場合は自陣営のボードに加えます。


 自陣営のエージェントを場に出すには、「SUPPORT(SOUTIEN)」スペシャルカードか「Rubber dinghy(ゴムボート)」装備カードを使用する必要があります。

 場にカードがない場所がある必要があり、上記のカードを使った際にその場所にエージェントカードを置きます。

 場に置くカードには自陣営のボードにあるエージェントカードの中で、最もレベルの低いカードを出します。

 この際、カードを置く場所は監視衛星の監視範囲である必要はありません。


 また、プレイヤーターン以外であれば装備カードを交換することができます。


国連平和フェーズ

 全員の行動が終わると国連平和フェーズに移動します。

 このフェーズではまず最初にゲームの終了判定をします。

 すべてのプレイヤーが獲得した目標の合計が、準備段階で決めた上限に達するとゲームは終了です。


 終了しない場合は、場のカードを回転させるかどうかを投票で決めます。

 投票で可決された場合、左端の列のカードを右端に移動し、それ以外の列を左に1つ移動します。

 場の回転を完了すると、次のラウンドの各プレイヤーのターンに戻ります。


得点計算

 ゲームが終了すると、得点を計算し、勝負を決定させます。

  ・ 各目標は6ポイントを与えます。

  ・ 最後に獲得した目標は3ポイントを追加で与えます。

  ・ 場に送り出した自陣営のエージェントは、彼らのレベル値の勝利点を与えます。

  ・ 抹殺した敵対エージェントと警備兵は、彼らのレベル値の勝利点を与えます。

 同点が発生した場合は、最高得点を獲得した全てのプレイヤーが勝者になります。


TIPS

 一人プレイの際は特別ルールがあります。

  ・ゲームの終了条件は、目標の数に合わせて10+αのターンが経過することか、設定した目標の数を達成するまでとします。

  ・ゲームに勝利するにはダークエージェントを抹殺しなければらなりません。また、少なくとも35+αポイントの取得を必要とします。

  ・敵対陣営が国連平和フェーズで投票する際は、ダイスで評決を決めてください。


 追加ルールでは、獲得した目標には効果があります。

 目標の効果は獲得後直ぐに利用することができます。