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「Gamehelpiwari」の版間の差分
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ただし、コマの配置には以下の制約がある。<br> | ただし、コマの配置には以下の制約がある。<br> |
2021年9月1日 (水) 10:41時点における版
名作エリアマジョリティゲーム『王と枢機卿』のリメイク作品。
地図上のバイオーム(エリア)とスペース(マス)に、より高得点が取れるようコマを配置する。
導入
人類はまだ誕生したばかりで、森、ツンドラ、海岸、氷河、砂漠に点在する部族で暮らしています。イワリには、大勢の人が集まっているわけでも、大陸規模の文明があるわけでもありません。
各部族は先祖代々の故郷を離れ、広大な未開の地を探検し、他の部族と出会い、知識や文化、知恵を交換していきました。
プレイヤーは異なる部族を代表して、旅をしながら5つの異なるタイプの領土に集落を拡大し、自分たちのアイデンティティを確立しようとします。
内容物
ゲームボード
ゲームボードには2つの面があり異なるマップが描かれている。(どちらでプレイするかはゲームオプションで指定可能)
マップは「赤、緑、青、黄、オレンジ」のバイオーム(エリア)に別れていて、「四角で囲まれた数字」の書かれた同盟ラインによって他のバイオームと隣接する。
それぞれのバイオームは複数のテントスペースと1つのトーテムスペースを持ち、テントスペース同士は道で繋がっている。
テントコマ
テントスペースに置かれる駒。
ゲーム開始時、プレイヤーごとに自分の色のテントコマを20個持つ。
トーテムコマ
トーテムスペースに置かれる駒。
ゲーム開始時、プレイヤーごとに自分の色のトーテムコマを8個持つ。
バイオームカード
- ツンドラ(赤) 13枚
- 森(緑) 12枚
- 氷河(青) 11枚
- 海岸(黄) 11枚
- 砂漠(オレンジ) 10枚
合計57枚。
5人プレイでは全てのカードを使う。4人プレイでは各色1枚抜き、2/3人プレイでは各色2枚抜く。
山岳トークン
山岳トークンが同盟ライン上に配置された場合、バイオーム間の隣接関係が無効化される。
隣接関係が無効化されている場合、トーテムによる得点が得られない。
同盟ラインには、山岳アイコンが描かれたラインが存在する。(大きさは1から4まで、各2ヵ所ずつ)
「6-(プレイ人数)個」の山岳アイコンをボード上に配置する。大きさ1から配置し、2ヵ所のどちらに置かれるかはランダムとなる。
例:4人プレイの場合、大きさ「1~2」の山岳アイコンが対象になる
セットアップ
1. 各プレイヤーに「テント20個とトーテム8個」を配る。
2. 山岳トークンをボード上に配置する。
3. 山札から各プレイヤーに手札3枚を配る。山札から4枚めくり、山札の横に場札として並べる。
手番のアクション
手番では2種類のアクションのうちいずれかを実行する。
A)カードの交換
手札からバイオームカード1枚を捨て、山札から1枚引く。
場札4枚のうち1枚を取る。場札は4枚になるよう山札から補充する。
B)コマの配置(多くの場合こちらを行うのが基本だと思います)
手札からバイオームカードをプレイし、ボード上にテント/トーテムコマを配置する。(プレイしたカードは捨て札置き場に置かれる)
ただし、コマの配置には以下の制約がある。
・カードに記されているマークと同じバイオームに配置しなければならない
※同種のカードを2枚プレイする事で任意のカード1枚の代わりとする事ができる
・複数のカードを使用し、コマを2つ配置しても良い(テント・トーテムの組み合わせは自由)
※条件1:そのエリアにどのプレイヤーもコマを配置していない場合は、1つのコマしか置けない
※条件2:同じ手番でコマを2つ置く場合は、同一エリア内に置かなければならない
・テントは該当スペースに対し、全プレイヤー合わせて1つしか置くことができない。トーテムは同じスペースに重ねて置くことが出来る
・同じスペースに置けるトーテムの数は、全プレイヤー合わせて「そのエリアに最も多く置かれたプレイヤーのテント数」まで
アクション終了後、手札が3枚になるまで「山札か場札」から獲得する。その後、場札を4枚になるよう補充する。
中間決算
最初に山札が尽きた場合、中間決算を行う。(※中間決算ではトーテムの数は参照されない)
●エリアごとのテントの数を比較し、勝利点を獲得する。
最多:そのエリアに置かれた全プレイヤーのテント数に等しい得点
2位 :最も多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
3位 : 2番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
4位 : 3番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
5位 : 4番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
同数の場合はどちらも該当プレイヤーとなる。
中間決算後、捨て札をリシャッフルして新しい山札を作り、次のターンを始める。
最終決算
最終決算は2度目に山札が尽きるか、どちらかのプレイヤーがテントを全て配置した時に行う。
●中間決算で行ったテント数の比較を同じルールで行い、再度勝利点を獲得する。
●集落による得点
各陣営のテントが道を経由して「4つ以上」つながっていたら、その一群を集落としてあつかう。※集落は一筆書きでつながっていなくてもよい
それぞれの集落で、テント数に等しい勝利点(5つなら5点)を得る。
●トーテムによる得点
ボード上の同盟ラインを1から順番に確認する。※山岳トークンが置かれた場所については飛ばす
同盟ラインの両側の各エリア両方のトーテムが最多だった(タイも含む、0は対象外)プレイヤーは、該当2エリアにある全プレイヤーの合計トーテムコマ数に等しい勝利点を得る。対象プレイヤーが複数いる場合は該当プレイヤー全員が得点する。
最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利。
タイブレークは、該当プレイヤーの中で未使用のテントとトーテムの合計が多いプレイヤーの勝利。
2人プレイ用ルール
2人プレイの場合、ゲーム中、プレイヤーは第3の部族を共有する。
各手番で通常の行動を行った後、新しいカードを引く前に第3の部族としてのターンを行う。
これは、自分の手番後に手札に残っているカードのうち、少なくとも1枚を使って行う。
もしプレイヤーが第3の部族としてプレイできるカードを持っていない場合、第3の部族のターンは行われない。
第3の部族も他のプレイヤーと同様に勝利点を蓄積し、第3の部族が勝利した場合、両プレイヤーはゲームに敗北する。
オプション
初期手札
●ランダム(通常ルール)
プレイヤーはランダムに3枚のカードを持ってゲームをスタートする。
●保証付きワイルドカード
プレイヤーは同じ色のカードを少なくとも2枚持ってスタートする。
●ドラフト
手札を配る前に、山札から4枚公開する。
その後、ラストプレイヤーから順に、すべてのプレイヤーは山札または場札からカードを3枚引く。
偉業
特定の条件を満たすことで、各得点計算にボーナスが得られる偉業コマを配置する権利を得る。
偉業コマが置かれたエリア(またはライン)は「テント数による得点」や「トーテムによる得点」の得点倍率が【1+置かれた偉業コマ数】になる(例:2つの偉業コマが置かれたエリアはテントの得点が3倍)。
・団結:集落を1番目に作ったプレイヤーと2番目に作ったプレイヤーが置く権利を得る。該当集落があるエリアのいずれかのエリアに置ける。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。
・発見:いずれかのエリアの最後のマスにテントを置いた1番目のプレイヤーと2番目のプレイヤーが置く権利を得る。最後のマスを埋めたエリア以外のエリアに置ける。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。
・栄誉:山岳トークンのない陸の同盟ラインの両側のエリアにトーテムを置き、両側のエリアそれぞれについて最多のトーテムを置いている(タイは不可)。これは1番目に達成したプレイヤーが、その同盟ラインに偉業コマを置き、トーテムによる得点の倍率が上げる。
・畏敬:山岳トークンのない海の同盟ラインの両側のエリアにトーテムを置き、両側のエリアそれぞれについて最多のトーテムを置いている(タイは不可)。これは1番目に達成したプレイヤーが、その同盟ラインに偉業コマを置き、トーテムによる得点の倍率が上げる。
遠征カード
対応するミッションを完了して遠征を達成した最初のプレイヤーは、カードの右下にある最初の円に表示されている得点をすぐに得る。
同じ遠征を達成した2番目のプレイヤーは、すぐに2番目の円に評されている得点をすぐに得る。
3番目以降の他のプレイヤーはその遠征を達成することはできなくなる。
特別ルール(ゲームボード)
・浮遊大陸
同盟ラインは集落を作成するための道としても機能する。
・氷の大地
同盟ライン1と11は同じエリアを接続する(それぞれについてトーテムの得点計算を行う)。
・ロングロード
最終決算時、紫色の道に配置されたテントを、その道があたかもエリアであるかのように得点計算する。