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== ゲームの仕様・ルール == | == ゲームの仕様・ルール == | ||
ゲーム終了時に最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。タイブレイク条件はありません。 | ゲーム終了時に最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。タイブレイク条件はありません。<br> | ||
ゲームは4人ゲームで全6ラウンド、3人ゲームで全5ラウンド、2人ゲームは全4ラウンド。BGAでは、残りラウンド数はストックの下の(残りターン数)で確認してください。<br> | |||
=== ゲーム開始から初期配置まで === | === ゲーム開始から初期配置まで === | ||
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=== ラウンドの流れ === | === ラウンドの流れ === | ||
各ラウンドは以下のフェイズを順番に行っていきます。フェイズ0は最初の3ラウンドのみ行われます。 | |||
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④効果 [右下]<br> | ④効果 [右下]<br> | ||
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ある活動カードを自分が初めて活性化させるためには、職人(市民駒)を1人用意しなければなりません。2影響点以上持っていれば、『2影響点を使って市民駒を得る』ボタンが現れます。影響点が足りない場合・影響点を使用したくない場合は、手元にある市民駒、もしくは別の活動カード上か建物上(司教管区・宮殿・市庁舎)にある市民駒を選択します。もし、手元に市民駒を持っていればそれを使用してもいいです。<br> | |||
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プレイヤーははじめに、①に示された額のドゥニエを支払って自分の市民駒1個をカード上の空きマス②に置き(勿論より高い勝利点上に置きます。マスがすべて埋まっている場合、プレイヤーはカードの絵の上に職人を置くことができますが、ゲーム終了時に勝利点を得ることはできません。)、職人とします。<br> | プレイヤーははじめに、①に示された額のドゥニエを支払って自分の市民駒1個をカード上の空きマス②に置き(勿論より高い勝利点上に置きます。マスがすべて埋まっている場合、プレイヤーはカードの絵の上に職人を置くことができますが、ゲーム終了時に勝利点を得ることはできません。)、職人とします。<br> | ||
最大③(該当色ダイスの出目合計÷下に示された数字、端数切り捨て)回、活性化④できます。カードによっては活性化させる回数を選択できますが、1回も活性化しないということはできません。<br> | 最大③(該当色ダイスの出目合計÷下に示された数字、端数切り捨て)回、活性化④できます。カードによっては活性化させる回数を選択できますが、1回も活性化しないということはできません。<br> | ||
1人のプレイヤーが同じ活動カードに職人を複数置くことはできません。<br> | |||
職人を他の場所に移動させた場合、それが置かれていたマス②は再びどのプレイヤーでも使えるようになります。そのカードにすでに置かれている職人を、新たに空いたマス②に移動させることはできません。<br> | 職人を他の場所に移動させた場合、それが置かれていたマス②は再びどのプレイヤーでも使えるようになります。そのカードにすでに置かれている職人を、新たに空いたマス②に移動させることはできません。<br> | ||
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2023年12月3日 (日) 22:49時点における最新版
ゲームの仕様・ルール
ゲーム終了時に最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。タイブレイク条件はありません。
ゲームは4人ゲームで全6ラウンド、3人ゲームで全5ラウンド、2人ゲームは全4ラウンド。BGAでは、残りラウンド数はストックの下の(残りターン数)で確認してください。
ゲーム開始から初期配置まで
ゲームのはじめに各プレイヤーは、5ドゥニエ(お金)・4影響点・市民駒(4人ゲーム→4駒・3人ゲーム→5駒・2人ゲーム→6駒)・キャラクターカード(3・4人ゲーム→1枚・2人ゲーム→2枚)を受け取ります。キャラクターカードは6種類の中からランダム(詳しくは後述)。
★ストック★
市民駒は各プレイヤー最大12駒まで使用できます。影響点は各プレイヤー最大20個まで保持できます。キャラクターカードは確認して伏せておきます。お金・キューブは∞に存在するものとします。
初期配置はゲーム開始時に1回だけ行います。
各プレイヤーは手元の市民駒を、ボード上の3つの建物(宮殿〈赤〉、司教管区〈白〉、市庁舎〈黄〉)に置いていきます。
各建物6個のスペースがあるので置ける場所は18個あるわけですが、2人ゲームではすでに中立駒埋まっているスペースがあります。
順番は、A→B→C→C→B→A→A→B→C・・・のようなに行います。受け取った市民駒を全プレイヤー置き終わったら空いているスペースに灰色の中立駒を置きます。
☆初心者へのアドバイス:司教管区・市庁舎に置く場合、なるべく左側のスペースに置きましょう。宮殿に置く場合は、ダイス数字の大きなスペースがいいかもしれません。
ラウンドの流れ
各ラウンドは以下のフェイズを順番に行っていきます。フェイズ0は最初の3ラウンドのみ行われます。
フェイズ0:活動カードの公開
現在のラウンドに対応する各色の活動カードを表に向けます。活動カードは各色各ラウンド用に3枚ずつあり、ランダムでそのうちの1枚のみが使われます。
フェイズ1:収入と給与
各プレイヤーは10ドゥニエ得ます。
そのあと、司教管区〈白〉に置いてある自分の市民駒1個につき1ドゥニエ、宮殿〈赤〉に置いてある自分の1個につき2ドゥニエを支払います。
市庁舎〈黄〉に置いている市民駒には何も支払いません。
もし払えない場合は、可能な限り処理し更に2勝利点失います。
フェイズ2:労働力の召集
各プレイヤーは、市庁舎〈黄〉に置いた市民駒1個につき黄ダイス1個、司教管区〈白〉に置いた市民駒1個につき白ダイス1個、宮殿〈赤〉に置いた市民駒1個につき赤ダイス1個を受け取り、それを振り中央の広場の自分のスペースに置きます。
フェイズ3:イベント
イベントカードが2枚めくられ下の〈襲撃〉カードの横に並べられます。※〈襲撃〉カードは常に発生し、ゲームから除外されることはありません。
各イベントカードの効果を処理します。もし、払えるお金がなかったり、影響点がなかった場合そのイベントを可能な限り処理し、更に2勝利点失います。
軍事イベント(黒ダイスの迎撃):
イベントカードを確認し該当数の黒ダイスを振ります。
ファーストプレイヤーから順番に、黒ダイスの最大のもの1つ、もしくは最大のもの1つと追加で幾つかの黒ダイスを迎撃します。迎撃とは、選んだダイスの出目合計が選んだ黒ダイスの出目以上になるようにすることです(以上なので同じでも可)。迎撃に使用したダイス及び迎撃された黒ダイスは取り除かれます。
迎撃は自分のダイスしか使用できません。複数のダイス、異なる色のダイスを使用してもかまいません。赤ダイスは出目の2倍の値で計算します(重要)。迎撃前に影響点を使用し、ダイスの振り直し・ひっくり返しができます(後述)。
迎撃した黒ダイス1つにつき1影響点を得ます。
迎撃できなかった場合、2勝利点を失います(該当ダイスは失われない)。迎撃できない選択肢が表れる場合とは、最大の黒ダイス1つが自分の場のダイス目合計よりも大きい場合です。BGAではそうなった場合上に『できない』ボタンが出現します。またそうなった場合でも、影響点を使ってダイスを振るなどして迎撃することも可能です。
すべての黒ダイスが迎撃されるまでこれを繰り返します。
フェイズ4:アクション
※以下のアクション項目を参照
フェイズ5:ラウンドの終了
フェイズ4で全プレイヤーがパスするか、すべての広場のダイスが使われた場合、そのラウンドは終了します。
影響点
- アクションを行う前に、1影響点を使用し1個の自分のダイスを振り直す、また4影響点を使用し自分のダイス3個まで(複数の色のダイスが混ざっていてもかまいません)をひっくり返す(1の目だったら6の目に)ことが可能。これは影響点がある限り1ターンに何回もできます。他人のダイスには使えません。
- 2影響で、ストックから自分の市民駒1個を得ます。前述の通り各プレイヤー最大12個。
アクション
アクションは基本的に同色の1~3個のダイスを使って行います(※白Ⅲの活動カード〈巡礼〉のみ例外)。
また、他プレイヤー・中立プレイヤーのダイスも使用できる。ただし所有者に使用料を払わなければいけない。使用料はいくつのダイスを使用してアクションを行うかで決まる。1つのダイスを使用してアクションをするなら、2ドゥニエ。2つのダイスを使用したアクションなら、1つのダイスにつき4ドゥニエ。3つのダイスを使用したアクションなら、1つのダイスにつき6ドゥニエ。
(例:自分のダイス1個・プレイヤーAのダイス1個・プレイヤーBのダイス1個→Aに6ドゥニエ・Bに6ドゥニエ、自分のダイス1個・プレイヤーAのダイス2個→Aに12ドゥニエ、プレイヤーAのダイス2個→Aに8ドゥニエ、自分のダイス1個・プレイヤーAのダイス1個→Aに4ドゥニエ、プレイヤーAのダイス1個→Aに2ドゥニエ)
1アクション終了後次のプレイヤーに移ります。
●活動カードの活性化
1~3個のダイスを使い、活動カードを活性化させます。
活動カードには以下のことが示されています
①コスト(ドゥニエ) [左上]
②配置による勝利点 [右上]ゲーム終了時に、職人を置いたままならそのマスの該当勝利点を得ます。
③活性化コスト(ダイス) [左下]
④効果 [右下]
ある活動カードを自分が初めて活性化させるためには、職人(市民駒)を1人用意しなければなりません。2影響点以上持っていれば、『2影響点を使って市民駒を得る』ボタンが現れます。影響点が足りない場合・影響点を使用したくない場合は、手元にある市民駒、もしくは別の活動カード上か建物上(司教管区・宮殿・市庁舎)にある市民駒を選択します。もし、手元に市民駒を持っていればそれを使用してもいいです。
プレイヤーははじめに、①に示された額のドゥニエを支払って自分の市民駒1個をカード上の空きマス②に置き(勿論より高い勝利点上に置きます。マスがすべて埋まっている場合、プレイヤーはカードの絵の上に職人を置くことができますが、ゲーム終了時に勝利点を得ることはできません。)、職人とします。
最大③(該当色ダイスの出目合計÷下に示された数字、端数切り捨て)回、活性化④できます。カードによっては活性化させる回数を選択できますが、1回も活性化しないということはできません。
1人のプレイヤーが同じ活動カードに職人を複数置くことはできません。
職人を他の場所に移動させた場合、それが置かれていたマス②は再びどのプレイヤーでも使えるようになります。そのカードにすでに置かれている職人を、新たに空いたマス②に移動させることはできません。
すでに自分の職人が置かれた活動カードの活性化は、以降①のコストがかかりません。
活動カードの中には、遅発効果カードがいくつかあります。これらのカードには右下に砂時計アイコンが描かれています。このタイプのカードを活性化したとき、プレイヤーは活性化した数だけ自分のキューブをカードの絵の上に置きます。プレイヤーはのちのアクションで、アクション1回につき任意のカードのキューブを1個だけ使うことができます。イベントフェイズで黒ダイスを迎撃するためにこのキューブを使うことはできません。
★BGAでの仕様(バグ?)★
Ⅲの活動カード<馬上槍試合><行進>を活性化した際、対象が自分ではなく相手プレイヤーのみになる場合、通常なら相手プレイヤーに勝利点が入りますがBGAではこの勝利点は発生しません。自分と相手プレイヤーが対象になる場合は双方に勝利点が入ります。
●大聖堂の建設
白ダイスのみ使用。
ダイス1個につき、大聖堂の出目に該当するスペースにキューブを1つ置きます。下段から順に置いていきます。3段目まで埋まっている出目にはもう置けません。
出目1・2・3に置いたキューブ1つにつき即座に1勝利点と1影響点、出目4・5・6に置いたキューブ1つにつき即座に1勝利点と2影響点を得ます。※イベントカード〈作業の妨害〉によって置いたキューブが取り除かれることがありますが、これによって得た勝利点・影響点が消えることはありません。
ゲーム終了時、プレイヤーは自分のキューブが1個も置かれていない大聖堂の各段(横列)につき2勝利点を失います。
●イベントの対処
1~3個のダイスを使い、イベントカードに対処します。イベントカードの左側には、そのイベントに対処するために使う必要があるダイスの色と分母、右側にはカード上に置くことができるキューブの数が示されています。
出目合計÷分母の数(端数切り捨て)の数だけ置けます。0になってしまうよう(出目合計が分母を下回る)には置けません。上記の置くことができるキューブ数だけカード上の小さな旗の上に、左上から順にキューブを置きます。置いたキューブ1個につき、即座に1影響点を得ます。特定の活動カード〈弓手〉〈騎士団〉〈外交官〉を活性化しない限り、プレイヤーは1回のアクションで複数のイベントカードにキューブを置くことはできません。
イベントカードに示されている旗の上にキューブが全部置かれたら、以下の処理を行います。
- 最も多くのキューブを置いているプレイヤーは、上段に示された勝利点を得ます。キューブ数が1位のプレイヤーが複数いる場合、その全員で上段と下段の勝利点の合計を均等に分け(端数切り捨て)、下位のプレイヤーは何も得られません。2番目に多くの駒を置いているプレイヤーは、下段に示された勝利点を得ます。キューブ数が2位のプレイヤーが複数いる場合、その全員で2位の勝利点を分けます(端数切り捨て)。キューブを置いているのが1人だけの場合、そのプレイヤーは上段と下段の勝利点を両方得ます。中立プレイヤーのキューブも対象となります。
- 最も多くのキューブを置いていたプレイヤーはそのイベントカードを受け取ります(それが中立プレイヤーだった場合は捨て札になります)。1位のプレイヤーが複数いる場合、その中で最初にキューブを置いたプレイヤーがカードを受け取ります。前述の通り、〈襲撃〉は獲得することができません(勝利点・影響点の配分は通常通り行います。)。
※獲得したイベントカードは後述のキャラクターカード〈ユーグ・ドゥ・パイン〉で勝利点をもたらしてくれます。
ゲーム終了時、少なくとも自分のキューブが1つ置いてあるイベントカード1枚につき1勝利点を得ます。
●建物への市民駒の配置
他のアクションとは異なり、ダイスを1個しか使いません。
このアクションをするためには市民駒を1個使用します。2影響点以上持っていれば、『2影響点を使って市民駒を得る』ボタンが現れます。影響点が足りない場合・影響点を使用したくない場合は、手元にある市民駒、もしくは活動カード上か建物上(司教管区・宮殿・市庁舎/押し出され横に寝かせたものでもよい)にある市民駒を選択します。もし、手元に市民駒を持っていればそれを使用してもいいです。
白ダイスは司教管区、赤ダイスは宮殿・黄ダイスは市庁舎の該当出目に置きます。
司教管区と市庁舎では、新たな市民駒は出目に対応する列の一番左に置かれます。その列が他の市民駒で埋まっている場合、それらは1マスずつ右に移動します。列の右端から押し出された市民駒は、建物の絵の上に横にして置かれます。
宮殿では、新たな市民駒は出目に対応するマスに置かれます。そのマスにすでに他の市民駒が置かれている場合、その市民駒は追い出され、建物の絵の上に横にして置かれます。
あるプレイヤーの市民駒がすでに建物の絵の上に横にして置かれている場合、その建物でそのプレイヤーの2個目の市民駒を追い出すことはできません。同色の2個目の市民駒を追い出すような場所に、新たな市民駒を置くことはできないということです。しかし追い出された市民駒はラウンド終了時に各プレイヤーの手元に戻るので、この小さな防御を期待できるのは現在のラウンドだけです。
●農業
黄色ダイスのみ使用。
(出目合計÷2、端数切り捨て)ドゥニエを得る。
●パス
利用可能なダイス(誰のものであれ)がまだ残っているときにこれ以上アクションを行いたくない場合、プレイヤーはパスをすると、2ドゥニエを得ます。
そのラウンドの残りのあいだ、プレイヤーはもうアクションを行うことができませんが、手番が回ってくるたびに1ドゥニエ得ます。
キャラクターカードの得点
ゲーム終了時、キャラクターカードによるポイントが入ります。自分のキャラクターだけでなく、他のプレイヤーのキャラクターも得点の対象になります。
クリティアン・ド・トロワ
建物(司教管区・宮殿・市庁舎)上の市民駒数
- 1勝利点 3~4駒 (2人プレイでは4~5駒)
- 3勝利点 5~6駒 (2人プレイでは6~7駒)
- 6勝利点 7駒以上 (2人プレイでは8駒以上)
ウルバヌス4世
大聖堂上のキューブ数
- 1勝利点 3~4駒 (2人プレイでは4~5駒)
- 3勝利点 5~6駒 (2人プレイでは6~7駒)
- 6勝利点 7駒以上 (2人プレイでは8駒以上)
ティボー2世
お金
- 1勝利点 6~11ドゥニエ
- 3勝利点 12~17ドゥニエ
- 6勝利点 18ドゥニエ以上
ユーグ・ドゥ・パイン
影響点
- 1勝利点 5~9影響点
- 3勝利点 10~14影響点
- 6勝利点 15影響点以上
フィレンツェの男
活動カード上の職人数
- 1勝利点 2~3駒
- 3勝利点 4~5駒
- 6勝利点 6駒以上
ヘンリー1世
獲得したイベントカード数
- 1勝利点 1~2枚
- 3勝利点 3~4枚
- 6勝利点 5枚以上