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== 手番ですること ==
== ゲームの流れ ==
画面左側に3枚のカードがめくられます。このうち1枚を選び、そのカードに記載されている数字を空いている住宅に書き込みます。<br>
全員共通の都市計画カードを3枚めくり、シート右部に配置します。<br>
この時、書き込む場所より左の数字は大きく、右の数字は小さくなる必要があります。つまり、左から右へ昇順となるように数字を書きこまなければなりません。
 
また、同じ数字は同じ段に書き込むことができません(同行は可)。<br>
毎ラウンド「番地」と「アクション」が書かれたカードが3組公開されます。公開されるカードは全員共通であり、各プレイヤーはそこから1つを選択します。<br>
めくられた3枚のどのカードも書き込める場所がない場合、「建築不許可」となり、スコアボードの該当対応スペースをチェックします。
選んだカードをもとに、以下の行動を行います。<br>
このチェックがたまることによりゲーム終了トリガーにもなり、最終得点でマイナスされる場合もあります。<br>
: ・番地の書き込み
: ・アクションの実施
: ・都市計画の達成(任意)
<br>
<br>
カード内訳<br>
いずれかのプレイヤーが特定の条件を満たすとゲーム終了となり、最多得点のプレイヤーが勝利します。<br>
 
===【番地ごとのカード枚数】===
1/2/14/15 :各3枚<br>
1/2/14/15 :各3枚<br>
3/13      :各4枚<br>
3/13      :各4枚<br>
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6/10      :各7枚 <br>
6/10      :各7枚 <br>
7/9      :各8枚<br>
7/9      :各8枚<br>
8        :9枚。<br>
8        :9枚<br>
 
== a:番地の書き込み ==
選んだカードに記載された番地を、"3本の通り(段)"の空いている区画に指定することで建築を行います。<br>
番地を空き区画に書き込む際、その段において「左側にある数字ほど小さく、右側にある数字ほど大きく」なければなりません。<br>
すなわち、左から右へ昇順となるように番地を書きこみます。<br>
:・同じ番地を同じ段に書き込むことはできません
:・空白の区画を挟むように書き込んでも構いませんが、段全体で見て昇順となる必要があります
 
公開された3枚のどの番地も書き込める区画がない場合、「建築不許可」となり、次のラウンドを待ちます。<br>


== カードの効果 ==
== b:アクションの実施 ==
数字を書き込んだ後、選んだカードに記載されたマークによって、以下のどれかの作業を行います。<br>
番地を書き込んだ後、同時に選ばれた効果カードに記載されたマークによって、以下のどれかのアクションを行います。<br>
<br>
<br>
測量士(白色の柵のマーク)・・・数字を書き込んだ後、後述の都市計画で得点計算を行っていない住宅と住宅の間に柵を書き込み、分譲を行うことができます。これは数字を書き込んだ段でなくてもかまいません。
・測量士(白色の柵のマーク)・・・区画と区画の間に柵を書き込むことで、団地を作成することができます。柵の作成は番地を書き込んだ段以外でもかまいません。
これによって最終得点の目標が変わったり、分譲した地区の大きさ(住宅の数)で都市計画を目指します。
: 各段の両端にはすでに柵があるとみなします
各段の左右の端はすでに柵があるとみなします。
: 柵で分割しただけでは団地は未完成であり、全ての区画に番地が書き込まれて"完成した状態"になります
また、後述のビス効果で、『n』『nb』となっている住宅の間に書き込むことはできません。<br>
: 都市計画(後述)を達成し、得点計算を行った団地を分割することは出来ません。※得点計算を行う前であれば分割は可能です
: ビス効果(後述)で『n』『nb』となっている住宅の間を分割することはできません。(nは番地)
<br>
<br>
不動産業者・・・スコアボード(画面下部)の各地区の大きさの得点の欄の、いずれかの一番上のマスを塗りつぶします。これによって最終的に各サイズの地区ですべての住宅に数字が書き込まれていれば該当の得点が入ります。<br>
・不動産業者(紫色の$が増加するマーク)・・・スコアボードの「団地の価値列」について1-6のサイズを選び、上のマスから塗りつぶします。
: 「団地の価値列」には、サイズ毎の"完成した団地"に対する得点の倍率が記載されています
: 各サイズの塗りつぶされていない一番小さな数字が得点の倍率となります(例:サイズ2の団地の場合、1つあたりの得点が2→3→4点と変化していく)
<br>
<br>
庭師(緑色のヤシの木のマーク)・・・数字を書き込んだ段の右上に記載されている数字のマスを左から1つ塗りつぶすことができます。最終的に各段の見えている一番小さい数字の得点が入ります。<br>
・公園(緑色のヤシの木のマーク)・・・番地を書き込んだ段の右上に記載されている数字マスを左から1つ塗りつぶします。
: 各段の塗りつぶされていない一番小さな数字が得点として入ります。(例:最上段の場合、その段に公園が作られる度に得点が0→2→4→10点と変化していく)
<br>
<br>
プール建設(青色のプールマーク)・・・プールマークがある住宅に数字を書き込むことができます。スコアボードのプール欄の一番小さな数字が塗りつぶされます。これによってプール欄の見えている数字の一番小さな数字が得点になります。<br>
・プール建設(青色のプールマーク)・・・番地を書きこんだ区画にプールマークがあった場合、スコアボードのプール欄の一番小さな数字を塗りつぶします。
: スコアボードのプール欄の塗りつぶされていない一番小さな数字が、最終的な得点になります
: プールマークのない区画に番地を書きこんだ場合は、プール建設を行うことが出来ません
<br>
<br>
労働者(オレンジ色の看板マーク)・・・数字を書き込む際、その数字からプラス2またはマイナス2した数字を書き込むことができます(0から17まで)。<br>
・労働者(オレンジ色の看板マーク)・・・番地を書き込む際、その数字からプラス2またはマイナス2した数字を書き込むことができます。(最低値は0、最大値は17)
スコアボードの労働者欄がチェックされ、最終的にチェックをした数に応じて1/2/3位のプレイヤーに7/4/1点が入ります。同数の場合は該当プレイヤー全員得点します。<br>
: 労働者アクションを使用して番地を書き込むたびに、スコアボードの労働者欄をチェックします
: チェックした数に応じて1/2/3位のプレイヤーが最終的に得点します。同数の場合は該当プレイヤー全員が得点します
<br>
<br>
ビス(赤色のポストマーク)・・・数字を書き込んだ後、住宅を1つ選び柵で区切られていない隣接する空き住宅に同じ数字を書き込むことができます。(ビスマークを使用して書きこんだ数字は、「nb」(nは数字)として表示されます。<br>
・ビス(赤色のポストマーク)・・・番地を書き込んだ後、任意の住宅を1つ選び、隣接する空き区画に「同じ数字の番地」を書き込むことができます
ビスを使って書き込む数字は、カードの数字を書き込んだ段でなくてもかまいません。スコアボードのビス欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶされ、最終的にビス欄の見えている数字の一番小さな数字がマイナスされます。<br>
: 隣接する空き区画が柵で区切られている場合は指定できません
: ビスマークを使用して書きこんだ番地は同じ数値として扱われ、表示上は「nb」(nは数字)となります
: ビスを使って書き込む数字は、カードの数字を書き込んだ段でなくてもかまいません
: ビスアクションを使用するたび、スコアボードのビス欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶされます。最終的にビス欄の塗りつぶされていない一番小さな数字の分得点がマイナスされます
 
== c:都市計画の達成 ==
都市計画カードには1枚ごとに「完成すべき団地のサイズと数」が示されています。(例:サイズ1の団地を2つ、サイズ6の団地を1つ)<br>
ラウンド終了時に条件を達成していれば、達成を宣言することができます。<br>
: 一番早いラウンドで達成したプレイヤーはカード下部に記載された「大きい方の数字」を、それ以降のラウンドで達成したプレイヤーは「小さい方の数字」を得点します
: 達成には、団地が「サイズ通りに分割されている」、「すべての住宅に番地が書き込まれている」必要があります
: 達成した場合、該当団地の上に線を書き込みます。上に線のある地区は以降柵を書き込めなくなります
: 一度都市計画の達成に利用した団地は'''他の住宅の都市計画には利用できなくなります。'''


== ゲーム終了条件と得点計算 ==
== ゲーム終了条件と得点計算 ==
BGAでは最終的に入る得点も随時計算されて示されます。<br>
1.ゲーム終了条件<br>
いずれかのプレイヤーが次のうちいずれかを満たした場合。<br>
●3回目の「建築不許可」を行った<br>
●3枚すべての都市計画で得点した<br>
●すべての区画に番地を書き込んだ<br>
 
<br>
<br>
都市計画・・・ゲーム開始時に都市計画カードがシート右部に3枚めくられ、そこに示された条件を達成していればゲーム中に宣言し得点することができます。一番早いターンで達成したプレイヤーすべては大きい方の数字を、それ以降のターンで達成したプレイヤーは小さい方の数字を得点します。<br>
2.得点計算<br>
地区サイズが示されていた場合、地区サイズ通りに分譲され、その地区すべての住宅に数字が書き込まれていた場合達成できます。各段の左右の端はすでに柵があるとみなします。達成する場合、該当地区の上に線を書き込みます。上に線のある地区は以降柵を書き込めなくなるので注意してください。<br>
BGAでは、最終的に入る得点が随時計算されて表示されます。<br>
'''一度都市計画の達成に利用させた住宅は他の住宅の都市計画には利用できなくなります。'''<br>
<br>
<br>
ゲーム終了時の得点。<br>
スコアシートの配置順に説明します。<br>
<br>
都市計画・・・前述の通り。未達成の計画は0点になります。<br>
公園・・・前述の通り。<br>
公園・・・前述の通り。各段ごとの合計値。<br>
プール・・・前述の通り。<br>
プール・・・前述の通り。<br>
労働者・・・前述の通り。<br>
労働者・・・前述の通り。<br>
分譲地区・・・前述の通り。各サイズに分けられた地区すべての住宅に数字が書かれている必要があります。<br>
測量士・・・前述の通り。団地内の全住宅に番地が書かれていない場合、得点の対象となりません。<br>
以下、マイナス。<br>
Bis(ビス)・・・前述の通り、使用した回数に応じてマイナス得点が入る場合があります。<br>
ビス・・・前述の通り、マイナス得点が入る場合があります。<br>
ラウンドアバウト・・・マイナス得点が入る場合があります(後述)。<br>
数字を書き込むことができなかった場合のチェック・・・前述の通りマイナス得点が入る場合があります。<br>
建築不許可・・・公開された3枚のどの番地も書き込める区画が無い場合、スコアシート右下の建築不許可列を上から塗りつぶしていきます。ゲーム終了時に0以外なら得点をマイナスします。<br>
ラウンドアバウト(アドバンスモードのみ)・・・マイナス得点が入る場合があります。<br>
<br>
<br>
ゲーム終了条件はいずれかのプレイヤーが次のうちいずれかを満たした場合。<br>
タイブレーク時は、完成した団地(サイズを考慮せず得点したもの)の数の多さで比較します。<br>
●3回目の住宅書き込みできないにチェック。<br>
それも同数だった場合「サイズ1の完成した住宅地区、サイズ2の完成した住宅地区・・・」の数を比較します。<br>
●3枚すべての都市計画で得点。<br>
●すべての住宅に数字を書き込む。<br>
<br>
タイブレークの場合、完成した住宅地区(サイズを考慮せず得点したもの)の数の多さで比較。それも同数だったら、サイズ1の完成した住宅地区、サイズ2の完成した住宅地区・・・のように比較。<br>


== ラウンドアバウト(中級モード) ==
== ラウンドアバウト(中級モード) ==
中級モードで使用可能。<br>
中級モードで使用可能。<br>
通常の書き込みを行う前にフリーアクションとして、空いている住宅に○の中心に・のラウンドアバウトマーク、さらにその両隣の住宅の間に柵を書き込む。これによってラウンドアバウトで左右で分けられたエリアはそれぞれ、『書き込む場所より左の数字よりは大きく、右の数字よりは小さくなる』の条件で分けられることができる。例3・4・9・○・1...のようにすることが可能。(※○がラウンドアバウト)<br>
通常の書き込みを行う前にフリーアクションとして、空いている区画にラウンドアバウトマーク(○の中心に・)と、その両隣の区画の間に柵を書き込みます。<br>
その後、スコアボードのラウンドアバウト欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶします。これによって最終的にラウンドアバウト欄の見えている数字の一番小さな数字がマイナスされます。<br>
ラウンドアバウトで左右で分けられたエリアは、それぞれ『書き込む場所より左の数字よりは大きく、右の数字よりは小さくなる』の条件で分けられることができる。<br>
中級モードはこの他都市計画カードが増える。<br>
例:「3・4・9|◎|1・2...」のように建築することが可能になる。(※◎がラウンドアバウト、|は柵)<br>
その後、スコアボードのラウンドアバウト欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶします。最終的に、ラウンドアバウト欄の見えている数字の一番小さな数字がマイナスされます。<br>
さらに、中級モードでは都市計画カードの種類が増えます。<br>


== 上級モード ==
== 上級モード ==
各プレイヤー3枚カードを引き、そこから2枚選んで一方を数字、もう片方をアクション効果で通常通り使用する。残った1枚は右隣プレイヤーに渡し次のターンでは2枚引き同じ様にターンを行う。<br>
番地/アクションカードを3組公開する代わりに、各プレイヤーは3枚カードを引きます。<br>
そこから2枚を選んで一方を「番地カード」、もう片方を「アクション効果」として使用します。<br>
残った1枚を右隣のプレイヤーに渡し、次のラウンド以降は2枚引いて同じ様にプレイを行います。<br>
 
== アイスクリーム拡張ボード ==
各通りに初めて数字を書き込む際、そこにアイスクリムマークがあれば○を付けて販売済みにする。<br>
○を付けられたアイスクリームはゲーム終了時にその個数と等しい得点を得る。(1~3個のアイスクリームが販売可能な家、もしくは販売できない家がある)<br>
上段のアイスクリーム屋は右から左へ、中段のアイスクリーム屋は左から右へと向かっている。家に数字を書き込んだ際、移動してきた道を書き込む。そしてその道の上のアイスクリーム販売可能マークを塗りつぶす。<br>
すでに道が書かれた上の家に数字を書き込む場合は特別な処理はない。<br>
最初にアイスクリーム屋は左端か右端にいて、数字が書かれた最も左か右の家まで移動したことになる。以降その家に数字を書き込んでも塗りつぶされていたら○を付けられない。<br>
下段の通りのみ最初に数字を書き込む際、アイスクリーム屋の進行方向を左か右かを選ぶ。<br>
それぞれの通りにおいて最後のアイスクリームを○で囲んだプレイヤーは、その通りの端にあるコーンマークを○で囲みます。これによってゲーム終了時、その通りで販売した家1つにつき1点獲得します。<br>
この際、他のプレイヤーは同じ通りのコーンマークを塗りつぶし以降そこを○で囲めなくなります。<br>
'''重要:塗りつぶされたアイスクリームの家があっても構いません。'''<br>
 
== クリスマスライト拡張ボード ==
家に数字を書き込む際、隣の家と数字が数字が1・2・3・4・5・・・のように連続していた場合、下部に2つの家を結ぶ曲線を書き込みます(3・4・4b・5のようなBisは連続しているとカウントする)。これがクリスマスライトの接続です。<br>
ゲーム終了時、各通りで最大の長さのクリスマスライトの接続について、家1つにつき1点。<br>
 
== イースター拡張ボード ==
卵のある家に○がある数字(0・6・8・9・10・16)を書き込むとその卵を収集できる。ただし、'''6・9・16は1個まで、0・8・10は2個まで'''収集可能。<br>
最終的に集めた卵の数が少なくとも6/10/14/18個あれば5/10/20/35点。<br>

2022年4月20日 (水) 11:44時点における最新版

ゲームの流れ

全員共通の都市計画カードを3枚めくり、シート右部に配置します。

毎ラウンド「番地」と「アクション」が書かれたカードが3組公開されます。公開されるカードは全員共通であり、各プレイヤーはそこから1つを選択します。
選んだカードをもとに、以下の行動を行います。

 ・番地の書き込み
 ・アクションの実施
 ・都市計画の達成(任意)


いずれかのプレイヤーが特定の条件を満たすとゲーム終了となり、最多得点のプレイヤーが勝利します。

【番地ごとのカード枚数】

1/2/14/15 :各3枚
3/13 :各4枚
4/12 :各5枚
5/11 :各6枚
6/10 :各7枚
7/9 :各8枚
8 :9枚

a:番地の書き込み

選んだカードに記載された番地を、"3本の通り(段)"の空いている区画に指定することで建築を行います。
番地を空き区画に書き込む際、その段において「左側にある数字ほど小さく、右側にある数字ほど大きく」なければなりません。
すなわち、左から右へ昇順となるように番地を書きこみます。

・同じ番地を同じ段に書き込むことはできません
・空白の区画を挟むように書き込んでも構いませんが、段全体で見て昇順となる必要があります

公開された3枚のどの番地も書き込める区画がない場合、「建築不許可」となり、次のラウンドを待ちます。

b:アクションの実施

番地を書き込んだ後、同時に選ばれた効果カードに記載されたマークによって、以下のどれかのアクションを行います。

・測量士(白色の柵のマーク)・・・区画と区画の間に柵を書き込むことで、団地を作成することができます。柵の作成は番地を書き込んだ段以外でもかまいません。

 各段の両端にはすでに柵があるとみなします
 柵で分割しただけでは団地は未完成であり、全ての区画に番地が書き込まれて"完成した状態"になります
 都市計画(後述)を達成し、得点計算を行った団地を分割することは出来ません。※得点計算を行う前であれば分割は可能です
 ビス効果(後述)で『n』『nb』となっている住宅の間を分割することはできません。(nは番地)


・不動産業者(紫色の$が増加するマーク)・・・スコアボードの「団地の価値列」について1-6のサイズを選び、上のマスから塗りつぶします。

 「団地の価値列」には、サイズ毎の"完成した団地"に対する得点の倍率が記載されています
 各サイズの塗りつぶされていない一番小さな数字が得点の倍率となります(例:サイズ2の団地の場合、1つあたりの得点が2→3→4点と変化していく)


・公園(緑色のヤシの木のマーク)・・・番地を書き込んだ段の右上に記載されている数字マスを左から1つ塗りつぶします。

 各段の塗りつぶされていない一番小さな数字が得点として入ります。(例:最上段の場合、その段に公園が作られる度に得点が0→2→4→10点と変化していく)


・プール建設(青色のプールマーク)・・・番地を書きこんだ区画にプールマークがあった場合、スコアボードのプール欄の一番小さな数字を塗りつぶします。

 スコアボードのプール欄の塗りつぶされていない一番小さな数字が、最終的な得点になります
 プールマークのない区画に番地を書きこんだ場合は、プール建設を行うことが出来ません


・労働者(オレンジ色の看板マーク)・・・番地を書き込む際、その数字からプラス2またはマイナス2した数字を書き込むことができます。(最低値は0、最大値は17)

 労働者アクションを使用して番地を書き込むたびに、スコアボードの労働者欄をチェックします
 チェックした数に応じて1/2/3位のプレイヤーが最終的に得点します。同数の場合は該当プレイヤー全員が得点します


・ビス(赤色のポストマーク)・・・番地を書き込んだ後、任意の住宅を1つ選び、隣接する空き区画に「同じ数字の番地」を書き込むことができます

 隣接する空き区画が柵で区切られている場合は指定できません
 ビスマークを使用して書きこんだ番地は同じ数値として扱われ、表示上は「nb」(nは数字)となります
 ビスを使って書き込む数字は、カードの数字を書き込んだ段でなくてもかまいません
 ビスアクションを使用するたび、スコアボードのビス欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶされます。最終的にビス欄の塗りつぶされていない一番小さな数字の分得点がマイナスされます

c:都市計画の達成

都市計画カードには1枚ごとに「完成すべき団地のサイズと数」が示されています。(例:サイズ1の団地を2つ、サイズ6の団地を1つ)
ラウンド終了時に条件を達成していれば、達成を宣言することができます。

 一番早いラウンドで達成したプレイヤーはカード下部に記載された「大きい方の数字」を、それ以降のラウンドで達成したプレイヤーは「小さい方の数字」を得点します
 達成には、団地が「サイズ通りに分割されている」、「すべての住宅に番地が書き込まれている」必要があります
 達成した場合、該当団地の上に線を書き込みます。上に線のある地区は以降柵を書き込めなくなります
 一度都市計画の達成に利用した団地は他の住宅の都市計画には利用できなくなります。

ゲーム終了条件と得点計算

1.ゲーム終了条件
いずれかのプレイヤーが次のうちいずれかを満たした場合。
●3回目の「建築不許可」を行った
●3枚すべての都市計画で得点した
●すべての区画に番地を書き込んだ


2.得点計算
BGAでは、最終的に入る得点が随時計算されて表示されます。

スコアシートの配置順に説明します。
都市計画・・・前述の通り。未達成の計画は0点になります。
公園・・・前述の通り。各段ごとの合計値。
プール・・・前述の通り。
労働者・・・前述の通り。
測量士・・・前述の通り。団地内の全住宅に番地が書かれていない場合、得点の対象となりません。
Bis(ビス)・・・前述の通り、使用した回数に応じてマイナス得点が入る場合があります。
ラウンドアバウト・・・マイナス得点が入る場合があります(後述)。
建築不許可・・・公開された3枚のどの番地も書き込める区画が無い場合、スコアシート右下の建築不許可列を上から塗りつぶしていきます。ゲーム終了時に0以外なら得点をマイナスします。

タイブレーク時は、完成した団地(サイズを考慮せず得点したもの)の数の多さで比較します。
それも同数だった場合「サイズ1の完成した住宅地区、サイズ2の完成した住宅地区・・・」の数を比較します。

ラウンドアバウト(中級モード)

中級モードで使用可能。
通常の書き込みを行う前にフリーアクションとして、空いている区画にラウンドアバウトマーク(○の中心に・)と、その両隣の区画の間に柵を書き込みます。
ラウンドアバウトで左右で分けられたエリアは、それぞれ『書き込む場所より左の数字よりは大きく、右の数字よりは小さくなる』の条件で分けられることができる。
例:「3・4・9|◎|1・2...」のように建築することが可能になる。(※◎がラウンドアバウト、|は柵)
その後、スコアボードのラウンドアバウト欄の一番小さな数字も同時に塗りつぶします。最終的に、ラウンドアバウト欄の見えている数字の一番小さな数字がマイナスされます。
さらに、中級モードでは都市計画カードの種類が増えます。

上級モード

番地/アクションカードを3組公開する代わりに、各プレイヤーは3枚カードを引きます。
そこから2枚を選んで一方を「番地カード」、もう片方を「アクション効果」として使用します。
残った1枚を右隣のプレイヤーに渡し、次のラウンド以降は2枚引いて同じ様にプレイを行います。

アイスクリーム拡張ボード

各通りに初めて数字を書き込む際、そこにアイスクリムマークがあれば○を付けて販売済みにする。
○を付けられたアイスクリームはゲーム終了時にその個数と等しい得点を得る。(1~3個のアイスクリームが販売可能な家、もしくは販売できない家がある)
上段のアイスクリーム屋は右から左へ、中段のアイスクリーム屋は左から右へと向かっている。家に数字を書き込んだ際、移動してきた道を書き込む。そしてその道の上のアイスクリーム販売可能マークを塗りつぶす。
すでに道が書かれた上の家に数字を書き込む場合は特別な処理はない。
最初にアイスクリーム屋は左端か右端にいて、数字が書かれた最も左か右の家まで移動したことになる。以降その家に数字を書き込んでも塗りつぶされていたら○を付けられない。
下段の通りのみ最初に数字を書き込む際、アイスクリーム屋の進行方向を左か右かを選ぶ。
それぞれの通りにおいて最後のアイスクリームを○で囲んだプレイヤーは、その通りの端にあるコーンマークを○で囲みます。これによってゲーム終了時、その通りで販売した家1つにつき1点獲得します。
この際、他のプレイヤーは同じ通りのコーンマークを塗りつぶし以降そこを○で囲めなくなります。
重要:塗りつぶされたアイスクリームの家があっても構いません。

クリスマスライト拡張ボード

家に数字を書き込む際、隣の家と数字が数字が1・2・3・4・5・・・のように連続していた場合、下部に2つの家を結ぶ曲線を書き込みます(3・4・4b・5のようなBisは連続しているとカウントする)。これがクリスマスライトの接続です。
ゲーム終了時、各通りで最大の長さのクリスマスライトの接続について、家1つにつき1点。

イースター拡張ボード

卵のある家に○がある数字(0・6・8・9・10・16)を書き込むとその卵を収集できる。ただし、6・9・16は1個まで、0・8・10は2個まで収集可能。
最終的に集めた卵の数が少なくとも6/10/14/18個あれば5/10/20/35点。