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BGAのヤッツィーのルールは2019年1月28日に大きな変更が加わりました。<br />ここでは変更後のルールを取り上げます。
BGAのヤッツィーのルールは2019年1月28日に大きな変更が加わりました。以下、変更後のルールです。


ヤッツィーは13ターンで行われます。各ターンでは、5つのダイスを振り、カテゴリーを選び記録します。<br />ラウンド中、記録する前であれば、ダイスを3回まで振ることができます。最初には全てのダイスを振る必要がありますが、追加で2回、好きなダイスをいくつでも（全てでも）振り直すことができます。<br />記録するカテゴリーは13種類あり、必ず13ターンで全てのカテゴリーを埋める必要があります。<br />どのカテゴリーにも該当しない場合、ジョーカールールを除き0点としてどれかを選ぶ必要があります。
ヤッツィーは13ターンで行われます。各ターンでは5つのダイスを振り、できた役を選んで記録します。<br />
記録する役は13種類。無役の場合はどれかの役を0点で記録しないといけません。<br />
各ターン2回まで、任意の個数のダイスを振り直せます。<br />


13種類のカテゴリーは以下の通りです。
13種類の役は2パターンあり、ゲーム開始時にヤッツィールールかヤムスルールを選択します。


上段カテゴリー:<br />ダイスの各目は1つずつのカテゴリーがあります、これらのカテゴリーは、各目の出た目の合計がスコアとなります。<br />例えば、「1，1，2，5，5」という目が出た場合<br />「1の目」カテゴリーは2点　（1×2）<br />「2の目」カテゴリーは2点　（2×1）<br />「5の目」カテゴリーは10点（5×2）<br />となります。<br />この場合、3，4，6の目カテゴリーは0点です。
== ヤッツィールール ==


この6つのカテゴリーの合計が63点以上になると、ボーナスポイントとして35点を獲得します。
13種類の役は以下の通りです。


下段カテゴリー:<br />3カード<br />3個以上の同じ目のダイスが揃った時、5つのダイスの合計点を獲得
=== 上段の役 ===
ダイスの各目は1つずつの役があります、これらの役は、各目の出た目の合計がスコアとなります。<br />
*例えば、「1，1，2，5，5」という目が出た場合は下となります
** 「1の目」の役なら2点　（1×2）
** 「2の目」の役なら2点　（2×1）
** 「5の目」の役なら10点（5×2）


4カード<br />4個以上の同じ目のダイスが揃った時、5つのダイスの合計点を獲得
この6つの役の合計が63点以上になると、ボーナスポイントとして'''35点'''を獲得します。


フルハウス<br />3カード+2ペア　25点
=== 下段の役 ===
* 3カード
** 3個以上の同じ目のダイスが揃った時'''5つのダイスの合計'''を獲得
* 4カード
** 4個以上の同じ目のダイスが揃った時'''5つのダイスの合計'''を獲得
* フルハウス
** 3カード+2ペア　'''25点'''
* 小さいストレート
** 4枚の連番が含まれる時 '''30点'''
* 大きいストレート
** 5枚の連番が含まれる時　'''40点'''
* ヤッツィー
** 全てのダイスが同じ揃った時　'''50点'''
** 2度目以降は100点を獲得し、さらに上段（空きがなければ下段）をジョーカーとして埋められます
* チャンス
** どんな組み合わせでも　'''5個の目の合計'''


小さいストレート（スモールストレート）<br />1-2-3-4，2-3-4-5，3-4-5-6 のいずれかが含まれる時（大きいストレート成立でも選択可能）30点
== ヤムスルール ==
ヤムスでは、役や役の得点が変更されます。<br />
ヤッツィーと比較して、3カードとチャンスが削除され、プラス、マイナス（デルタ）、リゴールが追加されています。


大きいストレート（ラージストレート）<br />1-2-3-4-5，2-3-4-5-6のどちらかの時　40点
=== 上段の役 ===
* 1〜6の目
** 5つのダイスでのその目の合計
* ボーナス
** 1〜6の目の合計が60点以上の場合、'''基礎点30点'''を獲得し、 さらに'''60を超えている数だけ得点'''を得ます。


ヤッツィー<br />全てのダイスが同じ揃った時　50点　別のヤッツィー（ジョーカールール）は後述
=== 中段の役 ===
中段の役で得点を獲得できるのはデルタのみです


チャンス<br />どんな組み合わせも　5個の目の合計
* プラス
** 記入するだけでは得点になりません
* マイナス
** 記入するだけでは得点になりません
* デルタ
** '''プラス - マイナスの数'''が得点になります。
** マイナスの場合は0点になります


 
=== 下段の役 ===
ジョーカールール（強制ジョーカールール）
* 4カード
 
** 4個以上の同じ目のダイスが揃った時'''基礎点として40点'''を獲得した上で'''5つのダイスの合計'''を獲得
既にヤッツィーを50点で埋めている場合、ヤッツィーを出す度に100点のボーナスを獲得します。<br />その場合、対応する上段カテゴリーを埋める必要があり、その点数も得ることができます。（BGAでは適用されていない可能性もあります）<br />例えば「2，2，2，2，2」の目が出て、既にヤッツィーカテゴリーが50点で埋められている場合、2の目に10点、ヤッツィーにボーナスの100点が記録され、このターンでは合計110点を獲得します。
* フルハウス
 
** 3カード+2ペアの時'''基礎点として30点'''を獲得した上で'''5つのダイスの合計'''を獲得
ジョーカールールが適用される場面で、対応する上段カテゴリーが埋められている場合、フルハウス、小さいストレート、大きいストレート（またはチャンス？）を埋める必要があります。<br />その場合、点数は大きいストレートなら40点のように、そのカテゴリーの点数になります。<br />例えば、「4，4，4，4，4」の目が出て、既にヤッツィーが50点で埋められており、4の目が既に埋められている条件で強制ジョーカールールが適用され、大きいストレートに記入することにしました。<br />このターンでは大きいストレートの得点40点、ヤッツィーのボーナス100点の合計140点を獲得することになります。
* 小さいストレート
 
** 4枚の連番が含まれる時 '''45点'''
ジョーカールールが適用される場面で、対応する上段カテゴリーが埋められており、対応する下段カテゴリーも埋められている場合、上段カテゴリーを0点で埋める必要があります。
* 大きいストレート
 
** 5枚の連番が含まれる時　'''50点'''
 
* ヤッツィー
ゲームオプション: ヤムス<br />ヤムスでは、カテゴリーやカテゴリーの得点が変更されます。<br />ヤッツィーと比較して、3カードとチャンスが削除され、プラス、マイナス（デルタ）、リゴールが追加されています。
** 全てのダイスが同じ目に揃った時'''基礎点として50点'''を獲得した上で'''5つのダイスの合計'''を獲得
 
** つまり5のヤッツィーの場合50点+25点の75点を獲得
上段カテゴリー:<br />
* リゴール
1~6の目 5つのダイスでのその目の合計<br />ボーナスにも変更が加わっています。<br />ヤムスのボーナスでは、1~6の目の合計が60点を超えた場合、基礎点30点を獲得し、さらに超えている数だけ得点を得ます。（つまりボーナス成立後の1~6の目の得点は2倍）
** 4ペア+そのダイスの反対の目（つまり合計が7になる目 33334, 55552など） '''50点'''
 
中段カテゴリー:<br />
プラス 記入するだけでは得点になりません<br />マイナス 記入するだけでは得点になりません<br />デルタ プラス-マイナスの数が得点になります。中段カテゴリーで得点を獲得できるのはデルタのみです。なお、デルタの得点がマイナスになることはありません。その場合0点になります。（ヤッツィーのチャンスより得点は得にくいが、2枠あるイメージ）
 
下段カテゴリー:<br />4カード<br />4個以上の同じ目のダイスが揃った時、基礎点として40点を獲得した上で、5つのダイスの合計点を獲得
 
フルハウス<br />3カード+2ペア、基礎点として30点を獲得した上で、5つのダイスの合計点を獲得
 
小さいストレート（スモールストレート）<br />1-2-3-4，2-3-4-5，3-4-5-6 のいずれかが含まれる時（大きいストレート成立でも選択可能）45点
 
大きいストレート（ラージストレート）<br />1-2-3-4-5，2-3-4-5-6のどちらかの時　50点
 
ヤッツィー<br />全てのダイスが同じ目に揃った時、基礎点として50点を獲得した上で、5つのダイスの合計点を獲得（つまり5のヤッツィーの場合50点+25点の75点を獲得）
 
リゴール<br />4ペア+そのダイスの反対の目（つまり合計が7になる目 33334,55552など）50点

2021年12月26日 (日) 07:53時点における版

BGAのヤッツィーのルールは2019年1月28日に大きな変更が加わりました。以下、変更後のルールです。

ヤッツィーは13ターンで行われます。各ターンでは5つのダイスを振り、できた役を選んで記録します。
記録する役は13種類。無役の場合はどれかの役を0点で記録しないといけません。
各ターン2回まで、任意の個数のダイスを振り直せます。

13種類の役は2パターンあり、ゲーム開始時にヤッツィールールかヤムスルールを選択します。

ヤッツィールール

13種類の役は以下の通りです。

上段の役

ダイスの各目は1つずつの役があります、これらの役は、各目の出た目の合計がスコアとなります。

  • 例えば、「1，1，2，5，5」という目が出た場合は下となります
    • 「1の目」の役なら2点　（1×2）
    • 「2の目」の役なら2点　（2×1）
    • 「5の目」の役なら10点（5×2）

この6つの役の合計が63点以上になると、ボーナスポイントとして35点を獲得します。

下段の役

  • 3カード
    • 3個以上の同じ目のダイスが揃った時5つのダイスの合計を獲得
  • 4カード
    • 4個以上の同じ目のダイスが揃った時5つのダイスの合計を獲得
  • フルハウス
    • 3カード+2ペア　25点
  • 小さいストレート
    • 4枚の連番が含まれる時 30点
  • 大きいストレート
    • 5枚の連番が含まれる時　40点
  • ヤッツィー
    • 全てのダイスが同じ揃った時　50点
    • 2度目以降は100点を獲得し、さらに上段（空きがなければ下段）をジョーカーとして埋められます
  • チャンス
    • どんな組み合わせでも　5個の目の合計

ヤムスルール

ヤムスでは、役や役の得点が変更されます。
ヤッツィーと比較して、3カードとチャンスが削除され、プラス、マイナス（デルタ）、リゴールが追加されています。

上段の役

  • 1〜6の目
    • 5つのダイスでのその目の合計
  • ボーナス
    • 1〜6の目の合計が60点以上の場合、基礎点30点を獲得し、 さらに60を超えている数だけ得点を得ます。

中段の役

中段の役で得点を獲得できるのはデルタのみです

  • プラス
    • 記入するだけでは得点になりません
  • マイナス
    • 記入するだけでは得点になりません
  • デルタ
    • プラス - マイナスの数が得点になります。
    • マイナスの場合は0点になります

下段の役

  • 4カード
    • 4個以上の同じ目のダイスが揃った時基礎点として40点を獲得した上で5つのダイスの合計を獲得
  • フルハウス
    • 3カード+2ペアの時基礎点として30点を獲得した上で5つのダイスの合計を獲得
  • 小さいストレート
    • 4枚の連番が含まれる時 45点
  • 大きいストレート
    • 5枚の連番が含まれる時　50点
  • ヤッツィー
    • 全てのダイスが同じ目に揃った時基礎点として50点を獲得した上で5つのダイスの合計を獲得
    • つまり5のヤッツィーの場合50点+25点の75点を獲得
  • リゴール
    • 4ペア+そのダイスの反対の目（つまり合計が7になる目 33334, 55552など） 50点
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