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「Gamehelpskat」の版間の差分
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6.シュヴァルツ宣言(予告をして全トリック取る) | |||
7.ウヴェア(手札を公開しながら全トリック取る) | |||
*ヌルの宣言があった場合 | *ヌルの宣言があった場合 |
2020年4月17日 (金) 15:33時点における版
■ゲーム概要
- トリックテイキングゲームです。トリテがわからないプレイヤー用に一番下にトリテ全般のルールを置いてます。
- 毎ハンドごとに単独プレイヤー1人と対抗プレイヤー2人に分かれて戦い、主に61スコア以上取ることを目標とします
- 規定ハンド数おこない、最も点数を稼いだ人の勝ちです
(3人でやるナポレオン、に近いです)
■使用するトランプについて
- トランプから各スートの2,3,4,5,6を除いた32枚を使います。
- トランプの強さは、(強)♣J,♠J,♥J,♦J,切り札のA,10,K,Q,9,8,7,台札のスートのA,10,K,Q,9,8,7,その他(弱) です。Jは全て切り札と同じスートとみなされます。
- 「ヌル」が選択されたときは、強さの順はポーカーと同じA,K,Q,J,10,9,8,7となります
- 3人に10枚ずつ配り、残り2枚を伏せておきます(これをスカートと呼びます)
■ビッド
- まずフォアハンドの人とミドルハンドの人がビッドをします。フォアハンドの人が数字を宣言し、その数字をミドルハンドの人が受けられるか、というのを繰り返します。
- どちらかがパスをした場合、今度は残った人とリアハンドの人が同じようにビッドをします。どちらかがパスをした場合、残ったプレイヤーが単独プレイヤーとなります。
- 単独プレイヤーは「スカートを取るか、取らないか」を選ぶことができます。もしスカートを取った場合は代わりに2枚伏せます。取っても取らなくても、最後にスカートのカードは単独プレイヤーのものになります。
- 交換を終えた(もしくはしなかった)あと、単独プレイヤーは宣言ができます。
- 交換した場合
切り札スートを選ぶか、「グラン(切り札はJのみ)」にするか、「ヌル(1トリックもとらない)」「ヌル・ウヴェア(手札公開しながら1トリックもとらない)」を追加できます。
- 交換しなかった場合
交換した場合に加えて、「シュナイダー(90スコア以上取る)」「シュヴァルツ(全トリック取る)」「ウヴェア(手札公開しながら全トリック取る)」の宣言を行えます。「ヌル」は「ヌル・ハンド」になります(点数が高くなるだけです)。さらに「ヌル・ウヴェア・ハンド(手札を公開しながら1トリックも取らない)」にもできます。なお、たとえ61スコア取っていても宣言に失敗した場合、そのハンドは負けになります。
- 宣言のあと、フォアハンドが最初の台札を出して、トリックテイキングを行います。
■点数(≠スコア)について
- 点数は 基本点×(トップ + 達成点) で計算されます(ヌル系を除く)
- 基本点
ゲームの切り札によって決まります。♦9点、♥10点、♠11点、♣12点、グラン(Jのみ切り札)24点
- トップ
スカートを含めた手札に「最強のカードから何枚連続で持っている/持っていないか」の枚数です。ハンド(後述)の場合はスカートを考慮しません。
例えば♣Jと♠Jを持っていて♥Jがないなら「2枚持っている」2点、♣J、♠J、♥J、を持っていなくて♦Jがあるなら「3枚もっていない」で3点です。もしもJを全て持っている/全て持っていないであれば、そのまま切り札のA,10,...と見ていきます。
トップの枚数はハンド終了時に公開されます。
- 達成点
スコアや、宣言に応じて点数が変わります。(左の数字が点数になります)
- 交換した場合(スカート)
1.シュピール(61スコア以上)
2.シュナイザー(90スコア以上)
3.シュヴァルツ(全トリック取る)
- 交換しなかった場合(ハンド)
2.ハンド(61スコア以上)
3.シュナイザー(90スコア以上)
4.シュナイザー宣言(予告をして90スコア以上)
5.シュヴァルツ(全トリック取る)
6.シュヴァルツ宣言(予告をして全トリック取る)
7.ウヴェア(手札を公開しながら全トリック取る)
- ヌルの宣言があった場合
上記の計算方法を無視して、以下の点数になります。
- ヌル(スカートと交換して1トリックも取らない)・・・23点
- ヌル・ハンド(交換せずに1トリックも取らない)・・・35点
- ヌル・ウヴェア(手札公開しながらヌル)・・・46点
- ヌル・ウヴェア・ハンド(手札公開しながらヌル・ハンド)・・・59点
■ラウンドを降りる
- スカートと交換したとき、トップの点数が下がるときがあります(例:Jを1枚も持っていなくてトップが4点以上だったのに、♣のJを引いてしまいトップが1になった)。その場合、宣言の前に「降りる」ことができます。降りる場合、失点はビッドの2倍で済みます。
■ハンドの終了
- 単独プレイヤーがいくつスコアを取ったのかを数え、それに応じた点数を計算します。
- A・・・11スコア
- 10・・・10スコア
- K・・・4スコア
- Q・・・3スコア
- J・・・2スコア
- 9,8,7・・・0スコア
(32枚で120スコア)
そのスコアがビッドより高ければ単独プレイヤーの勝ち、そうでなければ単独プレイヤーの負けでハンドが終了します。
- 単独プレイヤーが勝つと、計算式に応じた点数を得ます。負けると勝った場合の2倍の点を失います。
- 時計回りにフォアハンド・ミドルハンド・リアハンドを交代して、次のハンドにうつります。
■ゲームの終了
- 既定のハンド数を終えたらゲームが終了します。累積点数が最も高いプレイヤーの勝利です。
■バリアントルール
- トーナメントスコアリング
単独で勝った場合に50点が追加でもらえますが、単独で負けた場合50点を失いつつ他プレイヤーに40点ずつ渡します。1回のハンドの重要度が増します。
(他は未検証)
■そもそもトリックテイキングってなんぞや、おらはじめてだ
少なくとも「マストフォロー」という要素が入っています。ゲームによっては「マストラフ」「マストウィン」が追加されていますが今回はないので省略します。
- 最初のプレイヤー(「打ち出し」と呼ばれたりします)は好きなカードを1枚場に出します。このカードを「台札」と呼びます。
- 他のプレイヤーは時計回りに、台札と同じスートのカードを出します。このとき、「切り札は見た目が違っても同じスート」とみなされるので注意してください。このゲームなら全てのJは切り札と同じスートになります。台札と同じスートを持っていない場合のみ、好きなカードを出せます。
- 全員がカードを1枚ずつ出したら、最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。トリックとは今回出されたカードをひとまとめにして裏返した山(もしくはここまでの一連の流れ)を示します。強さは「切り札のスート」>「台札のスート」>その他のスート になります。同じスートなら数字でくらべます。
- 直前でトリックを取ったプレイヤーが次の最初のプレイヤー(打ち出し)になり、次のトリックをはじめます。
- 以上を全員の手札がなくなるまで繰り返します。
オーヘルやハーツが簡単なトリックテイキングなので、難しいようであればこちらから。
他のトリックテイキングがやりたい方は、KQJ、フレンチタロットなどをどうぞ。
(なおこの章は個人的な意見によって書かれたものです)
(あと、本来はQではなくD、JではなくBを使うらしいですが、BGAの仕様に合わせた表記になっています。)