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「Gamehelpstonespinearchitects」の版間の差分
Miso Katsu Don (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
Miso Katsu Don (トーク | 投稿記録) (→得点計算方法) |
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プレイヤーは同時にカードをドラフトし、1部屋ずつダンジョンを拡張していきます。独自の設計図や多彩な得点チャレンジに従ってプレイします。<br> | プレイヤーは同時にカードをドラフトし、1部屋ずつダンジョンを拡張していきます。独自の設計図や多彩な得点チャレンジに従ってプレイします。<br> | ||
地下の通路をつなぐ道を計画したり、部屋に重要な要素を配置したり、追加の財宝を探したりと、さまざまな選択を行いながらゲームを進めていきます。<br> | 地下の通路をつなぐ道を計画したり、部屋に重要な要素を配置したり、追加の財宝を探したりと、さまざまな選択を行いながらゲームを進めていきます。<br> | ||
==部屋カードの説明== | |||
ゲームで使用する各カードには以下の内容が描かれています。<br> | |||
<b>[カード左上の種類アイコン]</b><br> | |||
その部屋の種類が表示されます。<br> | |||
: [[ファイル:洞窟.png]]洞窟 | |||
: [[ファイル:石.png]]石 | |||
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<b>[カード中央の経路と扉]</b><br> | |||
経路は上下左右に伸びている道です。<br> | |||
経路が壁に到達している場合、そこには扉が書かれています。<br> | |||
経路が壁に到達していない場所には扉はありません。<br> | |||
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<b>[カード中央の各種要素]</b><br> | |||
要素には以下の種類があります。<br> | |||
・モンスター<br> | |||
スライム、ウーズ、ゴブリン、ノール、コボルトの5種類<br> | |||
・罠<br> | |||
トラバサミ、回転刃、トゲ、炎、落とし穴の5種類<br> | |||
・評判<br> | |||
評判(+)、評判(-)の2種類<br> | |||
・宝箱<br> | |||
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<b>[カード下部のコイン]</b><br> | |||
そのラウンドに部屋から獲得できる金額が表示されます。<br> | |||
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<b>[カード右下のソロ用アイコン]</b><br> | |||
ソロゲームで参照されます。<br> | |||
==ゲームの流れ== | ==ゲームの流れ== | ||
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<b>【1.カードを1枚選択して、ダンジョンに配置する】</b><br> | <b>【1.カードを1枚選択して、ダンジョンに配置する】</b><br> | ||
手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。<br> | 手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。<br> | ||
・隣接するカードと扉(道)を一致させる必要はありません。 | |||
・最初のラウンドは一番上の段の空スペースに配置します。(※横に4枚配置することで、一番上の段を全て埋めます) | |||
・その後のラウンドは、ラウンドごとに1つ下の段の空スペースに配置します。(1つ前のラウンドのカードのコインを隠すように配置します) | ・その後のラウンドは、ラウンドごとに1つ下の段の空スペースに配置します。(1つ前のラウンドのカードのコインを隠すように配置します) | ||
・一度配置した部屋カードは移動できません。 | ・一度配置した部屋カードは移動できません。 | ||
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<b>【2.残りの手札を隣のプレイヤーに渡す】</b><br> | <b>【2.残りの手札を隣のプレイヤーに渡す】</b><br> | ||
手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。<br> | 手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。<br> | ||
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! ラウンド数 !! 1ラウンド !! 2ラウンド !! 3ラウンド !! 4ラウンド | ! ラウンド数 !! 1ラウンド !! 2ラウンド !! 3ラウンド !! 4ラウンド | ||
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#金トラックのマーカーを『0』の位置に戻す。<b style="color: red">(※金は次ラウンドへの持ち越しはできません)</b> | #金トラックのマーカーを『0』の位置に戻す。<b style="color: red">(※金は次ラウンドへの持ち越しはできません)</b> | ||
#公開されているチャレンジカードを1枚選択して、自分のダンジョンの近くに配置します。 | #公開されているチャレンジカードを1枚選択して、自分のダンジョンの近くに配置します。 | ||
# | #優先順位トラックのマーカーを最も左の空いているスペースに移動します。 | ||
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全プレイヤーがパスを行なったらこのフェイズは終了となります。<br> | 全プレイヤーがパスを行なったらこのフェイズは終了となります。<br> | ||
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<b>【1.最終優先度】</b><br> | <b>【1.最終優先度】</b><br> | ||
4ラウンド目終了時、優先度が高い順番で得点を獲得します。<br> | 4ラウンド目終了時、優先度が高い順番で得点を獲得します。<br> | ||
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! 順位 !! 1位 !! 2位 !! 3位 | ! 順位 !! 1位 !! 2位 !! 3位 | ||
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<b>【2.目標カード】</b><br> | <b>【2.目標カード】</b><br> | ||
目標カードの得点条件に基づき、以下の通り順位を決定します。<br> | 目標カードの得点条件に基づき、以下の通り順位を決定します。<br> | ||
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! 順位 !! 1位 !! 2位 !! 3位 | ! 順位 !! 1位 !! 2位 !! 3位 | ||
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<b>【3.チャレンジカード】</b><br> | <b>【3.チャレンジカード】</b><br> | ||
各プレイヤーは自分の所持しているチャレンジカードから得られる得点をそれぞれ獲得します。<br> | 各プレイヤーは自分の所持しているチャレンジカードから得られる得点をそれぞれ獲得します。<br> | ||
<b style="color: red"><部屋群について></b><br> | |||
チャレンジカードの中には、「ダンジョン内の部屋群」を参照して得点を得るカードが存在します。<br> | |||
これらのカードで示している「部屋群」は以下のように数えます。<br> | |||
<b>部屋群の例:</b><br> | |||
: [[ファイル:部屋群2.png]] | |||
このゲームでは「洞窟部屋同士または石部屋同士が並んでいる塊」ごとに1つの部屋群として数えます。<br> | |||
同じタイプの部屋が並んでいれば良いので<b>経路が繋がっている必要はありません。</b><br> | |||
上記画像の場合、このダンジョンには部屋群が6つ存在することになります。<br> | |||
部屋群①:左上で1部屋だけ孤立している石部屋(右の部屋も下の部屋も洞窟であるため)を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
部屋群②:上段で横に並んでいる洞窟の3部屋を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
部屋群③:部屋群②の下で横に並んでいる石の3部屋を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
部屋群④:部屋群③を囲むように並んでいる洞窟の5部屋と、下段中央の洞窟2部屋を合わせた7部屋を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
部屋群⑤:左下で1部屋だけ孤立している石部屋を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
部屋群⑥:右下で1部屋だけ孤立している石部屋を1つの部屋群として数えます。<br> | |||
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<b>【4.ダンジョンの評判】</b><br> | <b>【4.ダンジョンの評判】</b><br> | ||
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<b>【5.設計図カード】</b><br> | <b>【5.設計図カード】</b><br> | ||
各プレイヤーは設計図カードに示された8つの部屋タイプ・要素を該当する位置に配置出来ている場合、その数に応じて設計図カードに書かれた得点を獲得します。<br> | |||
{| class="wikitable" style="margin-left" | : [[ファイル:設計図カード.png]] | ||
{| class="wikitable" style="margin-left" style="width: 15%;" | |||
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! 配置数 !! 得点 | ! 配置数 !! 得点 | ||
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<b>【6.ダンジョンの経路】</b><br> | <b>【6.ダンジョンの経路】</b><br> | ||
ダンジョンの経路を確認し、該当するカードは得点を獲得します。<br> | ダンジョンの経路を確認し、該当するカードは得点を獲得します。<br> | ||
{| class="wikitable" style="margin-left" | {| class="wikitable" style="margin-left" style="width: 45%;" | ||
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! 経路 !! 得点 | ! 経路 !! 得点 | ||
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==ソロプレイ== | ==ソロプレイ== | ||
ソロプレイの場合はジャエル(NPC)と競い合います。<br> | |||
===準備の変更点=== | ===準備の変更点=== | ||
178行目: | 220行目: | ||
#トラックボードを「1人プレイ用面 」を使用します。 | #トラックボードを「1人プレイ用面 」を使用します。 | ||
#ソロモードでは優先度トラックを使用しません。使用しないマーカーはゲームボックスに戻します。 | #ソロモードでは優先度トラックを使用しません。使用しないマーカーはゲームボックスに戻します。 | ||
# | #ソロプレイ用のジャエルカード9枚を用意します。アイコンが右上にある3枚の伝説的ジャエルカードをゲームボックスに戻します。 | ||
# | #残り6枚の基本ジャエルカードをシャッフルし、ジャエルデッキを作成して裏向きでテーブルに置きます。 | ||
<レジェンドモードの場合><br> | <レジェンドモードの場合><br> | ||
より高い難易度を楽しみたい場合、3枚の基本カードを伝説的ジャエルカード(アイコン付き)に置き換えます。<br> | |||
===ゲームの流れの変更点=== | ===ゲームの流れの変更点=== | ||
====建設フェイズ==== | |||
建築フェイズは以下のように実施します。<br> | |||
1.ジャエルデッキの一番上のカードを公開し、トラッキングボードの指定された場所または以前に公開されたカードの上に置きます。<br> | |||
2.手札から1枚の部屋カードを選び、ダンジョンに配置します。<br> | |||
3.次のターンに残す1枚のカードを選びます。<br> | |||
4.手札の残りの部屋カードの中で、現在公開されているジャエルカードの右下のアイコンに一致するアイコンを持つカードをスコア用の山札に置きます。<br> | |||
これらのカードはゲーム終了時にジャエルが得点します。それ以外のカードは捨て札にします。<br> | |||
5.ダンジョンの現在の列にある空き位置ごとに1枚の部屋カードを引きます。<br> | |||
<br> | <br> | ||
上記の手順2~5を繰り返し、ダンジョンに4枚のカードを配置します。<br> | |||
====改良フェイズ==== | |||
改良フェイズは以下のように実施します。<br> | |||
1.金を獲得する<br> | |||
通常ゲーム同様、金を獲得します。<br> | |||
2.金を比較する<br> | |||
現在の金の量と公開されたジャエルカードの金の値を比較します。(パスを選択した場合、次のステップに移動します)<br> | |||
・自分の金が多い場合<br> | |||
市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。その後、再び金を比較します。<br> | |||
・金が同じまたは少ない場合<br> | |||
ジャエルカードに対応する市場カード上のトークンを全て集めて、ジャエルの得点エリアに配置し、最も低い値のチャレンジカードを1枚捨て札にします。<br> | |||
その後、プレイヤーは市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。<br> | |||
3.パス時の処理<br> | |||
・ラウンド1~3の場合<br> | |||
トラッキングマーカーをゴールドトラックの「0」に移動します。チャレンジカードを1枚選びます。<br> | |||
ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。その後、片付けフェイズに進みます。<br> | |||
・ラウンド4の場合<br> | |||
トラッキングマーカーを「0」に移動しません。代わりにマーカーを裏返して「パス」を示します。<br> | |||
チャレンジカードを選びません。ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。<br> | |||
その後、最終得点計算に進みます。<br> | |||
====片付けフェイズ==== | |||
通常ゲーム同様に行います。<br> | |||
===ゲーム終了時の変更点=== | ===ゲーム終了時の変更点=== | ||
ゲーム終了時の得点は通常と同様ですが、最終優先度の代わりに金の数で計算を行います。<br> | ゲーム終了時の得点は通常と同様ですが、最終優先度の代わりに金の数で計算を行います。<br> | ||
その後、ジャエルは以下の内容で得点を獲得します。<br> | |||
<br> | <br> | ||
1.最終金<br> | 1.最終金<br> | ||
4ラウンド終了後の金の値を比較します。<br> | 4ラウンド終了後の金の値を比較します。<br> | ||
・ジャエルの金が自分と同値以上の場合<br> | |||
ジャエルは9点を獲得し、自分は6点を獲得する。<br> | |||
・自分の金の方が多い場合<br> | ・自分の金の方が多い場合<br> | ||
自分は9点を獲得し、ジャエルは6点を獲得する。<br> | |||
<br> | <br> | ||
2.目標カード<br> | 2.目標カード<br> | ||
自分のダンジョンをジャエルの部屋カードや市場トークンと比較し、1位と2位を決定します。<br> | |||
1位は15点、2位は9点を獲得します。同点の場合、ジャエルが1位となります。<br> | |||
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3. | 3.ジャエルカード<br> | ||
ジャエルは各カードの評判と条件に基づく評判を獲得します。<br> | |||
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4.部屋の評判<br> | 4.部屋の評判<br> | ||
ジャエルの部屋カードや市場トークンの評判値を合計します。<br> | |||
その値だけジャエルが得点を獲得します。(または失います)<br> | |||
<br> | <br> | ||
ジャエルよりも得点を獲得している場合は勝利、ジャエルの方が得点を獲得している場合は敗北となります。 |
2025年1月25日 (土) 10:07時点における最新版
概要
ストーンスパイン・アーキテクトは最も危険な迷宮を建設することを競うカードドラフト型ゲームです。
プレイヤーは同時にカードをドラフトし、1部屋ずつダンジョンを拡張していきます。独自の設計図や多彩な得点チャレンジに従ってプレイします。
地下の通路をつなぐ道を計画したり、部屋に重要な要素を配置したり、追加の財宝を探したりと、さまざまな選択を行いながらゲームを進めていきます。
部屋カードの説明
ゲームで使用する各カードには以下の内容が描かれています。
[カード左上の種類アイコン]
その部屋の種類が表示されます。
[カード中央の経路と扉]
経路は上下左右に伸びている道です。
経路が壁に到達している場合、そこには扉が書かれています。
経路が壁に到達していない場所には扉はありません。
[カード中央の各種要素]
要素には以下の種類があります。
・モンスター
スライム、ウーズ、ゴブリン、ノール、コボルトの5種類
・罠
トラバサミ、回転刃、トゲ、炎、落とし穴の5種類
・評判
評判(+)、評判(-)の2種類
・宝箱
[カード下部のコイン]
そのラウンドに部屋から獲得できる金額が表示されます。
[カード右下のソロ用アイコン]
ソロゲームで参照されます。
ゲームの流れ
このゲームは全4ラウンドで行われ、各ラウンドでは以下フェイズを順に実施します。
建設フェイズ
建築フェイズでは以下の流れを4回繰り返し自分のダンジョンに4枚のカードを配置します。
【1.カードを1枚選択して、ダンジョンに配置する】
手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。
・隣接するカードと扉(道)を一致させる必要はありません。 ・最初のラウンドは一番上の段の空スペースに配置します。(※横に4枚配置することで、一番上の段を全て埋めます) ・その後のラウンドは、ラウンドごとに1つ下の段の空スペースに配置します。(1つ前のラウンドのカードのコインを隠すように配置します) ・一度配置した部屋カードは移動できません。
【2.残りの手札を隣のプレイヤーに渡す】
手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。
ラウンド数 | 1ラウンド | 2ラウンド | 3ラウンド | 4ラウンド |
---|---|---|---|---|
回す方向 | 左隣り | 右隣り | 左隣り | 右隣り |
全プレイヤーがダンジョンに4枚ずつカードを配置したら各プレイヤーは残りの1枚を捨て札にして次のフェイズを実施します。
改良フェイズ
4枚のカードをダンジョンに配置したら、以下の流れで改良フェイズを実施します。
【1.金を獲得する】
各プレイヤーは以下に該当する金を獲得します。
・このラウンドで配置したカードに書かれている金の合計金額 ・ダンジョン内の全てにある宝箱1つにつき追加の1金
各プレイヤーは金トラックのマーカーを獲得数だけ移動させます。(上限30金)
その後、各プレイヤーの優先順位トラックのマーカーを下に移動させます。
※各プレイヤーを比較する場面で同数だった場合(金の最多や目標カードの条件など)、優先順位トラックが左側のプレイヤーが上位になります。
【2.市場を訪問する】
金を最も多く所持しているプレイヤーから順番に以下のいずれかを実施します。
・トークンを購入する ・パスする
<トークンの購入>
市場カードにある1組(上部または下部)を選択して金を支払い、市場カード上に乗っているマーカーを受け取り、自分のダンジョン内の好きなカードに配置します。
支払うコストは市場の左側に書かれている金額です。
各カードには4つまで要素を配置することができ、既に要素が書かれている場所には置くことが出来ません。
トークン配置後、現時点で最も金を多く所持しているプレイヤーが次のターンを行います。(※同じプレイヤーが連続する可能性もあります)
トークンをカードに配置することで、カードにトークンに描かれた要素が追加されます。
<各種トークン>
1.モンスター
モンスターを配置することで、配置したカードにモンスターを追加することができます。
・スライム ・ウーズ ・ノール ・ゴブリン ・コボルト
2.罠
罠を配置することで、配置したカードに罠を追加することができます。
・トラバサミ ・回転刃 ・炎 ・落とし穴 ・トゲ
3.その他
他には以下のようなトークンがあります。
・評判 ・宝箱 ・隠し通路
隠し通路を配置する場合、カードの中央に配置するのではなく、カードの端(上下左右のいずれか)に配置します。
置かれた位置は経路が無くても隣接するカードと経路が繋がっているものとして扱います。
<パスする>
トークンをこれ以上購入しない(もしくはできない)場合、パスを選択します。
以下の処理を実施した後、これ以上トークンの購入はできなくなります。
- 金トラックのマーカーを『0』の位置に戻す。(※金は次ラウンドへの持ち越しはできません)
- 公開されているチャレンジカードを1枚選択して、自分のダンジョンの近くに配置します。
- 優先順位トラックのマーカーを最も左の空いているスペースに移動します。
全プレイヤーがパスを行なったらこのフェイズは終了となります。
※4ラウンド目は、パスしてもチャレンジカードを選択しません。
片付けフェイズ
片付けフェイズでは、以下の流れで次のラウンドの準備を行います。
(4ラウンド目の場合、このフェイズはスキップされ、得点計算に移ります)
- 残っている市場トークンを全て捨て札にします。
- 使用済みの市場カードを捨て、新しい市場カードを公開します。
- 市場カードの各スペースに合う形の市場トークンをランダムで配置します。
- 未使用のチャレンジカードを捨て札にし、プレイヤー数+1のチャレンジカードを新しく公開する。(※3ラウンド目終了時は公開されません)
- 各プレイヤーに新しい部屋カードを5枚ずつ配ります。
ゲーム終了
4ラウンド目が終了した場合、ゲーム終了となります。
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合、優先順位トラックで順位が高いプレイヤーが勝者となります。
得点計算方法
各プレイヤーは、以下の6つの項目で得点を計算していきます。
【1.最終優先度】
4ラウンド目終了時、優先度が高い順番で得点を獲得します。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
得点 | 9点 | 6点 | 3点 |
※2人プレイの場合、3位の得点はありません。
【2.目標カード】
目標カードの得点条件に基づき、以下の通り順位を決定します。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
得点 | 15点 | 9点 | 5点 |
※注意点
・目標カードが「最も多い」ものを比較する場合、指定された要素を少なくとも1つは持っていなければ得点を獲得できません。 ・目標カードが「最も少ない」ものを比較する場合、指定された要素を持っていなくても得点を獲得できます。 ・同点の場合、優先順位トラックで順位が高いプレイヤーが上の順位点を獲得します。 ・2人プレイの場合、3位の得点はありません。
【3.チャレンジカード】
各プレイヤーは自分の所持しているチャレンジカードから得られる得点をそれぞれ獲得します。
<部屋群について>
チャレンジカードの中には、「ダンジョン内の部屋群」を参照して得点を得るカードが存在します。
これらのカードで示している「部屋群」は以下のように数えます。
部屋群の例:
このゲームでは「洞窟部屋同士または石部屋同士が並んでいる塊」ごとに1つの部屋群として数えます。
同じタイプの部屋が並んでいれば良いので経路が繋がっている必要はありません。
上記画像の場合、このダンジョンには部屋群が6つ存在することになります。
部屋群①:左上で1部屋だけ孤立している石部屋(右の部屋も下の部屋も洞窟であるため)を1つの部屋群として数えます。
部屋群②:上段で横に並んでいる洞窟の3部屋を1つの部屋群として数えます。
部屋群③:部屋群②の下で横に並んでいる石の3部屋を1つの部屋群として数えます。
部屋群④:部屋群③を囲むように並んでいる洞窟の5部屋と、下段中央の洞窟2部屋を合わせた7部屋を1つの部屋群として数えます。
部屋群⑤:左下で1部屋だけ孤立している石部屋を1つの部屋群として数えます。
部屋群⑥:右下で1部屋だけ孤立している石部屋を1つの部屋群として数えます。
【4.ダンジョンの評判】
「ダンジョン内のカードに描かれている評判」と「評判トークン(配置されている場合)」の点数を合計します。
(マイナスが付いている場合は減点となります)
【5.設計図カード】
各プレイヤーは設計図カードに示された8つの部屋タイプ・要素を該当する位置に配置出来ている場合、その数に応じて設計図カードに書かれた得点を獲得します。
配置数 | 得点 |
---|---|
1~3個 | 0点獲得 |
4個 | 5点獲得 |
5個 | 7点獲得 |
6個 | 10点獲得 |
7個 | 14点獲得 |
8個 | 20点獲得 |
【6.ダンジョンの経路】
ダンジョンの経路を確認し、該当するカードは得点を獲得します。
経路 | 得点 |
---|---|
入口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき1点獲得 |
出口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき1点獲得 |
入口・出口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき2点獲得 (入口と出口の両方で得点します) |
※分岐や枝分かれした経路もすべて得点に含まれます。
ソロプレイ
ソロプレイの場合はジャエル(NPC)と競い合います。
準備の変更点
以下の点が変更になります。
- トラックボードを「1人プレイ用面 」を使用します。
- ソロモードでは優先度トラックを使用しません。使用しないマーカーはゲームボックスに戻します。
- ソロプレイ用のジャエルカード9枚を用意します。アイコンが右上にある3枚の伝説的ジャエルカードをゲームボックスに戻します。
- 残り6枚の基本ジャエルカードをシャッフルし、ジャエルデッキを作成して裏向きでテーブルに置きます。
<レジェンドモードの場合>
より高い難易度を楽しみたい場合、3枚の基本カードを伝説的ジャエルカード(アイコン付き)に置き換えます。
ゲームの流れの変更点
建設フェイズ
建築フェイズは以下のように実施します。
1.ジャエルデッキの一番上のカードを公開し、トラッキングボードの指定された場所または以前に公開されたカードの上に置きます。
2.手札から1枚の部屋カードを選び、ダンジョンに配置します。
3.次のターンに残す1枚のカードを選びます。
4.手札の残りの部屋カードの中で、現在公開されているジャエルカードの右下のアイコンに一致するアイコンを持つカードをスコア用の山札に置きます。
これらのカードはゲーム終了時にジャエルが得点します。それ以外のカードは捨て札にします。
5.ダンジョンの現在の列にある空き位置ごとに1枚の部屋カードを引きます。
上記の手順2~5を繰り返し、ダンジョンに4枚のカードを配置します。
改良フェイズ
改良フェイズは以下のように実施します。
1.金を獲得する
通常ゲーム同様、金を獲得します。
2.金を比較する
現在の金の量と公開されたジャエルカードの金の値を比較します。(パスを選択した場合、次のステップに移動します)
・自分の金が多い場合
市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。その後、再び金を比較します。
・金が同じまたは少ない場合
ジャエルカードに対応する市場カード上のトークンを全て集めて、ジャエルの得点エリアに配置し、最も低い値のチャレンジカードを1枚捨て札にします。
その後、プレイヤーは市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。
3.パス時の処理
・ラウンド1~3の場合
トラッキングマーカーをゴールドトラックの「0」に移動します。チャレンジカードを1枚選びます。
ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。その後、片付けフェイズに進みます。
・ラウンド4の場合
トラッキングマーカーを「0」に移動しません。代わりにマーカーを裏返して「パス」を示します。
チャレンジカードを選びません。ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。
その後、最終得点計算に進みます。
片付けフェイズ
通常ゲーム同様に行います。
ゲーム終了時の変更点
ゲーム終了時の得点は通常と同様ですが、最終優先度の代わりに金の数で計算を行います。
その後、ジャエルは以下の内容で得点を獲得します。
1.最終金
4ラウンド終了後の金の値を比較します。
・ジャエルの金が自分と同値以上の場合
ジャエルは9点を獲得し、自分は6点を獲得する。
・自分の金の方が多い場合
自分は9点を獲得し、ジャエルは6点を獲得する。
2.目標カード
自分のダンジョンをジャエルの部屋カードや市場トークンと比較し、1位と2位を決定します。
1位は15点、2位は9点を獲得します。同点の場合、ジャエルが1位となります。
3.ジャエルカード
ジャエルは各カードの評判と条件に基づく評判を獲得します。
4.部屋の評判
ジャエルの部屋カードや市場トークンの評判値を合計します。
その値だけジャエルが得点を獲得します。(または失います)
ジャエルよりも得点を獲得している場合は勝利、ジャエルの方が得点を獲得している場合は敗北となります。