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3行目: 3行目:
ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返し行います。
ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返し行います。


ラウンドは次の3つのフェーズで構成されます。
ラウンドは次の3つのフェイズで構成されます。
*フェーズ1:ボード上に人間コマの配置
*フェイズ1:ボード上に人間コマの配置
*フェーズ2:人間コマの行動
*フェイズ2:人間コマの行動
*フェーズ3:ラウンド精算
*フェイズ3:ラウンド精算




14行目: 14行目:




全プレイヤーが保有する全ての人間コマをボード上に配置するまでフェーズ1を続けます。先に手持ちの人間コマが無くなったプレイヤーは、もうこのラウンドのフェーズ1での手番はありません。そのプレイヤーを除いて手番を回していきます。
全プレイヤーが保有する全ての人間コマをボード上に配置するまでフェイズ1を続けます。先に手持ちの人間コマが無くなったプレイヤーは、もうこのラウンドのフェイズ1での手番はありません。そのプレイヤーを除いて手番を回していきます。




67行目: 67行目:


*'''【狩場】:'''
*'''【狩場】:'''
狩場は人間コマの配置できる場所ですが、この場所は人間コマの配置できる数に制限が無いため例外的に○が置かれていません。既にいくつの人間コマがおかれていようと、また、何人のプレイヤーが人間コマを置いていようと制限無く置くことができます。
狩場は人間コマの配置できる場所ですが、この場所は人間コマの配置できる数に制限が無いため例外的に○が置かれていません。既にいくつの人間コマがおかれていようと、また、何人のプレイヤーが人間コマを置いていようと制限無く置くことができます。狩場にも【異なる手順での人間コマの追加禁止】ルールが適応されます。


ただし、資源獲得場と同様に異なる手順での人間コマの追加禁止の制限があります。




*'''【建物タイル / 文明カード】:'''
*'''【建物タイル / 文明カード】:'''
建物タイルや文明カードでは1枚につき1つの○を持っていますので、それぞれのタイル/カードで先着1名が獲得の権利を持ちます。
建物タイルや文明カードでは1枚につき1つの○を持っていますので、それぞれのタイル/カードで先着1名が獲得の権利を持ちます。
※BGAの仕様で資源獲得場や狩場に連続でコマを配置する際、クリック間隔が短いとエラーが出る恐れがあります。少し余裕を持ってクリックしましょう。


==フェイズ2==
==フェイズ2==


フェーズ2:人間コマの行動
フェイズ2:人間コマの行動


スタートプレイヤーから順に手番をむかえます。手番となったプレイヤーは、ボード上に配置した全ての人間コマの行動を処理します。処理する順番にルールはありません。
スタートプレイヤーから順に手番をむかえます。手番となったプレイヤーは、ボード上に配置した全ての人間コマの行動を処理します。処理する順番にルールはありません。
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*'''【畑:】'''
*'''【畑:】'''
保有する農耕地が1つがひとつ増えます。1人のプレイヤーが保有できる農耕地は10までです。今回獲得した農耕地は、このラウンドのフェーズ3:から直ちに稼動します。
保有する農耕地が1つがひとつ増えます。1人のプレイヤーが保有できる農耕地は10までです。今回獲得した農耕地は、このラウンドのフェイズ3:から直ちに稼動します。




*'''【工房:】'''
*'''【工房:】'''
道具を1つ獲得します。道具は最大3つまでしか持つことが出来ません。4つめの道具の獲得では1つの道具の能力が’2’になります。5つ目、6つ目では同様に能力’1’の道具が能力’2’になり、7つ目の道具の獲得では1つの道具の能力が’2’から’3’になります。1つの道具の能力は最大’4’まであがります。(13個目以降の道具獲得は効果なしになります)
道具を1つ獲得します。道具は最大3つまでしか持つことが出来ません。4つめの道具の獲得では1つの道具の能力が’2’になります。5つ目、6つ目では同様に能力’1’の道具が能力’2’になり、7つ目の道具の獲得では1つの道具の能力が’2’から’3’になります。1つの道具の能力は最大’4’まであがります。(13個目以降の道具獲得は効果なしになります)。




160行目: 162行目:
==フェイズ3==
==フェイズ3==


フェーズ3:ラウンド精算
フェイズ3:ラウンド精算




179行目: 181行目:
#まず、保有している食料を全て消費します。
#まず、保有している食料を全て消費します。
#続いて、以下の2つのうちのいずれかの方法で不足分を補填します。
#続いて、以下の2つのうちのいずれかの方法で不足分を補填します。
**資源1つを食料1つに換えて、不足分を補填します。
##資源1つを食料1つに換えて、不足分を補填します。
**獲得した得点10点を払って不足している分の食料を一括して補填します。
##得点10点を払って不足している分の食料を一括して補填します(これにより点数がマイナスになることがあります)。




201行目: 203行目:
==終了条件==
==終了条件==


フェーズ3終了時、以下のいずれかの状態になっていればゲーム終了となり得点の計算を行います。
フェイズ3終了時、以下のいずれかの状態になっていればゲーム終了となり得点の計算を行います。


*建物タイルのいずれかの山が0枚になった
*建物タイルのいずれかの山が0枚になった
208行目: 210行目:


各プレイヤーの得点は、以下の点の総和になります。
各プレイヤーの得点は、以下の点の総和になります。
*ゲーム終了時までに獲得した点数に
*ゲーム終了時までに獲得した点数
*ゲーム終了時に保有している資源1つにつき1点
*ゲーム終了時に保有している資源1つにつき1点
*文明カードによる得点
*文明カードによる得点(それぞれ2セットある8種類ある文明アイコンを'''異なる種類'''で集めて、各セットごとにその種類数の2乗に等しい点数。例:A・B・C・D・EとAを集めた場合、25点プラス1点で26点。)
 
 
文明カードによる得点は補足・詳細説明ページの「2.文明カード説明詳細 下段詳細説明:」で説明します。→別ウィンドウで開く




222行目: 221行目:
#(2)が同数の場合、人間コマの数のプレイヤーの勝ち
#(2)が同数の場合、人間コマの数のプレイヤーの勝ち


== ミニ拡張 ==
'''・野生動物''' 文明カードにプレイヤーのダイス目を減らしてくる野生動物カードが4枚混ざる。手番中のアクションとして人間コマ1つをここの撃退マスに配置ができる。<br>
全てのマス(4マス)が埋まっていると撃退。撃退時には人間コマ1つにつき各ダイス目に応じてボーナスを獲得。<br>
ラウンド中1枚しか野生動物はアクティブにならない。この撃退処理はラウンドの終了時に行う。撃退できなかった(4マスが埋まらなかった)場合、人間コマは野生動物カード上に残ったまま次のラウンドになる。<br>
撃退した場合、各プレイヤーは野生動物に置いた自分の人間コマの数を振り、ダイスそれぞれについて以下の報酬を得る。<br>
1:3点、2:3食料、3:任意の資源1つ、4:1道具、5:1畑、6:1人間コマ。'''または、そのダイス目報酬の代わりに(1の目が出たかのようにして)3点を得る。'''<br>
'''・イグルー''' 得点効率の良い建物の追加。ただし建築ボーナスに数えない。<br>
'''・冬''' 文明カード獲得時、金を払うと6点。また建物カードに追加で石を払えば5点獲得できるものを追加。<br>
'''・新しい建物''' 建設時に人間コマを獲得したりラウンド開始時に資源を得ることのできる建物なのの追加。<br>
'''・マンモス''' ラウンド開始時にマンモスが森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川に出現。また次に出現する場所・現ラウンドのボーナスも引かれる。<br>
マンモスのある場所に置かれた人間コマは資源獲得のダイスを振ったあと、1つにつき1食料か1資源払うことでテイミングに挑戦するためにボーナスタイルに移動できる。<br>
テイミングの勝者はボーナスタイルの上の報酬か下の報酬かを選んで獲得できる。それ以外の参加者は下の報酬を獲得する。<br>
勝者の決め方:タイル上の人間コマの数に等しいダイスを振る。1つのダイスで最も大きい数字のプレイヤーが勝者。もし同じならば2つ目・3つ目で大きい方(ダイスがなければ0として扱う)・・・というように決める。<br>
勝者はボーナスタイルも獲得し、ゲーム終了時最もボーナスタイルを持っているプレイヤー全員は10点獲得。<br>
勝者が決まらなかった場合(該当者のダイスロールの結果がすべて同一)、最後まで勝者争いを行った該当プレイヤー全員が下の報酬を獲得する(ボーナスタイルは誰も獲得しない)。<br>


== ゴール ==
==拡張:文明への第一歩==
 
5人までプレイできるようになりました。5人目用に,プレーヤーボード、人物駒とキューブ、さらに追加の資源駒が含まれています。5人未満でのプレイについては最後に変更点がのせてあります。<br>
ゲーム終了時に最も多く勝利点を稼ぎましょう。
<br>
 
◎装飾品<br>
 
ストーンエイジの村に装飾品ができました。それぞれ1個の装飾品として数える牙と、それぞれ3個分の装飾品として数える首輪があります。<br>
勝利点を得る手段は2つあります:
装飾品は新たな建物やカードを手に入れるために必要です。<br>
 
さらに、資源を装飾品に交換することもできます。<br>
*ゲーム中に建物を獲得する(固定的な点、もしくは変化する点を稼げる)
狩場や村にある新しい場所-'''交易所'''-で手に入れることができます。<br>
*ゲーム中に文明カードを獲得する(ゲーム終了時に追加点を稼げる)
装飾品の数に限りはありません。装飾品は資源でも食料でもありません。つまり、文明カードの支払や装飾品が示されていない建物の建築には使えないということです。装飾品は、何でもOKな資源のうちには入りません。もちろん、食料の代わりに人々に与えることもできません。<br>
また、ゲーム終了時には得点になりません。<br>
<br>
◎新たなゲームボード<br>
新たなゲームボードは基本のゲームボードに載せて使い、新しい選択肢を用意しています。この拡張ボードによるルールは、基本のルールと同じ順番で行われます。以下に詳細を説明します。<br>
1.プレーヤーは,ボードに人物駒を配置します<br>
・交易所(村にできた新しい場所)<br>
小屋と同じように、一度に1人のプレーヤーが2個の人物駒のみ置くことができます。<br>
・狩場<br>
装飾品は食べ物のそばに準備します。ここでは好きなだけ人物駒を置くことができます。制限はありません。<br>
・文明カード<br>
文明カードを置く第5番目の置き場があります。ここも基本のゲームと同様、カードの上には1人が1個の人物駒のみ置くことができます。<br>
・建物<br>
ゲームボードの下側に5人プレイなら5つの山札があります。<br>
各建物には1個の人物駒のみ置くことができます。<br>
<br>
2.置いた人物駒のアクションをします<br>
・'''交易所'''<br>
交易所のマーカーを2マス進めます。そして人物駒を戻します。直ちに装飾品2個を得ます(マーカーを進める度にそれがどこにあろうが関係なく2個の装飾品を得ます)。<br>
□交易<br>
交易トラックの進み方によって、ゲームでの交易ができる可能性があります。マーカーが0にあるときは交易はできません。<br>
交易ができるのは、少なくとも1マスは交易トラックを進んでいて、文明カードか建物タイルを取るのに必要なときだけです。<br>
交易を実行することにより、装飾品と資源を選んで交換できます。<br>
交易トラックの位置によって交換率が変わり、2:1か1:1か1:2です。<br>
このラウンドで交易所に駒が置いてなくても実行可能ですが、実行できるのはラウンド中に1回のみです。<br>
※特別な場合:支払に必要以上のアイテムが取れても余分を持っておくことはできません。<br>
<br>
・'''狩場'''<br>
狩りによって欲しい装飾品を手に入れることができます。<br>
狩場の人物駒1個につきダイス1個を取り,全てを一度に振り、基本のゲームのように道具も追加できます。そして合計を2で割って,食料と装飾品に割り当て<br>
ます。(端数切り捨て)<br>
<br>
・'''文明カードの獲得'''<br>
この場所の文明カードが欲しいときは,3個分の装飾品(牙3個または首輪1個)が必要です。<br>
装飾品3個を支払い、カードから駒を戻しカードを手に入れます。そして、直ちにカードに示されているアイテムをもらいます。<br>
ここのカードを買ったとき、さらに3個の装飾品を支払い、文明カードの山札の一番上のカードを購入することもできます。<br>
このカードは最終得点計算でのみ効果があります。このカードの内容は明らかにする必要はなく、またカードの上に示されているアイテムももらえません。<br>
※重要:この場所のカードを装飾品3個で購入したときのみ、追加でもう1枚買うことができ、1ラウンドに1回のみです。<br>
<br>
●ゲームの終了<br>
ゲームは、ラウンドの始まり時に、文明カードの補充が完全にできない場合か、または、建物タイルの山札が1つなくなったときに終了となります。<br>
《新たなラウンドと2-4人プレイでの変更点》<br>
基本のゲームと同じく、残った文明カードは右へずらし、空いた場所に新しいカードを補充します。5番目の置き場も通常の置き場と同じようにします。<br>
4人プレイでは、道具、小屋、畑、交易所のうち3カ所までしか駒を置けません。1カ所は空いたままです。<br>
3人または2人プレイでは、道具、小屋、畑、交易所のうち2カ所までしか駒を置けません。2カ所は空いたままです。<br>
どこを使ってどこが空くかは駒を置いていくことによって決まっていきます。<br>
その他のルールは同じです。<br>
<br>
◎新しい文明カードと建物タイル<br>
文明カード<br>
基本のルールに準じます。いくつか新しいカードがあり、次のような効果があります。<br>
カードの下の部分が最終得点計算用で背景が砂地や草地になっています。<br>
・緑の背景<br>
首輪の装飾品は通常の文明シンボルとして追加されます。9種類まで文明シンボルを持つことができ、全てのシンボルを集めると81点になります。<br>
・砂地の背景<br>
最終得点計算:交易人の数を交易トラックのマーカーの位置の数字と掛けます。<br>
<br>
以下の2種類のカードの上の部分の効果は獲得後すぐに効果を発動します。<br>
・生活スタイル(ダイス1から6にそれぞれ効果)<br>
このカード(4枚)は直ちに効果を発揮します。これらは、基本のゲームのダイステーブルと同様です。<br>
①2食料<br>
②2装飾品<br>
③1任意の資源<br>
④1文明カード<br>
⑤ただちに交易トラックのマーカーを1進め、2装飾品<br>
⑥1人物駒<br>
・交易トラック<br>
ただちに交易トラックのマーカーを1進め、装飾品を2個得ます(2枚)。<br>
<br>
◎建物タイル<br>
・牙=4・牙1-4<br>
使用した装飾品の数に応じて、装飾品1個あたり4点を獲得します。最大で装飾品4個まで使用できます。<br>
・11・文明カード<br>
文明カードの山札から直ちに1枚引いて獲得します。カードの上の部分の効果はありません。<br>
・生活スタイル<br>
プレーヤー人数と同じ数のダイスを直ちに振ります。効果は生活スタイルつきのカードを同じです。アクティブプレイヤーから順に選択していきます。<br>
・自分専用の駒配置<br>
これらの建物を建てたい場合は、まず通常の通り、大きな円の上に人間駒を置いて獲得します。<br>
もしラウンドの最初にこれらの建物を持っていたら、フェイズ1のときに、人間駒を置くことができます。<br>
それぞれの建物は3人まで駒が置けます。フェイズ2で、他の駒と同じようにこれらの駒によってダイスを振ります。タイルに示された木か金を獲得します。<br>
木のコストは3ではなく2で、金のコストは6ではなく5になります。道具で追加することもできます。<br>

2024年7月17日 (水) 22:41時点における最新版

プレイ

ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返し行います。

ラウンドは次の3つのフェイズで構成されます。

  • フェイズ1:ボード上に人間コマの配置
  • フェイズ2:人間コマの行動
  • フェイズ3:ラウンド精算


フェイズ1

スタートプレイヤーから順にプレイヤーはボード上のいずれか1ヶ所に人間コマを配置します。配置を終えると次のプレイヤーに手番が移り、最後のプレイヤーが手番を終えたら、また、スタートプレイヤーの手番になります。


全プレイヤーが保有する全ての人間コマをボード上に配置するまでフェイズ1を続けます。先に手持ちの人間コマが無くなったプレイヤーは、もうこのラウンドのフェイズ1での手番はありません。そのプレイヤーを除いて手番を回していきます。


人間コマ配置の操作方法:

手番プレイヤーのボード上に緑の矢印が現れます。この矢印はマウスポインターにあわせてボード上を移動します。人間コマの配置は以下の手順で行います。


  • 手順1:緑の矢印を人間コマを配置したい場所にあわせます。
  • 手順2:左クリックで人間コマが増え、右クリックで減ります。配置したい人間コマの数に合わせます。
  • 手順3:人間コマを1つ以上置いた状態で緑の矢印を別の場所に移動させると配置が確定します。


人間コマの配置場所:

人間コマはボード上の○の中に配置します。 


  • 【畑 / 工房】:

先着1名のみ1個の人間コマを配置できます。


  • 【家】:

家は2つの○を持っていますが、ここに配置ときは必ず2つの人間コマを置かなければなりません。従って、畑/工房と同様に先着1名のみ人間コマを配置できます。


【畑、工房、家の2・3人ゲーム特殊ルール】

2・3人ゲームでは、1ラウンドで畑 / 工房 / 家の3ヶ所全てに人間コマを配置することはできません。畑、工房、家のいずれか2ヶ所に人間コマを配置されたら、残りの一箇所はたとえ○が空いていても人間コマを配置することは出来ません。



  • 【資源獲得場】: (森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川)

森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川の資源を獲得できる場所は7つの○があります。1ラウンドで最大7つの人間コマが配置できることになります。 多くの人間コマを配置すればそれだけ多くの資源を獲得できる可能性が高くなります。


【異なる手順での人間コマの追加禁止】

(このラウンドの前の手番で)既に自分の人間コマを配置してしまっている場合は、たとえ○が空いていても新たに人間コマを追加配置することは出来ません。従って、森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川に人間コマを配置するときは、あらかじめ人間コマの配分を計画し、一回の手番で必要数を配置するようにしなければなりません。


【2・3人ゲーム特殊ルール】

3人ゲームでは1ラウンドで1つの資源獲得場に人間コマを配置できるのは2人までです。 2人ゲームでは1ラウンドで1つの資源獲得場に人間コマを配置できるのは1人までです。上限となるプレイヤーが1つの資源獲得場に人間コマを配置したあとでは、たとえ○が空いていても人間コマを配置することは出来ません。



  • 【狩場】:

狩場は人間コマの配置できる場所ですが、この場所は人間コマの配置できる数に制限が無いため例外的に○が置かれていません。既にいくつの人間コマがおかれていようと、また、何人のプレイヤーが人間コマを置いていようと制限無く置くことができます。狩場にも【異なる手順での人間コマの追加禁止】ルールが適応されます。


  • 【建物タイル / 文明カード】:

建物タイルや文明カードでは1枚につき1つの○を持っていますので、それぞれのタイル/カードで先着1名が獲得の権利を持ちます。


※BGAの仕様で資源獲得場や狩場に連続でコマを配置する際、クリック間隔が短いとエラーが出る恐れがあります。少し余裕を持ってクリックしましょう。

フェイズ2

フェイズ2:人間コマの行動

スタートプレイヤーから順に手番をむかえます。手番となったプレイヤーは、ボード上に配置した全ての人間コマの行動を処理します。処理する順番にルールはありません。


行動処理場所の決定:

手番プレイヤーのボード上に赤の矢印が現れます。この矢印はマウスポインターにあわせてボード上の自分の人間コマが配置されている場所を移動します。処理したい場所に赤の矢印をあわせてマウスの左クリックで決定します。


行動の効果:


  • 【畑:】

保有する農耕地が1つがひとつ増えます。1人のプレイヤーが保有できる農耕地は10までです。今回獲得した農耕地は、このラウンドのフェイズ3:から直ちに稼動します。


  • 【工房:】

道具を1つ獲得します。道具は最大3つまでしか持つことが出来ません。4つめの道具の獲得では1つの道具の能力が’2’になります。5つ目、6つ目では同様に能力’1’の道具が能力’2’になり、7つ目の道具の獲得では1つの道具の能力が’2’から’3’になります。1つの道具の能力は最大’4’まであがります。(13個目以降の道具獲得は効果なしになります)。


それぞれの道具は1ラウンドで1回だけ使えます。逆に言えば、このラウンドで使用した道具でも、次のラウンドになればまた使用できるようになります。


  • 【家:】

保有する人間コマが1つ増えます。1人のプレイヤーが保有できる人間コマ数は10までです。


  • 【食料 / 資源の獲得:】 (狩場 / 森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川)

配置した人間コマ1つにつき1~6の目を持つ6面ダイス1個を振ります。ダイスの目の合計に対して 食料:2、 木材:3、 レンガ:4、 石材:5、 金:6 で割った数だけ、食料/資源を獲得します。(端数切捨て)


狩場 / 森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川を処理する場所に選んだときは、自動的にダイスが振られた後、道具を使用すかどうかを決めるための左図のようなウィンドウが表示されます。


a.保有道具 (このラウンドで使用済みの道具は数字が赤色になります)

b.振ったダイスの目

c.振ったダイスの目の合計 / 食料・資源に応じた割る数

d.現時点での獲得数 右脇の小さい数字は端数。 背景は獲得の対象となってるもの


道具を使用すれば、道具の能力(書かれている数字)分だけダイスの目を増やすことができます。使用する道具をクリックするとダイスの目の合計や獲得数が変化します。左図の例では、木材獲得において現在ダイスの目の合計が13で4個の木材が獲得できる状態です。ここで能力2の道具(もしくは能力1の道具2個)を使うとダイスの目の合計は15となり獲得数が5個になります。道具の使用(不使用)を決めた後[OK]ボタンをクリックするとダイスの目の決定となり目に応じた食料・資源を獲得します。


注)道具を1つも持っていないときはこのウィンドウは表示されず、振ったダイスの目に応じて直ちに食料・資源の獲得となります。

1つの食料・資源獲得の処理で道具をいくつでも使用することができます。(能力2以上の)道具は能力を分割して、2つ以上の資源獲得で使用することはできません。


  • 【家タイル:】

要求されている資源を消費して家を建てます。家タイルの処理では、左図のようなウィンドウが表示されます。上段は保有している資源の数を表します。左下は要求されている資源を表します。


家の建設を実行するときは、使用する資源を1つずつクリックしていきます。クリックすると保有資源の下側にクリックした資源が並んでいきます。建設に必要な資源が全て揃うと右下に[OK]ボタンが現れますので、選んだ資源で間違いなければ[OK]ボタンをクリックして確定します。


家タイルに人間コマを置いたものの建設を行いたくない(行えない)ときは右下のXボタンをクリックします。建設をしなかった家タイルはそのままボード上に残ります。

注)資源のいくつか選択し、かつ、要求されている資源に満たないときはXボタンも[OK]ボタンも表示されていない状態になります。

保有資源の下に並ぶ選択した資源をクリックすると選択キャンセルになり、全ての選択資源をキャンセルすると再びXボタンがあらわれます。建設を行った家タイルは手元に保管しておきます。家タイルを獲得した山札では、直ちに次の家タイルをめくります。


  • 【文明カード:】

文明カードの獲得にはボード上のカードの置かれている上に描かれているジョーカーマークの数であらわされています。すなわち、4列の左から順に 4個/3個/2個/1個 の資源を払わなければなりません。支払いに割り当てる資源は、木材/レンガ/石材/金のいずれを使用してもよく、また2種以上の資源を混ぜて支払っても構いません。


文明カードの獲得では、左図のようなウィンドウが表示されます。上段は保有している資源の数を表します。左下のジョーカーマークは要求されている資源の数を表します。使用する資源を1つずつクリックしていきます。クリックすると保有資源の下側にクリックした資源が並んでいきます。獲得に必要な資源が全て揃うと右下に[OK]ボタンが現れますので、選んだ資源で間違いなければ[OK]ボタンをクリックして確定します。


文明カードに人間コマを置いたものの獲得しない(できない)ときは右下のXボタンをクリックします。獲得をしなかった文明カードはそのままボード上に残ります。

文明カードを獲得したときは、カードの上段に図示されている効果を直ちに発動します。個々の効果は補足・詳細説明ページの「2.文明カード説明詳細 上段詳細説明:」で説明します。→別ウィンドウで開く

フェイズ3

フェイズ3:ラウンド精算


食糧精算:

スタートプレイヤーから順に食料の精算を行います。保有する人間コマの数だけ食料を消費します。ただし、農耕地を保有しているならば、農耕地の数の分だけはそちらからの収穫で賄われますので


(消費する食料の数) = (保有する人間コマの数) - (保有する農耕地の数)


の数だけ、食料を支払います。なお(保有する農耕地の数)が(保有する人間コマの数)より多くても手持ちの食料の保有数は増えません。


食料の不足: もし保有している食料チップが消費すべき数に満たない場合は、以下のように処理します。

  1. まず、保有している食料を全て消費します。
  2. 続いて、以下の2つのうちのいずれかの方法で不足分を補填します。
    1. 資源1つを食料1つに換えて、不足分を補填します。
    2. 得点10点を払って不足している分の食料を一括して補填します(これにより点数がマイナスになることがあります)。


食料が不足しているときは、左図のウィンドウが出ます。上段は保有している資源の数を表します。左下のジョーカーの数は不足している食料の数を表します。


資源を食糧に換えて補填している場合は、不足分、使用する資源をクリックしていきます。不足数分資源をクリックすると右下のXが[OK]ボタンに変わりますので、そのボタンをクリックします。


得点10点を支払って食料を補填するときは、右下のXボタンをクリックします。得点10点を支払うときは不足分を一括して補填します。不足する食料が1個でも10個でも支払う点数は一律10点です。不足分全てを補填しますので、保有している資源はそのまま手元に残すことが出来ます。ただし、得点10点の支払いは食料の消費よりも後なので、10点を支払ったとしても保有していた食料は全て無くなります。


文明カードの補充:

このラウンドで何枚かの文明カードがいずれかのプレイヤーに獲得され、ボード上に表向きになっている文明カードが4枚未満になっている時は、山札から文明カードをめくって4枚が表向きになるようにします。まず、ボード上に残っている文明カードを右側のコストの安いほうへスライドします。その後、山札からめくったカードを空いているマスの右側から置いていきます。


上記の処理をした後でまだゲーム終了条件を満たしていないならば、スタートプレイヤーを次にプレイヤーに移動して次のラウンドに入ります。

終了条件

フェイズ3終了時、以下のいずれかの状態になっていればゲーム終了となり得点の計算を行います。

  • 建物タイルのいずれかの山が0枚になった
  • 文明カードの残り枚数が4枚未満となった(文明カードを4枚ボード上に並べることができなくなった)


各プレイヤーの得点は、以下の点の総和になります。

  • ゲーム終了時までに獲得した点数
  • ゲーム終了時に保有している資源1つにつき1点
  • 文明カードによる得点(それぞれ2セットある8種類ある文明アイコンを異なる種類で集めて、各セットごとにその種類数の2乗に等しい点数。例:A・B・C・D・EとAを集めた場合、25点プラス1点で26点。)


以上の計算でもっとも得点の高かったプレイヤーの勝ちとなります。 同点の場合は以下の順で決定します。

  1. 農耕地の数の多いプレイヤーの勝ち
  2. (1)が同数の場合、道具の能力地の合計の多いプレイヤーの勝ち
  3. (2)が同数の場合、人間コマの数のプレイヤーの勝ち

ミニ拡張

・野生動物 文明カードにプレイヤーのダイス目を減らしてくる野生動物カードが4枚混ざる。手番中のアクションとして人間コマ1つをここの撃退マスに配置ができる。
全てのマス(4マス)が埋まっていると撃退。撃退時には人間コマ1つにつき各ダイス目に応じてボーナスを獲得。
ラウンド中1枚しか野生動物はアクティブにならない。この撃退処理はラウンドの終了時に行う。撃退できなかった(4マスが埋まらなかった)場合、人間コマは野生動物カード上に残ったまま次のラウンドになる。
撃退した場合、各プレイヤーは野生動物に置いた自分の人間コマの数を振り、ダイスそれぞれについて以下の報酬を得る。
1:3点、2:3食料、3:任意の資源1つ、4:1道具、5:1畑、6:1人間コマ。または、そのダイス目報酬の代わりに(1の目が出たかのようにして)3点を得る。
・イグルー 得点効率の良い建物の追加。ただし建築ボーナスに数えない。
・冬 文明カード獲得時、金を払うと6点。また建物カードに追加で石を払えば5点獲得できるものを追加。
・新しい建物 建設時に人間コマを獲得したりラウンド開始時に資源を得ることのできる建物なのの追加。
・マンモス ラウンド開始時にマンモスが森 / レンガ切り出し場 / 石切り場 / 川に出現。また次に出現する場所・現ラウンドのボーナスも引かれる。
マンモスのある場所に置かれた人間コマは資源獲得のダイスを振ったあと、1つにつき1食料か1資源払うことでテイミングに挑戦するためにボーナスタイルに移動できる。
テイミングの勝者はボーナスタイルの上の報酬か下の報酬かを選んで獲得できる。それ以外の参加者は下の報酬を獲得する。
勝者の決め方:タイル上の人間コマの数に等しいダイスを振る。1つのダイスで最も大きい数字のプレイヤーが勝者。もし同じならば2つ目・3つ目で大きい方(ダイスがなければ0として扱う)・・・というように決める。
勝者はボーナスタイルも獲得し、ゲーム終了時最もボーナスタイルを持っているプレイヤー全員は10点獲得。
勝者が決まらなかった場合(該当者のダイスロールの結果がすべて同一)、最後まで勝者争いを行った該当プレイヤー全員が下の報酬を獲得する(ボーナスタイルは誰も獲得しない)。

拡張:文明への第一歩

5人までプレイできるようになりました。5人目用に,プレーヤーボード、人物駒とキューブ、さらに追加の資源駒が含まれています。5人未満でのプレイについては最後に変更点がのせてあります。

◎装飾品
ストーンエイジの村に装飾品ができました。それぞれ1個の装飾品として数える牙と、それぞれ3個分の装飾品として数える首輪があります。
装飾品は新たな建物やカードを手に入れるために必要です。
さらに、資源を装飾品に交換することもできます。
狩場や村にある新しい場所-交易所-で手に入れることができます。
装飾品の数に限りはありません。装飾品は資源でも食料でもありません。つまり、文明カードの支払や装飾品が示されていない建物の建築には使えないということです。装飾品は、何でもOKな資源のうちには入りません。もちろん、食料の代わりに人々に与えることもできません。
また、ゲーム終了時には得点になりません。

◎新たなゲームボード
新たなゲームボードは基本のゲームボードに載せて使い、新しい選択肢を用意しています。この拡張ボードによるルールは、基本のルールと同じ順番で行われます。以下に詳細を説明します。
1.プレーヤーは,ボードに人物駒を配置します
・交易所(村にできた新しい場所)
小屋と同じように、一度に1人のプレーヤーが2個の人物駒のみ置くことができます。
・狩場
装飾品は食べ物のそばに準備します。ここでは好きなだけ人物駒を置くことができます。制限はありません。
・文明カード
文明カードを置く第5番目の置き場があります。ここも基本のゲームと同様、カードの上には1人が1個の人物駒のみ置くことができます。
・建物
ゲームボードの下側に5人プレイなら5つの山札があります。
各建物には1個の人物駒のみ置くことができます。

2.置いた人物駒のアクションをします
交易所
交易所のマーカーを2マス進めます。そして人物駒を戻します。直ちに装飾品2個を得ます(マーカーを進める度にそれがどこにあろうが関係なく2個の装飾品を得ます)。
□交易
交易トラックの進み方によって、ゲームでの交易ができる可能性があります。マーカーが0にあるときは交易はできません。
交易ができるのは、少なくとも1マスは交易トラックを進んでいて、文明カードか建物タイルを取るのに必要なときだけです。
交易を実行することにより、装飾品と資源を選んで交換できます。
交易トラックの位置によって交換率が変わり、2:1か1:1か1:2です。
このラウンドで交易所に駒が置いてなくても実行可能ですが、実行できるのはラウンド中に1回のみです。
※特別な場合:支払に必要以上のアイテムが取れても余分を持っておくことはできません。

狩場
狩りによって欲しい装飾品を手に入れることができます。
狩場の人物駒1個につきダイス1個を取り,全てを一度に振り、基本のゲームのように道具も追加できます。そして合計を2で割って,食料と装飾品に割り当て
ます。(端数切り捨て)

文明カードの獲得
この場所の文明カードが欲しいときは,3個分の装飾品(牙3個または首輪1個)が必要です。
装飾品3個を支払い、カードから駒を戻しカードを手に入れます。そして、直ちにカードに示されているアイテムをもらいます。
ここのカードを買ったとき、さらに3個の装飾品を支払い、文明カードの山札の一番上のカードを購入することもできます。
このカードは最終得点計算でのみ効果があります。このカードの内容は明らかにする必要はなく、またカードの上に示されているアイテムももらえません。
※重要:この場所のカードを装飾品3個で購入したときのみ、追加でもう1枚買うことができ、1ラウンドに1回のみです。

●ゲームの終了
ゲームは、ラウンドの始まり時に、文明カードの補充が完全にできない場合か、または、建物タイルの山札が1つなくなったときに終了となります。
《新たなラウンドと2-4人プレイでの変更点》
基本のゲームと同じく、残った文明カードは右へずらし、空いた場所に新しいカードを補充します。5番目の置き場も通常の置き場と同じようにします。
4人プレイでは、道具、小屋、畑、交易所のうち3カ所までしか駒を置けません。1カ所は空いたままです。
3人または2人プレイでは、道具、小屋、畑、交易所のうち2カ所までしか駒を置けません。2カ所は空いたままです。
どこを使ってどこが空くかは駒を置いていくことによって決まっていきます。
その他のルールは同じです。

◎新しい文明カードと建物タイル
文明カード
基本のルールに準じます。いくつか新しいカードがあり、次のような効果があります。
カードの下の部分が最終得点計算用で背景が砂地や草地になっています。
・緑の背景
首輪の装飾品は通常の文明シンボルとして追加されます。9種類まで文明シンボルを持つことができ、全てのシンボルを集めると81点になります。
・砂地の背景
最終得点計算:交易人の数を交易トラックのマーカーの位置の数字と掛けます。

以下の2種類のカードの上の部分の効果は獲得後すぐに効果を発動します。
・生活スタイル(ダイス1から6にそれぞれ効果)
このカード(4枚)は直ちに効果を発揮します。これらは、基本のゲームのダイステーブルと同様です。
①2食料
②2装飾品
③1任意の資源
④1文明カード
⑤ただちに交易トラックのマーカーを1進め、2装飾品
⑥1人物駒
・交易トラック
ただちに交易トラックのマーカーを1進め、装飾品を2個得ます(2枚)。

◎建物タイル
・牙=4・牙1-4
使用した装飾品の数に応じて、装飾品1個あたり4点を獲得します。最大で装飾品4個まで使用できます。
・11・文明カード
文明カードの山札から直ちに1枚引いて獲得します。カードの上の部分の効果はありません。
・生活スタイル
プレーヤー人数と同じ数のダイスを直ちに振ります。効果は生活スタイルつきのカードを同じです。アクティブプレイヤーから順に選択していきます。
・自分専用の駒配置
これらの建物を建てたい場合は、まず通常の通り、大きな円の上に人間駒を置いて獲得します。
もしラウンドの最初にこれらの建物を持っていたら、フェイズ1のときに、人間駒を置くことができます。
それぞれの建物は3人まで駒が置けます。フェイズ2で、他の駒と同じようにこれらの駒によってダイスを振ります。タイルに示された木か金を獲得します。
木のコストは3ではなく2で、金のコストは6ではなく5になります。道具で追加することもできます。