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「Gamehelpsaboteur」の版間の差分
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(→わがままドワーフ(単独行動の金鉱堀がいる): 赤服の説明を修正) |
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==== わがままドワーフ(単独行動の金鉱堀がいる) ==== | ==== わがままドワーフ(単独行動の金鉱堀がいる) ==== | ||
役割カードの赤服の金鉱堀りをわがままドワーフとみなします。この金鉱堀りは独善的で、自分が金を掘り出した時だけ勝者となれます。 | |||
つまり金を独り占めすることになります。他の金鉱堀りが金を掘り当てても分け前には預れません。 | つまり金を独り占めすることになります。他の金鉱堀りが金を掘り当てても分け前には預れません。 | ||
2024年5月30日 (木) 01:19時点における最新版
ゲームの目的
3ラウンドのゲームを行い、出来るだけ多くの金塊を集めることを目的とします。
自分の役割(金鉱掘りかお邪魔者か)はランダムに各ラウンドの開始時に選択されます。
- あなたが金鉱掘りであれば、他の金鉱掘りと協力し、3ヵ所の「ゴール」カードの中に1枚だけある金カードに向けて、スタートカードからつながる道を作成する必要があります。
- あなたがお邪魔者であれば、他のお邪魔者と協力して、金鉱掘りが金塊を得ようとするのを阻止しなければいけません。
- 金を掘り当てるか、手札と山札のカードが全部なくなるとそのラウンドは終了し、金塊の分配を行います。
ルール概要
手番では手札からカードを1枚選び、プレイするか捨てることができます。
“道”カードをプレイする前にカードの向きを180度回転することができます。(回転アイコンが手札のカードの上に出ます)
カードを選択して「カードを捨てる」をクリックすると、カードを1枚捨てて山札から1枚補充できます。(「お邪魔者II」では3枚まで交換可能)
道カードと破壊カード以外は、プレイした後カード捨て場に置かれます。
カードの種類は以下の通りです:
- ・”道”カード:このカードをプレイし坑道を広げていきます。道カードに書かれている絵柄がそのまま道になります。
- 場に出ているカードと正しく接続される必要があります(「道」と「壁」が隣接するような置き方はできません)
- スタートカードから道がつながるように置かなければなりません。(他のカードと隣接しない位置や、壁のみと接続する置き方はできません)
- ・”破壊カード”:このカードを他のプレイヤーに使用すると、カードに書かれた道具を壊すことができます。
- 3種類の道具の内、1つでも道具を破壊されているプレイヤーは、自分の手番で道カードが使用できません。
- 破壊カードを使うには、スコアボードの相手のパネルに書かれた目的の道具アイコンをクリックします。
- ・”修復”カード:このカードを使用すると、カードに書かれた種類の道具を修復することができます。(もちろん自分に使用もできます)
- 修復カードを使うには、スコアボードの相手のパネルに書かれたアイコンをクリックします。(もしくは自分の役割に置かれた"破壊"カードをクリック)
- 複数種類の道具を修復できるカードもありますが、1枚で修復できるのは1種類の道具のみとなります。
- 修復カードと、修復の対象になった破壊カードは両方ともカード捨て場に置きます。
- ・”地図”カード:ゴールカードを1枚選び、カードの表面を見ることができます。
- 使用者しかゴールカードの内容を見ることはできません。見た後は裏向きに戻します。
- どのゴールカードに対して使用するかは自由です。その内容を公言するかどうかも自由です。(役割に合わせてうまく使用しましょう)
- ・”落石”カード:このカードを使用すると、プレイされた”道”カードを壊すことができます。排除したい道をクリックして使用します。
- 落石によって排除された場所には、周囲の通路と正しく接する別のカードを配置することが出来ます。
以降の手番において、完全になにも出来ることがないと判断した場合、「全てのカードを捨てる」ことができます。
多少の時間短縮以外には使用するメリットはないでしょう。
セット内容
以下の枚数のカードが含まれる(BGAでは、金塊カードは直接使用しない)
- 44枚 '道'カード (うちスタートカード1枚、ゴールカード3枚)
- 27枚 '行動'カード
- 9枚 '破壊' カード (それぞれ3種)
- 6枚 '修復' カード (それぞれ2種)
- 3枚 'いずれか修復' カード (書かれた2種のうち1種だけ修復できる)
- 5枚 '地図' カード
- 3枚 '落石' カード
- 28枚 '金塊' カード
- 16枚 一つの金塊カード
- 8枚 二つの金塊カード
- 4枚 三つの金塊カード
- 11枚 役割カード
- 4枚 お邪魔者
- 7枚 金鉱掘り
役割
役割はプレイ人数に依存した上限から、ランダムに決まります。4プレイヤー以下の場合はお邪魔者がいない場合もあります。
プレイヤー | お邪魔者の上限 | 金鉱掘りの上限 |
---|---|---|
3人 | 1 人 | 3 人 |
4人 | 1 人 | 4 人 |
5人 | 2 人 | 4 人 |
6人 | 2 人 | 5 人 |
7人 | 3 人 | 5 人 |
8人 | 3 人 | 6 人 |
9人 | 4 人 | 7 人 |
10人 | 4 人 | 7 人 |
手札枚数
ゲーム開始時に配られる手札の枚数は以下の通りになります。(お邪魔者2ルールでは6枚固定)
- 3-5人 :6枚
- 6-7人 :5枚
- 8-10人 :4枚
金塊の分配
※BGAでは自動で分配が行われます
【金鉱掘りの勝利】
金を発掘してラウンドが終わった場合、金鉱掘りで金塊を分配します。
プレイヤー数と同じ数の金塊カード(ただし10人でも9枚まで)を引き、発掘に成功したプレイヤーを起点としてゲーム進行と逆順に、金塊の多いカードから分配します。
【お邪魔者の勝利】
金が発掘されずにラウンドが終わった場合、お邪魔者の人数に応じた固定数の金塊カードが分配されます。
- 1人 :4金
- 2-3人:3金ずつ
- 4人 :2金ずつ
残った金塊カードは、次ラウンド以降の報酬となります。
【選択ルール】
金の配分に関する選択ルール
古い鉱山
古い鉱山は金を含んでいないかもしれない…掘り出してみたら全部石ころかもしれない。
つまり、金カードが全く金を含まないかもしれない。(28枚の金カードのうち、4枚が3金、8枚が2金、10枚が1金、残り6枚が石ころ) だから、最初に掘りださないと分け前が一個も残ってないかもしれないのです。
新しい鉱山
新しい鉱山はちょっとだけ公平にできてます。
プレイヤー数と同数の金カードを引く(つまり、お邪魔者の分を先に掘った人が取れる)代わりに、 金鉱掘りの数と同じだけの金カードを引きます。 もちろん、金鉱掘りは最低でも1個は金が手に入ります。(もちろん先に掘り出したほうが良質な金を手に入れられます)
ゲームプレイ方法に関する選択ルール
お邪魔者の最大人数
お邪魔者が最大人数に固定されます。
競争好き(道具の壊れた金鉱掘は金塊を得られない)
金を掘り当ててラウンドが終わった時に、道具が壊れていた金鉱掘りは金塊を分配されない。(お邪魔者には影響しない) つまり、金を掘り当てられそうなときに、金鉱掘り同士で道具破壊をすると分け前が…
わがままドワーフ(単独行動の金鉱堀がいる)
役割カードの赤服の金鉱堀りをわがままドワーフとみなします。この金鉱堀りは独善的で、自分が金を掘り出した時だけ勝者となれます。 つまり金を独り占めすることになります。他の金鉱堀りが金を掘り当てても分け前には預れません。
【拡張パック】
金鉱掘の反撃!(お邪魔者IIパック)
お邪魔者IIというゲームの拡張パッケージを適用します。 この選択ルールを適用すると、他の選択ルールは無効となります。 役割、道、攻撃カードの種類が大幅に増え、一部のルールが変更されます。
役割の変更
お邪魔もの(無印)では、『金鉱掘り』と『お邪魔もの』の2種類でしたが、お邪魔ものIIでは金鉱堀りが青と緑の2チームに分かれます。 さらに、新しい役割『ボス』、『地質学者』、『横着者』が追加されます。無印の役割カードは使いません。 それぞれの役割の内容、最大人数は次のとおりです。プレイヤー数に限らず、全15枚からランダムに1人1枚の役割カードが配られます。
- 金鉱掘り(青、緑各4人まで)Gold-Digger
金鉱掘りは金を目指していつもどおり掘りましょう。 しかし、例えばあなたが緑の金鉱掘りの場合、青の金鉱掘りが金を掘り当てたら緑は残念ながら0金です。 なので、ただ単に掘り当てればいいわけではなく緑にゴールしてもらわなければなりません。 また、お邪魔者IIでは緑のドア、青のドアが新しく追加されました。 始めのはしごから金までの道のりに緑のドアがあるとします。 この状態では緑・青どちらが金を掘り当てたとしても緑が金を獲得します。 使いどきが重要です。
- お邪魔者(3人まで)Saboteur
お邪魔者は、金鉱掘りの邪魔をしましょう。金を掘り当てることなくラウンドを終了すれば、金を得ることができます。 お邪魔者の人数が少ないケースがありますが、青と緑の金鉱掘りの対立の利用や、地質学者、横着者と上手に協力して上手に妨害しましょう。
- ボス(1人まで)Boss
ボスは金鉱掘りの補助をして金を掘り当てましょう。しかしあくまで補助です。自分で金を掘り当ててしまうと多分0金になるので注意しましょう。ボスが得る金は金鉱掘りの-1金という性質上、ボスが金を開けると金鉱掘り全員に金が入ります。そうなるとだいたい全員1金でボスは0金です。 しかし、ボスにとって最高の瞬間が来るかもしれません。それは、ハシゴから金までの道のりに緑と青の二つのドアが存在する場合です。 この時金鉱掘りに金は入らず、ボスが総取りなので頑張ってゴールを目指しましょう
- 地質学者(2人まで)Geologist
言ってしまえば金に興味がない人。勝利には無関係に金を配布されます。 この役割では新たに追加された、(道にクリスタル”白い結晶”があるカード)を出来るだけ場に出すことで金を得ます。スタートから繋がっているクリスタル1個につき1金です。 この役割については、クリスタルを場に置かせるため邪魔してもよし、置きながら進むもよし。 地質学者は二人までなので、場にあるクリスタルが3個の場合切り捨てで1金しかもらえません。
- 横着者(1人まで)Profiteer
報酬がほかのプレイヤーより2金少ないが何をしても何をしなくてもいい人。金にたどり着こうが着くまいが構わない役割。絶対に勝利する。 ただし2金少なくなる。一番金をもらえそうな役割(地質学者を除く)の味方をするか、そこは見極めましょう。 お邪魔ものが3人いるとき以外は金をもらえるので邪魔をするのが基本のような気もするかも?
追加アクションカード
お邪魔者IIでは手札を2枚選んで妨害カードをクリックすることで、妨害をとりのぞくことができる。が、以後手札が一枚減ってしまう。気を付けよう。落石1枚の追加と合わせて21枚が追加される。
- 泥棒(4枚)
出しておけばラウンド終了時、誰か一人から1金を盗る事ができる。もちろん持っている人からだけですが。金塊の分配が終わってから発動する。(自分が牢屋に居ると無効)
- 手を離せ(3枚)
泥棒を防ぐ。泥棒カードを取り消す。
- 役割変更(2枚)
自分または誰かの役割を変える。役割カードの引き直しなので、複数枚ある役割カードなら同じのを引くこともある。
- 調査(2枚)
誰かの役割を見ることができる。みんなに言うか言わないかは自由
- 牢屋(3枚)
妨害カードと同じく道が置けない。また、牢屋に入れられたままラウンドを終えてしまうと金が貰えない。
- 開放(4枚)
牢屋から開放。基本は自分に使うもの
- 手札交換(2枚)
任意の人と手札をすべて交換する。自分このカードを使って減った分は、交換相手側に補充されます。
追加される道
全部で30枚が追加される。特殊なものは
- 扉つき通路(各色3枚)
緑色と青色の扉が設置されている特別な通路が追加されました。 緑色の扉は緑の金鉱掘りのみ通る事ができます。 青色の扉は青の金鉱掘りのみ通る事が出来ます。 上手に利用して、相手チームの金鉱掘りより先に金鉱を掘り当てましょう。
- はしご(4枚)
はしごは、スタート地点と繋がっている道です。すでにある通路と繋がるなら、スタート地点と繋がっていない側にも置くことができます。はしごのカードの壁側と、他のカードの壁は繋がりません。 スタート地点から落石で道が途切れてしまった状況であっても、はしごをスタート地点と見なして道を置く事が出来ます。 また、扉つき通路が設置され片方の金鉱掘りしか通れなくなってしまったとしても、扉の向こう側にはしごが接続されていれば、 両方の金鉱掘りが金に辿り着くことができます。
- トンネル(2枚)
道が交差してトンネルになっている通路が存在します。 また、道が交差して途切れている通路も存在します。 トンネルになっている通路と途切れている通路の違いは、交差部分に黒い影が存在しているか否かです。 黒い影が存在していればトンネルとなっており、通路が繋がっています。
金塊の分配
ラウンド終了時点で勝者の間で金が分配されますが、金鉱掘りチームか、お邪魔者のどちらかがラウンドの勝者になります。牢屋に居るものは関われません。
発掘した通路が扉によって塞がれていた場合、その扉の色の金鉱掘りチームが勝者です。両方の色の扉で塞がれていた場合はボスと横着者だけが勝者になります。塞がれていない場合は両方が勝者です。
お邪魔者が勝った場合は、お邪魔者と横着者が勝者です。
勝者の数により配布される金の数が変わります。一人なら5金、以下一人勝者が増えると1減ります。五人以上では各1金です。
配布される金が決まった後で、役割による減算がされます。ボスは-1、横着者は-2です。
泥棒カードを出していれば、このとき誰かの金を盗めます。複数のプレイヤーが出していた場合は、最後に泥棒カードを出したプレイヤーからターン順に盗みを行います。盗めるのはこのラウンドで配布された金だけ(要確認)で、前のラウンドで取った金からは盗めません。
最後に(泥棒とどっちが先か要確認)、地質学者はスタートから繋がっている通路にあるクリスタルの数の金を、地質学者の人数で分配します。
Have a good game !