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Gamehelppandemic

提供:Board Game Arena
2024年8月15日 (木) 11:57時点におけるSWORDONE (トーク | 投稿記録)による版 (→‎アクション)
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使用する物

 プレイヤーコマ:各プレイヤーの現在位置を示すコマ
 ウィルスキューブ:都市に蔓延しているウィルスを表すキューブ(全4色・各色24個)
 感染カード:カードに書かれた都市で、都市と同じ色のウィルス感染が広がる(各都市1枚・全48枚)
 アウトブレイクマーカー:感染率トラックの上に置かれ、アウトブレイクが発生するたびに進行する
 感染レートマーカー:一度にひく感染カードの枚数

以下の3種は裏面が同じ「プレイヤーカード」となる。

 都市カード:治療薬の作成だけでなく、コマの移動や基地の作成にも使用できる(各都市1枚・全48枚)
 イベントカード:使用する事でメリットの得られる特殊なカード(全5種・各1枚)
 エピデミックカード:引いたときに大規模な感染が発生してしまう危険なカード

ゲームの目的

勝利条件
・4種類の治療薬を発見する

敗北条件
以下のいずれかを満たすと、その時点でゲーム終了となり全プレイヤーは敗北します
・ウィルスキューブを置くべきときにストックが足りず、置けなくなった場合
・アウトブレイクが8回発生した場合
・プレイヤーカードを引くべきときにプレイヤーカードの山札が1枚以下で、カードを2枚引けなくなった場合

ゲームの流れ

【準備】
各プレイヤーの役割をランダムに決める。(重複は無し)
エピデミックカードを除いたプレイヤーカードの山札から、プレイ人数に応じた枚数のカードを受け取る(2人:4枚、3人:3枚、4人:2枚)
その後、残りのプレイヤーカードを使用するエピデミックカードの枚数と同じ数の山に均等に分け、
それぞれの山にエピデミックカードを1枚ずつ入れてシャッフルして重ね、1つの山札にする。
アトランタに調査基地を置き、プレイヤーコマを全員アトランタに置く。
感染カードを9枚引く。最初の3枚の都市に都市の色と同じウイルスを3個ずつ置く。
同様に、次の3枚の都市に2個ずつ、その次の3枚の都市に1個ずつ置く。
引いた感染カードは全て捨て札置き場に置かれる。(捨て札は公開情報となり、クリックすることで確認できる)

スタートプレイヤーからターンを開始する。以下の3つのステップを順番に行う。
各プレイヤーの手札の内容は公開されており、能力・イベントカードの使用に関しても相談して行うことが推奨される。

【アクションステップ】
このステップでは4回のアクションが可能。
手札にイベントカードがあるプレイヤーは、他プレイヤーのターン中でもアクション前後に使用できる。
4回アクションが終了するか、パスすることでアクションステップが終了する。

【手札補充ステップ】
プレイヤーカードの山札から2枚ひいて手札に加える。(強制)
この時山札が1枚以下の場合は敗北する。
エピデミックカードを引いた場合は、そのカードをゲームから除外して「エピデミック」の処理を行う。
手札が7枚を超えている場合は、7枚になるまで選んで捨てる。(捨てる前にイベントカードを使用しても良い)

【感染の処理ステップ】
「感染率トラック」に示された枚数分、感染カードを山札から引く。(強制)
引いた感染カードの都市にウィルスを1個置き、引いたカードは捨て札置き場に置く。
同じ色のウィルスが4個以上になった都市では「アウトブレイク」が発生する。

アクション

1ターンにつき、4回までアクションが行える。(同じ行動も可能)
役割によっては制限や条件が変更されたり、追加効果が発生する場合がある。

【移動】
4通りの移動方法がある。1回の移動につき1アクション必要。
・白線でつながった隣接する都市へ移動する(ボード左右の端にある都市もつながっているので注意)
・移動先の都市カードを1枚捨て、その都市へ移動する
・自分のいる都市と同じカードを捨て、任意の都市へ移動する
・調査基地がある都市から、別の調査基地がある都市に移動する

【調査基地の設置】
・自分のいる都市のカードを捨て、その都市に調査基地を設置する

 調査基地は(初期配置を含めて)6ヵ所まで設置可能。既に6ヵ所ある場合は他の都市からコマを移動して設置する

【感染者の治療】
・自分のいる都市から病原体コマを1つ取り除く。

 対象の色の治療薬が発見されている場合、その都市にある同色のコマをすべて取り除く
 対象の色の治療薬が発見されており、ボード上にその色のコマが無くなった場合は「根絶」となる。その色のウイルスは今後置かれなくなる

【知識の共有】
・自分のいる都市のカードを、同じ都市にいる相手に渡す。または、相手から受け取る。

【治療薬の発見】
・調査基地にいる状態で「同じ色の都市カード」を5枚捨てる。捨てた色の治療薬を作成できる。

 基地がある都市と異なる色の治療薬でも作成できる

特殊なイベント

【エピデミック】
エピデミックが発生した場合、以下の処理を行う。

 ・感染率の上昇:感染率トラックを1つ進める(毎ターン引く感染カードの枚数が徐々に増える)
 ・感染:感染カード山札の1番下のカードをめくり、その都市にウイルスを3つ置く(4つ以上になった場合アウトブレイクする)。引いたカードは捨て札にする。
 ・度合いの増加:感染カードの捨て札をシャッフルし、山札の上に置く

※エピデミックが発生するまでは「一度捨て札に置かれた感染カードは引かれない」こと、エピデミック後は「捨て札に置かれていたカードから先に引かれる」ことになる

【アウトブレイク】
1つの都市で同じ色のウイルスが4つ以上になる場合、代わりにその都市のその色のウイルスを3つにして、アウトブレイクが発生する。
アウトブレイクが発生した場合、以下の処理を行う。

 ・アウトブレイクマーカーを1つ進める(8になったらゲーム敗北)
 ・アウトブレイクが発生した都市と隣接する全ての都市に、アウトブレイクした色のウイルスを1つ置く。

※ウイルスを置くことにより、アウトブレイクが連鎖する可能性がある。ただし、1回の連鎖で同じ都市が複数回アウトブレイクすることはない

役割

衛生兵:
 感染者の治療時に、その都市にある病原体コマのうち1色すべてを取り除く。
 自分がいる都市に「治療薬が発見されている病原体」がある場合、アクションを消費せずに全て取り除ける。
 また、自分がいる都市に治療薬が発見されている病原体コマが置かれることを防ぐ。

通信司令員:
 自分のターンに、「他のプレイヤーのコマ」を自分のコマと同じ要領で移動できる。
 また、任意のプレイヤーのコマ1つを「他のプレイヤーのコマがある都市」へ移動できる。(1アクションを消費)
 ※他のプレイヤーのコマを移動する場合は、そのプレイヤーの許可が必要

作戦エキスパート:
 都市カードを消費せずに、自分がいる都市に調査基地1つを設置する。(1アクションを消費)
 いずれかの都市カードを捨て札にして、調査基地のある都市から好きな都市へ移動する。(各ターンに1度のみ、1アクションを消費)

科学者:
 科学者は同一の色のカード4枚で、治療薬を発見することが出来る。

研究者:
 自分の手札の都市カード1枚を、同じ都市にいるプレイヤーへ渡す。(1アクションを消費)
 ※自分がいる都市以外のカードも渡すことができる

危機管理官:
 捨て札にあるイベントカード1枚を確保し、再度使用可能にする。(1アクションを消費)
 確保したイベントカードは、使用したらゲームから取り除く。
 イベントカードは1枚しか確保することができないが、そのイベントカードは手札の枚数には含まれない。

検疫官:
 自分がいる都市と、その都市に隣接するすべての都市に病原体コマが置かれることを防ぐ。(アウトブレイクも防ぐ)

イベントカード

政府の援助:
 調査基地1つをいずれかの都市に置く(都市カードを消費しない)
静かな夜:
 次の「感染の処理」ステップを省略する(感染カードを引かなくてよい)
人口回復:
 感染カードの捨て札からカードを1枚選び、ゲームから取り除く。
 このカードはエピデミック時の「感染」と「度合いの増加」の間に使用することができる。
予測:
 感染カードの山札の上から6枚のカードを見る。それらを好きな順番で感染カードの山札の上に戻す。
空輸:
 自分か他プレイヤーのコマ1個をいずれかの都市に移動させる。
 ※他プレイヤーのコマを移動させる場合、そのプレイヤーの許可を得ること