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「Gamehelpspacebase」の版間の差分

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(4人の利用者による、間の22版が非表示)
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==ゲームの準備==
==ゲームの準備==
宇宙版『街コロ』システム。<br>
宇宙版『街コロ』システム。<br>
場にⅠ・Ⅱ・Ⅲのデッキから各6枚、計16枚のシップカードとコロニーカードを表側表示で並べる。<br>
3つのシップカードの山札(レベル1~3)から、各6枚を場に表向きに並べる。<br>
各プレイヤーは5金受け取り、初期シップカードを1から12のスペースに配置する。<br>
星域1~12に対応したコロニーカードを場に並べる。(各1枚ずつ、計12枚)<br>
各プレイヤーはⅠから1枚シップカードを引き、コストを支払ってルールに従い場に出す。<br>
各プレイヤーのコンソールに星域1~12に対応した初期シップカードを置く。(初期シップカードの性能は全員等しい)<br>
右上の数字が高いプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。複数いる場合はダイスで決定。<br>
<br>
その後以下のボーナスを得る。<br>
●初期シップの購入<br>
各プレイヤーは初期資金として5クレジットを受け取る。<br>
各プレイヤーはⅠの山札からシップカードを1枚引き、コストを支払ってコンソールの対応する星域に'''配置(station)'''する。<br>
その星域に初期配置されていたシップカードは上下反転し、同じ番号の星域で'''配備(deploy)'''状態になる。(詳細は"カードの購入"にて説明)<br>
購入したシップカードの星域(右上の数字)がもっとも大きいプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。複数いる場合はランダムに決定される。<br>
<br>
手番によるボーナスを得る。(プレイヤーリストには、それぞれの勝利点/クレジット/収入が表示される)<br>
・1番手 なし<br>
・1番手 なし<br>
・2番手 1金<br>
・2番手 +1クレジット<br>
・3番手 2金<br>
・3番手 +2クレジット<br>
・4番手 1収入<br>
・4番手 +1収入<br>
・5番手 1収入<br>
・5番手 +1収入<br>


==手番ですること==
==自分のターン==
1:ダイスロール ダイス2つを振る。<br>
手番プレイヤーは、以下のフェーズを順番に実行する。(手番でないプレイヤーは次のセクションを参照)<br>
2:ダイス割り当て ダイスの個々の数字か合計数字か(『4』と『3』が出たら、『4と3』か『7』かのどちらか)を選択し、該当部分の'''青'''のリソースを受け取る。該当部分の'''緑'''のリソースは自分の手番でも他プレイヤーの手番でも受け取ることができる。個々に同じ数字2つを選択したら2回獲得。<br>
【1】ダイスロール<br>
3:カードの購入(任意) シップカード1枚かコロニーカード1枚を購入する。<br>
 手番プレイヤーはダイスを2つ振る。<br>
4:ターン終了 ターン終了時に各レベルのシップカードが6枚出ているように補充する。もし、収入よりクレジットが少ない場合、収入の位置までクレジットを進める。<br>


==手番以外ですること==
【2】ダイス割り当て<br>
手番プレイヤーのダイスロール後、上記の手番プレイヤーと同じ様にどちらかに割り当て、セクターの'''赤(該当数字の逆さまに上に配置したものすべて)'''のリソースを受け取る。<br>
 振った結果に対し、"個々の出目"か"合計の出目"の星域を選択する。(例:出目が『3』と『4』の場合、『3と4』あるいは『7』)<br>
該当部分の'''緑'''のリソースは自分の手番でも他プレイヤーの手番でも受け取ることができる。<br>
 該当する星域にあるシップカードの'''青色の報酬'''を受け取る。(コイン:クレジット、惑星:収入、ロケット:勝利点、テキスト:表記された内容)<br>
 "個々の数値"で同じ目2つを選択した場合、報酬は2回分獲得できる。(例:出目が『6』と『6』の場合、『6』の報酬を2回獲得することが可能)<br>


==カードの購入手順==
【3】カードの購入(任意)<br>
任意で行う。<br>
 シップカード1枚かコロニーカード1枚を購入することができる。<br>
1、カード左上のコストを少なくとも持っている必要がある。購入の際カードのコストのみではなく全額支払う。<br>
 コスト以上のクレジットを所持していても、購入を行った場合は手持ちの'''クレジット全額'''を支払う。<br>
2、カード右上の数字のセクターに配備する。その際、すでに先に配置してあるカードを逆さまにして、赤い部分が突出するように同じ数字の位置に差し込む。これはゲームを通じて、各カードの赤部分がそれぞれが見えるように重ねて差し込む。<br>
 カードの購入を行わなかった場合、クレジットは持ち越される。<br>
 
※レベルごとの価格帯<br>
: レベル1シップ:2~5クレジット
: レベル2シップ:7~9クレジット
: レベル3シップ:12~14クレジット
 
【4】ターン終了<br>
 各レベルのシップカードが6枚になるまで、各山札から補充する。<br>
 収入の値より所持クレジットが少ない場合、収入と等しくなるまでクレジットを獲得する。<br>
 ※所持クレジットの方が収入よりも多い場合、収入は得られない<br>
 
==他プレイヤーのターン==
手番プレイヤーのダイスロール結果をもとに、自分のターンと同様にダイス目の割り当てを行う。<br>
ただし選択した星域の'''青色の報酬'''ではなく、配備中カードに描かれた'''赤色の報酬'''を獲得する。<br>
その星域に配備中カードが複数ある場合は、それらの報酬をすべて獲得できる。<br>
配置中(上下反転していない)のシップカードの赤色の報酬は獲得できない。<br>
 
他プレイヤーのターンには、カード購入は行えない。<br>
 
==カードの購入==
自分のターンに任意で行える。<br>
1.カード左上に表示されたコスト以上の所持金が必要。購入には'''所持金全額'''を支払い、このフェイズでカードを購入した場合、所持金は一旦ゼロになる。<br>
2.購入したシップカードを、コンソールのカード右上に示された星域に配置する。<br>
 その際、以前に配置されていたカードは上下反転して'''赤い報酬'''部分だけが見えるように同じ星域の後ろ側に置く。<br>
 この状態を、シップカードが'''配備'''された状態と呼ぶ。<br>
 ※全ての配備カードの赤い報酬が見えるように重ねて置く<br>
<br>
<br>
コロニーカードの場合、同じ処理を行い即座に示された得点を獲得するが、以降この位置にカードを配置できなくなる。(赤部分での報酬は獲得可能)<br>
コロニーカードを購入した場合も同じ処理を行い、コロニーカードに書かれた勝利点を即座に獲得する。<br>
コロニーカードを置いたプレイヤーは以降、その星域にカードを配置できなくなる。<br>
これによって、その星域で青色の報酬は得られなくなる。他プレイヤーのターンに配備報酬(赤色)を獲得することは可能。<br>


==チャージと活性化==
==チャージと活性化==
活性化スロットがあるカードの場合、報酬獲得の際まずそこにチャージトークンを置く。<br>
シップカードには、活性化スロットのチャージトークンを消費して能力を発動できるものが存在する。<br>
チャージトークンを消費することで効果が使える。<br>
スロットや能力の書かれた枠の色によって、トークンの獲得タイミングや能力の使用タイミングが異なる。<br>
赤・青スロットは上記と同じ様に非手番/手番時にチャージトークンを置く。<br>
・「赤/青」のスロットは、「手番/非手番」時にダイスの割り当てが行われる度にチャージトークンが1個置かれる。<br>
効果の赤・青。緑も上記と同じタイミング。<br>
・「赤/青/緑」の能力は、「手番/非手番/任意の手番」にチャージトークンを消費することで効果を発動する。<br>
ダイスロール後チャージトークンを置き、即座に能力を使用できる。<br>
 
複数スロットがありスロットリンク(スロット間にあるマーク)がない場合、効果の使用にはすべてのスロットを埋めなくてもよい。効果の使用にはチャージトークンを示された数消費する。<br>
同じカードの活性化スロットに、必要な個数のトークンが置かれていなければ能力を使用できない。<br>
複数スロットがありスロットリンク(スロット間にあるマーク)がある場合、効果の使用にはすべてのスロットを埋める必要がある。効果の使用にはチャージトークンを示された数消費する。プレイ人数によってチャージ数は異なる。<br>
チャージトークンを消費する能力はダイス目が一致していなくても使用できる。<br>
チャージトークンの置かれたカードにカード購入で配置された場合、チャージトークンは失われずに同カード上に引き継ぐことができる。<br>
能力を使用できるタイミングや消費する個数は能力によって異なる(ダイスロール前後など)<br>


==ゲームの終了==
活性化スロットを複数持つ場合、その数だけチャージトークンを置くことが出来る。<br>
いずれかのプレイヤーが40点を超えたら、全員が同じターン数をアクティブプレイヤーとしてプレイできるようラストプレイヤーまでプレイしてゲーム終了。<br>
スロットリンク(スロット間にあるマーク)がない場合、すべてのスロットを埋めなくても能力を活性化できる。<br>
'''クレジット・収入・得点はそれぞれ40までしか表示がないが、それ以上あるものとして扱う。'''<br>
スロットリンクがある場合、能力を活性化するにはすべてのスロットを埋める必要がある。<br>
同点の場合、該当プレイヤーでもう1ラウンド行いより多く獲得したプレイヤーの勝利。それも同じなら勝負がつくまでこの追加の1ラウンドを繰り返す。<br>
プレイ人数によって必要なチャージ数が異なる場合がある(例:2人プレイの場合は●●、3人プレイでは●●●と書かれたスロットも埋める必要がある)<br>
チャージトークンの置かれたカードが配備される場合、そのカードに'''配備報酬'''用のスロットが有る場合はチャージトークンが引き継がれる。<br>
 
==ゲーム終了==
いずれかのプレイヤーの勝利点が40点以上になったら、全員の手番数が同じになるまでプレイしゲーム終了。(勝利条件を満たしたのがラストプレイヤーの場合、そこでゲーム終了)<br>
同点の場合、該当プレイヤーでもう1ラウンド行い、勝利点をより多く獲得したプレイヤーの勝利。勝負がつくまでこの追加ラウンドを繰り返す。<br>


==効果詳細==
==効果詳細==
●ダイス矢印(ダイス目増減)<br>
報酬や能力の活性化によって得られる効果の説明。<br>
'''これは必ず、ダイスの合計値で割り当てを行う場合にのみ使用できる。'''<br>
 
●左右への矢印(「?→」または「?←」)<br>
自身の目に描かれた報酬に加え、指定された方向にある隣の目の報酬を得る。<br>
配備報酬 (赤色) に設置されている場合は、その目にある他の配備報酬を獲得した上で選択した矢印の方向の報酬を得られる。<br>
隣の報酬も矢印だった場合は重ねて効果が発動するが、1つのダイスに対して同じ矢印カードの効果が'''複数回'''実行されることはない (ループの禁止)。<br>
※編集時点では、矢印によるループだけでなく"一方向"にしか進むことが出来ない(折り返し等、進行方向の変更不可)<br>
 
○両方向の矢印(「←/→」)<br>
報酬を得る方向を、左右隣のどちらか一方から選ぶことができる。<br>
 
●ダイス+右矢印<br>
ダイスマークと矢印が書かれている場合、ダイスロール後にチャージトークンを消費して能力を使用できる。<br>
出た目から得られる"自分の報酬"を別の星系に変更する。(他プレイヤーの報酬には影響しない)<br>
この能力を活性化するときは、必ず'''ダイスの合計値'''で割り当てを行なわなければならない。<br>
例:『4と3』の目が出たときに、能力を使用する事で『7』の代わりに『8』の星系の報酬を得る。『4』や『3』だけを対象とすることはできない。<br>
 
○ダイス+複数矢印(「→/→→」)<br>
報酬を得る星域を、「右に1つ」か「右に2つ」のどちらにするか選ぶことが出来る。<br>
<br>
<br>
●カード購入<br>
●カードの購入('''Buy''')<br>
通常とは異なりコスト分のみを支払う。<br>
通常の"購入"とは異なり、能力を使用して購入する場合はコスト分のみのクレジットを支払って獲得する。<br>
能力の使用後、クレジットが残っているなら通常の購入も行える。<br>
<br>
<br>
●カードの獲得<br>
●カードの獲得('''Claim''')<br>
適切なレベルのシップカードを獲得し配置。その後通常通り購入もできる。<br>
指定されたレベルのシップカードをコストなしで獲得する。能力使用後、通常通り購入もできる。<br>
<br>
<br>
●セクター入れ替え<br>
●星域入れ替え('''Swap''')<br>
入れ替え(上に配備されたものも含め全交換)後は通常通りのセクター番号に配置。<br>
星域にあるカードをすべて入れ替える(配備済のカードも含める)。能力使用後に配置するカードは通常通りの星域番号に配置される。<br>
<br>
<br>
●ダイスリロール<br>
●ダイスリロール('''Reroll''')<br>
全てのプレイヤーに影響しこの結果を参照して割り当てを行う。<br>
自分のダイスロール後に能力を使用し、任意のダイスを振り直す。<br>
振り直しの結果は全てのプレイヤーに影響し、この結果をもとに報酬の割り当てを行う。<br>
<br>
<br>
●他のプレイヤーは全員4点失う<br>
●他の全プレイヤーは勝利点をn点失う('''lose''')<br>
0以下にはならない。<br>
勝利点の最低値はゼロであり、マイナスになることはない。<br>
<br>
<br>
●ダイス指定<br>
●ダイス目指定('''Set one die''')<br>
チャージトークンを2つ消費すればダイスロールは行わない。<br>
自分のダイスロール前に能力を使用し、ダイス1個の出目を指定できる。(ダイスロール後には能力を使用できない)<br>
チャージトークンを2個消費した場合、両方の出目が選択できる。<br>
<br>
<br>
●カード位置交換<br>
●カード位置交換('''Exchange''')<br>
このカード位置をセクタースペースならセクタースペース、上部の配備スペースなら配備スペースのいずれかのカードと入れ替える。<br>
このカードの位置をいずれかの星域スペースにあるカードと入れ替える。<br>
交換する際、<br>
このカードが星域スペースにあった場合、交換対象のカードは星域スペースに置かれる。<br>
このカードが配備スペースにあった場合、交換対象のカードは配備される。<br>
<br>
<br>
●勝利<br>
●勝利('''YOU WIN!''')<br>
他プレイヤーが40点以上あっても勝利する。<br>
勝利点に関係なく(他プレイヤーが40点以上あっても)即時勝利する。<br>
<br>
<br>
●2Xアクティブ・パッシブ<br>
●2X<br>
手番・非手番でダイス目がn・mだった場合、以下のいずれかを受け取る。n+mの値を2回、nを2回とmを1回、nを1回とmを2回。<br>
ダイス目がn・mだった場合に、以下のいずれかの組み合わせで報酬を受け取れる。「n+mの合計の目を2回」/「nを2回とmを1回」/「nを1回とmを2回」<br>
またこれ自身をチャージをチャージすることはできない。<br>
※能力を使用した際、報酬によってこの能力自身をチャージすることはできない<br>
 
例:出目『2・5』の場合に能力を使用した場合、以下のいずれかを選ぶ<br>
・通常の報酬『7』+ この能力による『7』を得る<br>
・通常の報酬『2』+『5』+ この能力による『2』を得る<br>
・通常の報酬『2』+『5』+ この能力による『5』を得る<br>
 
==ヴァリアント==
ゲーム開始時:光速バージョン<br>
 
初期資金5クレジットの代わりに、初期資金15クレジットと収入1を受け取る。<br>
各プレイヤーはゲーム開始時、シップカードを1枚購入する代わりに以下の方法で初期シップを購入する。<br>
・ランダムなシップカードを「レベルⅠの山札から4枚/レベルⅡの山札から2枚」引き、合計15クレジット以内で選択する<br>
・選択したカードを各星系へ配置する。その星系の初期シップカードは配備状態になる。購入されなかったカードは山札の下に置かれる<br>
・残ったクレジットはプレイに引き継がれる<br>
 
一番多くクレジットを残したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。<br>
同点の場合、購入したシップカードの星域が最大であるプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。(それも同点ならランダムに決定)<br>
手番順によるボーナス("ゲームの準備"参照)を得て、ゲームを開始する。<br>

2022年9月1日 (木) 11:10時点における最新版

ゲームの準備

宇宙版『街コロ』システム。
3つのシップカードの山札(レベル1~3)から、各6枚を場に表向きに並べる。
星域1~12に対応したコロニーカードを場に並べる。(各1枚ずつ、計12枚)
各プレイヤーのコンソールに星域1~12に対応した初期シップカードを置く。(初期シップカードの性能は全員等しい)

●初期シップの購入
各プレイヤーは初期資金として5クレジットを受け取る。
各プレイヤーはⅠの山札からシップカードを1枚引き、コストを支払ってコンソールの対応する星域に配置(station)する。
その星域に初期配置されていたシップカードは上下反転し、同じ番号の星域で配備(deploy)状態になる。(詳細は"カードの購入"にて説明)
購入したシップカードの星域(右上の数字)がもっとも大きいプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。複数いる場合はランダムに決定される。

手番によるボーナスを得る。(プレイヤーリストには、それぞれの勝利点/クレジット/収入が表示される)
・1番手 なし
・2番手 +1クレジット
・3番手 +2クレジット
・4番手 +1収入
・5番手 +1収入

自分のターン

手番プレイヤーは、以下のフェーズを順番に実行する。(手番でないプレイヤーは次のセクションを参照)
【1】ダイスロール
 手番プレイヤーはダイスを2つ振る。

【2】ダイス割り当て
 振った結果に対し、"個々の出目"か"合計の出目"の星域を選択する。(例:出目が『3』と『4』の場合、『3と4』あるいは『7』)
 該当する星域にあるシップカードの青色の報酬を受け取る。(コイン:クレジット、惑星:収入、ロケット:勝利点、テキスト:表記された内容)
 "個々の数値"で同じ目2つを選択した場合、報酬は2回分獲得できる。(例:出目が『6』と『6』の場合、『6』の報酬を2回獲得することが可能)

【3】カードの購入(任意)
 シップカード1枚かコロニーカード1枚を購入することができる。
 コスト以上のクレジットを所持していても、購入を行った場合は手持ちのクレジット全額を支払う。
 カードの購入を行わなかった場合、クレジットは持ち越される。

※レベルごとの価格帯

 レベル1シップ:2~5クレジット
 レベル2シップ:7~9クレジット
 レベル3シップ:12~14クレジット

【4】ターン終了
 各レベルのシップカードが6枚になるまで、各山札から補充する。
 収入の値より所持クレジットが少ない場合、収入と等しくなるまでクレジットを獲得する。
 ※所持クレジットの方が収入よりも多い場合、収入は得られない

他プレイヤーのターン

手番プレイヤーのダイスロール結果をもとに、自分のターンと同様にダイス目の割り当てを行う。
ただし選択した星域の青色の報酬ではなく、配備中カードに描かれた赤色の報酬を獲得する。
その星域に配備中カードが複数ある場合は、それらの報酬をすべて獲得できる。
配置中(上下反転していない)のシップカードの赤色の報酬は獲得できない。

他プレイヤーのターンには、カード購入は行えない。

カードの購入

自分のターンに任意で行える。
1.カード左上に表示されたコスト以上の所持金が必要。購入には所持金全額を支払い、このフェイズでカードを購入した場合、所持金は一旦ゼロになる。
2.購入したシップカードを、コンソールのカード右上に示された星域に配置する。
 その際、以前に配置されていたカードは上下反転して赤い報酬部分だけが見えるように同じ星域の後ろ側に置く。
 この状態を、シップカードが配備された状態と呼ぶ。
 ※全ての配備カードの赤い報酬が見えるように重ねて置く

コロニーカードを購入した場合も同じ処理を行い、コロニーカードに書かれた勝利点を即座に獲得する。
コロニーカードを置いたプレイヤーは以降、その星域にカードを配置できなくなる。
これによって、その星域で青色の報酬は得られなくなる。他プレイヤーのターンに配備報酬(赤色)を獲得することは可能。

チャージと活性化

シップカードには、活性化スロットのチャージトークンを消費して能力を発動できるものが存在する。
スロットや能力の書かれた枠の色によって、トークンの獲得タイミングや能力の使用タイミングが異なる。
・「赤/青」のスロットは、「手番/非手番」時にダイスの割り当てが行われる度にチャージトークンが1個置かれる。
・「赤/青/緑」の能力は、「手番/非手番/任意の手番」にチャージトークンを消費することで効果を発動する。

同じカードの活性化スロットに、必要な個数のトークンが置かれていなければ能力を使用できない。
チャージトークンを消費する能力はダイス目が一致していなくても使用できる。
能力を使用できるタイミングや消費する個数は能力によって異なる(ダイスロール前後など)

活性化スロットを複数持つ場合、その数だけチャージトークンを置くことが出来る。
スロットリンク(スロット間にあるマーク)がない場合、すべてのスロットを埋めなくても能力を活性化できる。
スロットリンクがある場合、能力を活性化するにはすべてのスロットを埋める必要がある。
プレイ人数によって必要なチャージ数が異なる場合がある(例:2人プレイの場合は●●、3人プレイでは●●●と書かれたスロットも埋める必要がある)
チャージトークンの置かれたカードが配備される場合、そのカードに配備報酬用のスロットが有る場合はチャージトークンが引き継がれる。

ゲーム終了

いずれかのプレイヤーの勝利点が40点以上になったら、全員の手番数が同じになるまでプレイしゲーム終了。(勝利条件を満たしたのがラストプレイヤーの場合、そこでゲーム終了)
同点の場合、該当プレイヤーでもう1ラウンド行い、勝利点をより多く獲得したプレイヤーの勝利。勝負がつくまでこの追加ラウンドを繰り返す。

効果詳細

報酬や能力の活性化によって得られる効果の説明。

●左右への矢印(「?→」または「?←」)
自身の目に描かれた報酬に加え、指定された方向にある隣の目の報酬を得る。
配備報酬 (赤色) に設置されている場合は、その目にある他の配備報酬を獲得した上で選択した矢印の方向の報酬を得られる。
隣の報酬も矢印だった場合は重ねて効果が発動するが、1つのダイスに対して同じ矢印カードの効果が複数回実行されることはない (ループの禁止)。
※編集時点では、矢印によるループだけでなく"一方向"にしか進むことが出来ない(折り返し等、進行方向の変更不可)

○両方向の矢印(「←/→」)
報酬を得る方向を、左右隣のどちらか一方から選ぶことができる。

●ダイス+右矢印
ダイスマークと矢印が書かれている場合、ダイスロール後にチャージトークンを消費して能力を使用できる。
出た目から得られる"自分の報酬"を別の星系に変更する。(他プレイヤーの報酬には影響しない)
この能力を活性化するときは、必ずダイスの合計値で割り当てを行なわなければならない。
例:『4と3』の目が出たときに、能力を使用する事で『7』の代わりに『8』の星系の報酬を得る。『4』や『3』だけを対象とすることはできない。

○ダイス+複数矢印(「→/→→」)
報酬を得る星域を、「右に1つ」か「右に2つ」のどちらにするか選ぶことが出来る。

●カードの購入(Buy)
通常の"購入"とは異なり、能力を使用して購入する場合はコスト分のみのクレジットを支払って獲得する。
能力の使用後、クレジットが残っているなら通常の購入も行える。

●カードの獲得(Claim)
指定されたレベルのシップカードをコストなしで獲得する。能力使用後、通常通り購入もできる。

●星域入れ替え(Swap)
星域にあるカードをすべて入れ替える(配備済のカードも含める)。能力使用後に配置するカードは通常通りの星域番号に配置される。

●ダイスリロール(Reroll)
自分のダイスロール後に能力を使用し、任意のダイスを振り直す。
振り直しの結果は全てのプレイヤーに影響し、この結果をもとに報酬の割り当てを行う。

●他の全プレイヤーは勝利点をn点失う(lose)
勝利点の最低値はゼロであり、マイナスになることはない。

●ダイス目指定(Set one die)
自分のダイスロール前に能力を使用し、ダイス1個の出目を指定できる。(ダイスロール後には能力を使用できない)
チャージトークンを2個消費した場合、両方の出目が選択できる。

●カード位置交換(Exchange)
このカードの位置をいずれかの星域スペースにあるカードと入れ替える。
交換する際、
このカードが星域スペースにあった場合、交換対象のカードは星域スペースに置かれる。
このカードが配備スペースにあった場合、交換対象のカードは配備される。

●勝利(YOU WIN!)
勝利点に関係なく(他プレイヤーが40点以上あっても)即時勝利する。

●2X
ダイス目がn・mだった場合に、以下のいずれかの組み合わせで報酬を受け取れる。「n+mの合計の目を2回」/「nを2回とmを1回」/「nを1回とmを2回」
※能力を使用した際、報酬によってこの能力自身をチャージすることはできない

例:出目『2・5』の場合に能力を使用した場合、以下のいずれかを選ぶ
・通常の報酬『7』+ この能力による『7』を得る
・通常の報酬『2』+『5』+ この能力による『2』を得る
・通常の報酬『2』+『5』+ この能力による『5』を得る

ヴァリアント

ゲーム開始時:光速バージョン

初期資金5クレジットの代わりに、初期資金15クレジットと収入1を受け取る。
各プレイヤーはゲーム開始時、シップカードを1枚購入する代わりに以下の方法で初期シップを購入する。
・ランダムなシップカードを「レベルⅠの山札から4枚/レベルⅡの山札から2枚」引き、合計15クレジット以内で選択する
・選択したカードを各星系へ配置する。その星系の初期シップカードは配備状態になる。購入されなかったカードは山札の下に置かれる
・残ったクレジットはプレイに引き継がれる

一番多くクレジットを残したプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。
同点の場合、購入したシップカードの星域が最大であるプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。(それも同点ならランダムに決定)
手番順によるボーナス("ゲームの準備"参照)を得て、ゲームを開始する。