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(ルールの透明化)
(ゲームの目的セクションを追加、書式を変更、カード枚数を追記)
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== ゲームの目的 ==
姫陣営(姫・旅人・僧侶)と大臣陣営(大臣・兵士)のチームに別れ、それぞれのチームに定められている特定の勝利条件を目指します。<br>
お互いの正体が最初は隠匿されている、正体隠匿系ゲームです。<br>
== ゲームの進行 ==
== ゲームの進行 ==
:プレイヤーには「人物カード」と「行動順カード」が1枚ずつ配られます。※人数が8人に満たない場合、中央に「人物カード」のみが不足分置かれます。
各プレイヤーに、役職が書かれた「人物カード」と数字が書かれた「行動順カード」を1枚ずつ'''裏向き'''に配ります。<br>
:「姫」と「旅人」同士を除き、全プレイヤーの役職は隠匿されています。
「姫」と「旅人」同士はお互いの役職を知っていますが、それを除いて全プレイヤーの役職は隠匿されます。<br>
※プレイ人数が8人未満の場合、不足する分中央に「人物カード」のみが置かれます<br>
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:プレイヤーは「行動順カード」に書かれた順番にアクションを行います。
プレイヤーは「行動順カード」に書かれた順番にアクションを1回ずつ行います。<br>
:「行動順カード」も他プレイヤーに非公開のため、基本的に行動順はランダムとなります。
1から順番に実行し、自分の手番が来るまで行動順カードは公開しません。<br>
 
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:全プレイヤーが1回ずつ手番を行ったら1ラウンド終了です。次のラウンドに移り、再度「行動順カード」を配り直します。
全プレイヤーの手番が終わったら1ラウンド終了です。次のラウンドに移り「行動順カード」を配り直します。<br>
:3ラウンドが終了するか、どちらかのチームが勝利条件を満たした時点で1ゲームが終了します。
3ラウンドが終了するか、どちらかのチームが勝利条件を満たした時点で1ゲームが終了します。<br>
:規定回数のゲーム数(通常は3。オプションで5)を行い、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。  
規定回数のゲーム数(通常は3。オプションで5)を行い、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。 <br>
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:※ラウンド中に「行動不能」になったプレイヤーは、そのゲーム終了まで一切の手番を実行できません。
※ラウンド中に「行動不能」になったプレイヤーは、そのゲーム中は手番を実行できません。 <br>


== それぞれの役職と勝利条件 ==
== それぞれの役職と勝利条件 ==
;'''姫陣営'''
'''姫陣営'''<br>
:【勝利条件】
【勝利条件】
:#大臣を「行動不能」にする ※通常は「指名」で人物カードを公開した後、「捕獲」を行う
:・大臣を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の大臣に対し、「捕獲」アクションを行う)
:#大臣陣営が勝利せず、第3ラウンドが終わる
:・大臣陣営が勝利せず、第3ラウンドが終わる
:【役職】
【役職】
::''姫''(princess) :行動不能になると負けます。旅人と共に公開されても負けです。
: ''姫''(princess) 1枚:行動不能になると負けます。旅人と共に公開されても負けです。
::''旅人''(wonderer) :行動不能になっても負けにはなりません。しかし、姫と共に公開されると負けてしまいます。
: ''旅人''(wonderer) 1枚:行動不能になっても負けにはなりません。しかし、姫と共に公開されると負けてしまいます。
::''僧侶''(priestess) :兵士のフリをしますが姫陣営。勝利条件には直接関わらないので、思い切ったこともできます。
: ''僧侶''(priestess) 1枚:兵士のフリをする姫陣営。勝利条件には直接関わらないので、思い切ったこともできます。
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<br>
;'''大臣陣営'''
'''大臣陣営'''<br>
:【勝利条件】
【勝利条件】
:#姫を「行動不能」にする
:・姫を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の姫に対し、「捕獲」アクションを行う)
:#姫と旅人の両方が「公開」される
:・姫と旅人の両方が「公開」される
:【役職】
【役職】
::''大臣''(minister) :行動不能になると負けます。「質問」の返事で大臣だとわかってしまうので、バレたら兵士に守ってもらいましょう。
: ''大臣''(minister) 1枚:行動不能になると負けます。「質問」の返事で大臣だとわかってしまうので、バレたら兵士に守ってもらいましょう。
::''兵士''(guard) :公開されると行動不能になります。「捕獲」は行えません。(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)
: ''兵士''(guard) 4枚:公開されると行動不能になります。「捕獲」は行えません。(オプションルールでの「盗賊」を除く)
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;'''盗賊陣営'''(オプション)
;'''盗賊陣営'''(オプション)
:【勝利条件】
【勝利条件】
:#他陣営が勝利条件を満たした際、自分が「行動不能」でない(※本来の勝利チームの勝利は無効になる)
:・他陣営が勝利条件を満たした際、自分が「行動不能」でない(※本来の勝利チームの勝利は無効になる)
:【役職】
【役職】
::''盗賊''(thief) :「質問」に対して、姫や大臣のフリをした回答が可能です。「捕獲」と「隠れる/かばう」は行えません。臨機応変に、ゲーム終了まで残りましょう!
: ''盗賊''(thief) 1枚:「質問」に対して、姫や大臣のフリをした回答が可能です。「捕獲」と「隠れる/かばう」は行えません。臨機応変に、ゲーム終了まで残りましょう!


== アクションの詳細 ==
== アクションの詳細 ==
;'''観察'''
===観察===
:他プレイヤーの人物カード、もしくは中央にある人物カードのうち1枚を秘密裏に確認する。
他プレイヤーの人物カード、もしくは中央にある人物カードのうち1枚を秘密裏に確認する。<br>
:見たカードには自分の色の「目」のマーカーが置かれます。
確認したカードには目印としてプレイヤーカラーの「目」のマーカーが置かれる。<br>
;'''質問'''
===質問===
:他プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーに「そこにいるのは何者か?」と質問する。
他プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーに「そこにいるのは何者か?」と質問する。<br>
::「姫」と「旅人」:何もしゃべらない。この返事をしたプレイヤーには姫チームのマーカーが置かれる。
:・「姫」と「旅人」:何もしゃべらない。この返事をしたプレイヤーには姫チームのマーカーが置かれる。
::「大臣」:「バカもん!わしは大臣じゃ!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
:・「大臣」:「バカもん!わしは大臣じゃ!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
::「僧侶」と「兵士」:「やぁ、ご同輩!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
:・「僧侶」と「兵士」:「やぁ、ご同輩!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
;'''指名'''
===指名===
:他プレイヤーの人物カード1枚を指定し、その役職を宣言する。
他プレイヤーの人物カード1枚を指定し、その役職を宣言する。<br>
::役職が一致していた場合:「宣言を受けたプレイヤー」の人物カードが公開される。
:・役職が一致していた場合:「宣言を受けたプレイヤー」の人物カードが公開される。
::役職が異なっていた場合:「宣言をしたプレイヤー」の人物カードが公開される。(すでに公開されている場合は、何も起こりません)
:・役職が異なっていた場合:「宣言をしたプレイヤー」の人物カードが公開される。(すでに公開されている場合は、何も起こらない)
;'''隠れる/かばう'''
===隠れる/かばう===
:※このアクションは第3ラウンドでは実行できません。
※このアクションは第3ラウンドでは実行できない。<br>
:ラウンドが終了するまで、指定されたプレイヤー1人(自分でもよい)は全てのアクションの対象として選ばれません。
ラウンドが終了するまで、指定されたプレイヤー1人(自分でもよい)は全てのアクションの対象として選ばれない。<br>
:なお、アクションを行ったプレイヤーが「行動不能」になったとしても、ラウンド中は効果が継続します。
なお、アクションを行ったプレイヤーが「行動不能」になったとしても、ラウンド中は効果が継続する。<br>
;'''妨害'''
===妨害===
:未行動のプレイヤー1人を指定し、行動順カードを捨てさせます。(捨てさせられたプレイヤーは、そのラウンドの行動ができません)
※この行動を実行したプレイヤーは「行動不能」となり、人物カードも公開されてしまう。<br>
:ただし、この行動を実行したプレイヤーの人物カードは公開され、「行動不能」になってしまうデメリットがあります。
:1.未行動のプレイヤー1人を指定し、行動順カードを捨てさせる。(捨てさせられたプレイヤーは、そのラウンドの行動ができない)
;'''捕獲'''
:2.このラウンド中に「パス」を実行したプレイヤーを指定し、行動順カードを捨てさせる。
:※兵士はこのアクションを実行できません。(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)
===捕獲===
:既に「公開」されている人物カード1枚を指定します。その人物カードを持っているプレイヤーを捕獲します。
※兵士はこのアクションを実行できない。(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)<br>
:捕獲されたプレイヤーは「行動不能」になります。
「公開」状態の人物カードを指定し、その人物カードを持っているプレイヤーを捕獲します。<br>
;'''パス'''
捕獲されたプレイヤーは「行動不能」となる。 <br>
:今回のラウンドで何もしないことを宣言します。
===パス===
:その代わり、次のラウンドで使用する「行動順カード」を「捨て札山」から1枚自由に選ぶことができます。
今回のラウンドで何もしないことを宣言する。<br>
:もし、確保した行動順カードが「妨害」アクションによって捨てさせられた場合は、通常通りに行動順カードが配られます。
その代わり、次のラウンドで使用する「行動順カード」を「捨て札山」から1枚自由に選ぶことができる。<br>
もし、確保した行動順カードが「妨害」アクションによって捨てさせられた場合は、通常通りに行動順カードが配られる。<br>

2022年6月3日 (金) 19:25時点における版

ゲームの目的

姫陣営(姫・旅人・僧侶)と大臣陣営(大臣・兵士)のチームに別れ、それぞれのチームに定められている特定の勝利条件を目指します。
お互いの正体が最初は隠匿されている、正体隠匿系ゲームです。

ゲームの進行

各プレイヤーに、役職が書かれた「人物カード」と数字が書かれた「行動順カード」を1枚ずつ裏向きに配ります。
「姫」と「旅人」同士はお互いの役職を知っていますが、それを除いて全プレイヤーの役職は隠匿されます。
※プレイ人数が8人未満の場合、不足する分中央に「人物カード」のみが置かれます

プレイヤーは「行動順カード」に書かれた順番にアクションを1回ずつ行います。
1から順番に実行し、自分の手番が来るまで行動順カードは公開しません。

全プレイヤーの手番が終わったら1ラウンド終了です。次のラウンドに移り「行動順カード」を配り直します。
3ラウンドが終了するか、どちらかのチームが勝利条件を満たした時点で1ゲームが終了します。
規定回数のゲーム数(通常は3。オプションで5)を行い、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。

※ラウンド中に「行動不能」になったプレイヤーは、そのゲーム中は手番を実行できません。

それぞれの役職と勝利条件

姫陣営
【勝利条件】

・大臣を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の大臣に対し、「捕獲」アクションを行う)
・大臣陣営が勝利せず、第3ラウンドが終わる

【役職】

 (princess) 1枚:行動不能になると負けます。旅人と共に公開されても負けです。
 旅人(wonderer) 1枚:行動不能になっても負けにはなりません。しかし、姫と共に公開されると負けてしまいます。
 僧侶(priestess) 1枚:兵士のフリをする姫陣営。勝利条件には直接関わらないので、思い切ったこともできます。


大臣陣営
【勝利条件】

・姫を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の姫に対し、「捕獲」アクションを行う)
・姫と旅人の両方が「公開」される

【役職】

 大臣(minister) 1枚:行動不能になると負けます。「質問」の返事で大臣だとわかってしまうので、バレたら兵士に守ってもらいましょう。
 兵士(guard) 4枚:公開されると行動不能になります。「捕獲」は行えません。(オプションルールでの「盗賊」を除く)


盗賊陣営(オプション)

【勝利条件】

・他陣営が勝利条件を満たした際、自分が「行動不能」でない(※本来の勝利チームの勝利は無効になる)

【役職】

 盗賊(thief) 1枚:「質問」に対して、姫や大臣のフリをした回答が可能です。「捕獲」と「隠れる/かばう」は行えません。臨機応変に、ゲーム終了まで残りましょう!

アクションの詳細

観察

他プレイヤーの人物カード、もしくは中央にある人物カードのうち1枚を秘密裏に確認する。
確認したカードには目印としてプレイヤーカラーの「目」のマーカーが置かれる。

質問

他プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーに「そこにいるのは何者か?」と質問する。

・「姫」と「旅人」:何もしゃべらない。この返事をしたプレイヤーには姫チームのマーカーが置かれる。
・「大臣」:「バカもん!わしは大臣じゃ!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
・「僧侶」と「兵士」:「やぁ、ご同輩!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。

指名

他プレイヤーの人物カード1枚を指定し、その役職を宣言する。

・役職が一致していた場合:「宣言を受けたプレイヤー」の人物カードが公開される。
・役職が異なっていた場合:「宣言をしたプレイヤー」の人物カードが公開される。(すでに公開されている場合は、何も起こらない)

隠れる/かばう

※このアクションは第3ラウンドでは実行できない。
ラウンドが終了するまで、指定されたプレイヤー1人(自分でもよい)は全てのアクションの対象として選ばれない。
なお、アクションを行ったプレイヤーが「行動不能」になったとしても、ラウンド中は効果が継続する。

妨害

※この行動を実行したプレイヤーは「行動不能」となり、人物カードも公開されてしまう。

1.未行動のプレイヤー1人を指定し、行動順カードを捨てさせる。(捨てさせられたプレイヤーは、そのラウンドの行動ができない)
2.このラウンド中に「パス」を実行したプレイヤーを指定し、行動順カードを捨てさせる。

捕獲

※兵士はこのアクションを実行できない。(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)
「公開」状態の人物カードを指定し、その人物カードを持っているプレイヤーを捕獲します。
捕獲されたプレイヤーは「行動不能」となる。

パス

今回のラウンドで何もしないことを宣言する。
その代わり、次のラウンドで使用する「行動順カード」を「捨て札山」から1枚自由に選ぶことができる。
もし、確保した行動順カードが「妨害」アクションによって捨てさせられた場合は、通常通りに行動順カードが配られる。