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Gamehelpiwari

提供:Board Game Arena
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名作エリアマジョリティゲーム『王と枢機卿』のリメイク作品です。

導入

人類はまだ誕生したばかりで、森、ツンドラ、海岸、氷河、砂漠に点在する部族で暮らしています。イワリには、大勢の人が集まっているわけでも、大陸規模の文明があるわけでもありません。 各部族は先祖代々の故郷を離れ、広大な未開の地を探検し、他の部族と出会い、知識や文化、知恵を交換していきました。

イワリでは、プレイヤーは異なる部族を代表して、旅をしながら5つの異なるタイプの領土に集落を拡大し、自分たちのアイデンティティを確立しようとします。

内容物

ゲームボード

ゲームボードには2つの面があり、それぞれマップが描かれている。マップは赤、緑、青、黄、オレンジのバイオーム(エリア)に別れていて、バイオームは同盟ラインよって他のバイオームと隣接する。
それぞれのバイオームは複数のテントスペースと1つのトーテムスペースを持つ。またテントスペースは道で繋がっている。

テントコマ

ボード上のテントスペースに置かれる駒。プレイヤーごとに自分の色のテントコマを20個持つ。

トーテムコマ

ボード上のトーテムスペースに置かれる駒。プレイヤーごとに自分の色のトーテムコマを8個持つ。

バイオームカード

ツンドラ(赤)13枚、森(緑)12枚、氷河(青)11枚、海岸(黄)11枚、砂漠(オレンジ)10枚の合計57枚がある。
5人プレイでは全てのカードを使う。4人プレイでは各色1枚抜き、2/3人プレイでは各色2枚抜く。
ゲーム開始時に手札として3枚持つ。

山岳トークン

山岳トークンは同盟ライン上に配置され、バイオームどうしの隣接関係を無効化する。これはトーテムの得点化の際に影響する。

セットアップ

1. 各プレイヤーにテント20個とトーテム8個を配る。

2. 山岳トークンを6-(プレイ人数)個ボード上に配置する。配置する場所は山岳アイコンによって決定される。

3. 山札から各プレイヤーに手札3枚を配る。その後、山札から4枚公開してディスプレイとし、山札の横に置く。

これがはじめてのゲームではないなら、次のルールに従うことできる。

手札を配る前に、山札から4枚公開する。その後、ラストプレイヤーから順に、すべてのプレイヤーは山札または公開札からカードを3枚引く。公開札は、プレイヤーが手札を補充し終わるたびに、表向きのカードが4枚になるように補充される。

手番のアクション

手番では2種類のアクションのうちいずれかを実行する。

A)カードの交換
コマの配置を行わない場合、手札から1枚を捨て山札から1枚引く。
または公開されている4枚のうち1枚を取る。公開された札が空いた場合は山札から公開し、補充する。

B)コマの配置
手札からカードを1~3枚プレイし、カードに記されているバイオームにコマを配置する。コマの配置には以下の制約がある。
・エリア内に最初のコマを配置する時は1つのみしか置けない。
・1手番で2つコマを配置しても良い(テント・トーテムの組み合わせは自由)。
・1手番でコマを2つ置く場合は同一エリア内のみ。
・テントは該当スペースにそれぞれ(全プレイヤーで)1つしか置けない。トーテムは重ねて(一番上に)置く。
・エリアにトーテムを置ける数(全プレイヤーの合計)はそのエリアに最もテントを置いているプレイヤーのテントの数。
・なお手札のカードは1コマ置くのに1枚プレイが必要。同じカードを2枚プレイする事で任意のカードの代わりとする事ができる。

その後手札が3枚になるように補充する。カード交換と同様に山札か公開札から獲得し、その後公開札が4枚になるよう補充する。

中間決算

中間決算は最初に山札が尽きた時に行う。
●エリアごとのテントの数を比べて、勝利点を計算する。

テントの数(最多):そのエリアに置かれたテントの総数に等しい得点。
テントの数(2位) :最も多くテントを置いたプレイヤーのテントの数に等しい得点。
テントの数(3位) : 2番目に多くテントを置いたプレイヤーのテントの数に等しい得点。
テントの数(4位) : 3番目に多くテントを置いたプレイヤーのテントの数に等しい得点。
テントの数(5位) : 4番目に多くテントを置いたプレイヤーのテントの数に等しい得点。

同数の場合はどちらも該当プレイヤーとなる。

中間決算後、捨て札をリシャッフルし新しい山札を作り新たなターンを始める。

最終決算

最終決算は2度目に山札が尽きた時に行う。
●中間決算で行ったテント数比べを同じルールで行う。

●集落の得点。
各陣営のテントが4つ以上ルートを経由して連続でつながっていたら、その一群を集落としてあつかう。集落は一筆書きでつながっていなくてもよい。
それぞれの集落で、テント数に等しい勝利点(5つなら5点)を得る。

●トーテムの得点。
ボード上の同盟ライン(2つのエリアの間にある番号が振られたもの)を1から順番に確認(山岳トークンが置かれた数字のものは飛ばす)していき、結ばれた2つのエリアでトーテムコマが最多だった場合、該当エリアの合計トーテムコマ数に等しい勝利点を得る。同点の場合は全員が得点する。

最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利。
タイブレークは、該当プレイヤーの中で未使用のテントとトーテムの合計が多いプレイヤーの勝利。

2人プレイ用ルール

2人プレイの場合、ゲーム中、プレイヤーは第3の部族を共有する。
手番では通常の行動を行った後、新しいカードを引く前に、第3の部族としてのターンを行う。
これは、自分の手番後に手札に残っているカードのうち、少なくとも1枚を使って行う。
もしプレイヤーが第3の部族としてプレイできる残りのカードを持っていない場合、第3の部族のターンは行われない。
第3の部族も他のプレイヤーと同様にポイントを蓄積する。
第3の部族が勝利した場合、両プレイヤーはゲームに敗北する。

オプション

偉業

特定の条件を満たすことで偉業を配置する権利を得る。各得点計算で、偉業の置かれたエリアのテント数の得点、同盟ラインのトーテムの得点倍率が【1+そこに置かれた偉業コマ数】になる(例:2つの偉業コマが置かれたエリアはテントの得点が3倍)。

・団結:集落を1番目に作ったプレイヤーと2番目に作ったプレイヤーが置く権利を得る。置けるエリアは該当集落があるエリアのいずれか。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。
・発見:各エリアの最後のマスにテントを置いた1番目のプレイヤーと2番目のプレイヤーが置く権利を得る。置けるエリアは最後のマスを埋めたエリア以外のエリアのいずれか。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。
・栄誉:山岳トークンの置かれていないいずれかの陸の同盟ラインにまたがる2つのエリアそれぞれにトーテムを置きマジョリティで単独トップを取る。ただちにその同盟ラインに置く。これはトーテム数の得点計算時に倍率を上げる。
・畏敬:山岳トークンの置かれていないいずれかの海の同盟ラインにまたがる2つのエリアそれぞれにトーテムを置きマジョリティで単独トップを取る。ただちにその同盟ラインに置く。これはトーテム数の得点計算時に倍率を上げる。

遠征カード

対応するミッションを完了して遠征を達成した最初のプレイヤーは、カードの右下にある最初の円に表示されている得点をすぐに得る。 同じ遠征を達成した2番目のプレイヤーは、すぐに2番目の円に評されている得点をすぐに得る。
3番目以降の他のプレイヤーはその遠征を達成することはできなくなる。

特別ルール(ゲームボード)

・浮遊大陸
同盟ラインは集落を作成するための道としても機能する。

・氷の大地
同盟ライン1と11は同じエリアを接続する(それぞれについてトーテムの得点計算を行う)。

・ロングロード
最終決算時、紫色の道に配置されたテントを、あたかもエリアに配置してあるかのようにマジョリティ計算でカウントする。